最終更新日:2025/4/24

Sky(株)

  • 正社員

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理

基本情報

本社
東京都、大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

環境に育まれる個の力、チャレンジで切り拓く自分の未来

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ITエンジニアとして最前線で活躍する若手社員たち

Sky株式会社が事業の二本柱とする「ICTソリューション事業」と「クライアント・システム開発事業」。若手から実力を発揮できる環境で、それぞれのプロジェクトで活躍するお二人に仕事への向き合い方を伺った。

(写真左から)
■ 冨士本 拓海さん
クライアント・システム開発事業部
法学部法学科卒 2020年入社

■ 村松 桃子さん
ICTソリューション事業部
生物理工学部システム生命科学科卒 2018年入社

Sky株式会社で働く先輩の横顔と、弊社の社風について

負けず嫌いと自評する冨士本さんは、大学でパソコンを触ったこともなかったが、新入社員時代に「フレッシュマン賞」を受賞。小学生から野球を続け、サッカー観戦が趣味。
大阪本社を拠点に開発に携わる村松さんは、育成の視点も持ったチームのまとめ役。紅茶が趣味で、休日は友人と専門店をめぐりプチ贅沢をして仕事への英気を養っている。
「良いものをつくりたい」という価値観や想いは、全てのエンジニアに共通。お互いを称え合える風土のもと、一人ひとりのチャレンジを周囲が見て評価してくれる会社だ。

未経験から信頼されるエンジニアへ。社内外との関係を作り技術の壁を越えていく

就職活動では総合職を目指し幅広い業種を見ていましたが、就職エージェントの方から文系でもエンジニアを目指せることを聞き、さらに将来の視野が広がりました。そこからIT企業を見るなかで当社に決めた理由は、文系出身でエンジニアとして活躍している社員の方に、研修が充実していることや実力主義で評価されることを聞き、常に成長していける環境があると思ったからです。

私が所属するクライアント・システム開発事業部では、顧客企業のソフトウエアの受託開発やシステムの運用を手掛けています。提供できる技術が固定されないことに魅力を感じ、同事業部への配属を希望しました。入社後は3カ月の技術研修でプログラミングを重点的に学習。同期と比べて課題の進捗が遅く、研修を終えた段階では自分が活躍できるという手応えは、正直ありませんでした。その後、配属先のOJT研修で設計からテストまで自由度の高い開発の課題をいただいたことで考える力が身に付き、それが自信に繋がり転機となりました。

OJT研修が終了した後はお客さま先のプロジェクトに入り、システムの機能の一つであるデータカタログのWebアプリケーションの開発・実装・テストを担当しました。これは組織内の膨大なデータから必要なデータを容易に見つけてアクセスできるようにするもので、他社から移管されたソフトの改善に先輩社員と二人で携わりました。エンジニアは、一人では仕事ができませんので相談しやすい環境をつくることが大切です。同じプロジェクトに入っている他社のエンジニアとの関係づくりも意識して、常に相手のことを考えて行動することを心掛けました。相談しやすい環境がつくれたことで、いろいろな意見交換もできるようになりましたね。

当初は、私にはフロントエンドのWebアプリケーションの技術しかありませんでしたが、プロジェクトを通してインフラやサーバといったバックエンドの知識も身に付け、フルスタックで業務を遂行できるようになったと思います。2年目の7月に先輩が抜けて後輩が入り、そのタイミングでリーダーを任せていただいています。プロジェクト全体で当社のエンジニアが何人も関わり、お客さまの信頼が厚かったところに、雑談までできるようになり、今後の話ができる良い関係が築けました。次年度には新しい開発が始まるので、主体となってリリースまで持っていきたいと思っています。(冨士本さん)

リーダーとして開発をけん引し、自社プロダクトを改良していくやりがい

大学の授業で情報とプログラミングを学ぶ機会があり、将来性を感じたIT業界に絞って就職活動をしました。当社は独立系企業なので自由に事業を選択できる点や、自社パッケージ商品を開発している点に強みを感じ入社を決めました。入社後の配属希望面談では、自社パッケージの開発を担うICTソリューション事業を希望し、現在は情報セキュリティ関連の「SKYSEA Client View」を担当しています。

新入社員は3カ月間の集合研修で基礎的な技術を身に付けた後、業務上必要な専門技術を2カ月間のOJTで補います。私のときは先輩が2人体制で教えてくださいましたが、現在は3人体制となり、入社5年目に私もチューター役を任されるようになりました。キャリアとしては、入社1年目は簡単な画面の実装で実装のルールや商品知識、仕事の進め方を学び、2年目には画面だけではなく機能の根幹部分の実装を担当しました。3年目にはリーダー業務を任されるようになり、現在では、技術チーフに昇格。仕様検討から実装までの一連の作業を担当しています。

商品の機能をさらに良くすることが私たちの仕事です。先人たちが作った仕様の把握から始まり、お客さまからの改善要望を読み取り、そうしたニーズを満たす仕様を考え、実装・リリースしていきます。自分が作成した機能がリリースされ、使われているのを見ると嬉しさと達成感があります。CMや広告で「SKYSEA Client View」を家族や友人など、身近な人たちが知ってくれていることもやりがいになっています。これからもっと商品自体が成長していくことも楽しみです。

私が成長速度を上げるために心掛けたのは、わからない技術は抱え込まずにすぐにわかる人に聞くこと。今も社内の技術ブログで技術に詳しい人を探して、別のチームにも積極的に聞きます。技術ブログには、私も、学んだことや失敗・反省などを書いているのですが、それを読んで問い合わせしてくれる人もいました。このように社内の技術ブログやチャット、WEB会議ツールを使いながら円滑にコミュニケーションがとれるのでチームの雰囲気はとても良いです。当社の実力主義は、技術力だけではなく積極性やチームとの連携でも評価してもらえるので、今後もチームでの取り組みも大切にしたいです。(村松さん)

