最終更新日:2025/4/2

(有)大分合同新聞社

  • 正社員
  • 既卒可

現在、応募受付を停止しています。

業種

  • 新聞
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  • イベント・興行
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基本情報

本社
大分県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

新聞記者として、事件・事故から街のトピックスまで幅広いネタに挑戦!

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人とのつながりを大切に、地域で信頼される新聞記者をめざす。

別府総局 編集部
記者
I.Y
2022年入社
獨協大学経済学部経営学科卒業

茨城県から大分県へIターン。新聞記者になる夢を叶え、少数精鋭の別府総局で幅広いジャンルの取材を担当するYさんに、仕事の難しさや魅力、取材に取り組む姿勢など、さまざまな角度から話を伺いました。

新聞記者は語る!

学生時代に思い描いた新聞記者の仕事を存分に楽しめているとYさん。「別府総局では担当以外の分野でも自由に取材できるので、日々やりがいを実感しています」。
駆け出し記者の今は、人と人のつながりを大切にし、何事にも興味関心を持ち行動することが大切。取材先から次の取材のヒントや情報が得られることも少なくない。
経験を積みながら、新聞記者に必要なスキルを磨きたいとYさん。情報の集め方、話の引き出し方、簡潔にまとめる記事の書き方など、先輩から教わりながら学んでいる。

多くの人と交流を深め、記事を書く仕事に憧れ、地方新聞社へ。警察担当として奮闘する日々!

幼少期から読書が好きで、活字メディアに関心がありました。文章を書く仕事に興味があり、人との交流が好きだったため、取材を通じて幅広い年代や立場の人と話ができる新聞社を希望。地方新聞社をメインに就活する中、大分合同新聞社の採用担当の方や若手社員の皆さんの温かさに触れ、ここで働きたいと考えるようになりました。その当時に受けたアットホームな会社の印象は今もそのまま。面倒見の良い先輩や上司に恵まれています。また、地方紙の新聞記者といえば、地域の人々と密に交流し、長い時間をかけて地道に信頼関係を築きながら情報を得ていくイメージがありました。イメージしていた通り、仕事をする上で人と人のつながりがとても重要だと感じるとともに、地域の人々から得た情報を1つの記事にまとめ、いち早く最新情報を伝える役割を担う「新聞」は、地域の人々にとって無くてはならない存在であると実感しています。

現在は、別府総局の編集部に所属。警察担当として事件・事故の取材を担当しています。警察の発表をもとに出向き、詳細情報を収集。発表を待つだけでなく、事件・事故を把握すれば、直ちに現場に駆け付けるフットワークの軽さが求められます。また、普段からの関係づくりも大切。警察署を小まめに訪問し、会話を重ねながら信頼関係を構築するよう努めています。しかし、話を聞く方は、私の親と同じくらいの年齢で、どんな会話をすれば良いのか分からず、コミュニケーションの難しさを感じていました。そんな私を見兼ねて、上司がアドバイスをしてくれ、少しずつ良好な関係を築けるようになりました。困っているときにいつもサポートしてくれる上司に感謝しています。

スムーズな取材力や情報の価値判断能力を磨き、幅広いジャンルを取材できる記者をめざす

警察担当は、突発的な事件・事故の取材も多く、あらかじめ質問内容を準備しておくのは難しいですが、過去の記事を参考にしながら自分なりに工夫を重ねています。取材経験を積み、必要な質問をスムーズにできるようになりたいです。記事執筆に関しても、限られた文字量で必要な情報を簡潔にまとめなければなりません。読者に正しく伝わるよう記事を書くには優先事項は何か、情報の価値判断をデスクの添削を参考にしながら学んでいます。この作業のおかげで、先回りし推測しながら話を聞けるようになるなど、上司や先輩に教わった取材方法を徐々に実践できるようになりました。事件・事故の発生で、急な呼び出しに応じなければならないなど肉体的にハードな面はありますが、先輩や上司の丁寧なフォローもあり、安心して業務に専念できています。

