最終更新日:2025/4/21

南関東日野自動車(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 商社(自動車関連・輸送用機器)
  • 専門店(自動車関連)
  • 損害保険
  • 専門コンサルティング
  • 検査・整備・メンテナンス

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

トラックやバスの販売・整備などを通して人々の生活の根幹を支え、日本の物流に貢献

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社員のやる気を高める充実した教育研修制度と福利厚生が魅力です

トヨタグループの日野自動車直系のトラックやバスを扱うディーラーであり、日野自動車販売会社で最大規模を誇る南関東日野自動車。その営業と人事の各部署で前向きに仕事に取り組む若手社員2人の姿を追った。

■片山 向日葵さん (写真右/2024年入社)
相模原支店 営業部
コミュニケーション学部 コミュニケーション学科卒

■上條 瑛滉さん (写真左/2024年入社)
人事部D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)グループ
経済学部 経営法学科卒

南関東日野自動車のココが魅力!

「トラックを扱う当社は日本の物流を支えており、自分の仕事が社会貢献につながっていると思えるのが当社で働く魅力。お客様からの感謝の言葉が何よりの喜びです」(片山)
人財教育を重視し、部署によって最大6カ月間の新人研修とフォロー研修を行うほか、キャリアアップにつながる研修を実施。社員の能力を高め、人としての成長を促している。
「当社には3つの野球部があり、私は東京野球部に所属。さまざまな部署の人たちと交流でき、メリハリをつけて仕事に向き合えるのが嬉しいですね」(上條)

輸送は物を運ぶ物流インフラの要。トラックやバスの営業を通して、人々の生活を支えたい(片山)

学生時代にコロナ禍となり、インターネットで買い物をする機会が多くなりました。そんな時に注文した物が届かなかったという経験をし、物が当たり前に届くことのありがたさと、物を届けるという行為を支えている人たちがいることに改めて気がつき、物流に興味を持ちました。最初は物流会社に絞って就職活動をしていたのですが、仕事はどうしても事務職が主体。大学で専攻していたコミュニケーションスキルを生かしたいという想いもあったので、別の観点から見てみようと思い立ち、物流会社を探していた時によく目にしていたトラックに注目しました。そして、トラックの販売会社を探していくうちに出会ったのが当社だったんです。当社のWEB説明会に参加した際、採用担当の方がとても親身に接してくださり、「トラックやバスで人の暮らしや物流を支える」という業務内容はもちろん、当社で働く具体的なイメージを描けたことも、入社を決めた理由です。

入社後は、全体研修を受けたあとに営業新任研修があります。ここでは、乗用車も含めた車の構造や商品知識、営業で扱うパソコンの操作などを学ぶほか、商談に関するロールプレイングを行います。はじめのうちは慣れないことも多く苦戦しましたが、数を重ねるうちに、商談の流れや受け止め方、お客様への対応の仕方、提案方法などが身につき、自分の成長を日々実感することができました。10月1日から本配属になり、先輩の営業に同行するように。同行して感じたのは、ベテランの方ほど話にメリハリがあるということ。お客様との雑談を大事に楽しみながらも、商談となると真剣に相手に向き合うその姿が信頼につながっているのだと感じました。

10月末から独り立ちし、現在は座間市エリアを担当。トラックを持っている会社や以前持っていた会社を中心に訪問し、お困り事をヒアリングして解決策を提案・商談・販売につなげていきます。お客様先にこまめに訪問し、顔と名前を覚えてもらい、何気ない会話から潜在的なニーズを引き出していく。その過程が面白く、そこから成約に結び付けばやりがいを感じます。お客様がトラックなどの整備で困っていたら、まず営業に連絡が来ます。そこから整備を行う部署につなげるので、営業は他部署との連携が非常に重要です。これからも部門間のコミュニケーションを大切にし、お客様への情報提供やサービスの向上に努めていきたいと思っています。

徹底的に学べる研修制度や自主的に学べる環境があるからこそ、自信を持って仕事に取り組めます(上條)

私が就職活動の軸にしていたのは、自己成長できる機会が多く、自分の努力をしっかり評価してくれる会社で働きたいということ、小学生の時から続けてきた野球を社会人になってからも続けたいという想いです。その気持ちを大学の先輩に相談し、紹介されたのが野球部のある当社でした。話を聞くうちに業務内容に興味を覚え、すぐに応募して面接を受けました。面接を担当してくれた方々が本当に穏やかな方ばかりで、私に真剣に向き合って話をしてくれる温かさ、人を大切にする社風が伝わってきて、私も自分の気持ちや考えを素直に話すことができました。

入社後は新人研修としてビジネスマナーや当社の業務、職種の内容、仕事の流れなどを学びます。その後、営業、整備、部品、事務などの各部門に分かれ、実践を通して業務の基礎知識やスキルを身につけます。11月にはフォロー研修を受講。これは3年目まで年に1回行われるもので、部署を超えて新人が集まり、グループワークを通して配属後の成功体験と失敗体験を共有し、その後の仕事に生かしていきます。同期と悩みを分かち合い、情報を交換することで刺激を受けるとともに、何事にも確認を怠らず、細かいミスをなくしていこうと、新たな課題を見つけられた貴重な時間となりました。

