最終更新日:2025/4/9

(株)ジョイフルエーケー

  • 正社員

業種

  • ホームセンター
  • 専門店(ホビー・ペット関連)
  • 建材・エクステリア
  • インテリア・住宅関連
  • 住宅(リフォーム)

基本情報

本社
北海道

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

自分で考え、自分で動かしていく! 一人ひとりの発想が、前進の原動力となる集団

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ビジネスを考える喜びが、若いうちから実感できる会社

若手からベテランまで。社員の話しぶりから伝わってきたのは、自分自身が店舗オーナーであるかのような姿勢だった。ボトムアップが尊ばれる環境のなか、主体的に仕事と向き合う社員たちの声をお伝えする。

■廣瀬 峻平さん(中央)
 2022年入社/循環農学部農業経済学科卒
 屯田店建築資材担当

■寺下 力さん(左)
 2015年入社/スポーツ人間学部スポーツビジネス学科卒
 屯田店ブロック長

■荒谷 琢さん(右)
 2007年入社/工学部環境デザイン学科卒
 大曲店副店長

先輩たちの休日

【廣瀬さん】春夏秋は、釣りに出かけることが多い。秋の楽しみは、浜益での秋鮭釣り。また、積丹方面まで足を延ばし、ウニなどが見れる素潜りも楽しみの一つ。
【寺下さん】夏はキャンプ、冬はスキーやスノボ、スケートなどのウインタースポーツを楽しむ。とにかく身体を動かすことが大好きで、最近はボルダリングに熱中している。
【荒谷さん】以前、草サッカーなどもやっていたが、最近は御無沙汰気味とのこと。休日は、基本的に野球、サッカー、ラグビーなどスポーツ観戦をしていることが多い。

個人だけでなく、工事のプロもお客さま。大きな売り上げが立つ仕事に、販売職の手ごたえを実感

大学では農業経済について学びましたが、早い段階から一般企業に目を向けていました。ジョイフルエーケーについては、実家近くに店舗があったため、子どもの頃から通っていました。いろんなモノにふれられる、楽しい場所という認識でしたね。
当社に魅力を感じたのは、詳しい話を聞くなか、指示どおりに淡々と仕事をする会社でないということが分かったからです。一人ひとりが、自分で考えることが求められる。さらに、やりたいことがあれば、入社1年目からでも業務に反映したり、ルール化することもできる。そんな、個の力を信じてくれる企業姿勢が、とても魅力的に映りました。

入社以来、建築資材の販売を担当していますが、お客さまの大半は施工に携わるプロフェッショナルです。具体的な取扱品としては、鉄を使った配水管、脚立、建築現場で使われる足場など。個人でなく、会社を対象とした販売となるため、一つの案件で何百万円という大きな売り上げが立つこともあります。しかし、プロを対象としているだけに、商談では専門的な建築用語が次々と飛び出してきます。入社1年目は、それを理解するのが大変でしたね。
しかし、大きな商談をまとめることができるのは、この仕事ならではの醍醐味だと思います。まだ入社して間もない頃、現場で使用される丸パイプを大量に販売した時は、味わったことのない達成感がありました。以降、そのお客さまには繰り返し、数百万円単位のお買い物をしていただいています。

入ってみて分かったのは、思っていたより、お客さまとの距離が近いということです。何度か言葉を交わすうち「廣瀬さんいる?」と、指名してくださるお客さまも少なくありません。
また、当社の良いところは、自分が作った売り場でモノを売ることができる点。さらに、上司や同僚など縦横のつながりも良好で、窮屈に感じたことはありません。休みも取りやすく、また、シフトが決まった後も部門内で調整することができるなど、柔軟に対応してもらうことができます。

これからは、さらに販売スキルを高めていき、まずは部門責任者をめざしたいと思います。そして、機会があれば他の売り場も担当してみたいですね。いろんなモノを扱って、幅広い視野を養っていきたいと考えています。(廣瀬さん)

売り場づくりの、全権限を持つブロック長。とにかく動き出し、修正しながら、少しでも前をめざす!

就活では何社も面接を受け、説明会に参加するため、東京まで足を延ばしたこともありました。しかし、何か違和感があって、当社に勤めていた一つ上の先輩に、相談してみることにしました。「お客さまと話をして、問題を解決する仕事がしたい」という私に、先輩は「それならジョイフルエーケーが良い」とアドバイス。お客さまとしっかり向き合い、お困りごとを解決する喜びが味わえる会社だと教えてくれました。

入社1年目、屯田店に配属となり、担当することになったのは、洗剤やシャンプーなどを扱う日用消耗品部門でした。ここで、早くも2年目から、部門責任者として部門全体を見る役職に抜擢されました。これは、当社においても異例のことだと思います。結局、屯田店で6年間にわたり部門責任者を務め、7年目からは大麻店に異動。ここでも、日用消耗品部門の部門責任者として、1年間仕事に取り組みました。そして再び、この屯田店に戻って、今度はインテリア部門というカーペットなどを取り扱う部門で部門責任者を経験。今年からブロック長に抜擢され、インテリア、仏壇、収納、カーテン、寝具の5部門を見る立場となりました。

ブロック長の役割は、各部門の部門責任者を束ねていくことにあります。部門責任者は販売の第一線で動くプレイヤーなのですが、ブロック長はそれを管理していく立場なのです。たとえば、その月にやるべきことが、ちゃんと実行されているか? 売るべきものが、ちゃんと売れているか? もし、それが達成されていないなら、打開策をうち出していきます。そして、ブロック長には、現場運営に関わるほとんどの権限が与えられています。「これは、お客さまのためになる」と確信できるのなら、ブロック長の判断で実行することができるのです。なぜなら、当社には「現場は、現場が考えて動かす」という考えが、深く根づいているからです。当然、それだけの責任もともないますが、売り場を作っているという、確かな実感が持てるわけです。
何でも、率先してやっていく立場にありますが、時には自分の判断が合っているのか? と不安になることもあります。そんな時、いつも自分に言い聞かせているのは「もし間違っていたら、そこから照準を修正していけばよい」という言葉です。とにかく動き出して、軌道修正しながら、少しでも前に進むことを心がけていますね。(寺下さん)

