最終更新日:2025/4/28

ロジスティード西日本(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 物流・倉庫
  • 陸運(貨物・バス・タクシー)
  • 鉄道
  • 海運

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

物流のプロフェッショナルとして、お客さまの多種多様なニーズに的確かつ柔軟に対応

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物流センターにおける「現場管理」「事務管理」の仕事を紹介!

国内外約100社からなるロジスティードグループの一員として、西日本の物流をトータルに担っているロジスティード西日本(株)。物流の最前線で活躍する3名の先輩社員に仕事内容ややりがい、今後の目標などを伺った。

■土井 勇之助さん(写真:左)
大山崎AE営業所 大山崎係 倉配班
2017年入社
大成学院大学 人間学部 健康スポーツ学科卒

■近藤 泰成さん(写真:右)
大山崎AE営業所 倉庫係 DC班
2019年入社
大阪大学 文学部 人文学科卒

■菊池 彩花さん(写真:中央)
大山崎AE営業所 配送係 配送班
2022年入社
西南学院大学 文学部 英文学科卒

先輩社員たちの1日

「午前中は物量に合わせて人員調整、出荷処理などを行います。午後はパートスタッフの勤怠管理や翌日以降の物量予測、問い合わせ対応などが主な業務です」と土井さん。
「午前中は出荷指示、入荷データの確認作業を行います。午後は入荷確定に向けて入荷場所の調整、メーカーさんや顧客からの問い合わせ対応などを行います」と近藤さん。
「午前中は物量確認、翌日の自社ドライバーのシフト作成と協力会社への車両手配を行い、午後は事務作業が中心。ドライバーの点呼を行って帰途につきます」と菊池さん。

自分が考えた人員配置で現場作業がスムーズに!予定通りに終わったときの達成感は絶大です〈土井さん〉

物流センターの仕事は大きく分けて「現場管理」と「事務管理」の2つがあり、私は入社以来、2つのセンターで商品の入荷・出荷に関する「現場管理」に従事してきました。最初は現場スタッフの方と入出荷業務を行うことからスタートして仕事の流れを学び、2年目から現場管理者として業務を行っています。具体的には、商品の入出庫管理や作業進捗状況の把握と指揮、在庫管理、スタッフの勤怠管理、納品先や顧客からのお問い合わせ対応などがあり、現場が忙しいときは作業の手伝いに入ることもあります。今の営業所で担当している商品はレシートや袋、トイレットペーパーなど店舗で使う資材がメイン。現場管理者の主な役割は、物量や時間帯によって人員の配置を変え、効率的に作業が進むように調整することです。何年か経験を積むと、物量に対しての作業時間を予測できるようになってくるのですが、コロナ禍のマスク需要のように、予期せぬ事態が起こることも。このような場面では、いかに不測の事態に対応していけるかがとても重要になるのですが、予定通りに無事商品を送り届けることができたときには大きなやりがいを感じます。

私は小学生から高校生まで野球を続けてきたので、体力的には現場作業に自信があったのですが、自分に管理業務ができるのかと最初のうちは正直不安でした。でも、上司が「やってみなさい」と背中を押してくれたり、手厚い指導・サポートをしてくれたおかげで、前向きに仕事に取り組むことができました。仕事に慣れてきてからは、全体を取りまとめるリーダー職への昇格を目指し、一つずつコツコツと正確に業務を進めることを意識して行動するようになりました。努力を重ねた結果、7年目の4月に念願叶ってリーダー職に昇格しました。

全体をとりまとめる立場になったことで責任は増しましたが、同僚や後輩、スタッフなど同じ職場で働くメンバーから信頼され、ついてきてもらえるようにこれからも自己研鑽を積んでいきたいと考えています。その中で、より良いチームをつくるために、年次や役職に関わらず、互いに意見を言い合い、時には相談ができるなど、風通しの良い職場づくりに現在力を入れています。また、先輩という立場として私が一緒に働きたいと思う後輩は、自身の考えや思いを積極的に発信し、他愛もない会話もできるなど、コミュニケーション力のある人に期待したいです。

