最終更新日:2025/4/8

SocioFuture(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理
  • 専門コンサルティング
  • 各種ビジネスサービス・BPO
  • サービス(その他)

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

より良い未来を創造するために

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高いハードルに挑み続ける3人

2022年1月に「日本ATM」から「SocioFuture」へと社名を変更。新たな社名には、社会の未来を創り上げる「社会問題解決企業」を目指すという決意が込められている。社名変更は、企業としての進化の象徴だ。その立役者は社員一人ひとりだと言えるだろう。今回は、複数の新規事業や新規提案に深く関わる3人の社員にインタビュー。それぞれが見据える未来について伺った。

オフタイムの過ごし方

洋画鑑賞やダンス教室に通うなどして趣味を楽しんでいます。年に一度の発表会は友人が観に来てくれるので、毎回会えるのが楽しみです。
子供と公園、水族館に行くなど家族との時間を大切にしています。また食べることが好きで、休日には色々なところに食べに行ったり、自分で料理をしたりして楽しんでいます。
ツーリングで好きな道を走るのが楽しく、会社の仲間とも行くことがあります。基本は日帰りですが、たまに遠出をすることもあります。

社会貢献とビジネスの両立は難しいからこそ面白い。次世代に活躍の場を与えたい/H.S(企画)

インフラに携わる仕事に漠然と興味があり、就職活動では金融機関の選考も受けました。その頃に志していたのはソリューション営業。お客様のお悩みを解決するコンサルタントのような働き方に憧れていたんです。SocioFuture(当時は日本ATM)の面接で「相手の話にしっかり耳を傾け、一人ひとりに合った対応をするのが得意です」と伝えたところ、「営業もいいが、企画も向いていそうだね」と言われたことをよく覚えています。選考段階で私に合う職種を考えてくれたのが嬉しく、社員の個性を大切にする会社に違いないと感じたので、入社を決めました。

入社後、最初に携わったのは、主力事業であるATMを監視するコールセンターの業務構築です。お客様である金融機関のご要望に沿ってサービス仕様を構築し、コールセンター立ち上げに伴う物件探しやマニュアル作成、採用などを手掛けました。次に、コールセンター業務とATM本体をセットで販売するフルアウトソーシングサービスの企画・導入を担当。やがて、ATMコールセンターに続く第二、第三の柱となる事業の立ち上げが全社的な課題となり、金融機関と行政機関の情報連携がテーマのプロジェクトに参加しました。そしてリリースされたのが、金融と行政を繋ぐ預貯金等照会システム・DAIS(ダイス)です。

現在注力しているのは、金融、行政、健康の3領域を繋ぐサービスを確立すること。2022年には健康サポートセンターを立ち上げ、管理栄養士や健康運動指導士が遠隔で特定保健指導を行うサービスをリリースしましたが、ゆくゆくは、口座開設や相続相談、行政手続き、診療など、銀行や役所、病院に足を運ばなくては受けられなかった幅広いサービスを遠隔で受けられる仕組みを構築していきたいと考えています。

これらの私たちの取り組みは、デジタル庁の「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」という方針に則ったものです。永遠のテーマとして社会貢献を掲げながら、アイデアという種を、20年後も成立するビジネスへと結実させていく。とても難しく、だからこそ面白いミッションだと感じています。今後は、これまでに得たノウハウを後輩へと引き継いで活躍の場を与え、ビジネスのキーマンとなる人材をどんどん育成していきたいですね。

ジョブローテーションで自己成長。様々な新しい挑戦をしたい。/M.K(営業)

就職活動では、軸を「業界No1の会社」として、会社を探していたところATM監視事業でNo1のSocioFuture(当時は日本ATM)を発見しました。説明会で、どの金融機関のATMでも使えるソフトウェアを開発しているという説明を聞き、監視業務以外の側面でも面白い事業をしている会社だと感じ入社を決意しました。

入社3年目までは、協業先の営業担当をしていました。その後、営業から一転して、より広い視野で会社を見たいと考え、会社の全体感を把握可能な経営企画部へ異動し、合理的な考え方、会社の全体最適を考える視点など、営業とはまた違う物事の見方を学びました。3年後には、当社の根幹事業である「ATM監視業務」の運営部へ異動しました。実際の現場では、お客様の声を聞き、本当にお客様が困っていることは何なのか、それを解決するためにはどうすればよいかを日々考えて仕事に従事していました。そして、これまでの経験を活かして再び営業に戻り、現在では、メガバンク担当部の課長として、ジョブローテーションを通じて得た「会社全体を俯瞰で見る視点」と「現場でのお客様の声」を踏まえて、数字だけにとらわれず「会社全体」と「お客様」のことを考えたアプローチができていると感じています。

いい意味で「この仕事じゃなきゃ嫌」というこだわりがなかったからこそ、さまざまな経験ができ、その経験がナチュラルにつみ重なって今の自分の自信につながっていると感じています。今後も機会があれば新たなことに挑戦し、自分の成長へと繋げ、その力を会社や社会に還元していきたいと思っています。

