最終更新日:2025/4/23

大林新星和不動産(株)(大林グループ)

  • 正社員

業種

  • 不動産
  • 不動産(管理)
  • 損害保険
  • 生命保険

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

新たな価値づくりに向けて。総合不動産デベロッパーの技術職で働く魅力。

PHOTO

3名の若手技術職に仕事の魅力、やりがい、社風等をインタビュー

大林グループで唯一の総合不動産デベロッパーとして首都圏・関西圏を中心にプロジェクトを展開する大林新星和不動産。若手社員たちは自身の個性や強みを活かし、まちづくりに貢献しようと張り切っています。

天野 愛希さん 2023年入社
住宅事業部 理工学部卒

朝山 佳音さん 2020年入社
住宅事業部 建築学部卒

河村 修一さん 2017年入社
用地開発部 建築学部卒

先輩社員からのメッセージ

私の部署では毎週、上司と若手技術者による勉強会もしています。また住宅を購入される世代と、年齢が近い若手の声を吸い上げ、それを反映してくれる環境です(天野さん)
学生時代に身につけた建築の技術を活かしつつ、受け身ではなく主体的に考え、動ける仕事。私はデベロッパーの仕事に、誇りを持って取り組んでいます(朝山さん)
商品企画や用地開発といった仕事は、建築技術に直結しないスキルも多く求められますが、それを踏まえても、大変やりがいのある面白い仕事だと思います(河村さん)

意欲に応えてくれる社風のもと、1年目から主担当に(天野さん)

私は学部・大学院を通じ、建築を中心に学んできました。就職活動では建築全体に幅広く携わるデベロッパーに着目し、中でも少数精鋭で、一人ひとりの社員が主体的に活動できる点に惹かれ、当社を志望しました。
事業主だけの意思ではなく、関係各社の意見や知識を取り入れながら事業を進めており、その過程にも学ぶことがあります。みんなで1つのプロジェクトを進めていくのだなと実感しました。

私たちの部署では分譲マンション、分譲戸建の開発を中心に手がけています。技術職としては商品企画から始め、着工後も図面だけでは伝えきれないデザインや納まりについて、ゼネコンや工務店と打ち合わせをしたり、進行具合のチェック、さらには販売担当と協力し、物件の売り方も考えます。
配属後はマンションを担当する上司と一緒に現場に行き、仕事の進め方を学ぶことから始めました。大学で学び、ある程度は理解していたつもりだったものの、現場の会議で飛び交う業界用語もわからず苦労したものです。けれど上司や先輩たちが、「わからないことは何度でも、いつ聞いてくれてもいいよ」と言ってくれたため、焦ることなく、少しずつ知識を習得していきました。

1年目の秋には戸建ての分譲住宅において、上司のサポートを受けつつ、主担当を任されることになりました。子育て世代がターゲットの物件において、4LDKを基本に家事の負担を軽減したり、お子様を見守りやすい間取りを考えました。
他社との差別化を考えた提案を意識し、リビングやダイニングにカウンターを設置するだけでなく、ヌックという空間を設けるなどの工夫も凝らしました。さらに販売チームと協力し、無人販売可能な住宅を設計し、新たな分譲事業の販売方法にも挑戦しています。

木造住宅は初めての経験で、新たな発見も多く、また他社との差別化など、これまでの用途を鵜呑みにせず、時に疑問を持つ大切さも学ぶことができました。
仕事をする上で私が心がけているのは、お客様が何を望まれているかを知ることです。そのため休日にはいろいろな人に会い、住宅に関する情報収集をしています。
仕事のやりがいは、自分の発想から新たな“まちの風景”が生まれる点です。今後は一級建築士の資格を取得するとともに、マンションにも戸建にも強い技術者をめざしていきます。

建築士の資格を取得し、業務に弾みをつけていきたい(朝山さん)

私の地元は、自分が成長していくにつれて街も開発により変化していきました。大学では建築学を専攻していましたが、その影響で興味を持ったのは、ものづくりよりも、まちづくり。大学にはデベロッパーに勤務する方が非常勤講師でいらっしゃっていて、その授業を受け、さらに街づくりに興味を持ち、就職活動ではデベロッパーに絞り活動していきました。その中でも当社にはインターンシップから参加し、社風の良さも感じていたので、それが入社の決め手となりました。

入社後、配属となったのは大阪支店の住宅事業部。そこで戸建事業に携わってきました。住宅の設計を考える時も、その周辺環境も踏まえることが大切で、難しくもあり、面白い作業でもありました。手掛けた中で、特に印象に残っているのが「千里 円山の丘」プロジェクト。コロナ禍で在宅時間が一般的に増えるようになった傾向も踏まえ、リモートワークに適した書斎スペースの設置、リビングにいながら外を感じられる計画など工夫を凝らした点に評価をいただく機会があり、その時は本当に嬉しかったですね。

大阪支店を3年間経験し、東京本社の住宅事業部に異動。現在は建築担当として、用地取得後のマンションの企画から現場の確認、引渡しまで幅広い業務を行っています。生まれてからずっと、大学時代も含めて関西で過ごしてきた私にとって、東京で働くことは目標のひとつでもあったので、ようやく叶えることができました。現在は、既に施工が進行している案件に参加し、その工程を事業主として確認するのが主な仕事。この先マンションの新規開発にも数多く携わることができる部門ですので、期待しながら準備していきたいと思います。

