最終更新日:2025/6/9

(株)日本科学技術研修所【日科技研】

  • 正社員

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理
  • インターネット関連
  • シンクタンク・マーケティング・調査

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

手厚い教育制度によってスキルアップ!公共性の高いプロジェクトの最前線で活躍

PHOTO

多彩なフィールドで活躍する、若手社員の本音を紹介!

公共性の高いシステムの開発・運用やインフラ構築などで、豊富な実績を誇る日本科学技術研修所。その最前線で活躍する若手社員に、志望理由や入社後の教育、仕事のやりがい、今後の目標などを伺いました。

★ビジネスソリューション事業部
 公共システム部
 O.Aさん(写真右)
 2023年入社
 ケータイ・アプリケーション科(現:モバイル アプリケーション開発科)卒

★エンジニアリングソリューション事業部
 エンジニアリングアプリケーション部
 A.Kさん(写真中央)
 2023年入社
 ゲームクリエイターコース卒

★ビジネスソリューション事業部
 ウェブ応用システム部
 I.Yさん(写真左)
 2022年入社
 工学部情報工学科卒

先輩社員が所属部門を紹介

「公共システム部では、公共性の高いシステムを開発。私は入社1年目から、税金に関するシステムを刷新するビッグプロジェクトを担当しています」〈O.Aさん〉
「エンジニアリングアプリケーション部は、主に国のプロジェクトを手がけている部署。入社以来、私は港湾施設のDX推進の一翼を担っています」〈A.Kさん〉
「ウェブ応用システム部では、Web系のシステム開発やインフラ構築を担当。私はまだ入社3年目ですが、すでに両方のプロジェクトを経験できました」〈I.Yさん〉

ビッグプロジェクトに設計段階から参画!社会基盤を支えるシステムに携わるやりがい!

学生時代はアプリケーション開発を学び、就職活動ではIT業界を志望しました。当社と出会ったきっかけは、学校で開催された合同企業説明会です。教育制度や資格取得支援制度が充実していて、若手の成長を手厚くサポートしている環境に興味を持ちました。統計解析の事業を展開している点も、入社を決めた理由のひとつです。

入社後はまず、2カ月間の外部研修に参加し、ITの基礎を学んで模擬開発を行いました。学生時代にプログラミングを学んでいたため周囲に教える機会が多く、IT知識の復習ができたと同時に、人にわかりやすく伝えるスキルを磨くことができました。

会社に戻ってからは、配属先で実務に即した2カ月間の研修がスタート。配属された公共システム部はその名の通り、公共性の高いシステムを手がけている部署です。私は、税金システムを刷新するビッグプロジェクトに配属されました。配属先の先輩が教育担当としてついてくださり、上司の方から質問をどんどんしてほしいと言われました。教育担当の方が1つ年上で年齢が近いこともあって、何でも聞きやすい環境でした。

配属された時期は、プロジェクトがスタートして間もない頃だったため、設計のフェーズから携わることができました。業務では、想像以上に丁寧かつ細かい設計書を作成する必要があり、学生と社会人の違いを実感したことを今でもよく覚えています。現在は設計から製造のフェーズに移り、プログラミングを行っているところです。徐々に作業スピードがアップし、複雑なパートを任せていただけるようになるなど、自分の成長を実感できることが今のやりがいです。

私のモチベーションの源は、社会基盤を支えるシステムに携われていることです。学生の頃からは想像もつかないようなビッグプロジェクトに関わることができ、働きがいが十分にあります。以前出席したWeb会議には、500人以上の参加者がいて、とても驚きました。また、上流工程から順を追って開発を経験できる点も大きな魅力だと思います。まもなく製造が終わり、次はそれぞれで手がけたものを統合して動作確認を行う統合テストへと進みます。直近の目標は、開発プロセスをしっかり学び、スキルを磨いていくことです。経験値を高め、仕事の幅をさらに大きく広げていきたいと考えています。