ユーザーの声がやりがいに。最新技術を学び、新たなソリューションを一から開発したい/H.S(SE)

ATMは、学生時代の私にとっても身近な存在でした。人々の生活を支えるインフラでもあるATMを管理する事業に興味を持ち、SocioFuture(当時は日本ATM)の説明会に参加。人事担当の優しい人柄からあたたかい社風を感じ、入社を志望しました。

文理融合の学部で学び、プログラミングの授業も受けていましたが、システム開発に関する考え方はすべて入社後に学んだと言っても過言ではありません。1年目は現場で研修を受け、2年目になると、AIなどの新技術を当社のサービスに導入可能か調査する部署に配属されました。3年目からは、預貯金等照会システム・DAIS(ダイス)の開発チームに所属し、行政機関が操作するWeb画面の開発を担当しています。

行政機関が滞納者の資金調査を行う際には、口座の有無や取引明細の取得を金融機関に対して行い、回答を得ます。従来、紙ベースで行われてきた照会・回答のやりとりをデジタル化したサービスがDAISです。DAISは2018年にリリースされ、その時点で行政機関の操作画面は完成していましたが、年に一度実施するユーザーアンケートの回答を参考に改良し続けているんです。要件決め・仕様決めからレイアウト、テストまで自分自身で手掛けた画面を使ってもらっていることに加え、アンケートでは「今後も使い続けたい」と回答したユーザーが大半だという結果が出て、大きなやりがいを感じています。また、改良時にはUIのトレンドも取り入れ、マニュアルを読まなくても迷わない操作感を実現したいと考えていたので、「直感的に操作しやすい」というお声もいただけて非常に嬉しかったですね。

年々、DAISを導入する行政機関や金融機関は増え続け、保険会社でも導入されたため、それに伴う追加開発も行いました。DAISの認知度が上がるに従って、私が担当する業務の幅も広がっていると実感しています。最近では、金融機関からの問い合わせ対応や、導入前のネットワーク敷設工事の手配も任されるようになりました。今の目標は、DAISのようなソリューションを一から開発すること。クラウドサービスをはじめとした最新技術の情報も積極的にキャッチアップしながら、今後に生かしていきたいと考えています。

学生の方へのメッセージ

安定したビジネス基盤は当社の強みのひとつ。そうした基盤を支える金融機関との信頼関係を大切にしながら、ATMのように人々の生活に寄り添う、まったく新しいインフラを創造しようとしています。

採用において重視しているのは、人や社会へと真摯に向き合う姿勢です。金融機関や行政機関、健診・医療機関に提案を行う場合、立場の違う多くの人々から意見を聞いていくことになるでしょう。だからこそ相手と真摯に向き合い、周囲を巻き込みながら主体性を持って行動し、粘り強く課題に取り組んでほしいのです。

採用は希望職種ごとに行いますが、ジョブローテーションも可能ですので描けるキャリアは多彩です。また、近年では安心して長く働ける環境づくりに注力し、時短勤務制度やライフスタイルに合わせて出勤・退勤時間を調整できる、スライド勤務制度を設けました。多様性を尊重する社風の中、あなたらしく輝いてください!

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本質的かつ実践的な教育研修を通してさまざまな能力・スキルを身につけられるだけでなく、安心して働ける環境づくりにも注力をしているのが当社の特徴です。

マイナビ編集部から

キャッシュレスサービスを使用する機会が増えたとは言え、まだまだATMを活用することも多い。SocioFutureの旧社名は日本ATM。その名の通り、日本国内のATM監視業務において約6割のシェアを占めるリーディングカンパニーだ。国内のATM台数は減少傾向にあるが、ATM監視業務にて培ってきたノウハウと金融機関とのリレーションシップは、新規事業の構築や展開において他社にはない強みとして発揮されている。

ベンチャーとしての出自を持つ同社は、早い段階で時代の変化を察知し、第二、第三の柱となるビジネスを確立しようと挑戦を続けてきた。起業家スピリットにあふれたチャレンジは、行政機関と金融機関の業務DX化に大きく貢献する預貯金等照会システム・DAISの成功や、遠隔健康サポートサービスの実用化によって実を結ぼうとしている。

社名が変わっても受け継がれているのは、「人による、人に寄り添った心温まる応対=ハイタッチ」を大切にするという信念だ。創業以来のセンター運営によって培われた人間味のあるノウハウは、行政サービスや健康サービスを介して、今まで以上に多くの人々を助けるだろう。

ハイテク化の一途を辿る現代。だからこそ「ラストランナーになったとしても、ハイタッチな対応にこだわり続ける」という社長の言葉が印象的だった。社会課題の解決に関心がある学生、自らのアイデア実現に向けて粘り強く取り組んでいきたい学生にぜひ知ってもらいたい。

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ATMソリューションで培った高度なハイタッチオペレーションを武器に、住民の高齢化や医療費の高騰といった社会課題の解決に繋がる仕組みを構築しています。

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