最終更新日:2025/4/10

(株)スズキ自販千葉

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 商社(自動車関連・輸送用機器)
  • 専門店(自動車関連)
  • 自動車・自動車部品
  • 損害保険
  • サービス(その他)

基本情報

本社
千葉県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

元々は美容業界を志望!クルマの知識はなかったものの、働きやすさに惹かれ入社を決意

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カーディーラーで活躍する若手が就活時代をプレイバック!

千葉県北部エリアをテリトリーとし、スズキの新車・中古車の販売や整備を手がけている「スズキ自販千葉」。営業職として活躍する若手社員に、就職活動のことや現在の仕事内容、やりがいなどを伺いました。

★直販営業
 石山 帆乃香さん
 2021年入社
 総合経営学部起業コース卒

スズキ自販千葉の特徴

「就職活動で出会った社員の方々の人柄に惹かれて、入社することにしました」と石山さん。人間関係が抜群の職場なので、とても働きやすいと感じているという。
スズキ車の販売・整備を通じ、地域の方々のカーライフをサポートするプロとして、クルマを売って終わりではなく、お客さまと長いお付き合いができるのも魅力だ。
スズキは、軽自動車のラインナップが豊富。収納スペースが多いのも魅力で、幅広い客層から支持されている。また、スズキを代表するジムニーには、熱狂的なファンも多い。

学校で開催された就職イベントやインターンシップを通して、当社に興味を持った

学生時代は総合経営学部起業コースで、起業や美容について学んでいました。大学では珍しく、エステティシャンを目指すカリキュラムもあり、資格取得に向けて友だちと放課後に手技の練習に打ち込んだのがいい思い出。頑張った甲斐があって、無事エステティシャンの資格を取ることができました。当時、勉強以外で力を入れていたのはアルバイトです。ファミレスの接客、ピザの配達、スポーツジムの見回りスタッフと、3つの仕事を掛け持ちしていました。

大学でエステティシャンになるための勉強をしていたので、就職活動当初は美容業界での就職を考えていたんです。ところが、学校で開催された就職イベントを通して当社と出会い、この業界にも興味を持つようになりました。きっかけは、総務・人事の担当者さんがフレンドリーで話しやすかったから。クルマには興味がなかったのですが、“人”の魅力に惹かれて当社に注目するようになりました。

企業理解を深めるうえで役立ったのは、インターンシップです。当社のインターンシップでは、来店されたお客さまのクルマの誘導やドリンクの提供などの実務を体験。その店舗で働いていた営業担当の女性社員の方がかっこよかったことが、今でも強く印象に残っています。ランチ休憩の際にその方と話す機会があり、積極的にいろいろなことを質問。オンとオフのメリハリがつけやすく、旅行にも行きやすいという話を聞いて、「プライベートも充実させられそう」と志望意欲が高まりました。

面接対策で役立ったのは、大学の先輩のアドバイスです。「どのようなことを聞かれたのか」「どういった対応をしたのか」など、自身の体験をいろいろ教えてもらい、本番に向けて準備を進めていきました。また、ゼミの先生からの助言もありがたかったです。「背伸びするより、素の自分で臨んだほうがいい」というアドバイスをもとに、自分らしさを大切にしながら面接を受けるよう心がけました。

面接に向けて、エントリーシートの内容も工夫しました。アピールしやすい内容に特化して作成した結果、「エステティシャンになる勉強をしていたのに、なぜカーディーラーの世界へ?」「なぜアルバイトを3つも掛け持ちしていたの?」と聞かれることが多く、スムーズに対応することができました。

社員の人柄に惹かれて入社!手厚い教育体制が整っているので、知識ゼロからでも安心

最終的にエステティシャンの道ではなく、カーディーラーの当社を選んだ理由は、大学の就職イベントやインターンシップで接した社員の方々の印象が一番よかったから。また店舗で働くだけでなく、お客さまのもとを訪れることもあるなど、仕事の幅が広いことも魅力に感じた理由です。私の地元である千葉に根ざしてずっと働ける点も、決め手のひとつ。ワークライフバランスが抜群で、産休・育休の取得実績も多く、安心して長く活躍できる環境が整っていたことも志望理由になりました。

クルマの知識がほとんどなかった私にとって、ありがたかったのは手厚い教育制度です。入社後1カ月間は、ビジネスマナーからスズキの歴史、それぞれのクルマの特徴や性能、営業の流れまでを学んでいきました。5月からは店舗に配属され、OJT研修がスタート。先輩の商談に同席したり、ロールプレイングをしてもらったりしながら、営業スキルを身につけていきました。

カーディーラーの営業は、お客さまのニーズや予算を伺ったうえで、“理想のクルマ”を一緒に見つけていく仕事。クルマのことだけでなく、ローンのアドバイスや自動車保険の提案を行い、販売後も定期点検や車検のご案内などを通して、お客さまと長くお付き合いできるのが特徴です。

私はOJT研修中から、先輩のフォローを受けながら、商談の一部を任せてもらえるようになりました。そうやって少しずつ、自分一人でできることを増やしていき、7月には独り立ち。知識ゼロからの挑戦でしたが、面倒見のいい先輩たちのおかげで、安心してデビューすることができました。

