最終更新日:2025/4/28

ブレーンバンク(株)【四谷学院】

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基本情報

本社
東京都

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仕事・キャリアパスについて伝えたい

生徒とともに歩む――四谷学院で働く若手社員の姿

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生徒と向き合う中で生まれる喜びとやりがい

大学受験を通じて生徒の自己実現を支える四谷学院を全国に展開するブレーンバンク。3名の若手社員に話を聞くと、どこまでも生徒に寄り添いながら自らも成長を遂げる姿が共通点として浮かび上がった。

■柴崎 克徳さん(写真中)
四谷学院 下北沢校 校長/2022年入社
文化構想学部 文化構想学科卒
 
■箕浦 琢也さん(写真左)
四谷学院 自由が丘校 受験コンサルタント/2023年入社
法学部 法学科卒

■牧野 心さん(写真右)
四谷学院 オンライン校 受験コンサルタント/2024年入社
文学部 現代社会学科卒

先輩たちから一言

「生徒一人ひとりと深い関係を築き、長期間サポートする中で深く感謝される。ここまで『ありがとう』と言ってもらえる仕事は多くないかもしれません」(柴崎さん)
「年次に関わらず発言しやすい風通しの良さがある会社です。自分の提案したことが採用されて校舎の環境が改善されたときはうれしかったですね」(箕浦さん)
「好奇心旺盛な自分にとって、いろんな業務に挑戦できる環境はとても魅力的。ブレーンバンクには、手を挙げれば背中を押してくれる風土があります」(牧野さん)

【柴崎さん】校長としてのチャレンジの先にある喜びとやりがい

2022年に入社し、3年目から校長を任されています。早い段階での抜擢には驚きましたが、「リーダーとして挑戦してみないか」という言葉が後押しとなりました。受験コンサルタントとしての業務やスタッフの育成にていねいに向き合ってきたことが評価されたのだと思います。責任の重さを感じながらも、期待に応えたいという思いで校舎運営に全力を注いでいます。

校長の仕事は、説明会業務や校舎のマネジメント、人材の管理・育成など多岐にわたります。小規模な校舎のため、説明会に訪れる生徒全員に私自身が直接話をしています。「先生の説明を聞いてここで頑張りたいと思いました」と言われた時のうれしさは、何にも代えがたいですね。

校舎運営では、四谷学院の方針を踏まえつつも、独自の方針を立てる裁量が与えられています。年度初めにスタッフへ「生徒満足度を高めるためのアイデアをどんどん出してください」と伝え、その意見を形にすることを大切にしてきました。責任の重さはありますが、自分のアイデアを実現できる喜びは大きいですね。私自身もリーダー研修や書籍でマネジメントについて学び続けながら、スタッフとともに校舎をより良い場所にしていきたいと考えています。

校長としての役割に加え、受験コンサルタントの仕事も続けています。不登校を経験した生徒や学習の基礎が抜け落ちている生徒と一緒に学び直しを進め、「勉強が楽しい」と言われたときは本当に心からうれしくなります。大学受験という大きな目標に向かって生徒と並走する仕事には、この上ないやりがいを感じています。

当社の魅力の一つは、私自身が校長を任されたように、年次に関係なく挑戦の場が与えられることです。同期の中には、受験コンサルタントを続けながら希望して講師を兼任するようになった社員もいます。それぞれが希望や適性に応じてキャリアを築ける環境は、仕事の張り合いにつながっています。

今後も、生徒が友人や兄弟に「ここ、いいよ」と勧めたくなる校舎づくりを目指します。そのために、成績を伸ばして合格に導くだけではなく、生徒が安心して楽しく通える、温かみのある場所でありたいと考えています。大学受験は人生の大きな岐路であり、そのチャレンジをともに乗り越えるために、どのようなサポートができるかを考え続けていきたいです。この仕事を通じて、生徒とともに自分自身も成長していけると確信しています。