〈O.Aさん〉

港湾情報処理システムの開発を担当!新人研修後も、多彩な教育制度のもとで着実に成長

就職活動の際には、当初ゲームクリエイターを目指していました。徐々に、企画を考えるよりも黙々とプログラミングをするほうが自分に向いていることに気づいて、方向転換。プログラマやシステムエンジニアの道に、進むことにしました。当社を選んだ理由は、60年以上の歴史を誇る老舗のIT企業だったからです。長年培った高い技術力と安定性に惹かれて、入社を決めました。

2カ月間の外部研修で印象に残っているのは、学生時代に触れたことがなかったプログラミング言語を習得できたことです。グループでの模擬開発を通して、他社の新入社員と交流できたこともメリットでした。当時のメンバーとは、今でも交流が続いており、定期的に情報交換を行っています。

2カ月間の社内研修では、主に設計やテストにおける仕様書の書き方や品質管理を学びました。私は、文書の作成が苦手な方でしたが、先輩の丁寧な指導のもとで「レクチャー→実践→フィードバック→修正」を繰り返すうちに、苦手意識がなくなっていきました。印象に残っているのは、研修の最後に行われた発表会です。課題をもとに開発を行い、その品質を自ら評価して発表を行いました。自分では完璧だと思っていても、テストしてみると意外なところで不具合が発生していることに気づき、大きな学びを得られました。

私が所属するエンジニアリングアプリケーション部では、主に国のプロジェクトを手がけています。私は入社以来、港湾情報処理システムの開発を担当。最初は、プログラミングやテストの仕様書の作成に携わりました。入社2年目の今では、実際にユーザーが触れる画面の開発を任されています。印象に残っているのは、入社1年目の11月に責任の大きな案件を任されたことです。先輩に頼ることも少なく、最後までやり遂げられたことは、大きな自信につながりました。

当社には、新人研修以外にもさまざまな教育制度が揃っています。例えば、入社5カ月目以降は、毎月さまざまなテーマに沿って、ビジネススキルを磨く研修がありました。また、世界的なクラウドサービス「AWS」の有償セミナーに費用負担なく参加できる機会もあります。今後は、積極的に新しい知識やスキルを吸収していくことが目標です。そして、少しでも早く要件定義や設計といった上流工程に携わりたいです。

〈A.Kさん〉

システム開発やインフラ構築も経験!ユーザーの顔が見える環境だから、達成感が大きい

大学では工学部情報工学科に進み、バスケットボールのスコアをつけるアプリの開発などを行っていました。学生時代の経験を生かせるIT業界に絞って就職活動を行うなか、幅広い業界と取引を行っている当社を志望。さまざまな経験を通して、自分の可能性を広げていけそうだと感じました。説明会で出会った社員たちの楽しそうな雰囲気も、当社を選んだ理由です。

情報系学部出身とはいえ、2カ月間の外部研修では大変な面もありました。特に苦労したのは、模擬開発の設計のフェーズです。何度も壁にぶつかりましたが、その分多くの学びを得ることができました。その次に参加した2カ月間の社内研修では、設計から製造、テストまで開発の一連の流れを経験しました。私は自分から質問するのが苦手なタイプなのですが、常に先輩が声をかけてくれたことで安心して取り組めたことを覚えています。

私が所属するウェブ応用システム部では、Web系のシステム開発をメインにインフラ構築も手がけています。コンビニチェーンや協同組合など、大手のお客さまが多く、私は全国的に有名な協同組合を担当。具体的には、職員さんたちが使用する会計システムの運用に携わっています。最初は、不具合が発生した際に原因を突き止めて対処していく仕事からスタート。現在は設計にも関わるなど、少しずつ上流工程を任されるようになりました。

