最終更新日:2025/4/4

(株)オイシス

  • 正社員

業種

  • 食品
  • 商社(食品・農林・水産)
  • 専門店(食品・日用品)
  • 給食・デリカ・フードビジネス

基本情報

本社
兵庫県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

各部門が連携したモノづくりと社員1人ひとりの挑戦が、オイシスのおいしさの秘密!

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1日1,000種類以上の食品を生産する総合食品メーカー

パンや麺類、総菜、デザートなど多様な製造のノウハウを活かし、「おいしさ」にこだわった商品を生み出し続けている「オイシス」。各部門で挑戦を続ける先輩社員に、それぞれの仕事のやりがいを語ってもらった。

【営業】
◇粟井 友博:パン事業部 営業部 量販課 チーフ/2013年入社/経済学部卒

【開発・品質管理】
◇住友 帆夏:パン事業部 戦略推進室 /2023年入社/農林海洋科学部卒

【リテイル】
◇高峰 愛美:リテイルベーカリー事業部/2016年入社/法学部卒

先輩たちの仕事風景

新商品や売場づくりの提案から、商品開発やパッケージデザインなどクリエイティブな仕事まで。提案した製品が店頭に並んだ時のやりがいはひとしおです!(粟井)
多くの人に愛されるヒット商品をうみだすことが今後の目標です!部署のメンバーや製造スタッフとも連携しながら、「おいしさ」を追及し続けていきたいです。(住友)
店舗のスタッフと協力しながら、より良い商品や店舗づくりに取り組めるのは「リテイル」ならではの魅力。お客さまの声が何よりのモチベーションに!(高峰 ※写真中央)

【営業】若手のうちからチャンスがもらえ、自分のアイデアを活かして自由度高く働ける環境が魅力!

・「パン事業部」の営業について
就職活動をする中で「本当に自分が進みたい道は」と自問した時、真っ先に思い浮かんだのが学生時代に続けていたスーパーでのアルバイト。「この商品はどこでどうやって作られているんだろう」という素朴な疑問を突き詰め、私たちの生活に必要不可欠な食品に関わる仕事をしたいと考えるようになりました。オイシスは地域に根差した事業展開をしており、地元関西に貢献できる理想的な会社だと感じ入社しました。
現在は「パン事業部」の営業部に所属し、皆さんもよくご存知の大手スーパーなどを中心に担当しています。毎月のバイヤーさんへの提案のほか、各メーカーが集まって棚割を決める会議などもあり、自社製品の強みをアピールしつつ、パン売場全体の売上アップにも貢献できる提案を心掛けています。先日、私が提案していた新製品が定番商品として棚に置いてもらえることに。こんなことは滅多にないことだけに、オイシスの商品力はもちろん、長年にわたって信頼関係を築いてきた先輩の力があってこそのことと、誇らしい思いで胸が一杯になりました!
私も先輩方に恥じず、「オイシスの顔」として自信を持って営業活動ができるよう、さらに成長していきたいと思います。

・「デリカ事業部」の営業について
その他、私の所属するパン事業部以外にも、「デリカ事業部」という営業部署もあります。
このデリカ事業部では、大手スーパーに向けた営業を行っています。当社はパンのイメージが強いかもしれませんが、実は惣菜やデザート、サラダ、麺類などのデリカ分野も得意にしており、幅広い商品を提案できるのが強みです。特にデリカの場合、開発により密接に関わり、お客様の要望をカタチにしていけるのが魅力。例えば「季節を感じられ、売場でぱっと目を惹く華やかなスイーツがほしい」という要望に対し、10月はハロウィーンに合わせてかぼちゃを使ったパフェ、クリスマスにはワンランク上の華やかなパフェを開発。売れ行きも好調で、お客様にも喜んでいただけました。
若手のうちからチャンスをもらえ、自分のアイデアを活かして自由度高く働けるのがオイシスの魅力。自分で考え行動できるので、仕事がとても面白いんです。先輩に教えてもらった恩を返せるように、今度は自分が後輩を導き、楽しく仕事ができる環境をつくれる人になっていきたいですね。(粟井)

【開発・品質管理】魅力的な商品を安定供給し、食の安心・安全を支えるやりがい!

