最終更新日:2025/4/4

東洋熱工業(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 設備工事・設備設計
  • 建設
  • 建築設計
  • プラント・エンジニアリング
  • 機械

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

思いを持って現場に入る。建設の仕事を楽しみ、成長できる場所だから

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先輩社員が思う、設備施工管理の仕事とは

東洋熱工業が空調衛生システムを手掛ける大規模現場。約3年の工期をかけ竣工を控えた今、経験豊富な現場代理人、技術に強い中堅社員、新卒2年目の若手社員に、現場に対する思い、仕事への向き合い方を聞いた。

■西澤 徹さん
東京本店 工事部工事課 現場代理人 2002年入社

■渡邉 裕太さん
東京本店 工事部工事課 2012年入社

■名波 りよさん
東京本店 工事部工事課 2021年入社

先輩社員のプロフィール

25億円規模の現場代理人を務める西澤さん。現場に入るメンバーと個別面談し、大事にしているものをヒアリングしている。本人は「家族のために仕事をしている」と言う。
空調設備システムの技術・知識が豊富な渡邉さんは、副所長として現場に参加。計画力を強みに「注目現場での現場代理人を目指して頑張りたい」と抱負を語る。
新卒で現場に配属された名波さんは、入社2年目でゼネコンの全国改善事例発表会で社長賞を受賞した。「現場に女性が増えたら、いろいろな意見が出てくると思う」と話す。

若手がのびのびと育ち、一緒にゴールを目指せる空気をつくる

大学の設備工学科に所属していたので、設備系のサブコンの中でもアットホームで自分が生かせそうな東洋熱工業に入社しました。入社10年目頃からは、現場代理人として大規模現場を任されることが多くなっています。現在は現場代理人として約3年関わってきた、注目度の高い25億円規模の工事が間もなく竣工を迎えるところです。大規模現場では、自分の下に管理者として社員と派遣社員の約20人が付きます。特にこの現場では若いメンバーが多かったので、みんなの意見を聞いてのびのびと成長できる環境づくりをしてきました。みんなで竣工を迎えて一緒に達成感を味わいたいですね。

後輩の育成も私の仕事です。工事に入る前に必ず一人ひとりと面談して、何を大事にしているかを聞いています。家、恋人、お金など答えは人それぞれですが、プライベートが整わなければ仕事にも影響が出ます。後輩が大事にしていることを念頭に置いて、楽しくのびのびと成長できる現場づくりをしています。ただ、仕事をやるときはやるというメリハリをつけることも大事です。

私自身が現場管理で大事にしているのは、お客さまが実際に使うことや後々のメンテナンスのしやすさを考えた上で、設計変更及び施工図を書くこと。つまり計画を大事にしています。現場へ出てコミュニケーションを取ることも必要ですが、計画が私の仕事の6割を占めています。問題点を現場で協力会社の担当者と話して修正するよりも、最初からしっかり図面を書いて進めたほうが納得のいくものが作れるとわかったので、そこに時間や人手をかけています。

これからも現場代理人として、若いメンバーと一緒にメリハリをつけてプライベートも楽しめるように仕事をしていくことを大事にしたいと思っています。部下のみんなが楽しんで成長できれば、当社はもっと良い会社になると信じています。最近は現場代理人の仕事は、協力会社の担当者とのやりとりがメインだと思っている設計志望者が多いのですが、施工図やシステム設計図の作成、発注管理などの工務の仕事もあります。現場にも選択肢があることを、学生の皆さんにも知ってほしいです。
(西澤さん)

計画と段取りで現場をコントロール。複雑な技術を学んで次に生かす

大学で建築を学び、就職先に空調衛生のサブコンを選んだのは、現場、設計、施工図など幅広い業務があると思ったからです。入社5年目に現場代理人となり、直近の2現場では西澤所長の下で副所長として部下や他社との調整役を担い、複雑なシステムの技術を学んでいます。技術的な仕事は、空調システムの設計、施工図の作成、上がってきた図面のチェック、機器の発注などです。現在は竣工に向けて取り扱い説明書の作成や、お客さまへのシステム説明などの業務をしています。

今回の現場はデザインにこだわっているので、意匠性を崩さないように空調システムを適用することに苦労しました。大型熱源機器を扱うため、機械室のシステムについてもお客さまと細かく打ち合わせを行っています。コロナ以後は換気を意識するお客さまが多いので、換気量の確認も大切です。現場では人手不足の課題があり、時間のかかる大型機器の搬入は、工場で配管をある程度ユニット化して搬入したり、省力化工法を取り入れたりと、計画を立てて取り組んでいます。新しいやり方に挑戦すると事前の段取りが増えて大変ですが、うまくいけば次の現場にも生かせます。各部屋の設定を一つひとつ行い、最後に全部が関連付いて自動制御で動いたとき、設備工事の面白さを感じます。

きつかったけれど楽しかった仕事は、前の現場で屋上に大型機器100台を搬入したことです。1カ月間大型クレーンを借りて毎日搬入しました。その計画・段取りにあたり、協力会社の担当者にアドバイスをもらい、機器の発注時期や納入されるタイミングを計算して取り組みました。うまく工期内に終わって最後はとても楽しかったです。

