最終更新日:2025/4/21

(株)フロンティア【ワタキューグループ】

  • 正社員

業種

  • 商社(その他製品)
  • 商社(精密機器)
  • 商社(インテリア・住宅関連)
  • 住宅(リフォーム)
  • 福祉サービス

基本情報

本社
千葉県、大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

福祉用具を必要とする地域のお客様のために──私たちフロンティアができること

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仲間と共に、地域に貢献。やりがいのある仕事が待っています!

福祉用具のレンタル・販売を手掛けるフロンティアで活躍する3名の社員に、入社動機や仕事に向き合う姿勢、先輩や仲間への想い、そして今後の目標を語っていただきました。

外丸 沙織さん(写真中央)
府中営業所 営業
2017年入社/地域政策学部地域づくり学科卒業

鈴木 良さん(写真右)
長野営業所 営業
2016年入社/人間科学部人間科学科卒業

中里 達也さん(写真左)
八王子営業所 営業
2012年入社/文学部社会学科社会福祉学専攻卒業

私たちの仕事

どんなときも優しく見守ってくれる先輩のおかげで、着実に成長を果たしてきた外丸さん。「お客様にいただく『ありがとう』の言葉が一番のやりがいになっています!」
「お客様のニーズをくみ取り、プラスアルファの提案をすることを目指しています」と鈴木さん。仕事を通じて社会に貢献できるこの仕事を、心から誇りに感じている。
「ご自宅訪問時、お客様のわずかな変化に気付くこともあります」と、中里さん。ケアマネジャーと情報共有することで、適切な支援につなげていけるという。

先輩から学ぶ働く姿勢。福祉用具を納品して終わりではなく、お客様と関わり続けていきます。

脳梗塞を患った祖母を介護する母の姿を見るうちに、「介護」に興味を抱くようになった私は、大学のゼミの研究で「地域の中の介護」について調べるようになりました。そして、認知症のサポーターの方に話を聞いたり、介護者の会に参加したりするうちに、「介護を必要とする方はもちろん、介護をしているご家族のためにできることをしたい」と思うようになりました。

フロンティアは、在宅で生活されている方に向けて、福祉用具をレンタル・販売しています。まさに、私がやりたいことが実現できると思い、入社を決めました。ただ、私は福祉を専門に学んではいません。営業職には福祉用具に関する深い知識はもちろん、介護保険制度など福祉全般に関する知識も求められますが、その全てをフロンティアで学んできました。入社後の新入社員研修、フォローアップ研修では福祉用具の知識だけでなく、ご高齢者の病気のこと、お客様の困っていること、介護保険のこと、福祉用具の調整・選定技術など、さまざまな知識と技術を身につけてきました。

また、先輩との同行を繰り返し、お客様先や営業先を訪問することで、さまざまな先輩の「お客様対応」や「営業スタイル」を学んでいきました。独り立ちしてからも、時折お客様宅へ訪問する私に先輩が同行してくれることもあり、福祉用具のプロである先輩が一緒に考えてくれるため、その経験も自信になりました。仕事でいっぱいいっぱいになっていた時には、先輩が声をかけてくれることも多く、そんな身近で支えてくれる先輩の存在が私の励みになり、前向きに仕事に取り組むことにつながりました。

さまざまな研修や先輩との同行で成長できた今の私のやりがいは、お客様が元気になる姿を見れることです。福祉用具は納品するだけではありません。お客様の身体状況の変化に合わせて、変更や調整をしていきます。実際に、ベッド上の生活だったお客様が、今では私が選定した歩行器を使って元気に家の中を歩けるようになった事例もあります。私たちは、ただ福祉用具を納品して終わりではなく、お客様の思いや生活に合わせて必要な福祉用具を提案することが大切だと考えています。

これからもお客様一人ひとりの状況をしっかりと把握し、お客様やご家族の思いに寄り添いながら、福祉用具のプロとしてお客様を元気にできる福祉用具の提案をしていきたいです。
(外丸さん)

身体状況に合わせた選定と調整が強み!お客様の気持ち・表情を明るくすることがやりがい。

大学で人間科学を専攻していた私がフロンティアを知ったのは、友人に誘われて参加した説明会がきっかけです。元々営業職に興味があった私は、様々な業界の営業職を見ていました。その中で「お客様から直接ありがとうと言ってもらえること」や「福祉用具をただ持っていくだけではなく、専門家として選定する姿勢」に魅力を感じ入社を決めました。

現在、私は長野営業所に勤務しています。営業職として常日頃から心掛けていることはマナーやレスポンスの速さです。一見当たり前ですが、そういった「当たり前の行動を当たり前にできること」がお客様との信頼関係に繋がっていくと考えています。

また、お客様の身体状況に合わせた調整や選定が、フロンティアの営業として力を入れている部分です。以前、車いすをご利用されていたお客様が車いすに座ることが難しくなったとご相談を頂きました。その際には、調整のできる車いす、クッションなどの付属商品をご提案し、お客様宅へ納品に伺いました。ご訪問時にお客様の身体状況に合わせて調整・選定をしてご使用いただいたところ、お客様の表情が明るくなったことを覚えています。自分の知識や調整技術が、そのままお客様の生活の快適さにつながることを直接目にすることができ、非常に喜びとやりがいを感じた出来事でした。
この出来事をきっかけに自信を持てたと同時に、もっと自分の担当するお客様の生活を快適にできるように学んでいきたい、お客様に関わっていきたいという思いが強くなり今日まで仕事に取り組んでいます。

また、フロンティアではオン・オフの切り替えを大事にしています。
週に2日のノー残業デーや完全週休2日制、有給休暇も積極的に取得しています。上司が積極的に取得するため、私や後輩も気兼ねなく取得することができています。休む時は休むことで、心身ともにリフレッシュできているので、より仕事に全力で取り組めています。

先日、上司との面談で「よく頑張ってくれているね。これからも期待しているよ」と声をかけてもらいました。人と心を大切にするフロンティアだからこそ、社員を大切にしてくれることを肌で感じられるのも魅力の一つです。これからも一人ひとりのお客さまと真摯に向き合い、これまで以上に質の高いご提案ができるように努力していきます。
(鈴木さん)

社外の専門職から社内の他職種まで。チームワークを発揮し、お客様の生活をサポート!

