最終更新日:2025/4/28

(株)シティ・コム

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東京都、大阪府

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仕事・キャリアパスについて伝えたい

新たな技術を吸収し続け、理想のエンジニアを目指す

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先輩社員が語る、シティ・コムの仕事

シティ・コムの大きな強みは、エンジニアの成長を支える制度や環境にある。未経験で入社した3名の社員は、どのように成長し、仕事のやりがいに目覚めていったのか。そのリアルな声を紹介する。

■H・Kさん(写真右)/2023年入社/大阪大学経済学部出身
WEBソリューション1部システム3課

■K・Tさん(写真左)/2023年入社/神戸大学理学部出身
WEBソリューション1部システム3課

■T・Mさん(写真中央)/2023年入社/早稲田大学教育学部出身
WEBソリューション1部システム2課

エンジニアという仕事の魅力

「頑張るほど知識やスキルが身につくのが、この仕事の魅力ですね。前の案件で得た経験を次に生かせたとき、特にエンジニアとしての成長を実感します」(H・Kさん)
「『こんなシステムをつくりたい』というご要望に対して、チームで構想を練り、頭の中で描いたものが実際に形になっていくのを見るのがやりがいです」(K・Tさん)
「自分が手がけたシステムが動くのを見たときは感動的です。スキルの幅が広がるのが実感しやすく、成長を目に見えて感じられるのもこの仕事の魅力です」(T・Mさん)

【H・Kさん】お笑い志望からITエンジニアへ。未経験から出発し、この仕事の面白さに気づくまで。

学生時代、お笑い芸人を目指していた私は、就職活動に本気になれず、気づけば4年生の10月。「そろそろ何とかしないと」と焦り、就活サイトでIT系の企業を興味本位で検索してみると、一番上に出てきたのが当社でした。文系・未経験OKとあり、軽い気持ちで説明会に参加。対応してくれた社員の方々がとても丁寧で「未経験で本当に大丈夫ですか?」という不安に対しても「研修があるから問題ない」「同じような先輩がたくさん活躍している」と答えてくれたので、思い切って飛び込んでみることにしました。

入社後3カ月間の研修は未経験者向けのカリキュラムだったので、安心して学べました。関西エリアの同期は22人いて、毎日一緒に学ぶので、まるで学校のクラスのような雰囲気でしたね。こうした研修である程度のスキルは身につきましたが、いざ実務に入ると、お客様が求めるシステムの全体像をつかむのが難しく、既存システムの動きもなかなか理解できませんでした。それでも1カ月ほど経つと業務の流れが見えてきて、少しずつ仕事を任されるように。最初に手がけたのは、輸出入に関する法規を閲覧するシステム。まずは簡単な設計書を書き、先輩のフィードバックを受けながら修正を重ねました。次第に「この画面を作ってみて」といった、少し難しい仕事も担当するようになっていきました。

そんな中、2年目には新入社員研修の講師を担当。未経験で入社した自分が、まさか人に教える立場になるとは思ってもいませんでした。ここまで成長できたのは、研修を通じてしっかりと基礎を作れたこと、そして先輩たちにいつでも質問できる環境があったおかげだと思います。さらに、資格取得への挑戦もスキルアップにつながりました。プロジェクトの合間に業務時間を使って勉強することができ、JavaやAI関連など4つの資格を取得。スキルの幅が広がり、エンジニアとしての自信もつきました。

最初からエンジニアを目指していたわけではありませんでしたが、自分が作ったものが成果として目に見えるのが面白く、気づけばどんどん熱中するようになっていました。「やりたいことが決まらない」と悩む人もいるかもしれませんが、私のように挑戦してみることで、新たな可能性が見つかることもあります。これからも、自分の強みであるコミュニケーション力を生かし、お客様対応も得意なエンジニアを目指して成長していきたいと思います。