仕事と並行して、一級建築士の資格取得を目指して勉強も進めています。知識量が増えて、より仕事しやすくなりますから、早いうちに取得したいと思っています。そういった資格取得に関して配慮してくれる職場環境なので、本当に恵まれていると思います。大阪と東京、2つの事務所を経験しましたが、いずれも話しやすい雰囲気。社員の年齢層は幅広いのですが、若手の主体的な動きを見守ってくれるような、あたたかみが感じられる職場です。

開発用地の仕入れという、プロジェクトの最上流にも挑戦できる環境(河村さん)

大学では建築学科に所属し、主に都市計画について学んでいました。その知識とノウハウを活かし、卒業後はデベロッパーで仕事したいと考えるようになり、就職活動をはじめました。ただ、分譲マンションにおける価格高騰など世の中の傾向を踏まえると、住宅にとどまらない、さまざまな建物の開発に携わることのできる立場に立ちたいという意識が芽生え、当社に入社。大林グループであるという点にも大きな魅力を感じ、入社への決め手となりました。

入社後、まずは東京本社の住宅事業部に配属となりました。そこで主に担当したのは、マンションの企画・設計。立地などから販売対象となる顧客像をイメージし、仕様やデザインまで考えていきます。最初に参加したのが西東京市の大規模マンション「ザ・レジデンスひばりヶ丘」建設プロジェクトなのですが、その時に任された共用部のデザインは、販売会社、管理会社の方々にも喜んでいただくことができ、大きなやりがいを得ることができました。

東京本社の住宅事業部を3年経験した後、大阪支店の住宅事業部に異動となり、そこでもマンション企画に携わりました。ただ、東京と大阪では土地の価格やマーケットも大きく異なるので、その感覚をつかむのは大変でしたね。企画する際には、販売対象となる顧客イメージが何よりの手掛かりとなりますから、ターゲット像の設定は入念に行い、進行していきました。大阪支店での勤務も、3年経験。若手のうちから東京と大阪という、特性の異なる都市でのプロジェクトを経験でき、多くのことを学ぶことができました。

現在は再び東京本社に戻り、用地開発部として仕事をしています。これまで経験してきたマンションなどの商品企画からは離れ、建築用地を仕入れるという、プロジェクトの最上流部分を担う立場。仕入れの対象となる土地に対し「どういった建物を建てるのが最善策なのか」検討に検討を重ねる時間は大変でもあり、その分充実感も得ることができます。入社7年目にして3部署も経験。今後も新しいことに臆することなく挑戦していきます。社内の財務部門などといった部分など、知見の広がる経験をしていきたいですね。

学生の方へメッセージ

当社は大林グループのデベロッパー(不動産開発業者)として、東京、大阪といった都市圏を中心に用地の仕入れ、開発から建物の建築、施工、運営管理まで展開。幅広いニーズにお応えしています。営業職はもちろん技術職も、プロジェクトの上流部分から携われることに面白さを見出しながら取り組んでいます。

建築系の技術職といえば、設計や施工管理などがまず浮かぶかも知れませんが、当社のような企画部分から携われる立場ではビルや住宅の建築だけにとどまらない、顧客ニーズを踏まえた商品企画が重要なミッションとなりますから、責任もやりがいも大きな仕事です。

当社社員の出身学部もさまざまで、技術職では建築系出身者が活躍する一方、営業職は文系理系問わず、さまざまなバックボーンを持った方々が活躍。多彩なスキルが求められる仕事ですが、入社後の努力次第で十分身に付きますし、社内では資格取得の奨励も行っていますから、専門分野を伸ばしていくこともできます。

東京本社、各支店ともに社員の年齢層は幅広いですが、若手の意見にもきちんと耳を傾けてくれる、フラットな環境が実現しています。自分からコミュニケーションを図って、多くのプロジェクトを経験してください。周囲を巻き込んでいけるようなチャレンジ気概ある方の挑戦をお待ちしています。
(採用担当)

PHOTO
「若手のうちから活躍できる環境が整っている会社です。幅広い事業に興味のある方やチャレンジ精神のある方大歓迎です」と採用担当のふたり。

マイナビ編集部から

総合不動産デベロッパーとして、「ビル」「住宅」「開発」「プロパティマネジメント」「保険」の5つの事業を展開する大林新星和不動産。全社で200名ほどの組織であり、決して大規模ではない分、早くから責任ある仕事を任せてもらえる点が魅力の1つだ。
一方で社風的には穏やかな社員が多く、ベテラン世代も、若手社員に対して暖かく見守っている印象を受けた。働く上では、所属部署や勤務地の希望を出せるほか、ジョブローテーションの制度もあり、朝山さんや河村さんなどは、すでに複数の部署を経験し、活躍フィールドを広げている。
2023年の大阪支店のリニューアルに続き、2024年夏には東京本社も品川へと移転。どちらもフリーアドレスを採用し、プロジェクトメンバーが固まって仕事を進めたり、日常の相談もしやすくなったそうだ。

日頃からその土地が紡いできた歴史やストーリーを念頭にした「コンテクストデザイン」を意識し、その街の一部となる物件づくりを実践しているという同社。建築に興味のある方は、ぜひ事業主の立場でまちづくり、そして、まちの生まれ変わりを担う醍醐味を味わってみていただきたい。

PHOTO
地図に残る仕事において、アイデアを形にできる点が仕事の醍醐味。プロジェクトメンバーだけでなく、他の部署とも連携し、お客様が望むまちづくりを進めていく。
  1. トップ
  2. 大林新星和不動産(株)(大林グループ)の取材情報