最終更新日:2025/4/14

(株)ミロク情報サービス【東証プライム市場上場】

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東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

ITと財務会計などの知識を駆使して、お客様の期待に応えつづける

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最前線で活躍する営業職とカスタマーサービス職による座談会

ミロク情報サービス(MJS)では会計事務所や中堅・中小企業をITの力で支え続けている。若手の姿が目立つさいたま支社で活躍中の先輩たちに、入社動機や仕事のやりがいなどを語ってもらった。

浜辺 雄輝
さいたま支社 営業グループ長
コンピュータサイエンス学部コンピュータサイエンス学科卒
2013年入社

高野 真耶
さいたま支社 CSグループ長
経済学部経済学科卒
2011年入社

喜田 貴之
さいたま支社 CSグループ長
情報通信学部情報通信学科卒
2014年入社

先輩の横顔

浜辺さんは大学時代、体育会系サッカー部に所属。今はお客様のフットサルチームに加わって汗を流しているそうだ。
有給休暇も取りやすいことから、以前は海外旅行にも出かけていたという高野さん。コロナ禍の自粛により、最近は近場のキャンプにハマっている。
社内にゴルフ愛好家が多い影響を受けて、喜田さんもゴルフを始めたという。社員同士でラウンドに出かけることも多いそうだ。

温かみあふれる社風にひかれ、MJSへの道を選ぶ

――就職活動ではどのような企業を目指していましたか?
高野/最初に考えていたのは証券会社の営業職。経済学部の講義をきっかけに興味を持ちました。試しに別業界にも視野を広げていこうと思ったとき、何気なくIT企業を見るようになり、規模が大きく、安定した企業を何社か探しました。

浜辺/大学で情報処理を専攻していたので、最初からIT企業への就職を考えていました。ただ、選んだ職種はエンジニアではなく、コンサルティング営業。人と接するのが好きだったので、ITでも営業の方が性に合うと思いました。

喜田/私も情報学を学んでいたので、SEになるつもりでいました。開発系ではなく、お客様との関わりのある職種を選択したのはMJSのみ。お客様先に出かけながら技術的なサポートをするCSという仕事に面白みを感じたのが、入社を決めたきっかけになりました。

高野/私の場合、説明会で人事担当者が優しく接してくれたのが決め手となりました。面接後に良かった点をフィードバックしてくれるなど、自分をしっかりと見てくれる会社だと伝わってきたのが大きかったですね。

浜辺/人を大事にする温かみある社風は、随所から感じ取れましたよね。長く安心して働ける会社だと感じて私も入社を決めました。専門性が高い職種に提案をする点には不安があったものの、財務会計は社会人としては生きるに欠かせない分野。働きながら学ぼうと心に決めました。

――どのような仕事に携わっていますか?
浜辺/営業として会計事務所、中堅・中小企業に対して、自社のパッケージシステムなどを提案しています。会計事務所マーケットでは約25%のシェアを有しているだけに既存顧客のケアも多いですが、まだまだ開拓の余地があるため、新規契約にも奔走しています。

高野/CSは、営業が販売したシステムを納品し、その後のサポートをする職種のこと。お客様の要望にあわせて、様々な設定や調整をしたり、操作の支援を行ったりしています。お客様先によって、パソコンやネットワークの環境は千差万別だからこそ、一つひとつの状況を把握することを意識しています。

喜田/私もCSの一人。自社システムとはいえ、会計や販売、給与計算など様々な機能を有しているだけに、対応するべき幅が非常に広いのが難しいところでもあり、面白いところでもあると思っています。

お客様の信頼が高まる瞬間がモチベーションになる

――どんなところに苦労していますか?
浜辺/定期的に発生する税制改正、AI等の登場によるITの急激な進化などによって、システムを提案する私たちは時代に合った専門性を身に付けなくてはなりません。最新情報を収集して勉強していくのが大変ではあります。

喜田/CSもその点は一緒ですね。IT業界は時代の流れが非常に速いだけに、入社した頃の知識は古くなって使えないというケースもよく発生します。新しい知識を身に付けるには、情報系のバックグラウンドがあるということがプラスに働いているとは感じています。ただ財務会計に関しては未経験でしたから、その習得には試行錯誤しました。

高野/私は文系出身の上に、入社前はパソコンが大の苦手。しかも簿記や会計も得意ではない分野でした。しかし、お客様に接する場面の多いCSは、ITについても会計に関しても熟知しておくことで、しっかりと期待に応えなくてはなりません。先輩に聞くと丁寧に教えてくれるので、非常に心強いと感じてきました。

喜田/学ぶためのツールも整っており、研修などもしっかりと開催してくれるのは安心材料でした。最近はWeb研修も整備され、勉強できるチャンスもいっそう増えています。

――印象に残っている案件は?
浜辺/全面的に当社システムに入れ替えてくださった税理士法人のお客様ですね。導入後も友好な関係を築き上げた結果、その事務所のセミナーに当社が協賛してタイアップしたり、新卒採用や人材の定着に関しての相談を受けたりするようになりました。今やお客様と一心同体となって経営課題の解決に臨むなど、強い絆を結べたことが心に残っています。

高野/ある時システム入れ替えで大きなミスをしてしまい、お客様にご迷惑をおかけしてしまいました。誠心誠意謝罪した上で、時間をかけてリカバリーをしたのですが、その時の真摯な対応を気に入ってもらい、ことあるごとに私を頼ってくださるようになりました。人として信頼されたのがとてもうれしかったですね。