【K・Tさん】初めての要件定義で大きく成長! 2年目の挑戦がエンジニアとしての自信に。

大学のゼミで数学の高度な問題を計算するアルゴリズムを扱っていたことがきっかけで、プログラミングに興味を持ちました。ただ、システム開発とは全く異なる分野だったため、未経験でも成長できる環境を求めて、当社に出会いました。オフィスの明るくスタイリッシュな雰囲気が気に入りましたし、社員の方々の人柄の良さにも好印象を持ちました。さらに、研修制度が充実している点も安心材料でしたね。正直なところ、就活時は「どんなシステムを作っているのか」といった事業内容に関してはあまり気にしていませんでした。

研修で特に役立ったと感じたのは、同期とチームで社内システムを作成する疑似プロジェクトに取り組んだことです。プロジェクトがどのような流れで進むのかを体感できただけではなく、各メンバーの進捗を考慮しながら進める必要があることも学びになりました。

配属後、最初に手がけたのは、ある車関連企業が車載機器の設置基準や法規を管理するシステムでした。疑似プロジェクトと共通点が多かったため、研修で学んだことをすぐに生かすことができ、基本的な作業はスムーズに進められました。同期が5人ほど同じプロジェクトにいたため、分からないことを気軽に相談し合えたのも心強かったですね。もちろん、私たちだけで解決できないことは先輩や上司に相談すると、何でも丁寧に教えてくれました。

私の成長の大きな転機となったのは、2年目の7月に初めて要件定義の工程から担当できたことです。それまでは与えられたタスクを進めることが中心でしたが、このプロジェクトでは設計書や工程表の作成も任されました。リリース時期から逆算して作業工程を組み立てることは難しかったのですが「この工程はいつまでに終わらせると先が楽になる」といった先輩方のアドバイスのおかげで乗り越えられました。このシステムは近くリリース予定で、今から楽しみでなりません。プロジェクト全体に関わったことで、開発者の視点だけではなく、お客様の思いを考慮しながらバランスを取ることの大切さにも気づきました。

プロジェクトを一つやり遂げるごとに、新たな知識や経験が積み上がっていくのを実感しています。自分一人で考えていると視野が狭くなりがちですが、社内にはさまざまな分野に長けた先輩がいます。そうした先輩たちの仕事ぶりから学び、私も後輩に頼られるエンジニアになりたいと思っています。

【T・Mさん】ライフイベントに柔軟に対応できる働き方を求め、エンジニアにチャレンジ。

最初はメーカーなど、生活に身近な企業を中心に就職活動を進め、内定ももらいました。しかし、結婚や出産、介護といったライフイベントがあったとき、自分がどのように働いているのかをあまりイメージできなくて。仕事によってライフイベントの選択肢が狭まるのは避けたいという漠然とした思いがありました。エンジニアを目指そうと決めたのは、就活の最終段階の時期。ITスキルを身につければ、時間や場所に縛られずに働けて、ライフイベントへの影響も少なくなるのではと考えたのです。そこで、何社かのIT企業を見たうちの一社が当社でした。プログラミングはおろか、PC操作にも自信がありませんでしたが、文系出身の先輩が多いと聞き「自分にもできそう」と思えたことが決め手になりました。

入社後の研修では、プログラミングの基礎から学び、Javaの資格を取得。さらに、同期とチームで資格取得支援システムを開発する疑似プロジェクトにも取り組みました。それまでに学んだ知識をシステム開発にどう結びつけるのかを実感できただけではなく、チームワークの大切さも学びました。このシステムは現在、社内で実際に運用されています。

配属後、最初に担当したのは、製薬会社のMR向け営業支援システムの改修作業でした。先輩と二人で進めるプロジェクトで、隣の席の先輩に直接質問しながら進められたため、安心して取り組めました。次に担当したのは、工場の生産管理システムの開発です。設計書の作成、コードの記述、テストなど、システム開発のさまざまな工程を経験する中で、特にタスク管理の重要性を学びました。ある機能を開発するには、それを細かいタスクに分け、それぞれの工程を管理することが重要です。このスキルが身についたことで、その後のプロジェクトでも業務をスムーズに進められるようになりました。

