最終更新日:2025/4/10

(株)スズキ自販茨城

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 専門店(自動車関連)
  • 商社(自動車関連・輸送用機器)
  • 自動車・自動車部品
  • 検査・整備・メンテナンス
  • 損害保険

基本情報

本社
茨城県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

自分らしさを大切にする営業スタイルで地域のカーライフをサポート

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若手社員が描くキャリアと仕事のやりがい

スズキの直営ディーラーとして茨城エリアで地域のカーライフを支えるスズキ自販茨城。3名の先輩社員にキャリアパスや仕事のやりがいについて話を伺うと、同社が企業として大切にする姿勢が浮かび上がってきた。

■縄野 あやさん(写真中)
スズキアリーナ取手 直販営業/2023年入社

■大関 逸幹さん(写真左)
スズキアリーナ守谷 直販営業/2022年入社

■武藤 杏奈さん(写真右)
スズキアリーナつくば研究学園 直販営業/2019年入社

学生の皆さんへ

「まずは笑顔と挨拶がしっかりとできれば大丈夫。いつも誰かが助けてくれる環境があるので、失敗を恐れずにチャレンジして成長できると思います」と縄野さん。
「もともと車が好きならプラスにはなりますが、そうでなくても研修が充実しているのでまったく問題ありません。私自身も入社当初は詳しくなかったですよ」と大関さん。
「同年代の社員がとても多くて楽しい雰囲気のある会社です。いろいろなお客様と話せることが、この仕事の何よりの面白さだと思いますね」と武藤さん。

6ヶ月間の研修で不安を払拭!お客様との会話が仕事のやりがい【縄野さん】

地元の茨城で長く働き続けたいという思いで入社しました。学生時代は車の知識が乏しく、新たな世界に飛び込む期待にあふれる一方で、「自分にできるだろうか」という不安もありましたが、6ヶ月間の新人研修でそんな不安は払拭されました。集合研修では同期と一緒にビジネスマナーや自動車の基礎知識、事業内容などについてみっちりと学び、その後の仮配属では先輩社員の商談に同席するなどして実務を少しずつ吸収。じっくり準備できたおかげで、10月の本配属後はスムーズに仕事に入ることができました。

ただ、もともと私は人見知りをしやすい性格。人と話すことは好きでも、営業職としてお客様と向き合えるだろうかという心配がありました。それでも、「まずはお客様のお話をしっかり聞く」という基本を胸に刻むことで、趣味や休日の過ごし方、ご家族のことなどを自然と聞けるようになり、そこから提案を広げられるようになっていきました。性格そのものは大きく変わっていませんが、経験を積むうちに「仕事モード」のスイッチを入れる感覚が養われ、コミュニケーションを楽しめるようになったのは大きな成長だと感じています。

この仕事のやりがいは、お客様から直接感謝やお褒めの言葉をいただけることです。お客様の思いに応える提案ができ、「ありがとう」といったうれしい言葉をいただけた瞬間は大きな達成感に包まれます。営業職として販売台数などの目標を達成することにも喜びを感じます。入社前は厳しい競争率もイメージしていましたが、実際は全く異なりました。先輩がアドバイスをくれたり、成約を取ると店舗全体で「おめでとう」と祝福してくれたり、皆で支え合って目標を達成していく温かい雰囲気があったからです。全社の保険ロールプレイングコンテストにも推薦されて出場し4位を受賞した際も、多くの仲間が「頑張ったね」と声をかけてくれました。こうした風土に支えられ、スズキ販売士資格などの社内資格にも積極的に挑戦しています。

まだ2年目ということもあり、先輩に助けてもらう場面も多いですが、今後は店舗内で頼られる存在になることが目標です。店舗を引っ張る役割を担えるようになりたいですし、私が丁寧に教わってきたように後輩の育成にも力を入れていきたいと考えています。

小さな心がけで信頼を積み重ね、お客様との深い関係を構築【大関さん】

営業職に興味を持ち、車と不動産のどちらに進むか迷いましたが、自分の愛車がスズキのスイフトだったことが決め手となって当社に入社を決めました。スズキ車は、デザイン性や安全性能、コストパフォーマンスなどに優れていると感じており、そうした魅力を多くの人に伝えてみたいと思ったのです。

入社後に初めて成約をいただいたのは、なんと仮配属中の研修期間でした。自分が対応させていただいたお客様が購入を前提に来店されており、2回のご来店で契約が決まったのです。予想外のスピードで結果を出せたことに自分も大変驚きましたが、この経験が営業職の楽しさや達成感を知るきっかけとなり、その後の自信にもつながりました。本配属後も日々努力を重ね、安定して成約をいただいています。

これまでに特に印象的だったのは、ジムニーを購入していただいたあるお客様とのやり取りです。この車種は非常に人気が高く、納車まで1年ほどかかりましたが、お客様は「じっくり待つよ」と楽しみにしてくださいました。長期間お待ちいただけたのは、納車までの間も丁寧にフォローし、信頼を深められたからだと思います。

営業職としては成約をいただくと本当にうれしいのですが、お客様はその後のカーライフを楽しみにされていますから、販売後の対応こそが大切だと思っています。納車後も定期的に点検やメンテナンスのご案内を行い、些細な質問や相談にも丁寧に対応することで、「次の車もお願いしたい」と言っていただける信頼を築くことが私の目標です。また、配属当初に店長から「来場アンケートに電話番号が記載されていたら、その日のうちにお礼の連絡をするように」とアドバイスを受けました。はじめは言われた通りに行動していましたが、経験を積むうちに、こうした小さな心がけが信頼関係を築く第一歩になることを実感しました。何気ない日々の積み重ねが、お客様との深い関係につながっていくのだと思っています。

