最終更新日:2025/4/23

SOLIZE(株)【東証スタンダード上場】

  • 正社員
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業種

  • 機械設計
  • 受託開発
  • 自動車・自動車部品
  • ソフトウエア
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

エンジニアが、のびのび成長できる! SOLIZE流キャリア形成を、先輩社員が証言

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2人の社員が振り返る、それぞれの成長プロセス

「進化を感動に」という企業理念を掲げるSOLIZE。この理念は、同社で働く一人ひとりの成長プロセスにも当てはまるだろう。2人の先輩社員の証言を通じて、エンジニアとしての活躍する自分自身の将来を重ねてみよう。

■櫻井 文嶺さん(2006年入社/工学部卒)
エンジニア職/グループリーダー

■伊藤 えりさん(2014年入社/ライフデザイン学部)
エンジニア職/チームリーダー

素顔の先輩社員たち

【櫻井さん】休日はテニスをすることもありますが、最近はご無沙汰ですね。近々、子どもが産まれる予定なので、当分は子育て中心のオフタイムになるかもしれません。
【伊藤さん】デスクワーク中心なので、休日は趣味のホットヨガで体調を整えています。また、観葉植物も育てていて、日々小さな変化に気づくことも楽しみの一つ。
技術者の成長を後押しする、様々なチャンスが与えられていく同社。多種多様な仕事に取り組みながら、幅広い知見・スキルを獲得していくことができるだろう。

【櫻井さん】続々と挑戦の機会が与えられる環境。同期の話からも、知的好奇心がかきたてられる

私が就職活動に取り組んだ頃、まだ、3D CADは広く普及していませんでした。そんな中、当社の会社説明会で3D CADを操作し、実際にモデル製作する機会がありました。そこで、頭に描いたものをモデル化する面白さを感じました。さらに、当社は新入社員の教育に力を入れており、現役エンジニアが講師となって3ヶ月間じっくり教えてくださると知り、ここならエンジニアとして着実に成長できるだろうと思って入社を決断しました。

入社後は、大手自動車メーカーのボディ設計担当として、新型車のボディ開発を10年ほど手がけました。その後、海外自動車メーカーを担当し、各種サプライヤーとのやり取りや実験車両の仕様管理なども行いました。続いて自社のCAE部に所属し、2年にわたり構造最適化の技術開発およびサービス化を担当。さらに、自社に開発部が出来たタイミングで、数名のメンバーを持つチームリーダーに任命されました。メンバーの適性を考えながら、3Dプリンターを活用した新サービスの模索やPoC、特許の考案・出願などに携わりました。

2024年後半からは、海外スタートアップ企業を技術支援するプロジェクトに参加。PM/PLとして取引先とのリレーション構築、技術支援、進捗管理などに携わっています。海外とのやり取りは大変ですが、新たな道を切り開けるよう、試行錯誤を重ねているところです。また、来年からは製品開発関連のメンバーを持たせていただき、製品開発の上流から下流まで、一気通貫で対応できる体制づくりに取り組む予定です。これまでの私のキャリア遍歴からも、SOLIZEでチャレンジできる領域の広さを汲み取っていただけると思います。

SOLIZEという会社の特長は、振り返りをこまめに行う点にあると思います。それにもとづき、次回、同じような仕事が発生した場合に備えて、業務効率化のためのツールを作ったり、メンバーが集まってどのような改善活動を行ったかを出し合う「レベルアップ報告会」を開催したりなど。単に、与えられた仕事に取り組むだけでなく、常に「もっと良いやり方はないか」という視点を持って、仕事に取り組んでいるのです。そして、私がこの会社に居続ける理由は、刺激を得られる環境があるからです。同期社員にVRやMBD(モデルベース開発)に携わっている人もいて、話をしていると様々な分野に挑戦したくなってきます。

【伊藤さん】相談にのってくれる上司、意見を受け入れてくれる企業風土が成長意欲を高める

文系出身ですが、子どもの頃から絵を描いたり、何かを作ることが好きでした。私が就職活動に取り組んだ頃、SOLIZEでは「Enjoy the Progress」というスローガンを掲げていました。これは、成長を楽しもう!ということ。このスローガンに強く惹かれたこと、そして、学生目線で対応してくださる採用担当者の姿に社風の良さを感じて、ここでやってみようと決めました。

入社後、まず取り組むことになったのは、自動車内装部品の設計業務でした。とはいえ、文系出身ということもあり、毎日が勉強の連続でしたね。入社2~3年目は与えられた仕事をこなすので精一杯という状態でしたが、直属の上司と行われるキャリア面談で、困っていること、これからどう成長していきたいのかについてはじっくり話し合うことができました。

その後、受託設計部に移ってからは、3Dプリンター試作モデルの構想設計を担当。ここで、プロジェクトリーダーとしてお客さまとの調整、メンバーのスケジュール管理、データチェックなども手がけるようになりました。さらに、開発統括部におけるモノレール玩具の製品企画、二輪パーツの製品企画、構想設計、企画の実現性検証など、様々な領域、タスクに挑戦するチャンスを与えていただきました。

私が、SOLIZEに居続けるのは、自分を認めてもらえる環境があったからです。これは、当社ならではの文化だと思うのですが、「ここは、こうした方がより良いのではないか」と些細な気づきを発した言葉に対して、周囲が積極的に拾い上げてくれます。「それ、ものすごく良いアイデアだね」「うん、採用だね」といったように評価して、チャンスを後押ししてくれます。こうした発案がベースとなって、思いがけず大きなプロジェクトに発展し、本当に実行されていく。そんな企業風土が、仕事に対するモチベーションを与えてくれています。私がSOLIZEに居続けるのは、まさに、この部分に大きな魅力を感じているからです。