倉庫内の状況を俯瞰的に捉え、物量の変化をデータから予測。効率的に動き最適な人員配置を実現〈近藤さん〉

「現場管理」と「事務管理」の業務内容で大きく違う部分は、関わる人です。「現場管理」は主に現場スタッフの方に対して、仕事の割り振りやシフト管理、残業の管理をしたりするのがメイン業務。私が入社以来担当している「事務管理」は、フロアリーダーの社員や取引先のメーカーの方、各店舗の方が仕事の相手になります。私がセンターで担当している商品は、食品、洗剤・ティッシュペーパーなどの日用雑貨品で、自分たちが設定した時間通りに商品の入荷・出荷を終わらせるように調整していくのが事務管理者の一番大きな仕事です。細かい人員の調整は現場管理者が行いますが、フロアをまたいで人を移動させていくのは事務管理者の仕事なので、フロアリーダーを通して指示を出します。例えば、出荷が少ない日は翌日の分を一部前倒して作業を行うなど、物量が平準化されて遅延の可能性が低くなるよう準備をしていくのが私たちの役割です。

入出荷業務の肝は適切な人員配置で、事前準備で全てが決まると言っても過言ではなく、予測の精度がとても重要だと思っています。データをチェックし、当日だけではなく、1週間先など長期的なスパンで考えて調整するよう努めています。イレギュラー案件など早い段階で把握しておくことにより、入出荷の動きもあらかじめ予測し、迅速に対応することが可能。倉庫内の作業状況を俯瞰的に捉え、視野を広く持って調整できるところにこの仕事の面白さを感じています。

これまで業務をするうえで常に意識していたことは、「基本に忠実に」ということ。入社して上司に教えてもらったことは、今もその通りに行っています。例えば、出荷商品数の把握など。商品はシステムで管理されているので、出荷ラベルの枚数はまず間違うことはないのですが、ミスをすると関係各所に迷惑をかけてしまいます。そのため、念には念を入れてあえて数を確認するように心がけています。また、仕事は最後まで粘り強く頑張るのが私のモットー。繁忙期でどんなに忙しくても丁寧な仕事を心がけ、現場の手伝いも率先して行うようにしています。その姿勢が評価され、私は入社5年目の10月にリーダー職に昇格しました。今年に入って新入社員が配属されてきたので、早く一人前に育てることが今後の目標です。

若いうちからいろいろなことに挑戦できる環境。自分次第でいくらでも成長できることが魅力〈菊池さん〉

私は、コロナ禍の際に物流の重要性を改めて実感し、企業研究の中で当社が3PL(第三者企業に委託をする業務形態)を積極的に導入していることを知り、とても魅力的に感じました。また、会社見学会の際に、楽しそうに説明する社員の方の雰囲気の良さも入社の決め手になりました。入社後3カ月間の新入社員研修では、物流や安全、会社の基礎知識、ビジネスマナーなどを座学で学び、物流現場実習で一通りの実務を経験。現場スタッフの方と一緒に倉庫で入出荷作業を経験したことによって、物流の仕組みと実務への理解が深まりました。また、現場スタッフの方に指示を出す社員の方の仕事を間近で見ることで、現場管理の方法についても知識を得ることができ、今振り返ると、多くの学びを得られたとても有意義な研修だったと思います。

配属になった大山崎AE営業所では、「事務管理」として主に配車業務を行っています。先ほど上記で登壇した近藤さんの所で扱っている商品を納品先へ届けるために配送手配を行うのが私の仕事。具体的には、自社ドライバーのシフトや勤怠管理、協力会社さんへの車両手配、見積書作成、支払請求明細書の作成、自社車両の管理などです。ドライバーの方と関わることが多い仕事ですが、皆さんとても優しく、気さくに声をかけてくれます。入社前のイメージとは違って、良い意味でのギャップでしたね。でも、年上の方が多いので、1年目のときはどうやって話したら良いのかわからず苦戦もしました。思い通りにいかず、落ち込むときもあるのですが、「おうち時間」を充実させることでオンオフの切り替えをし、モチベーションを保っています。