・「商品開発」について
現在は戦略推進室で、パンの新商品の開発や、より良い製造環境の整備にも取り組んでいます。
商品開発においては、魅力的な商品を企画するだけでなく、工場で安定的に製造できるようにすることが重要なポイント。製造現場の機械にはそれぞれ特徴があり、素材や工程に制約も出てきますので、ラボの試作どおりのレシピでは量産化できないこともあります。また、工場では大勢の人が働いていますので、誰が担当しても同じ品質になるように、工程を簡素化・効率化することも大切。製造現場で働いていた時に感じていた課題にも改めて向き合いながら、より良い方法を検討しています。製造の担当者と一緒に試行錯誤して完成した商品ですので、綺麗に焼きあがっているところや、実際に店頭に並んでいるところを見た時の感動はひとしお。自分の得意分野や経験を存分にいかせていることに、大きなやりがいを感じています。

・「品質管理」について
開発担当者が直接対応する機会は稀ですが、当社にも品質管理部門があります。
オイシスでは、世界標準の食品衛生管理手法「HACCP」に基づいて、商品への異物混入を未然に防ぐため工場内設備の点検や、商品や原料の細菌検査を日々実施しているほか、生産スタッフの皆さんに安心・安全な食品を製造するルールを遵守してもらうため衛生指導も行っています。生産現場スタッフは年上の方も多いので、ただルールを伝えるだけではなく、普段からコミュニケーションを取りながら、なぜこのルールを守らないといけないのか、どこが行いにくいのかなど話をしっかり行ったり、掲示を増やしたりします。品質管理の担当社員は、こうした継続した取り組みで生産環境が改善していくとやりがいを感じます。若手でも良い案を出せば、どんどん採用されるため、今後は品質管理へ届くお客様の声をもっと現場の方と情報共有を深め、さらに品質管理へつなげていきたいと考えています。そのためにもオイシスでは、外部セミナーや他工場の品質管理との意見交換に参加してより知識を高め、作業手順や衛生管理手順などの改善提案を随時行っています。(住友)

【リテイル】お客さまから「美味しかった」の声を直接聞けることが、何よりのやりがいに!

オイシスのリテイルベーカリー部門には、「直営店運営」と「販売インストラクター」の二つがあります。
・「販売インストラクター」について
私の場合、入社後は「販売インストラクター」として直営ベーカリーに勤務し、売上管理、商品の品質や店内ディスプレイのチェック、スタッフへの指導など、店舗運営全般に携わりました。現在は本部勤務で、イベント時や急な人員不足の時に店舗業務をサポートするほか、担当する2 店舗を巡回しながら、より良い店舗運営ができるように、設備の管理やスタッフへの指導を行っています。店舗勤務の時と違って、普段の様子を直接見ているわけではありませんので、スタッフとの情報共有がとても大切。まずは良いことも悪いことも何でも相談してもらえるように、普段から何気ない会話を楽しみながら、スタッフ1 人ひとりと信頼関係を築くように心掛けています。「この前こんなことがあって大変だったけど、頑張りましたよ」と
成長を感じる報告をしてくれたり、最近では「この作業はこうしたほうが効率が良いと思います」と積極的に提案してくれることも増えてきました。自分たちでより良い店舗をつくっていこうという一体感と店舗への愛情が感じられて、とても嬉しいですね。「高峰さん待ってましたよ!」「話したいことがいっぱいあるんです」と頼られることも多くなってきて、大きなやりがいを感じています。

