予約リストに追加した企業へのエントリーを行いました。
以下のボタンから、予約リストを確認してください。
予約リストへ
エントリー受付を開始しました。
トップページへ
検討リストに登録した企業の中から、気になる企業にエントリーしよう!
0社を選択中
エントリー受付開始!!
会員の人はログインしてください。
最終更新日:2025/4/22
予約リストからも削除されますがよろしいですか?
部署名品質監理部
勤務地埼玉県
仕事内容ソフトウェアが搭載された開発品を第3者視点で評価しています
【組込みソフト製品の第三者評価による品質保証活動】私が所属するシステム検証課は当社が開発するソフトウェアが搭載された製品に対して第三者視点での評価を行っています。お客様からの要求だけでなく自動車メーカー/工場/ディーラー/エンドユーザー様など様々な立場の視点で、使い勝手や利便性に着目し、製品の動作に問題がないかを評価し、会社としてソフトウェアの品質を保証しています。様々な製品を評価しているので、日々新しい知識が増えていくので自然と製品に詳しくなっていきます。
【重大な不具合の流出阻止】システム検証課で実施される第三者評価は、製品開発の最終ゲートに位置付けられており、私が不具合を見逃してしまうと市場へ流出することになります。市場で不具合が発見された場合、リコール問題に発展し金銭的な損失だけでなく信用の失墜など会社として大きなダメージとなります。大きな責任のある仕事ではありますが、その分リコール問題に発展しうる重大な不具合を発見した時は、達成感と充実感に満ち溢れます。私自身、重大な不具合を発見してチームメンバーや上司、役員の方から感謝とお褒めの言葉をいただいた時のことは今でも鮮明に覚えており、私の仕事への原動力になっています。
【きっかけは大学の合同企業説明会】地元で働けるメーカーを中心に就職活動を始め、大学の合同企業説明会で当社の存在を知りました。当社の会社説明会に参加し幅広い製品を開発していることと、当社の製品はエンドユーザーが直接見る、触る機会が多いスイッチが多く、世界中の方に使っていただける点に魅力を感じました。他に何社か内定をいただいていましたが、自分の希望に一番近かったため入社を決めました。
【客観的な視点で柔軟な発想をする】第三者評価をする上で一番大切にしていることです。第三者評価のメリットとして、開発者が行う評価では見逃しがちな不具合に気づけるという点があります。人間の脳は思い込みや先入観から視野が狭くなり行動や判断の幅に制限がかかります。だからこそ第三者評価は客観的に事象をとらえ動作が正しいのかを判断することが重要です。また、「こんな操作をしたらどう動くのだろう」という思いつきやヒラメキを大事にし、そこから発想を広げることが不具合発見につながっていきます。不具合が起こらなくても可能性を信じて思考を巡らせ続けることが重要です。Don't 思考停止!!
【当面の目標:形式知化 将来の夢:市場でのソフト不具合『0』へ】当面の目標はノウハウの形式知化です。現在実施している第三者評価は個人の能力や経験などの暗黙知に依存している傾向があります。どのような思考で不具合にたどり着いたのかが形式知化されれば、経験の浅いメンバーの能力底上げが期待でき、より高品質な組込みソフト製品をお客様に提供できると考えています。将来の夢は、当社が開発する組込みソフトウェア製品に対して市場での不具合を『0』にすることです。そのためには第三者評価で不具合を発見するだけでなく、そもそもソフトウェアに不具合を混入させないための仕組みやプロセスが重要になってくると考えています。そのために、現在の第三者評価で知識や経験を積み上げることで不具合の「流出防止」を極め、いずれは不具合を「未然防止」、「発生防止」する活動を行いたいと考えています。