事務職である私は、6月半ばから本配属になり、人事部の研修グループからスタートしました。現在、D&Iグループで、整備の専門的な技術や知識を習得するために日本で就労する外国人技能実習生のサポートを担当。ビザやパスポートの申請手続き、生活支援、日本語の語学力向上のサポートなどのほか、東京・千葉・埼玉・神奈川の各支店に出向き、3カ月に1回、困り事がないかを確認するために定期的な面談を行っています。サポートを行う上で大切にしているのは、実習生の真意を汲み取ること。悩みや相談事があっても、内に秘めている人が多いのが実情で、「日本で暮らしやすいように精いっぱい支援するので打ち明けてほしい」という想いを真剣に伝えるとともに、実習生たちの言葉遣いや表情、ちょっとした仕草などを見逃さないよう、こちらから声かけをして引き出すようにしています。だんだん心を開いてくれて、笑顔で話しかけてくれたり、求められた証明書などに早期に対応できた時に喜んでくれる笑顔を見るのが嬉しくて、それがやりがいでもあり、仕事へのモチベーションにつながっています。

何でも相談できる頼もしい先輩方のサポートを受けながら、目標実現に向けて前向きに挑戦しています

私が仕事をする上で心がけていることは「手ぶらで訪問しないこと」。商品カタログやキャンペーンのチラシなどはもちろん、何かしらのお客様に有利になる情報、話を引き出せるようなキーワードづくりができる物を持参し、話の流れに応じて提供するようにしています。以前、お客様との雑談からトラックが欲しいという流れになり、車に積んである資料を即座に取り出してご説明したところ、商談に持っていくことができました。そのような経験もあり、お客様のお困り事を解決するために迅速に動けるよう、車にはいろいろな物を積んでいるんです。

営業は物流業界で頑張っているお客様と直接やりとりをすることが仕事であり、そのお客様の事業を支え、成長に貢献できることが大きなやりがいだと感じています。これからも、先輩のよいところを吸収し、笑顔と親しみやすさ、コミュニケーション力をセールスポイントに、自分流の営業スタイルを築きたい。そして、後輩の成長につなげるためにも、当社の女性営業のロールモデルとして経験値を高めていきたいと思っています。
(片山)

当社は個人を大切に、上司や先輩が自分の意見や考えに耳を傾けてくれる環境なので、実習生に対してやってみたいことをどんどん発信できますし、実現に向けて一緒に考えてくれる土壌があります。人事部の研修グループにいた時、各国から来ている実習生の共通言語が英語であることから、英語のセミナーの開催を提案したところ、採用されたんです。入社したての私の意見を取り入れてもらい、実現できた時は大きな達成感を味わいました。

今、習熟した技能と経験を持った外国人が取得できる難易度の高い自動車整備分野の特定技能2号をめざす実習生がいるので、合格に向けてサポートしていきたいと思っています。私はまだまだわからないことが多く、先輩がサポートやアドバイスをしてくれるのですが「頭に辞書が入ってるんじゃないか」と思えるほど、どんな質問をしてもすぐに資料や答えが返ってきます。当社には、セミナーや講習を受けられる機会が多いので、積極的に受講して知識の引き出しを増やし、業務効率を上げるとともに、先輩の背中を追いかけながら経験を重ねていきたいです。
(上條)

学生の方へメッセージ

私は、大学ではメディアに関しても専門的に学んでいたので、周りにはIT系やテレビ局などをめざす人が多く、私もインフラ物流業界をめざす前に、IT系の業界に進もうとしていました。しかし、自分がやりたいこととは違う気がして就職活動をやり直した結果、当社に入社しました。悩んでいると時間はすぐに過ぎてしまうので、何か疑問を感じたらやり直す決心も必要だと思います。みなさんも、何に魅力を感じ、本当にやりたい仕事は何かをきちんと吟味して就職活動に臨んでくださいね。当社は福利厚生も充実しており、人の温かさがあふれています。人と話すのが好きな人はぜひ当社に挑戦してみてください。
(片山)

当社では東京・千葉・埼玉・神奈川各県の持ち回りで、年に1回、それぞれの個性を生かした社内イベントが行われます。今年は埼玉県で開催され、午前は蒸気機関車乗車体験や川下り体験など好きなコースに自由参加し、午後に全員集合してバーベキューを行いました。体も気持ちもリフレッシュできます。ふだん交流のない人と関わり、話がはずんだりするとコミュニケーションも深まりますよね。私たち新人も顔と名前を覚えてもらえますし、一体感が感じられて仕事へのモチベーションも高まります。実習生と仕事を離れた場で接することができることも、お互いに親近感を感じられて、その後の仕事に生かすことができています。
(上條)

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年に1回開催される社内イベント。同社は社員の意見を積極的に取り入れているが、このイベントも若手社員の「もっとほかの社員と交流したい」という声から誕生した。

マイナビ編集部から

南関東日野自動車は、トヨタグループにおける日野自動車直系の販売会社として、トラックやバスの販売・整備をはじめトータルサポートを展開。顧客の要望に応じて、業務コストの削減や最適な商品の提案などトータルソリューションを提供し、高い信頼を得ている。

この背景には、日野グループの「人、そして物の移動を支え、豊かで住みよい世界と未来に貢献する」という理念を胸に、顧客のビジネスと地域に貢献し続けたいというブレない姿勢がある。そしてその理念を支えているのは社員一人ひとりの能力と人間性だ。同社では、徹底した研修をはじめとする人財教育やモチベーションを高めるためのワークライフバランス実現への各種取り組みなど、社員が「自ら感じ、自ら考え、自ら働きかける」能力や資質の育成に力を注いでいる。今回取材した2人からも、将来へのキャリアビジョンや目標をしっかり持ち、自分の仕事への興味と誇りを持って前向きに取り組んでいる様子が感じられた。また、社内イベントだけでなく、「嬉しいことの共有の場」として社内の掲示板のようなサイトも立ち上げ、自由に交流できる場を設けているという。社員の健康を第一とする同社は、仕事を楽しみながら生き生きと働き、みんなで成長できる会社だと感じる取材だった。

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日野自動車製のトラックやバスは顧客の要望や使用目的に合わせて一つひとつカスタマイズ。販売だけでなく、アフターサービスにも力を入れている。

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