人が成長していくうえでは、やはり、未知の領域へ挑戦していくことが不可欠だと思います。しかし、その一歩目を踏み出すことが、誰にとっても難しく感じるものです。当社なら周囲の人たちが「伊藤さんのアイデア、すごい!」「やってみよう!」と言って、後押ししてくれる。そこから、成長のエネルギーをいただいています。

【お二方より】成長を後押しする、挑戦の連続。NHK「魔改造の夜」に出演

【櫻井さん】
業務以外でも、技術力を競う大会にも参加するチャンスを与えていただきました。伊藤さんと一緒に取り組んだNHK「魔改造の夜」に出演するために立ち上がった「魔改造の夜プロジェクト」は、扇風機を使った50m競争で、25m走行した後にターンして戻ってくるというお題で、大手企業などと競い合いました。開発にあたっては、どうやって走らせるのか、 方向転換はどのような方法で行うのかなど、みんなで意見を出し合いながら取り組みました。与えられた開発期間はわずか1.5ヶ月。テーマをいただいてから1週間後には最初の試験走行に入り、そこから試験結果を分析して改良を重ねました。限られた時間の中でも、複数のアイデアを活用しながら、達成したい目標の形に仕上げていき、最終的には全員が納得するものへと形にすることができました。こうして、それぞれの強みや武器など持ち合わせた人たちが集まり、アイディアが合わさることで良い製品が生まれるのです。

私はこれまでの経験を通じて、メンバーとの情報交換を行いながら少しずつ知見を高めていきました。これからは自分が先駆者となって新たなビジネスを切り開いていきたいと考えています。そのためにも、新製品開発のアイデア出し、具現化に直接関わる仕事に力を注いでいきたいですね。

【伊藤さん】
櫻井さんと一緒に取り組んだ「魔改造の夜プロジェクト」では、非常にスピード感のある開発ができたと思います。また、それ以上に強く感じたのは、チームメンバー全員の、ものづくりに対するこだわりの強さでした。設計や製造に携わっている方など、様々な人たちでチームが構成されているので、それぞれの立場から大事にしたいことが異なります。メンバー皆が遠慮することなく考えを述べ、理想のカタチを話し合いました。いざものづくりになると、全員が熱意をもって意見をぶつけあう。そういうシーンを見て「これこそSOLIZEのカルチャーだ」と思いました。

エンジニアとして常に考えていることは、みんながハッピーになるということ。デザイナー、設計、製造、試験に携わるスタッフはもちろん、最終的にできあがった製品を手にするユーザーまで、常に全員の満足度を意識しながらものづくりに取り組んでいきたいと思います。

学生の方へメッセージ

【櫻井さん】これまで、さまざまな業界に深く入り込みながら技術力を磨き、チャレンジを重ねてきました。これは、メーカーでは、築くことのできなかったキャリアだと思います。その一方で、当社には長年にわたり同じ業界で活躍している人もいます。いろんな働き方でものづくりに関わることができる会社なので、自分のアイデア、関わった製品が世の中に出ていく楽しみを味わいたい方には、最適な環境だと考えます。しかし、得意なことや好きなことが分からないという方も少なくないと思われます。少しでも興味が持てそうなフィールドがある企業を探し、自分に合いそうな企業に巡り合ったら、まず飛び込んでみるのが良いと思います。

【伊藤さん】昔から、私はデザインやものづくりに興味があり、何かを形にしていく仕事をしたいと思いながら、就職活動に取り組み始めました。しかし、高校まで文系で物理の授業も受けたことがなかったため、理系の業界へ就職することはハードルが高く、そもそも応募条件に当てはまる企業はほとんどありませんでした。諦めかけたこともありましたが、そんな時に背中を押してくれたのは「好き」という気持ちだったと思います。今日まで設計者として続けてこれたのも、この気持ちに支えられた部分が大きかったと感じています。今、何か好きなことがある方は、それを起点に臆することなくチャレンジして欲しいですね。

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今回ご登場いただいた先輩2名だけではなく、多くの社員が成長の手応えを実感。技術的バックグラウンドの有無を問わず、着実にステップアップできる環境がある。

マイナビ編集部から

今回、お二方の談話から浮かび上がってきたのは、次々と活躍ステージを与えられながら成長を遂げていく社員の姿だった。これも、幅広い領域で活躍するチャンスが用意されている同社だからこそ、実現できるのだろう。

さらには、こうして多様な経験を積んだエンジニア同士が交流することにより、新たな創造性が育まれていく。この「イントラパーソナルダイバーシティ」と呼ばれる、アイデアの掛け算を大切にしているところにこそ、SOLIZEという会社の特長があると言えよう。つまりは、一人ひとりがいろんな経験を積む中で、広範な知見・ノウハウを獲得。さらに、他のエンジニアと意見を出し合うことで化学反応が生まれ、新たな創造に結びついていくのである。もちろん、個々に高いパフォーマンススキルを持っているからこそ、こうしたことが可能となるのだ。

設計、開発、統括など、さまざまな領域に取り組んできた櫻井さんも、これらの経験を通して得られた知見・ノウハウが創造性のベースとなっている。さらに、仲間と意見を出し合うアイデアの掛け算をすることにより、新たな価値創出につなげているのだ。同社のエンジニアたちは、こうした掛け算を楽しんでいるのではないかと取材をとおして感じとれた。それは伊藤さんの「熱意をもって意見をぶつけあう。そういうシーンを見て『これこそSOLIZEのカルチャーだ』と思った」という証言からも、伺い知ることができた。

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創業時からデジタルものづくりに取り組み、ノウハウ・技術を蓄積してきた同社。その取引先は自動車業界を中心に、その他の製造業、建築、サービス業へと広がっている。
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