経験を積み、大きな視野を培っていける環境。会社はさらなる出店攻勢、ブランド性の確立を視野に

学生時代、アルバイトで接客の仕事をしていたことから、当社に興味を持ちました。いろんな企業を検討しましたが、特に当社での働き方について、共感できる部分が大きかったですね。数多くの品揃えを用意し、スタッフ一人ひとりがそれらについて積極的に学び、アイデアを凝らして売っていく。その過程が、とても面白そうに感じられたのでした。

入社1年目、屯田店に配属となり、担当したのは大型機械でした。具体的には除雪機、チェーンソー、草刈り機といった商品です。そして7年後、大曲店に異動となり部門責任者に昇格。大型機械部門の責任者として、商品の売り方や売り場作りを考えるとともに、売上管理や在庫管理、スタッフの指導などに携わるようになりました。その後、2016年にオープンした大麻店の立ち上げに関わり、同店でブロック長として大型機械、工具、木材、建築資材など6部門を見る仕事に取り組んだ後、副店長に昇格いたしました。
副店長の仕事は、店長の方針にしたがって、何をやるべきかを具体的な施策に落とし込む部分にあります。たとえば、販促イベントとして、春先ですと木材や塗料に関連した催事を行ったりなど、さまざまな販売戦略を打ち出していかなければなりません。ブロック長と比較した場合、見る部門の数が増えるばかりでなく、方針を施策に落とし込んでいくという難しさがあります。

入社して良かったと思えるのは、仕事を通していろんな商品を知ることができたことです。それは、プライベートでも大いに役立っています。特にDIYが好きな方ではなかったのですが、自然に工事の知識がついてくるので、家の補修などもやってみたりしています。また、コミュニケーションが取りやすい点も、当社の魅力だと思います。みんなで一つの方向に向かって、お店を作っていくのは楽しいですね。

今後、当社はさらに店舗数を増やし、北海道で多くの人に働いてもらえる環境を作っていく方針です。また、今のところ「ホームセンター」というカテゴリーに分類されていますが、より柔軟な考え方のもと「ジョイフルエーケーとは、こういうお店」と、広く認知されるブランド性の確立に取り組んでいこうとしています。販売においては、工場建設や鉄道の延伸工事など、今後、道内ではさまざまな工事が予定されています。当社の果たす役割も、ますます大きくなっていくことでしょう。(荒谷さん)

学生の方へメッセージ

【廣瀬さん】一人ひとり、意見を出すことが尊重される会社です。アイデアがいっぱい出てくる人には、向いていると思います。そういう人は、楽しく仕事ができるでしょう。学生時代のアルバイトでも、もっとこうしたら良いとか、いろいろ考えられる人には、まさにお薦めですね。どの部門でも、最初は分からないことだらけですが、イチから学んでいける環境があるので、全く心配は要りません。

【寺下さん】売場担当から部門責任者、ブロック長など立場は変わっても、現場の考えが尊重されるところに、当社の特長があります。徹底した現場主義のもと、やりたいことがあるなら、それを実現できる環境です。動き出そうとする人については、上司もそれを止めません。たとえるなら、会社の中の小さな会社を動かす経営者のような気持ちで、仕事に取り組めるのです。主体的にアクションを起こしたいという人には、まさに、うってつけの環境ですね。

【荒谷さん】私が学生の時もそうでしたが、仕事の詳細については、分からないまま動くことがほとんどだと思います。しかし、それは仕方のないことだと思います。究極のところ、学生のみなさんが興味を持てるところ、楽しそうな会社に飛び込むのが一番だと思います。確信が持てなくても、楽しそうに思えた会社なら、取り組むうちに好きになっていくものだと思います。

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全員一丸となって、一つの売り場、そして店舗をもり立てている社員たち。社員間の仲の良さから生まれる、一体感ある社風も魅力のひとつと言えるだろう。

マイナビ編集部から

同社を取材して、強く感じたのが社員の意見を積極的に実現していく、ボトムアップ型の運営姿勢である。取材対象者の証言からも、その実態が浮かび上がってきた。
廣瀬さんは、入社早々から陳列方法、販促POPなどの変更を部門責任者をはじめとする上司に相談。アドバイスをもらった後、すみやかに実行することができたという。
ブロック長になった寺下さんは、マーケティングリサーチを行う回数が増えたとのこと。さりげなく入ったお店でも、店頭部分でどんな商品を展開しているのか? どういうサービスを提供することで、付加価値をつけようとしているのか? など、いろんなことをチェックするようになったとのこと。こうしたヒントから、販売アイデアが生まれることも少なくないと語る。一方、副店長の荒谷さんによると、部門責任者が「こういう売り場を作りたい」と申し出た場合、店長・副店長は可能な限り、それは後押しするとのこと。たとえば、そのアイデアが売り場面積の制限から実現不可能だった場合、別のスペースを削ってまで、実現できるようサポートするということだった。そして、こうした提言は入社1年目の売場担当であっても、積極的に行うことができる。単なる販売スタッフに収まらない、早い段階から自分の手で店舗を動かし、商いの面白さを実感したいという人にとって、このうえなく魅力的な企業と言えるだろう。

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生活に密着した商品から、プロユースの資材・機材までを幅広く網羅。販売の最前線で浮かんだアイデアを反映させながら、自分で売り場を創り上げていくことができる。

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