・「直営店運営」について
もうひとつの「直営店運営」では、入社後まずは直営ベーカリーで、パンを焼き上げる「焼成」からスタートします。その後、生地をつくる「仕込み」からパンの形をつくる「成形」まで、すべての工程を学んでいきます。レシピやマニュアルはありますが、どの工程でもつくり手の技術が求められます。特に生地づくりにおいては、気温や湿度によって発酵速度が変わってきますので、その日の環境やほかの業務とのバランスも考えながら進めなくてはいけません。試行錯誤の連続ですが、自分で考えて取り組むからこそ成長も感じられますし、お客さまから「このお店の食パン、本当に美味しいね」という声をいただいた時には、頑張って良かったと心から思いますね。「直営店運営」と「販売インストラクター」はそれぞれ別々の部
署となっていて、途中で部署異動することはありませんが、お互いにサポートし合って、お客様に喜んでいただけるパン屋さんを目指しています。(高峰)

学生の方へメッセージ

「先輩社員からのコメント」
【パンの営業社員より】総合デイリーフーズメーカーとして幅広い商品、取引先を有し、若手にも活躍の場がたくさんあります。みんなで協力して会社を盛り上げていこうという社風で、チームワークも抜群です。社風に注目してみると、自分にマッチした企業が見つかるかもしれませんね。

【デリカの営業社員より】食に興味があって、「こういうのを作ってみたい」「売ってみたい」という思いがある人は、きっとこの業界で充実した毎日を過ごせるはず。コラボ商品の開発などもあるため、ぜひ学生のうちから情報感度を高くして業界研究などをしてみると、実際の仕事にもつながってくると思います。

【商品開発の社員より】入社1年目から、やりがいのある仕事を手掛けながら成長できますし、チームに欠かせない存在として活躍できます。自分の意見を発信する機会も自然と多くなりました!

【品質管理の社員より】品質管理の仕事は責任感のある人が適任。製造現場には年上の方も多いですから、誰とでもコミュニケーションが図れ、自分の意思を持って努力できる人が活躍できると思います。

【リテイルベーカリー社員より】上司との距離が近く、何でも相談できる環境です。企業研究の際は、研修制度や企業独自のサポート体制を探ってみることをお勧めします。

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様々な部署の人材が一体となってものづくりしているのがオイシス。年1回の社員旅行を通じ、様々な仕事に携わる人とコミュニケーションする機会もあります!

マイナビ編集部から

オイシスは、1948年にパン・和洋菓子製造販売の近畿食品工業(株)として創業。その後(株)アロームや富士屋(株)といった関西の老舗パンメーカーを次々に傘下に加え、2000年に現在の(株)オイシスに社名を変更した。各種パン類のほか冷凍生地、麺類、調理麺、米飯、総菜、和菓子、洋菓子、チルドデザートなど扱い製品は多岐に渡り、1日に生産される商品は約1,000種類。各工場で商品別に生産していたが、2013年10月に稼働した滋賀工場を加えた9工場で、互いに補完し合える「ダブルファクトリー」体制が完成した。2023 年には、創業75 周年を迎え、総合食品メーカーとして、さらなる飛躍が期待される。
今回の取材では多彩な部署で活躍する先輩たちから話を伺ったが、オイシスの幅広いフィールドには驚かされた。
リテイルベーカリー部門にはパン製造のほか店舗運営やマネジメントといった多彩なステージが用意されており、商品開発や品質管理は各工場で「毎日おいしい」「安心・安全」をしっかりと守っている。営業に関しても、自ら考え、行動し、地域の購買層に合わせた販売プランを提案できる面白さがある。目新しいだけではなく、常にニーズを捉えた商品作りに取り組んでいるのだ。 食品という生活に必要なものを扱う責任を感じながらも、活き活きと仕事に取り組む社員の方の姿が印象的であった。

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2013年10月、滋賀工場が本格稼働。麺類やデザート製造のほか、他の8工場の生産を補完する「ダブルファクトリー」体制が完成した。

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