フロンティアが扱う福祉用具は、身体機能が低下しつつあるご高齢の方の生活を支え、豊かにするものです。車いすや歩行器、介護用ベッド、手すりなどを中心に数多くの商品を取り扱っています。これら福祉用具の中から適切なものを選定し、地域のお客様にレンタル・販売することが、営業職の仕事です。

ただし、仕事の進め方に関しては、一般的な営業と異なるかもしれません。介護支援の専門職であるケアマネジャーを通じて、福祉用具を必要としているお客様をご紹介いただいているからです。ご紹介いただいた方のご自宅を訪問し、生活をする上でどのようなことに困っているかを具体的にヒアリングし、必要となる福祉用具の選定・ご提案を進めていきます。

お客様へのヒアリングでは、非言語のコミュニケーションも大事になってきます。表情や立ち居振る舞いも注意深く観察することで、ご自宅でどのようなことに困っているかに気付くことができるからです。

また、私たち営業は社内でも、社外でも、さまざまな人と関わりながら、お客様の生活を支援しています。社内では、福祉用具をお客様のご自宅に搬入し、設置をする「フィッティングスタッフ」や、納品に必要な書類の作成などを行う「事務職」。さらに社外では、前述のケアマネジャーをはじめ、ソーシャルワーカーや理学療法士、作業療法士など、さまざまな専門職と連携を図っています。

このように、コミュニケーションが求められる仕事ですが、だからこそチームが一丸となってお客様を支援できる点に、この仕事のやりがいがあると感じています。私が勤務する営業所でも、スタッフ全員が「お客様にありがとうと言っていただけること」にモチベーションを感じています。これからもフロンティアの強みであるチームワークをフルに発揮して、「お客様のために」という思いを一つひとつ実現していきたいですね。
(中里さん)

学生の方へメッセージ

少子高齢化が急速に進む日本において、福祉のニーズは年々高まっています。ご高齢の方が住み慣れた地域で生活を送っていけるように、また、介護をしているご家族の負担が少しでも減るように。その双方に貢献できる点に、福祉用具業界の特徴があるように思います。

当社は、さまざまなメーカーの福祉用具を取り扱っている商社です。ご自宅の環境やお客様の身体状況、ニーズに合わせたきめ細かな対応に特徴があり、例えば車いす一つとっても、お客様の身体状況や使用する環境に合わせた調整や選定を行っています。フロンティア独自の選定ツールを用意しており、どの社員が対応しても根拠のある適切な選定をすることができます。

特に営業職は、介護支援を担うケアマネジャーをはじめ、さまざまな専門職や社内の他職種と連携を図りながら仕事を進めていきます。福祉の専門性が求められる仕事ですが実は福祉を学んできた社員は多くありません。教育・研修が充実しているので、福祉以外の学部出身者も数多く活躍しています。

企業研究では、事業内容や仕事内容に加えて、働く環境を見ることも大切です。例えば、フロンティアの営業職がどのような人と関わりながら、どのような方々に向けて福祉用具の提案を行っているのか。その全貌を理解できる「ワンデー仕事体験」も開催していますので、営業職に興味がある方はぜひチェックしてみてくださいね。

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超高齢社会を福祉用具で支えている当社は、充実の研修制度に加え、福利厚生面でもあなたをサポートします。 共に働ける日を楽しみにしています。管理本部 人材開発部

マイナビ編集部から

福祉用具のレンタル・販売を中心に「暮らしのトータルコーディネート」によって、多くの高齢者を支えてきたフロンティア。訪問介護や訪問看護の分野にも進出し、さらにはサービス付き高齢者向け住宅や保険調剤薬局の経営も行うなど、医療・福祉にまつわる多彩なサービスの展開によって地域社会に広く貢献している。

同社では、「人と心を大切にする」という企業理念を誠実に実践。例えば、お客様の声を吸い上げて、機能だけでなく快適さやデザインにもこだわった製品開発も手がけている。超高齢化が進む現代日本において、同社の存在意義はさらに増していくだろう。今後も同社のさらなる進化から、目が離せない。

「人と心を大切にする」同社の眼差しは、社員たちにも注がれている。手厚い教育制度や入社数年で主任や所長が目指せる実力主義の評価制度、若手の意見を積極的に吸い上げる社風などは、その一例にしか過ぎない。

介護保険に関わる仕事ということもあり、正しい知識、正しい行動が求められる。また、ノー残業dayの実施など、徹底した時間管理も求められる。そんな中でも「お客様のために」と笑顔で仕事を語る先輩社員からは、そんな制約でさえ楽しんでいるように感じられた。
仕事を通して自分の存在価値を実感したい方や地域に貢献したい方、そして仕事を楽しむ気持ちを持ち続けたい方にとっても、ふさわしい職場だと言えるだろう。

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