現場は他社の方も含めて大勢でつくりあげていくものなので、空調の知識はもちろん、建築の知識、他設備の電気系の知識なども必要です。勉強を重ねて、決断力や打ち合わせをスムーズに運ぶ力をつけ、後輩や家族に誇れる現場に携わっていきたいです。
(渡邉さん)

得られたものは期待以上。自分の強みを生かして現場に貢献したい

建築業界で意匠系の職に就きたいと思っていましたが、大学の先生のアドバイスで設備に目を向け、インターンシップに参加した当社のアットホームな雰囲気にひかれて入社しました。正直なところ工事現場にはあまり良いイメージを持っていませんでしたが、実際に入ってみると事務所はきれいで、安全面も配慮され、言葉がきつい人もいません。仕事内容も、協力会社の担当者に指示を出して動いてもらうという想像に反して、検討や書類の整理などの工務がメインで、お客さまとの打ち合わせにも出させてもらっています。配属から1カ月ほど経つと自分を出せるようになり、みんなと和気あいあいと楽しく仕事をしています。いろいろな人が意見を出し合いながら、現場が進んでいくのが面白いです。

入社2年目には、ゼネコンさんが主催する全国改善事例発表会でのプレゼンにも取り組みました。発表会の準備では、設備の工程が終わってから建築の工程を進めることで品質が改善され、工期短縮につながった事例をまとめました。設備と建築の工程が交差する現場は危険なのです。このテーマで代表に選抜され、発表会では他社の300人の前でプレゼンをしました。この発表で社長賞を受賞したのは、信じられないほどの驚きと喜びで、社内でもちょっとした有名人になり、自分に自信がつきました。

新卒入社してすぐ進行中の大規模現場に配属され、教えてもらうことが当たり前でしたが、いつしか自分から動いて現場に貢献したいと思うようになっていました。空調システムも勉強してわかり始めると面白く、目に見えて竣工に近づいていく過程が楽しくなってきました。現場には圧倒的に男性が多く、女性は貴重な存在です。力は弱いですが、検討、計画、資料のまとめなどに自分の強みが発揮できると思います。産休中の先輩もいるので、長く働くこともできそうです。設計を志望して入社して、まず工事を経験するためにこの現場に途中から入りましたが、次の現場では最初から最後まで過程を見たいと思っています。
(名波さん)

学生の方へメッセージ

建設業界のサブコンとは、空調、衛生、電気などの設備工事を行う建設会社のことです。直接のお客さまは工事を元請けしているゼネコンや、民間企業、官庁と多岐にわたります。数あるサブコンの中でも、当社は空調・衛生設備の設計・施工を専門領域としています。

当社の特徴は、社内の風通しが良く働きやすいこと。入社10年前後で現場代理人になれることや、若いうちから責任ある仕事を任せてもらえることなども挙げられます。また、頑張れば頑張っただけ評価される環境です。現場代理人を目指す学生さんは、企業研究では自分の成長を期待できるシステムがあるかどうかを調べてみてください。新入社員研修などの研修制度が充実していることは一つの判断基準になります。

また、地図や歴史に残るような建物に携わることができるのも建設業界で働く魅力です。空調衛生設備は、空気や水を流して建物に息を吹き込む重要なシステムなので、そこに携わるやりがいもあります。建設会社の事業内容や施工実績も調べて、ぜひやりたい仕事に挑戦してください。

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技術力、設計力、改善力、提案力、コミュニケーション力、現場ではいろいろな力が求められている。提案はもちろん、事例発表、技術プレゼンをする機会もある。

マイナビ編集部から

今回取材した3人が携わる現場の事務所では、会話が飛び交い、笑い声も聞こえ、楽しそうな空気が伝わってきた。同時に、モチベーション高く仕事に集中して取り組める職場であることもインタビューからうかがえた。こうした現場の環境が、同社の人材を育てている。

同社は、現場でわからないことがあれば上司などに相談できる環境を整えてきた。それに加えて、若手社員を対象にしたメンター制度を導入したところ、入社後3年間の離職率が低減したという。研修制度も充実していて、入社時の約半年間の研修や、配属後のOJT、前期・後期の集合研修があるほか、5年目まで定期的に研修を実施している。研修のカリキュラムも、本社や人事が現場の意見を聞きながら充実させているとのこと。自分で勉強しながら成長を実感できるからこそ、現場を楽しめるのだろう。

皆さんの業務内容を聞いて、現場で協力会社の担当者に指示を出すだけの仕事ではないこともわかった。大切なのは、計画や段取り、情報整理である。個々の強みを発揮できるのが同社の現場。有名建築や世界文化遺産、ランドマーク的な建物など、地図・歴史に残る建設も数多く手掛けている同社で働く自分をぜひ想像してみてほしい。

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アットホームな雰囲気で、楽しく働いて大きく成長できる。東洋熱工業の現場には、働く社員一人ひとりの目標達成をバックアップする力が働いているようだ。

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