最終更新日:2025/4/10

クオリカ(株)【TISインテックグループ】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 情報処理
  • ソフトウエア
  • インターネット関連

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

アカウント営業とシステム運用。その仕事内容とやりがいとは

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社員2人が語るそれぞれの担当業務

アカウント営業に携わる入社4年目のS.Mさんと、システム運用に携わる中堅社員のS.Yさん。ITの最前線で仕事をする2人に、入社のきっかけや現在の仕事内容、やりがい、そして今後の目標について伺った。

※所属部署、年次等は取材当時の情報です

インダストリービジネス事業部 インダストリービジネス営業部
S.Mさん(文学部卒/入社4年目)

プラットフォームサービス事業部 フラットフォームサービス4部
S.Yさん(法学部卒/入社13年目)

社員のプライベート時間

「最近、一人暮らしを始めました。料理にハマっていて、休日は魚を焼いたり、和食を作ったりして過ごします。料理教室にも通って腕を磨いているんですよ」(S.Mさん)
「趣味は走ることですね。今度フルマラソンの大会に出るんです。3時間30分を切れたらいいなと思っています」(S.Yさん)
「新人らしさがあるうちに、さまざまな部署の先輩や同僚、お客さまに積極的に質問して、知識やノウハウをどんどん身に付けていきたいと思っています」(S.Mさん)

ITのアカウント営業。いちばんのやりがいは、案件を獲得した時

未来を感じる業種に携わってみたいと思い、IT営業一本に絞って就職活動を進め、当社への入社を決めました。入社後は約2カ月にわたる新入社員研修でビジネスマナーやプレゼンテーション、受注に至るまでの流れなどについて学んだ後、製造業のお客さまにソリューションを提供する営業統括本部営業2部(当時)に配属。現在は、外資系大手自動車メーカーや日本を代表する造船会社など、大手製造業のアカウント営業を手掛けています。基本的には、開発担当の社員と一緒にお客さまのもとを訪ね、社内外のソリューションを組み合わせながら提供したり、既存のソリューションをカスタマイズしたりして、お客さまの抱える課題を解決していきます。自ら手を挙げてアカウント営業を担当することになったわけですが、正直な話、当時入社2年目の私に任せてもらえるとは思ってもみませんでした。まだまだ失敗と勉強の連続ですが、毎日が充実しています。

仕事のやりがいを感じるのは、何といっても案件を獲得したときです。なかでも大手造船会社の案件が決まった時は、本当にうれしかったです。私が主体となって動いていたこともあり、お客さまを煩わせない程度にたびたび進捗状況を伺ったり、改善点を聞いたりと、お客さまのニーズを汲み取るためにできる限りの努力をしました。さらに、お客さまの声を自分のなかで落とし込んだ上で、開発担当の社員に伝え、提案内容や受注金額について何度も議論しながら資料の作成を進めていきました。受注が決まった時は、努力がついに実ったのだと、心の底から喜びをかみしめました。また、当時入社2年目の私にとって初めての大きな成果ということで、先輩や同僚は自分の事のように喜んでくれました。周囲の人々に支えられていることを実感し、仕事に対するモチベーションがさらに高まるきっかけになりました。
(S.Mさん)

データセンターの運用業務。大切なのはコミュニケーション力

新入社員研修を終えた後、サーバやデータセンター、ネットワークなど、ソフトウエア開発のためのインフラ基盤の構築や運用を手掛ける「プラットフォームサービス事業部」に配属されました。現在は、フラットフォームサービス4部で、データセンターの運用業務に携わっています。

仕事内容について具体的に申し上げますと、エラーの監視や、サーバ、ネットワーク、ストレージといったリソースの監視などの一般的な「運用」業務に加えて、OSやミドルウェアの設定変更や定型的な業務の自動化などにより、システムの安定的な稼働や運用の効率化を図る「運用改善」の取り組みを進めています。やりがいを感じるのは、運用改善によって、営業経由でお客さまから「しっかりとした良いシステムだね」と、お褒めの言葉をいただいたときです。また、システムの安定によって同僚が他業務にも時間を割けるようになったとか、繁忙期であっても比較的早く帰宅できるようになったとか、社内外を含めて目に見える効果が現れたときですね。“達成感の絶対値”は間違いなく高い仕事だと思います。

技術力さえ十分であれば仕事をする上で不足ないと思っていましたが、実際に仕事を始めて気づいたことは、立場の異なる人同士の意見の調整など、人間的な側面がとても重要であるという点です。例えば、運用業務を円滑に進めるためには、社内の基盤構築やアプリケーションの担当者、営業の担当者、そして、お客さまとの意見の擦り合わせが不可欠です。さまざまなプレーヤーとしっかりとコミュニケーションを取って“ワン・チーム”をつくることが、システムの安定的かつ効率的な運用には欠かせないのです。もちろん、システムの質を高めるためにも知識やスキル面での日々の研さんは欠かせません。その意味で、システム運用はきわめて人間的といいますか、泥臭い側面のある仕事といっていいでしょう。技術力とコミュニケーション力、人間力を兼ね備えた人材に活躍していただきたいと思っています。
(S.Yさん)