【箕浦さん】卒業生から支える側へ、受験コンサルタントとしての挑戦

私自身も四谷学院の卒業生であり親身なサポートを受けた経験があり、「次は自分が生徒を支える番だ」という気持ちで入社しました。内定をいただいてからは、半年間のオンライン研修を通して社会人としての心構えや生徒との向き合い方を学びました。入社後も研修は継続され、スムーズに業務に入る準備が整いました。

現在は受験コンサルタントとして生徒に深く関わる一方で、個別指導コースの教室運営も担当しています。受験コンサルタントとしては約100名の生徒を担当し、定期的に面談を行って勉強計画や志望校選びの相談に乗っています。保護者とも面談を行い、生徒の様子や学習の進捗を共有し、疑問や不安にもしっかりとお答えしています。

大学受験に向けて勉強をするのは生徒自身ですが、その方法が分からなかったり、やる気が出ずに悩んでいたりする場合も少なくありません。そこで受験コンサルタントに求められる役割の1つが、生徒との対話を通して成績アップへの道筋を一緒に描いていくことです。その過程では、一人ひとり成績や志望校が異なるため、個別のアドバイスが欠かせません。たとえば、成績が思うように伸びない場合は、模試のデータや本人・保護者からヒアリングした学習状況をもとに課題を洗い出し、改善策を見つけていきます。

さらに精神的な支えになることも重要です。困ったり悩んだりしたときに、真っ先に相談される存在を目指し、つねに生徒に寄り添った対応を心がけています。そのように学校ではカバーしきれない一人ひとりへの手厚いサポートができるのは、四谷学院ならではの強みだと感じますね。以前、学校で赤点すれすれだった生徒がいましたが、まずは基礎固めが必要と判断して個別指導コースを提案し、励まし続けることで、結果的に偏差値が10以上上がって志望校に合格しました。「先生のおかげで受かった」と言われたときは、自分のアドバイスが役立ったことに心からうれしさを感じました。

この仕事が好きで、生徒と深く関わる日々にやりがいを感じています。さらに、これからは新しいプロジェクトにもチャレンジしたいと考えています。四谷学院には誰でも積極的に提案でき、自分のアイデアを形にしていける環境があります。これからも生徒たちに寄り添いながら自分自身も成長し、新たな挑戦を続けていきたいと思います。

【牧野さん】生徒の夢や目標を語り合い、その実現を全力でサポート

高校時代、私自身も四谷学院に通っており、受験コンサルタントの先生から受けたアドバイスが人生の大きな転機になりました。学校や他の塾では「この成績ならこの大学」といった指導が多かったのですが、四谷学院では私の希望を尊重し、「一緒に目指してみよう」と全力で応援してくれました。また、55段階個別指導を通じて小さな成功体験を積み重ねて自信を付けた経験は、大学入学後も大きな財産となりました。その経験が忘れられず、今度は自分が生徒を支えたいと思ったのです。

現在はオンライン校で受験コンサルタントを担当しています。約70人の生徒を受け持ち、定期的にオンラインで面談を行い、電話でも学習の進捗を確認したり、相談を受けたりしています。生徒は北海道から沖縄まで全国各地にいて、海外在住のケースもあるため、それぞれ異なる状況に合わせたサポートが必要です。その分、全国の大学に関する知識が深まり、自分自身も大きく成長できました。

生徒とのやり取りは、「将来どんな大人になりたいか」「どんな仕事をしたいか」といった夢や目標について話を聞くことから始めます。そして一人ひとりに合った進路を一緒に考えていきます。オンラインでの面談は画面越しのため対面に比べて気持ちが伝わりにくい場合も。そのため、普段の倍くらいのテンションで話すこともあります。