現在は、地方自治体の住民管理システムの開発を担当しています。初めて使う言語を扱うことになって、分からないことばかりです。それでも、これまでの経験から、未知の技術に直面したら、まず自分で資料やWebを調べ、それでも分からなければ先輩に聞くという学び方が身についているため、不安はありません。今後は、さらに幅広い技術を習得して成長することはもちろん、一緒に働く人たちが気持ちよく仕事ができる環境をつくれるエンジニアになりたいと思っています。

学生の方へのメッセージ/自分の可能性を広げられる選択を!

就職活動では「なるようになる」という気持ちで気負いすぎないことも大切ではないでしょうか。私は、無理に自分を取り繕わないことを意識し、面接ではこれまでの就職活動のことや、自分の思っていることを率直に伝えました。素の自分を受け入れてもらえたからこそ、採用につながったのだと思います。入社後も自分らしく働けているのは、そのときの正直な姿勢のおかげだと感じています。(H・Kさん)

私は学生時代、特にやりたいことがなく、それを考えるのを先延ばしにするうちに就活の時期を迎えてしまいました。同じように悩む人もいるのではないでしょうか。最終的にエンジニアになりたいと思えたのは、さまざまな業界を見て回り、そこで働く自分をイメージするうちに「ITが合っているかも」と感じたからです。多くの業界を比較するほど、自分に合う仕事のイメージが明確になると思います。(K・Tさん)

就職活動を振り返ると、最初から選択肢を狭めなかったのがよかったと思います。いろんな業界や企業を深く知れるせっかくの機会なので、ぜひたくさん見てほしいですね。最初に内定をもらった企業に入社することも考えましたが、そこからも自分の将来を考え続けたからこそ、エンジニアという新しい可能性に挑戦できました。もし違和感があれば、立ち止まらずに考え続けることを大切にしてほしいです。(T・Mさん)

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さまざまな業界のクライアントと関わる中で、学生時代の経験を生かせる場面も多い。個々の得意分野を伸ばしながら、エンジニアとして着実に成長できる。

マイナビ編集部から

シティ・コムは、金融、メーカー、商社、官公庁など、多様な業界の課題をITで解決するシステム開発企業だ。技術の進化が速い現代において、同社は既存の枠にとらわれず、常に新たな知識やスキルの習得に努めている。近年はAI技術にも力を入れ、新入社員研修では全員がAI関連資格の取得を目指すなど、先端技術を積極的に取り入れている。

しかしながら、同社のエンジニアの約7割は文系出身で、入社後に初めてプログラミングに挑戦した社員も多い。今回取材した3名も、ほぼ未経験からのスタートだった。それでもエンジニアとして活躍できるのは、充実した教育体制があるからに他ならない。新入社員研修では基礎から学べる体系的なカリキュラムが整うほか、その後の資格取得支援も手厚く、業務時間内に勉強してスキルアップできることも大きな魅力だ。

さらにエンジニアの成長を支えているのは、自由でオープンな社風だ。社員の平均年齢は28歳と若いのが特徴の一つであり、研修期間をはじめ同期とのつながりも強い。取材の中でも社員は優しい人ばかりで、面倒見の良い人が多いのが一番の強みだと話してくれた。上司とも話しやすく、意見も伝えやすいそうだ。悩むたびに誰かしらに相談できる、風通しの良い環境があるからこそ、同社では誰もが自分らしく働けるのだと感じた。経験の有無を問わず、エンジニアとして成長したいと願う人にとって、大きなチャンスのある企業だ。

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社員が快適に過ごせる環境づくりに注力している同社。整ったオフィス環境があるからこそ、常に集中して仕事に取り組め、モチベーションの向上がもたらされる。

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