喜田/忘れられないのは1年目、初めて操作説明を担当したお客様。システムのことを細かく勉強して説明に上がったものの、一人ではできないことが多すぎて、最終的には先輩に頼って助けてもらうことになりました。頑張っている人間の背中を支え、しっかりとフォローしてくれる会社だから前向きに頑張ってこられたのだと思います。

学ぶ気持ちがあれば、新人のうちからチャンスをつかんでいける

――仕事で感じるやりがいは?
浜辺/入社当時から感じていたのですが、若手であっても税理士や経営者などの人生経験が豊かなお客様と話ができるのがMJSで働く何よりの魅力。私自身、ビジネスパーソンとして大いに刺激を受けており、年々、経営への理解が深まっているのがわかります。

高野/覚えることが多く、勉強し続ける大変さがあるとはいえ、学んでいく気持ちがあれば誰もが同等にチャンスをつかめる会社。自然とモチベーションも高くなります。

喜田/勉強しつづけていればお客様に説明できることも多くなり、仕事を通して自分が成長できていると実感できることは、やりがいにつながりますね。

高野/当社の経営方針に“コンサルティングセールス”の言葉がありますが、その実践には相手の言葉の理解が欠かせません。そのおかげもあってヒアリング力も高まり、コンサルティングできる場面も増えた気がします。

喜田/人を育てる喜びもやりがいの一つ。2人の先輩も同じ役職ですが、私は2年前にグループ長に昇格して後輩をサポートするようになりました。ITも財務会計も専門領域の幅が広いだけに、後輩と一緒になって調べ上げることで同じ目線で成長を支援しています。

――これからの目標は?
浜辺/リモート環境が整った今、訪問せずとも契約が結べる商品も増えており、当社にも変革期が訪れています。その中では、私たちが率先して新しい角度から会社の在り様を考えていかねばならないと思っています。

高野/私もリーダーシップを発揮する立場になっていますので、みんなが働きやすい環境づくりを進めていきたいですね。CSという職種は個人で行動する場面が多く、仕事の進め方はそれぞれに任されている部分が少なくありません。そうした点を平準化し、全員がノウハウを共有していけば、業務効率化が進むのではと思います。

喜田/確かにCSはメンバーによってサービスの提供の仕方がまちまちです。個性は大事にしつつ、土台となる部分の底上げを果たしていけば、より満足してシステムを利用してもらえるようになるはず。私もグループ長としてしっかりと引っ張っていきたいですね。

浜辺/今、上司からの推薦を受けて管理職向けの研修を受けています。いずれは支社をまとめる立場、ひいては会社経営にもチャレンジしたい気持ちが湧き上がっています。

学生の方へメッセージ

■MJSは1年目の若手であってもチャレンジさせてくれる会社です。同世代の社員たちと切磋琢磨しながら、主体性を持って何事にも真剣に向き合ってほしいですね。振り返ると、私が入社した約10年前も、先輩たちが新人の挑戦を応援してくれていました。行き詰まったときには一緒になって対応してくれるなど、親身になって支えてくれる人が多いですから、安心して仕事に臨めるはずです。
<浜辺さん>

■入社して12年が経ちますが、年齢等にかかわらず、誰にでもチャンスが訪れる会社だと感じています。また、北海道から沖縄まで拠点がありますから、希望を出せば自分が働きたい場所でキャリアが積めるかもしれません。
<高野さん>

■就職活動は正直、企業との相性やタイミングが大切だと思います。めげずに頑張っていくことを心掛けてください。自分にとって雰囲気が合う企業を選ぶのが一番いいと思いますので、様々な企業を訪問して比較していきましょう。CSはお客様の困りごとに向き合うだけに、人の話に耳を傾けられる人ならば、技術の有無は関係なしに成長できると思います。
<喜田さん>

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社内の雰囲気は良く、お互いにフラットな視点から意見を述べ合うことができる。コロナ禍前はオフタイムでの交流も多かったそうで、横のつながりも強い組織である。

マイナビ編集部から

1977年に設立されたミロク情報サービス(MJS)では現在、約8400の会計事務所と約10万社の企業に対して、財務会計や経営に関わるパッケージシステムを提供している。ネットワークは首都圏を中心に全国に広がっており、地域特性を鑑みた、きめ細かなサポートも実践。ITと財務会計を熟知する専門企業として、お客様からも絶大なる支持が寄せられている。

今回の取材で感じたのは、勤勉な人材がそろっているということに尽きる。どの社員もITと財務会計の新しい知識を習得するべく、たゆまず勉強することをいとわない。そして、周囲と連携しながらより高いレベルを目指していこうとしている。先輩たちの真っすぐな姿勢に触れれば、学生たちも大いに刺激を受けることだろう。

会計事務所では約25%のシェアがあるなど、経営基盤も盤石そのもの。余計な心配をせず、業務に集中できるのも同社で働くメリットだ。資格取得支援、残業時間の削減、給与水準の引き上げなど社員がよりよく勤務できる環境を整備している。ITと財務会計のプロフェッショナルへの階段を、思う存分駆け上れる会社である。

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取材で訪れたさいたま支社の風景。比較的若い世代の社員が中心となって盛り上げている支社であり、3人の先輩たちも若いうちから大きなチャンスをつかんできた。

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