お客様がカーライフを楽しまれている姿を見ていると、スズキ車を扱う営業職としての誇りや喜びを感じます。これからも一人ひとりのお客様と真摯に向き合い、スズキ車の魅力を伝えながら、地域に根ざしたカーライフアドバイザーとして成長していきたいです。

「営業職っぽくない」と言われながら自分らしい営業スタイルを確立【武藤さん】

スズキの人気車種の1つ、ジムニーが大好きだったことが、スズキ自販茨城に興味をもったきっかけです。前職は飲食業で人と直接関わる仕事が好きだったので、当社で車の営業に挑戦してみようと思いました。もともと車に関する知識はほとんどありませんでしたが、入社後は先輩方から「まずは挨拶をしっかり」「お客様の話をよく聞こう」といった基本から丁寧に教えてもらえて、自分のできることを無理なく増やせました。困ったことがあればすぐに相談できる雰囲気があるため、入社から1年ほど経った頃には1人で商談の流れを組み立てられる自信がついたと思います。

初めて契約をいただいたのは入社3ヶ月目の頃。1人で商談に臨みましたが、先輩や店長が「どう提案すればお客様に喜んでいただけるか」を一緒に考えてフォローしてくれました。そのおかげで成約が決まったときの達成感は今でも忘れられませんし、そのときにご縁をいただいたお客様とは店舗が異動になった後もお付き合いが続いています。ほかにも、わざわざ異動先の店舗に足を運んでメンテナンスを受けてくださるお客様もいるなど、深い関係性を築けることはこの仕事ならではの喜びです。

営業の仕事において販売台数を伸ばしていくことは確かに重要ですが、その基盤となるのはお客様との関係づくりです。そのために心がけているのは、まず自分自身の話をすることでお客様に安心感を持っていただいたり、何気ない会話の内容をメモしておき、次にお会いした際にその話題を出したりすることです。こうした積み重ねが信頼につながり、その結果、ご家族やご友人を紹介していただくことが増え、販売台数も伸びていきました。

学生の皆さんは、営業職と聞くと売上をとるためにガツガツとしているイメージをもたれるかもしれません。しかし、私はお客様から「のんびりしていて親しみやすい」「営業っぽくない」と言われることが多いタイプです。ほかにも当社にはいろんなタイプのスタッフがいて、それぞれが自分の個性を生かしながら活躍しています。当社での営業は、単に数字を追うのではなく、心の通った人間関係を築ける仕事だと感じています。これからも、一人ひとりのお客様とのつながりを大切にしながら、自分らしい接客スタイルで店舗や会社に貢献していきたいと思っています。

学生の方へメッセージ

「この業界に入りたい」「自分はこの職種に向いている」など、あらかじめ将来のビジョンを限定した上で企業研究に取り組む学生が少なくないようです。しかし、実際に企業を訪れたり先輩社員と話したりすると、「もしかしたら、自分にはこんな適性があるかもしれない」といった新たな発見を得られることも多いです。たとえば、当社の場合、最初は「車を販売する営業職」というイメージを持つ方もいますが、実際に現場を見ると、カーライフを総合的に支える仕事だと気づいてもらえます。ですから、頭の中で考えるだけではなく、積極的に足を運ぶことも大切にしてください。

一方で、「やりたいことが見つからない」という学生さんに出会うこともあります。ただ、話をよく聞いてみると、それは「職業が決まらない」だけであり、「生まれ育った地元に貢献したい」「家族に誇れる仕事がしたい」「スーツを着こなす仕事をしたい」など、自分なりの望む生き方や働き方のイメージを持っている場合も多いのです。職業にこだわるのではなく、こうした理想の人生を実現できそうかという観点から探してみると、自分に合った会社に巡り合える可能性が広がるでしょう。ぜひ当社の事業内容やワークスタイルに目を向けて、あなたの理想のキャリアを実現できそうか、調べたり足を運んでみてください。
<採用担当:鹿島貴史さん、入江美衣さん>

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「業務に必要な知識やスキルは、6ヶ月間の新人研修をはじめとした体系的な教育プログラムを通じて身に付けられます」と、採用担当の鹿島さんと入江さん。

マイナビ編集部から

スズキ自販茨城は、スズキ車の正規販売代理店として、茨城エリアに根ざした事業を展開している。今回インタビューした3名の若手社員のお話からは、お客様一人ひとりに寄り添って信頼関係を培い、車の販売にとどまらず、カーライフに関わるさまざまなニーズに対応していることが伝わってきた。その姿勢は単なる営業というより、「カーライフアドバイザー」と呼ぶにふさわしいものだ。

同社には、「入社するまで車に詳しくなかった」という社員が少なくない。それでも入社1年目から専門知識を生かして対応できるのは、6ヶ月間にも及ぶ新人研修のプログラムを通じ、営業活動に必要な知識やスキルを体系的に学べる環境があるからだ。入社後にじっくりと準備できるため自信を持って現場に立つことができ、その後も先輩や上司の手厚いサポートに支えられて成長できる。そのように安心して挑戦できる環境があるからこそ、現場でお客様に向き合う余裕が生まれるのだろう。

2025年には、水戸市に新本社が完成する予定だ。地域の拠点としてさらに存在感を高め、地域住民とのつながりをより深めていくことが期待されている。

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社員がのびのびと働ける背景には、働きやすい環境づくりに注力しているからだ。社員の心身の健康を大切にしており、6年連続で健康経営優良法人に認定されている。
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