配送チームのメンバーと仕事をするうえで最も重視しているのは、信頼関係。例えば、自分だけがお願いをするのではなく、相手の気持ちも汲み取って円滑なコミュニケーションを図り、お互いの信頼関係を深めています。また、依頼されたことはきちんと最後までやり抜く──。こうした姿勢はチームメンバーからも高く評価していただいており、とてもうれしく思っています。当社には若いうちからいろいろなことに挑戦できる風土があります。望めば挑戦する機会を与えてもらえるので、自分次第でいくらでも成長できます。今後の目標は、車両の専門知識を身に付け、車両管理を一人でできるようになること。そして運行管理者試験に合格することです。

学生の方へメッセージ

私が企業研究で一番重視していたのは自己分析です。自分に合った企業選びができるように自分の長所・短所、価値観を知ることから始めました。自分が何をしたいのか、仕事で何を実現させたいのか、そして休みは、勤務地は…、優先したい希望条件は人それぞれなので、まずは明確にすることが大事だと思います。

次のステップとしては、企業の特徴を調べること。まずは会社ホームページを熟読することがオススメです。「従業員数」「売上高」「事業拠点」など基本的な情報をしっかりおさえましょう。なるべく多くのインターンシップや職場見学に参加し、さらに詳細な福利厚生などの情報を得るようにしましょう。

企業の特徴が把握できたら、他社比較を行ってみましょう。メモや表に調べた情報を記入し、各企業の「ビジネスモデル」「会社規模」「仕事内容」「事業拠点」「休日・休暇」「給与」などについて比較し、企業ごとの特徴を掴むことが大切です。比較する企業が多ければ多いほど各社の特徴は見えやすくなります。自分自身の中で明確な軸ができるまでは、会社見学会などへ参加し、情報をたくさん得ると良いでしょう。上記の手順で研究を進めると、頭の整理がしっかりできるのではないかと思います。よろしければぜひ参考にしてみてくださいね。

〈大山崎AE営業所 菊池さん〉

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20~30代の若手メンバーも多数在籍しており、職場は和気あいあいと楽しい雰囲気。面倒見の良い上司・先輩ばかりなので、安心して前向きに業務に取り組める。

マイナビ編集部から

ロジスティードグループの一員として西日本の総合物流を一手に担い、豊富な実績と信頼を積み上げてきたロジスティード西日本(株)。1955年の設立からここ10年連続で、売上増を達成し、経営基盤も盤石だ。

今回の取材では、充実した福利厚生と待遇、手厚い教育制度のもと、個々人の能力を存分に発揮して伸び伸びと働く先輩社員の姿が印象的だった。また、住宅手当制度では会社が家賃の80%を補助し、一人暮らしをサポート。例えば大阪なら5万円を上限に支給されるなど、かなり魅力的な制度で今回取材した社員の方にも大好評だった。有給休暇もなんと1年目の4月1日に24日付与となかなかない手厚さ。育児休暇・勤務制度も法令以上の充実ぶりだ。育児休暇は法令では1歳までだが、小学1年生修了まで最大3年間の取得が可能。育児勤務も法令では3歳までで6h/日が義務だが、所定時間4~7h/日の範囲で勤務時間の調整ができる。全社員の育児休暇取得も積極的に推奨しており、2022年度は全社で37名が育児休暇を取得。体制が整っていることもあり、復帰率も安定している。ライフイベントを経ても長く安心して働けるのは大きな魅力だ。

また、入社後は3カ月間の新入社員研修でしっかり基礎を固めてから配属。その後も各部門のOJT研修、自己啓発支援制度や社内カレッジなどの研修制度で社員の成長をしっかりサポート。社員にとって非常に働きやすい環境があることを強く実感できた取材だった。

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物流センターごとに食品・医薬品・日用品など取扱商品はさまざま。お客さまの数はグループ全体で500社ほどあり、総合物流で幅広いお客さまの業務をサポートしている。

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