当社は、若手のうちから幅広い仕事にチャレンジできる会社です。私も入社3年目の一時期、協同組合とは異なるプロジェクトで、ネットワークの構築に携わりました。システム開発とインフラ整備の両方を経験できたことは、大きな収穫です。また、元請け案件が多いのも当社の特徴。ユーザーの顔が見える開発ができ、リアクションがダイレクトに返ってくるため、大きなやりがいを感じています。

入社以来、私が大切にしているのは、常に新しいことを学ぶ姿勢です。実務を通して新たな知識を吸収するだけでなく、資格取得支援制度を活用して積極的に資格試験にもチャレンジしています。すでに、基本情報技術者とLPIC関連の資格を取得しました。現在は、応用情報技術者の資格取得を目指して勉強中です。積極的に学んで自分をバージョンアップさせ、憧れの先輩たちに少しでも近づきたいと思っています。

〈I.Yさん〉

学生の方へメッセージ

就職活動では、たくさんの選択肢のなかから会社を選ばなければなりません。やりたいことが決まっていない方は、その段階で苦労するでしょう。目指すべき方向性がまだ見えないなら、業界や職種ではなく、会社で選んでみるのもおすすめです。「高い安定性を誇るしっかりした会社」「理念や方針に共感できる会社」などといった軸で絞り込み、入社後は与えられた仕事に真剣に向き合う。そうすることで、仕事のおもしろさに気づき、将来のキャリアが見えてくることもあると思うのです。

実際、私はそのようにして当社に入社し、プログラマやシステムエンジニアとして働いてきました。しかも、学生時代は文系出身だったので、まったくの知識ゼロからのスタート。それから数十年経った今では代表を任されているのですから、人生はわからないものです。

IT業界で就職を考えている方は、開発におけるその会社の立ち位置や取引先などをチェックし、各社の強みや特徴を理解するようにしてください。例えば、当社はユーザー企業,団体からの直案件が多い点と、プログラミングをはじめとしたITスキルを極めていける点が特徴。それぞれの会社の違いを対比していけば、ミスマッチのリスクを防げると思います。

〈代表取締役社長/齋藤 愛子さん〉

PHOTO
チームワークが抜群で、支え合うカルチャーが根づいている会社。だからこそ、一人ひとりが自分の強みを生かし、ウィークポイントをカバーし合いながら活躍できる。

マイナビ編集部から

コンピュータがまだ普及するよりもはるか前の1958年に、産声をあげた日本科学技術研修所。「システム開発×統計解析」を武器に、長年にわたって日本のモノづくりの品質向上に貢献してきた。名だたる大手メーカーと長年取引を行っているという事実が、同社の実力を証明している。

製造業だけでなく、官公庁や外郭団体、金融企業、流通会社などのシステム開発でも、豊富な実績を誇る同社。今回取材した「ビジネスソリューション事業部」「エンジニアリングソリューション事業部」に所属する3名の話からも、公共性が高いプロジェクトを手がけていることがよくわかった。

そのほか、「統計ソリューション事業部」では、自社開発の統計解析ソフトウェア『JUSE-StatWorks(ジュース・スタットワークス)』の開発・保守・セミナー運営を担当。品質管理や統計解析のノウハウをもとに、異常判定・自動化などのシステムも手がけている。さらに、新薬開発の治験業務のデータ解析でも豊富な実績を誇っているという。多彩な活躍のフィールドが広がっている同社でなら、きっと挑戦してみたい仕事が見つかるだろう。

盤石の経営基盤のもと、働きやすさを追求しているのも注目ポイント。年間休日が120日以上あるほか、フレックスタイム制度を導入しており、オンとオフのメリハリをつけて働ける。プライベートを大切にできる環境だからこそ、社員たちは仕事で高いパフォーマンスを発揮できるのだ。

PHOTO
勤務時間は7時間15分と、一般の会社よりも少なめだ。残業も月平均21.8時間で、仕事がある日も自分の時間を大切にできる。働きやすい職場だから、平均勤続年数は18.5年だ。

トップへ

  1. トップ
  2. (株)日本科学技術研修所【日科技研】の取材情報