最終更新日:2025/4/25

(株)ケイ・シー・シー

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理
  • セキュリティ
  • 通信・インフラ

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

文系出身も理系出身も。自分らしく活躍できるフィールドがある

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手厚い研修で未経験から業界の最前線へ

文系出身者も多く活躍しているKCC。その理由は3ヶ月の手厚い研修、そして一人ひとりに合った多様なプロジェクトがあることだ。技術者としてそれぞれの道を進む先輩3名に仕事の魅力や研修、やりがいなどを聞いた。

■O.Y.さん
製品&サービス ビジネス 推進部
2021年入社

■N.K.さん
製品&サービス ビジネス 推進部   
2022年入社

■K.A.さん
西日本センターユニット 広島ソリューショングループ 
2024年入社

私の働き方

「私の仕事は基本リモートワークです。在宅勤務だと座りっぱなしで運動不足になりがち。姿勢がしんどくなると休憩がてら筋トレしてリフレッシュしています」(O.Y.さん)
「今はまっているのはサウナで汗を流してリフレッシュすること。リモートワークですが出社日は上司や同僚とご飯を食べてコミュニケーションを取っています」(N.K.さん)
「週に1日ほどリモートワークがあることで、通勤時間が省かれプライベートの時間を有意義に活用できます。心に余裕が生まれ、仕事にも集中して取り組めます」(K.A.さん)

やりたかったIT×福祉の仕事。世の中に役に立っていることを実感(O.Y.さん)

学生時代は卒業研究で福祉系の研究をしていました。KCCとの出会いは大学で行われた合同会社説明会です。そこで手話学習アプリを作っていることを知りました。もともとアプリに興味があり、研究していたことと一致したのでKCCで働きたいと強く思いました。

入社後は新入社員研修で3ヶ月間、ビジネスマナーやITの基礎知識を学びました。印象に残っているのが「総合演習」というプログラムです。5人のグループに分かれ、研修で得た知識で在庫管理のアプリを作りました。本番さながらに役職を決めて設計から開発、テストまで行いました。期限は2週間でした。理系出身なのである程度知っていましたが、いざやるとわからないことや想定外のバグばかり。「本当に完成するのか?」と不安になりましたが皆で解決して完成にこぎつけました。今振り返っても内容的に結構難しいものでした。その分、これまでにない達成感がありました。

研修後はテストなど簡単な仕事からスタートしました。慣れてきたらサーバーの開発などにも挑戦していきました。現在はアプリのリニューアルを手がけています。GPSの位置情報でバスの位置を知らせるサービスです。幼稚園バスにも使われており、お子さんが今どこにいるかわかります。念願の福祉に関連する開発ができてやりがいを感じていますね。リニューアルでは設計、開発、テスト、運用など幅広い工程に関わっています。レイアウトをアプリに反映させて、サーバー開発をするなど幅広く任せてもらっています。研修で開発を経験したことで流れもスムーズに理解できました。研修のプログラム開発ではわからないことが山ほどありましたが、実際はもっと大変。研修での成功体験が心の支えになっています。以前通っていた自動車学校でもそのアプリが導入されました。世の中の役に立っていることを実感できるとうれしいですね。

大変なのは別の作業を行うたびに新しい知識が必要になることです。ネットで調べても出てこないことはよくあります。まだまだ勉強が足りないと実感します。上司は何を質問しても即答してくれる憧れの存在です。私ももっと経験を積んで頼りがいのある先輩になりたいと思います。

文系出身からの挑戦、研修で確信した成長の可能性(N.K.さん)

私は文系出身で大学では経済や経営を学んでいました。授業でプログラミング言語を学ぶ機会があり、コードを書くことの面白さを知りました。IT業界で働きたいと思ったのはそれからですね。関東周辺のIT企業を探している中で当社が目に留まり、仕事に魅力を感じて応募しました。

新入社員研修では電話の取り方などのビジネスマナーやIT技術を学びました。主にJavaを使った基礎的なコードの書き方です。私もO.Y.さんと同じく「総合演習」が印象に残っています。チームを組んで仕様書通りの画面を作るのですが、講師の方に質問できるのが1日1、2回。それ以外は自分たちで解決しなければいけません。幸い専門の学部を出た同期がチームにいたので、手取り足取り教えてもらえました。ほぼ未経験なので最初はやはり不安でしたね。ですが、研修についていくことができ、わからないことは周りに聞いて解決できたので何とかなると思えるようになりました。

現在は、O.Y.さんと同じアプリの開発を担当。画面や機能を見やすく使いやすくするためのリニューアルを手がけています。具体的にはアプリの画面の設計や処理の設計が主な仕事です。もちろんわからないことはたくさんありますが、研修で質問をたくさんしていたので、臆することなく先輩に相談できています。技術だけでなく、“質問する力”も身につけられたと思います。

普段は基本的にコードとにらめっこしています。コードを書いている最中はうまくいっているのかわかりづらいもの。動かしたとき画面で想定通りの動作をしてくれると「やったことが間違ってなかった!」とすごくうれしくなりますね。もともとプログラミングがやりたかったので今の仕事は楽しいです。まだ自社製品しか経験していないので、これからはお客さまと関わる案件で経験を積んでいきたいですね。まずは早く正確に作ることを意識し、目の前の仕事をしっかりこなしていきたいです。