「ALL Sky」と「好働力」が醸し出す、成長と挑戦を促すポジティブな社風

【冨士本さん】成長スピードの速さには、当社の社風が影響していると思います。そのひとつは「ALL Sky」の協力体制。社内SNSや技術ブログでさまざまな情報が共有され、経験豊富なエンジニアやチームが事業部を超えて協力し合うことができます。もうひとつは実力主義。結果がしっかり評価され、モチベーションを高く持ち続けることができます。会社としても常に新たな取り組みを実施。全社を挙げて改善提案し、その内容を実践しています。社員ブログでは誰もが意見を出すことができ、社長が課題に対する意見を募ると、社員が返答して改善が進むこともよくあります。最近の改善事例では、チームに偏りなく評価を公平にすることや、社員のモチベーションを上げるためにインセンティブ制度をつくることなどがありました。改善のスピードが速く、絶えず良い方向に変化を続けていると思いますね。

私は、未経験からのスタートで、お客さまに価値を提供できるエンジニアに成長できました。今後は営業活動にも力を入れ、自らアクションを起こして利益を生んでいきたいです。新たな仕事を生み出すチャレンジもしたいですね。

【村松さん】スピード感があるということも当社の強みの一つです。何かあったときにはすぐに対応し、改善活動が行われます。印象に残っているのは、コロナ禍で緊急事態宣言が出ることになった際、瞬時にテレワークができる環境を用意していただいたことです。また、新人研修にかなり力を入れていることも強みですね。私はほぼ経験がない状態で入社しましたが入社後の技術研修でかなり技術力を習得することができ、配属後には特に大きな不安もなく仕事を進めることができました。

私が今後チャレンジしたいのは、リーダーとしてキャリアアップすることです。現在は大きなチームのサブリーダーとして難しい実装を引き受け、経験や技術力、さらには統率力を磨いているところ。責任のあるポジションで大事にしているのは、品質と納期をしっかり守ることです。完璧なものを期日までに仕上げる姿勢を、後輩にはこれからも見せていきたいですね。そしてゆくゆくは、会社が掲げている「好働力」にぴったりな仕事が大好きで仲間を大切にする人の集まったこの場所で、自分が大きなチームのリーダーとなって一つのものをつくり上げることが目標です。

学生の方へメッセージ

就職活動でも、会社に入ってからも、主体的に動くことが一番大事。受け身では何も始まりません。常に自分で何かアクションを起こすことを意識すれば、自然と良い方向に進むのではないかと思います。就職活動をするなかで、少しでも気になるところがあればすぐに行動に移すことが必要です。私がエンジニアになって良かったと思うのは、ITの実践的な知識が身に付いたことで、圧倒的に社会を見る目が広くなったこと。ITという社会に不可欠な技術を身に付けていることは自分の強みにもなります。自分を良くしたいという向上心や現状を改善したいという意識のある人に、当社はマッチすると思います。(冨士本さん)

学生時代はまだ自由な時間があると思うので、資格の勉強などをしてみるのも良いですが、今しかできないこと、例えば旅行などに時間を使って思う存分に楽しんでほしいと思います。社会人になってから研修でしっかりと技術を身に付けられる機会が当社にはあります。そこで技術をものにするために、積極性やチャレンジ精神、行動力を持っていてほしいです。また、エンジニアは一人で黙々と作業をするイメージがあるかもしれませんが、そんなことは一切なく、和気あいあいと楽しく情報交換や情報共有をして仕事を進めています。チームワークを大切にして仕事を楽しめる人にピッタリの職場だと思います。(村松さん)

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充実した研修体制と先輩のサポート、一緒に働く仲間からも刺激を受けて、自分も成長できる環境。エンジニアの連携とチームワークが、Sky株式会社の技術力を高めている。

マイナビ編集部から

DX推進で注目されるソフトウエア業界。そのなかでも勢いが感じられるのがSky株式会社だ。事業の二本柱は「ICTソリューション事業」と「クライアント・システム開発事業」。前者が自社パッケージ商品の企画・開発・販売・サポートで、後者が多種多様な業界・分野での受託開発やシステムの運用・保守、品質管理など。これらの相互作用で、技術力・開発力を高め、ソリューション力を発揮している。

その技術力・開発力・ソリューション力を武器にして、幅広い分野でソフトウエア開発に携わることができるのが、同社のエンジニアとして働く魅力だ。個人ではなくチームで仕事を進める「ALL Sky」が同社のカルチャー。部署の垣根を超えて協力し合える「お節介文化」の浸透からも組織の一体感が見てとれる。そのためのコミュニケーションツールとして社内SNSや技術ブログなどが運用され、エンジニアの気付きや成長を促し、同社の商品・サービスの向上に大きく寄与している。

文系理系などの出身を問わず、開発職としてスキルアップの機会を得て、自己実現できる環境があることも先輩社員への取材でわかった。そこからの成長は、自身の積極性や主体性にかかっている。その取り組みを評価する実力主義と「ALL Sky」が、成長をさらに後押しするのだろう。IT人材として力をつけ、企業や社会に貢献したいと思う人には、目が離せない会社だ。

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「青空のごとく大きな考えでシステムを創る」が企業理念。仕事が好き・仲間が好き・会社が好き・自分が好きという想いを込めた「好働力」で若手が活躍する会社だ。
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