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最終更新日:2025/4/21
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部署名検査本部
勤務地埼玉県
大学院では微生物関連の研究室に所属しており、食中毒菌の病原性をテーマに研究を重ねていました。実は学部時代に一度、就職活動をしており、当時は食品の品質管理や検査業界を見ていたのですが、もう少し学びを深めたいとの思いから大学院進学を決意。改めて就職活動に臨んでからは、院卒も対象となる食品系の研究職も視野に入れつつ、性格に合うと感じた検査機関の方を重点的に見るようにしていました。当社に関しては、学会の発表会で存在を知っていました。私の研究テーマと同じような食中毒菌を扱っているという点には興味を覚えましたし、学会でもプレゼン力・発言力のある企業だったことにも魅かれました。結局、検査と研究の両面に携わるチャンスがあるのが、当社を選んだ一番の理由。また、会社見学をした時、社内に柔らかい雰囲気が漂っていたことが決断の後押しとなりました。
検査職として勤務しており、主には腸内細菌の検査を通してサルモネラ菌やO-157等の保菌者を探すという業務に取り組んでいます。飲食店や食品工場に勤務している人たちの食中毒菌の有無を定期的にチェックして、食の安全を守っているというわけです。検体数が圧倒的に多く、万単位に達するのが通常で、処理をするのが非常に大変ではありましたが、周囲の先輩に聞きながら一つひとつ身に付けていきました。2年目後半からは福岡に異動。ここでは食品検査に携わることになり、食材や完成した料理、加工品などを検査して、食中毒菌の有無や生菌数などを確かめていきました。食品の場合、検体の大きさや形が多種多様で、検査に知識と技術が必要になりますが、おかげで検査に関する多角的な視点を得ることができました。また、どちらの部署でも、検査は一人だけの力で完結はせず、円滑な検査には人と人とのつながりが大切だというのがよくわかりました。
私が検査という道を選んだのは、数字としてブレない答えが出る点に魅かれたから。自分の作業によって確かな結果が導き出せるというのは、改めて面白いと実感しています。もっと自分を高めていくためにも、食品微生物検査技士の資格取得が当面の目標。また、検査にはパート社員などの多くのスタッフが関わっていますので、より効率的に働ける職場づくりなどにも取り組んでいきたいですね。