最終更新日:2025/6/23

西多摩運送(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 物流・倉庫
  • 陸運(貨物・バス・タクシー)
  • 自動車・自動車部品
  • 食品
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

多彩な企業の物流・各種輸送を担う当社。学生時代の「興味」も生きてきます。

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入社後に知ったこの仕事のやりがい・面白さをお話しします!

・Yさん 総務部総務課(2015年入社)
・Hさん 営業部営業課(1999年入社)

創業70年超、という長い歴史を誇る西多摩運送株式会社。多数の自社車両を保有し、多様な輸送業務を手がけているのはもちろん、名の知れた有名大手企業やメーカーの大型物流センター業務も数多く手がけており、その仕事内容も幅広い。今回登場していただいのは、入社4年目、14年目の社員たち。世代も経験も違う2人の目線から語られる、同社の仕事の面白さとは? 日々の仕事姿勢や心がけ、社会人になる前に取り組んだことなども交えながら、大いに語っていただきました。

学生の皆さんへ

幅広い業種業界と関われる仕事なので、普段から情報アンテナを高く持ち、友達の話もよく聞くようにしています。現場の仕事ができる日が今から楽しみですね。(Yさん)
若手に対する面倒見のよさや、人情味あふれる空気感も当社の魅力。会社選びでは、意外と「人」や「出会い」が決め手になることも多いのでは?と思います。(Hさん)
多くの方に知られた企業やメーカー、百貨店などとの取引も多い当社。お住まいのエリアにもよりますが、皆さんも直接・間接的に当社の仕事に接しているかもしれません。

調べる力を生かし、業務や社について積極的に学ぶ日々。「新しい知識習得を楽しんでいます!」

小さい頃から食べることが大好きだった私。学生時代は社会学部でマーケティングを学びながら、食にまつわる授業も積極的に受講し、アルバイトも飲食店…と食品業界へ向けて一直線に突き進んでいました。そんな私が当社に出会ったのは、合同企業説明会でした。気になるブースの隣に偶然、当社があり、「食品を扱う上で流通はとても大切」ということは知っていたので、お話を聞いてみようと思いました。その際、震災時の物資輸送の話を聞き、物流業界の社会的な重要性を改めて実感。また、自社のことを包み隠さず話してくださる誠実な姿勢や、私の体調の心配までしながら優しく接してくださる人事の方に好感を持ったこともあり、採用試験を受けてみようと思いました。

そうして入社となったわけですが、まさか食以外の業界に飛び込むとは思っていなかったので、業界知識はほぼゼロ。しかし、入社後に見聞きすることが何もかも新鮮で、学ぶことが楽しかったです。入社以来3年半、総務部に在籍していますが、全営業所の社員と関われる部署なので、毎日いろいろなことが起こり、さまざまな問い合わせもいただくので、ルーティンワークとは違って刺激の多い日々を送れています。総務部は、基本的に社内のために仕事をする部署。営業の方が気持ちよく仕事ができるよう、後方から支援する「何でも屋」です。心がけているのは、小さな話も聞き逃さないこと。報告や相談があってから動くのではなく、会話からできるだけ現状を把握し、先んじて対応準備をしておくようにしています。言われてから動く機会が少なくなったせいか家族にも「以前より能動的になった」なんて言われますね。

学生時代からの積み重ねで役立っているなと思うのは、「すぐに自分で調べる習慣」が身についていること。私は祖父の影響で盆栽が趣味なのですが、育て方や病気の際のケアなどさまざまな知識が必要なため、何でもすぐに調べるクセがついています。仕事でも、先輩に教えてもらうだけでなく、気になったことはすぐに自分でも調べるようにしています。今の業務には直接関係のないことでも、いずれきっと役立つはず。法令等もどんどん新しくなるので、過去に事例のない対応をしなければならない場面もありますが、「ここで学んでおけば、社内でも自分だけの武器になるはず」と思いますし、新しい知識習得にも積極的に励めているかと思います。

(総務部 総務課 Yさん)

野球で培った持久力を発揮しながら、各部で活躍。「いずれ大型物流センターを作るのが目標です」

私は法学部出身ですが、学生時代を思い返せば、野球に打ち込んでいたことが思い浮かびます。同時に、コンビニやファミレス、配達や住宅関係などのアルバイトにも取り組みました。特にコンビニでは社員の仕事ぶりも間近で見られましたし、「流通や運送業界がいかに重要な役割を握っているか」を自然と学ぶことができました。そうした経験から、就活ではコンビニや流通を担う企業を中心に選考を受けていました。その中で一番に内定をくださり「ぜひ来てほしい」と熱意を伝えてくださったのが当社で、縁を感じて入社を決めました。社会人としての準備は特にしていませんでしたが、小学校から大学まで野球を続けたことで、ひとつのことに取り組む持久力や目上の人へのマナー、あいさつの習慣などは知らずに身についていたのだな…と実感しています。

入社後は総務部で3年間、当社について学び、以降10年間は流通加工部門、いわゆるセンター業務を担当しました。まずは大手百貨店の通販出荷センターで経験を積み、その後、大手玩具メーカーの出荷センター立ち上げへ。どちらも200~400人のスタッフが働く大規模なセンターです。20代という若さで全体をまとめる役割を任せていただき、やりがいは大きかったですね。進捗管理や業務の段取りに加え、現場の声を吸い上げながら最善策を模索していく業務改善にも積極的に取り組みました。各スタッフの気持ちや忙しさの度合いにも注意を払いつつ、最適な判断を下していく機会が多くありましたので、全体の状況や周りを見る力が鍛えられたように思います。名の知れた企業の物流を一手に担っているやりがいに加え、自分の考えでセンターの動きをコントロールできる点も非常に面白かったです。大企業ではない分、自由度は高く、若手の意見もしっかり聞いてくれる会社だと思います。