職場は若手が多く、何でも気軽に質問できる雰囲気です。加えて、入社してからわかったのですが、当社には助け合うカルチャーが根づいており、「一人じゃない!」と思える環境があること、そして常に先輩が気にかけてくれるので安心感があります。新人時代、「早く先輩たちのように活躍しなきゃ!」と肩に力が入っていたのですが、「無理しなくていいからね」と先輩に言われて気持ちが楽になりました。

プラスαの提案でお客さまを幸せにする仕事!頑張りが数字で表れるのも魅力

この仕事の醍醐味は、プラスαの提案によってお客さまに喜んでもらえるところです。以前、他メーカーと当社の軽自動車で迷われている方がいました。軽自動車は後部座席までエアコンの風が届きにくいことがあるのですが、小さなお子さまがいらっしゃるとのことだったので、サーキュレーターが搭載されている車種を提案。同時に、収納スペースの広さもアピールしたところ、契約に至りました。後日、「石山さんの言う通りにして正解だった」と言われたときの喜びは、今でも忘れられません。

高齢者のお客さまに、視界が広いクルマや運転支援機能がついたクルマを提案して喜ばれたこともありました。また、畑仕事をされる方に「トランクスペースに腰を掛けて休めますよ」と車高が少し高いクルマを提案したところ、「そんな使い方もあったのか」と驚かれたことも。お客さまがクルマを利用されるシーンを想像し、より快適なカーライフを過ごせる提案を行うことが、私たちの存在価値だと言えるでしょう。

自分の頑張りが数字でしっかり表れるのも、この仕事のやりがいです。ひと月に13台売れたときには、大きな達成感を味わえました。先述したとおり、売って終わりではなく、定期点検や車検、買い換えなどを通して、お客さまと長くお付き合いできるのも魅力で、お客さまからお知り合いを紹介してもらえたり、買い換えの際に「すべて石山さんに任せるよ」と言われたりしたときは、信頼されているんだと実感します。

日々接するお客さまは、年齢も、性別も、職業もさまざまです。いろいろな方々とコミュニケーションを取るうえで、学生時代に掛け持ちしていたアルバイトの経験がダイレクトに役立っていることも実感。また、私が在籍していた大学では留学生が多く、さまざまな国の学生たちと接した経験が、外国人のお客さまと接する際に生きています。

当社には、仕事と子育てを両立しながら活躍している先輩がたくさんいます。私もまもなく、産休・育休を取得する予定。職場復帰してからの話ですが、目標は仕事も子育ても100%頑張ること。さらに、自分の経験を生かし、ライフステージが変化しても安心して働ける環境をつくっていけたらいいな、と思っています。

学生の方へメッセージ

企業研究の第一歩としておすすめなのは、多くの会社のインターンシップに参加してみることです。興味の有無にかかわらず、いろいろ参加してみることが大事。そうすることでイメージと現実のギャップを埋められますし、「おもしろそう」と思える仕事と出会えるなど、意外な発見があるかもしれません。

また社員の方々に直接質問できる機会があれば、気になることを積極的に質問してみてください。その際、仕事のやりがいやモチベーションといったポジティブなことだけでなく、仕事で苦労することや壁にぶつかったエピソードも聞いてみるといいでしょう。どんな仕事でも大変なことはあるので、それをどう乗り越えたかを知ることは、自分の将来にも役立つと思います。

企業研究を深めていく際は、自分が譲れない軸を明確にすることがポイント。もしも、軸を決めることができない方は、逆に「やりたくないこと」「イヤなこと」にスポットを当ててみることも、ひとつの方法です。

カーディーラー業界で企業研究をするなら、営業スタイルに注目してみてください。店舗での商談だけでなく、お客さまのご自宅を訪問するところもあるなど、各社の違いをしっかり理解することで、理想の1社を見つけることができると思います。

〈人事担当/大塚 志保さん〉

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若手が多く、活気ある職場。新人の気持ちをよく理解している先輩たちがしっかりフォローしてくれるので、クルマに詳しくなくても安心して一歩を踏み出せる。

マイナビ編集部から

幕張に本社を構え、千葉県の北部エリアに根ざしてクルマの販売、整備を手がけている「スズキ自販千葉」。地域密着で、50年以上にわたって人々のカーライフをサポートしてきた。同社の特徴は、ショールームでの販売のほか、販売店への卸売りも手がけているところ。BtoCだけでなく、販売店の経営者たちに向けたBtoBの営業に携わることもできる。

20~30代が主体となって活躍しているのも、特徴のひとつ。若手の先輩が多いため、些細なことでも気兼ねなく質問できるのが魅力だ。個人プレーの仕事ながら、チームワークも抜群。誰かが困っていたらみんなで助け合い、営業に役立つ情報をシェアし合っているという。仲間想いのメンバーが揃う会社ながら、仕事とプライベートをしっかり線引きする社員が多いのもポイントで、居心地は抜群だ。そういった職場だからこそ、若手のうちから成功体験を味わうことができる。石山さんは、独り立ちした月に初契約を獲得したそうだ。

同社では「クルマに興味がなかった」というメンバーが多数活躍している。「接客が好き」「長くお客さまと関われる仕事に就きたい」という理由で飛び込んでくる方が多いとか。石山さんのインタビューからも、接客の醍醐味を味わうことができ、大きなやりがいを味わえる仕事だということがよくわかった。

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有給の平均取得日数9.5日を含めると、年間休日は平均120日以上。さらに社内制度として育休取得の実績もあるなど、安心して長く働くことができる。
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