特に印象に残っているのは、ある高校2年生の生徒です。最初の面談では「数学が大嫌いで、数字を見るのも嫌」と話していました。国公立大学を目指しており数学が必須科目だったため、「55段階個別指導でコツコツ進めよう」と提案し、スモールステップの目標をクリアしていくことに。当初は学校の数学のテストは30点ほどでしたが、こまめに電話で励まし続けたこともあって本人がやる気を出し、夏にはテストで90点を取り、何と学年1位にまで上り詰めました。「先生のおかげです」と言ってもらえたとき、私自身も「生徒のやる気を引き出せばここまで成長するのか」と感動しました。

受験コンサルタントの仕事は、ただ結果を出すだけではありません。限られた時間の中で、生徒のやる気に火をつけ、その努力の過程をサポートすることが何より重要です。その経験が大学進学後も大きな自信となり、より良い未来へと進んでいく力になると信じています。

学生の方へのメッセージ

【柴崎さん】
就職は人生の大きな決断ですからナーバスになるのも無理はありません。ただ、自分を振り返ってみると、就活はさまざまな業界や企業の人と話せる貴重な機会でした。これを社会勉強として楽しむくらいの気持ちがあると自分にとって大きなプラスになるはずです。就活は「選ばれる」だけでなく「選ぶ」場でもあり、企業とは対等な関係です。自分を取りつくろわず無理しないように心がけると良い結果に結び付くのではないでしょうか。

【箕浦さん】
就職活動ではゴールが見えず苦労することもあるでしょう。やりたいことが分からない場合は、「仕事を通してどう自己実現したいか」という視点に立ち戻ってください。そうしたイメージを明確にすることで、きっと就活の方向性が見えてくるはずです。その上で、積極的に会社説明会に参加し、OB・OG訪問を活用するなど、アクティブに動くことで新たな発見がもたらされると思います。

【牧野さん】
本当の自分を理解できたという点で、就職活動は貴重な経験でした。多くの人が企業研究に時間を割く中、私はまず自己分析に注力し、「何をしているときが楽しいのか」「何に喜びを感じるのか」「どんな出来事に心が動かされるのか」といった問いを突き詰めました。そして、「相手の成長を見ることが自分の喜び」と実感し、当社を選んだ経緯があります。まずは自分の核となる価値観を見つけて、それを大切にしてください。

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先輩や同僚などの仲間と学び合い、助け合える環境が整っている。1人で抱え込むことなく、チームで生徒の成長を支えているという実感が持てるはずだ。

マイナビ編集部から

誰にでも自分の進むべき道を照らしてくれた恩師との出会いがあるのではないだろうか。それは学校の教師かもしれないし、予備校の先生かもしれない。そうした恩師との記憶の根底には、「どこまでも自分に寄り添ってくれた」という揺るぎない信頼があるはずだ。今回インタビューをした3名の社員も、「誰でも才能を持っている」という理念を共有し、生徒一人ひとりの自己実現を全力で支えていた。そして、生徒からの「ありがとう」という感謝の言葉を何よりも大切にする姿が印象的だった。四谷学院での時間や経験は、生徒にとってかけがえのない財産をもたらしているに違いない。

さらに、年次に関係なく挑戦の場が与えられる点も、ブレーンバンクの大きな魅力として映った。柴崎さんは、早くも入社3年目で校舎の校長に抜擢され、責任を背負いながらも奮闘している。他にも、社員の希望や適性に応じて、受験コンサルタントや講師、教室運営、新校開発、教材作成など、多様な業務に挑戦できる環境が整っているという。こうした仕組みは、社員自身の成長を後押しするだけでなく、生徒たちにより良い教育を提供する基盤となっているのだろう。

生徒の成長を支えながら、自分自身の可能性を広げていく。そのプロセスに喜びを感じられる人にとって、四谷学院はこの上ないやりがいを得られる場だと感じた。

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「生徒の成長を支え、『ありがとう』と感謝されることが次の取り組みへの励みとなります。その積み重ねの中で社員自身も成長していると感じています」と採用責任者。

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