その後、営業部に異動し、現在は新規のお客さまを獲得する部隊で勉強をしている最中です。難しさは、やはり金額面。配送のニーズは日増しに高くなっておりますが、むやみに案件を獲得したところで、自社の不利益になってしまっては本末転倒です。できるだけ利益の取れる商材に狙いを定めるなどの工夫もしながら、適正な金額を提示していくことを心がけています。しばらくはここで新しい分野の経験を積み、いずれは配達も一括で請け負えるような、大型の物流センターを作るのが私の目標です。

(営業企画本部 営業課 Hさん)

今後の目標と学生の皆さんへのメッセージ

私のモットーは「仕事は楽しく!」ということ。その経験が先々どう転ぶかは分かりません。そんななかでも、自分で何かしら楽しみを見つけていくようにすると、日々のモチベーションも違ってくるはず。加えて、若いときは自分から仕事を見つけにいく姿勢を心がけておくといいかもしれません。できることが少ない立場で「仕事ないですか?」と受け身で待っていても、忙しい先輩方を煩わせるだけ。そう考え、私は入社当初、自分でできる小さな仕事を探して動くようにしていたところ、その姿勢をよく褒めていただきました。もちろん、業務でうまくいかず迷惑をかけたことも多々ありますが、上司はいつもじっくり相談に乗ってくださり、かつ矢面にも立ってくださり、安心を感じながら成長させていただきました。

そんな私も4年目になる今年からは“主任”という大役を任せていただき、後輩の育成を担当しています。たった2人とはいえ、マネジメントの難しさを痛感する日々ですが、この経験も力にして、いずれHさんのようにセンター業務や営業職なども経験してみたいです。
(Yさん)

学生の皆さんに伝えたいのは「会社は『今見えている景色』がすべてではない」ということ。私自身が当社に入社する前は小物配送が中心の会社でしたが、入社数年後にはカサモノ(家具家電など)配送が主軸になっている…という変化を体験しています。自社で配送する案件もあれば、配送部分は別業者に委託する案件もありますし、2年前からは冷凍車両を導入し、食品業界の配送なども手がけ始めています。世の中の動きも非常に速くなっていますし、現状に甘んじず、今後も新しい業種業界にチャレンジしていく必要があると思っています。当社としても、この先どんな業界と関わっていくかは未知数ですし、チャンスも無限大にあると思いますね。

特に営業部へ来てから感じていますが、一言で「物流」と言っても、扱える幅は非常に広い。一例ではありますが、スポーツ用品、カメラ、家電、生活雑貨、薬、食品等々、多種多様な業界と手を組んで仕事ができる可能性があります。私は野球ばかりに打ち込んできて、興味の幅が狭かったな…という反省もあり、学生時代は浅くでいいので広くいろいろな分野に興味を持っておくと、後々どこかで生きてくると思います。
(Hさん)

学生の方へメッセージ~人事担当から

どの企業でも同様だと思いますが、社会人として企業で働くからには、「よく学ぶ」ことが欠かせません。そういった意味では、学生生活も「よく学ぶ」土台を作るための大事な期間であると考えます。身の回りで起こるさまざまな出来事についてよく考え、自分なりの意見を持ち、周囲に発信していく――。それが、会社でも「必要とされる人材」になるための第一歩です。今のうちからそうした習慣を身につけておくと、社会人になってから大いに役立つと思います。西多摩運送は、そうした「よく学ぶ」皆さんを心から応援したいと思っています。

(人事担当/Hさん)

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世の中の商品の「動き」をコントロールしている業界。各店舗や自分の手元に欲しい商品が届く、そんな当たり前の日常を支えている仕事の魅力をぜひ知ってみよう。

マイナビ編集部から

運送・流通業界は直接関わる機会が少なく、具体的なイメージが湧きづらい側面もあるが、あらゆる人々の消費生活を支えており、社会的にも非常に重要な役割を担っている仕事である。オンラインサービス隆盛の時代、言わずもがな、その需要や重要性は増大しており、さらなる発展・効率化が求められている状況だ。多摩地域を中心に70年超の歴史を築いてきた同社も、そうした変化に積極的に取り組んでいる企業のひとつ。新しいシステム構築・導入はもちろん、地域に密着した活動も推進しながら関東圏以外にも拠点を増やしており、今後もニーズに応じてエリアを広げていく構えだと言う。

一見、忙しいイメージもある業界だが、同社では休暇制度や福利厚生面も徹底されており、社内からは「想像していた以上にしっかりと休める会社で、趣味にも時間を取れている」という声も聞かれた。人と人とのつながりや助け合いの気持ちを感じられる温かい風土でありながらも、「タテ社会の雰囲気や強制感は一切なく、ちょうどいい距離感があり、社内の居心地がいい」といった若手の意見も印象的であった。今回登場した2名とも、もともとは別業界を志していたものの、同社に出会い、実際に取り組むなかで、この仕事の面白さを実感していったとのこと。百聞は一見にしかず。少しでも興味を感じた方は、ぜひ一度この業界や同社の仕事について、ご自身の目で確かめてみてはいかがだろうか。

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世の中の商品の「動き」をコントロールしている業界。各店舗や自分の手元に欲しい商品が届く、そんな当たり前の日常を支えている仕事の魅力をぜひ知ってみよう。

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