わからないことは誰にでも相談できる風通しの良い職場。研修制度を活用しながら、スキルアップを目指したい

今後の目標は、上司や先輩のサポートに頼ることなく、一人で仕事を回せるようになることです。当社は部門や部署の壁がなく、わからないことがあれば誰にでも相談できる雰囲気です。また、当社には、自ら手を挙げた人に対して、積極的にチャンスを与える環境が整っています。もちろんチャレンジには失敗がつきものですが、上司や先輩がしっかりとフォローしてくれるので、ひるむことなく、思う存分挑戦できます。仮に失敗やミスをしてしまったとしても、失敗を次なる成長の糧にする姿勢を持って努力を怠らなければ、再度、次なるチャンスを与えてもらえます。新たな課題に積極果敢にチャレンジし、できるだけ多くの場数を踏みながら、実力をつけていきたいと思っています。
(S.Mさん)

私の目標は、より高度な知識やスキルを習得し、システムをこれまで以上に安定的に運用することで、お客さまがよりスムーズかつ効率的に業務を進められるようにすることです。そのためには、勉強が欠かせません。AIやIoTが最近注目を浴びていることからもわかるように、ITは日進月歩の業界ですから、日々、新たな技術や知識を身に付けていかなくてはなりません。本やインターネットの情報を読んだり、シンプルなプロトタイプをつくって自分で動かしてみたりして、新しい技術を貪欲に身に付けていく。また、自らのキャリア形成に役立つような社内外の勉強会、セミナーに参加することも重要です。特に、社外で開催されるセミナーへの参加はさまざまな分野の知見を学んだり、自社とは異なる文化に触れて、日常業務を見つめ直すきっかけになります。そのなかから新たな発見が生まれることもあるはずです。研修制度を柔軟に活用しながら、キャリアアップにつなげていきたいと思っています。
(S.Yさん)

学生の方へメッセージ

IT企業というと忙しくバリバリ仕事をしているイメージがあるかもしれませんが、当社はいい意味で、のんびりした会社だと思います。セカセカした雰囲気はありませんし、仕事ができる人ほどアクティブで、プライベートも充実していることが多い印象です。また、全社員が働きやすい会社だと思います。在宅勤務や時短制度などを活用して仕事と子育てを両立している先輩もたくさんいらっしゃいます。ロールモデルがいるというのはとても頼もしいものですよね。

企業研究は、過去の自分、そして、いまの自分を見つめ直す貴重な時間だと思います。企業研究中はさまざまな苦労があった反面、面白い発見もありました。例えば、自分は人前に立って話をしたり、周りの人を引っ張っていったりするのは得意ではないと思っていたのですが、振り返ってみると、子どもの頃から何度かリーダー役を務めた経験があったことに気付きました。時にはつらくなることもあるかもしれませんが、新しい自分に巡り会う機会、自分探しの旅の一環として捉えて、企業研究に前向きに取り組んでみてください。
(S.Mさん)

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「S.Mさんとは一緒に仕事をしたことがないのですが、話してみたら共通の同僚がいました。いま仕込んでいる新たなプロジェクトでは連携したいですね」(S.Yさん)

マイナビ編集部から

東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩約5分。眺望抜群の高層ビル23階にオフィスを構えるクオリカ。現在、DX人材育成と心理的安全性の確保という2つの施策に取り組んでいる。

同社では、2026年度末までに、ハイレベルDXや高度DX人材の育成と、全社員の約8割にあたる800名のDX関連資格取得を目指している。具体的な施策として、専門教育やDX高度資格の取得支援、実案件を通じた経験値の蓄積などを図る。

一方で、働きやすい環境づくりにも注力している。「CoCoRO kaika」と名付けられた活動では、各事業部が独自のアイデアで心理的安全性の高い職場づくりに取り組んでいる。社内図書館の設置や、チームビルディングの工夫など、現場発の施策が次々と生まれているという。「CoCoRO kaika EXPO」では、各部門の優れた取り組みを共有。社内ポータルサイトでも広く展開され、良い施策が全社に波及する仕組みが整っている。

加えてフレックスタイム制度や在宅勤務制度を活用しながら効率良く仕事をこなし、プライベートとの両立を図ること、あるいは、自らのキャリアプランの実現に向けて、社内外の研修や勉強会、セミナーに参加したり、兼業に挑戦したりしながら実力をつけることも奨励されている。

こうしたスキルアップ向上と働きやすい環境の両方を追求する姿勢が、単なるスローガンではなく、具体的な施策として推進されている点にも着目してほしい。

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本社オフィスの受付にて。クオリカのネットワーク情報端末「WebLight」が設置されている。
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