RPAで業務改善に挑む。2時間かかっていた作業が5分に(K.A.さん)

大学では社会共創学部で地域や伝統文化など社会学的なことを学んでいました。就活では、自分が関わってこなかった業界も見てみようと思い、そこでIT業界の将来性に魅かれ、この世界に飛び込みました。入社後はお客さまの業務改善のために、RPAと呼ばれる業務自動化のプログラムを手がけています。これまではGoogleスプレッドシートで業務管理をしていたものを、Google Apps Script(GAS)という言語で自動化しています。入力に月2時間かかっていた作業がわずか5分で終わるようになりました。お客さまからも「いい感じです!早くなりました」と言われてうれしかったですね。ボタン一つで処理できる夢のようなことが実現できる。それを私ができていることが楽しいです。GASは面白くてやりがいがあると感じます。

私がいる広島ソリューショングループは15~20名のメンバーがいます。さまざまな世代の先輩がいますが、穏やかな方が多くすぐになじめました。人気のアプリゲームを一緒にやっている先輩もいて「こんなレアカードが出た!」と休み時間に盛り上がっています。会社全体では新技術に積極的なところが好きです。社内でAIに詳しい方が「AIラボラジオ」というコンテンツを流して技術を共有しています。すごく勉強になり新しい発見もあります。「このやり方ならいけそう」とオフィスでも盛り上がりました。AIをどう仕事に生かせるかわからなかったのですが、これからは選択肢の一つとして提案したいと思います。

当社には自分のキャリアを相談できる面談の場があります。「管理職になりたい」「家庭のことを充実させたい」など働き方も相談でき、リモートワークもできるので育児と両立もしやすいのではないでしょうか。育児しながら働いている先輩も多くいます。女性が少ないと思われがちな業界ですが、誰でも活躍できると思いますよ。私のようにプログラミングの経験がない方も大丈夫。入社してから勉強できますし、初心者でもやりがいを感じられる仕事もあります。私は国語が得意なので要件定義書など資料の作成に生かしています。文系でも学生時代に学んだことを生かせる場はたくさんあります。安心して飛び込んでほしいと皆さんに伝えたいですね。

人事担当者からのメッセージ

KCCの特徴はアプリケーション開発や通信ネットワークシステム開発、カスタマーサポート、システム基盤構築、製品・サービスと事業の幅がとても広いことです。多種多様なジャンルの案件から適性や希望を考慮して、自分に合った環境で活躍できることは当社ならでは。いろいろなシステムを開発したい方ならKCCの仕事を楽しめるでしょう。近年は資格取得や技術の共有も強化しています。例えばAIやクラウドに携わる社員が「AIラボラジオ」というコンテンツでノウハウを流しています。最新技術のリアルな話を学べるので社員からも好評です。

KCCは“技術力”を売りにしている会社です。そのため技術に夢中になって勉強している人、最新情報を追いかけている人を見ると輝いて見えますね。意欲的な方はもちろん、いろいろなことに疑問を持つ好奇心旺盛な方は大歓迎。活躍している先輩たちも技術に興味を持ち、探求している人が多いですね。各分野にスペシャリストの先輩がいて多くの経験を積むことができます。IT分野で成長したい方に、ぴったりの環境が整っています。KCCの仕事に興味を持った方はぜひ会社説明会にお越しください。
(人事担当者)

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リモートワークなど多様な働き方を用意。子どもが小学生まで時短勤務も可能だ。育休から復帰して活躍している社員も多く、ライフステージに合った働き方ができる。

マイナビ編集部から

取材した皆さんからよく耳にしたのは「気さくな人が多い」という言葉だ。気軽に先輩に頼れる雰囲気があり配属後は不安を感じなかったという。それぞれ自分がやりたいことを積極的に学び、のびのびと働いている様子が伝わってきた。人事の方々もかしこまった雰囲気はなく顔を見合わせて笑い合うシーンも。随所からアットホームな社風が伝わってきた。

KCCはリモートワークをしている社員が多いことも特徴だ。キャリア面談でワークスタイルを相談できるため、育児と両立した働き方も叶えられる。一方でリモートワークは社員同士で話す機会が減るという声も聞かれた。そのため今後は若手社員によるイベント企画など交流の場を増やしていくそうだ。

同社は携帯電話がない時代から、社会インフラを支えるシステム開発を手がけてきた。通信や銀行、建設、官公庁など幅広い分野の実績があることが強みだ。一つの業界に特化した開発は専門知識を得られるが学べることも限られてくる。さまざまな案件に携われることは将来のキャリアの幅を広げてくれるだろう。仕事もワークスタイルも多様な選択肢が用意されているKCC。技術者が腰を据えて成長していける“理想の環境”がここにある。

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JavaをはじめWEB系技術者の育成に力を入れ、ECサイト・SNS・動画配信サイト・予約サイトなどの実績も多数。
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