大きな事件・事故になるほど、県民の関心は高まります。取材から必要な情報を整理し、読者に正しく伝わる記事を書かなければというプレッシャーもあります。一方、交通安全を呼びかける記事や特殊詐欺を未然に防いだ市民の方へ感謝状が贈呈された記事を掲載し、「自分も気をつけよう」「こんな犯罪が増えているから注意しよう」と地域の人々への啓発活動につなげられるのも記者としての喜びです。これからも必要とされる情報、読者の役に立つ記事を提供できるよう責任感を持ち取り組んでいきたいです。とはいえ、警察担当としての取材時間は全体の約2~3割。残り7~8割は、地域の行事などローカルなニュースを中心に取材を進めています。別府総局は少数精鋭のチームなので、さまざまな分野の取材ができるのも魅力の1つ。今後も数多くの取材経験を積み、将来はどの分野でも取材できる力を身につけていきたいです。

支援の場を広げる、新しい情報を届ける喜びとともに、地域の人々に求められる記事を発信したい

担当した取材はどれも思い入れがありますが、中でも心に残っているのは、譲渡先が見つかりにくい老犬や病気を抱えた犬を保護する施設の取材です。その施設をオープンした女性を取材し、社会的な背景やその女性が抱く想いまで踏み込んだ内容の記事を執筆しました。掲載後、読者の方から多くの反響が寄せられました。記事の掲載をきっかけに、ネグレクトされていた犬が保護され、施設への支援が増えるなど、取材対象者と読者をつなげられたことがとても嬉しかったです。

わが社ではネット配信にも力を入れています。取材先でわが社の記事を頼りにしているというお声を聞くケースも多く、嬉しい気持ちになります。ネットやテレビは、速報性の高さが強みになりますが、視聴者や読者の興味関心に寄り過ぎた記事を見かける場合もあります。読者の興味を重視することは大切だと思いますが、社会的に重要な内容を冷静に扱うことができるのも新聞メディアの特徴です。その点を常に念頭に置きながら取材や記事の執筆を行ない、情報発信していきたいです。また、取材先で知り合った人々との会話から、新しい発見や情報が得られるのも魅力。人から人へと紹介を受け、次の取材につながることもあります。さらに、世の中に出ていない新しい情報を送り出せる仕事である点もやりがいになっています。同じ仕事の繰り返しではなく、毎日新鮮な気持ちで取り組めます。担当以外の分野でもどんどん取材できるなど、チャレンジしやすい雰囲気があるのもわが社の魅力。これからもより多くの場所に赴き、地道に人脈を広げ、地域の人々に喜ばれる、社会に役立つ記事を発信していきたいと思っています。

学生の方へメッセージ

大分合同新聞社をめざす人の中には県外出身者も多く、社内では大分にIターンした社員も活躍しています。私自身は茨城県の出身。ほかにも、東京、神奈川、大阪、奈良など、県外出身者が多いため、知らない土地で働きはじめる不安を払拭できました。何かあればすぐに相談でき、手厚いフォローを受けられます。また、記者目線でいえば、大分に長く住んでいる人にとって“当たり前”のことも、県外出身者から見ると新鮮に感じられる場合があるなど、仕事に生かせる利点もあります。関東地方で生まれ育った私にとって、海や山との距離が近い大分の景色はとても新鮮。休日はアウトドアを楽しむなど、リフレッシュしています。

新聞社といえば、記者のイメージが強い学生さんも多いと思いますが、社内には営業やイベントなど、さまざまな部署があります。新聞社で働けば、実に幅広い物事に興味を持てるようになりますし、新しい情報に接する機会も増えます。多彩な活躍フィールドが用意されている大分合同新聞社の企業研究を、ぜひ進めてみてください。

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「留学生が多く、町全体にグローバルな雰囲気が漂う別府には、ビジネスに関心を持つ人や幅広い分野で活躍する人が多くいます。取材ネタの宝庫です」とYさん。

マイナビ編集部から

「とことん地域密着」を掲げ、地元民に広く認知されている大分合同新聞社。2025年には創刊139年を迎える歴史を持ちながら、時代の流れや身近なニーズに寄り添う情報・モノ・コトの発信を続けている。

新聞社と聞けば、ジャーナリズムを代表する媒体であり、少々硬い印象を持つ人も多いのではないだろうか。しかし、今回の取材を通じて、実におおらかで柔軟性があり、風通しの良い会社だと感じた。大分という地域とともに歩み、育んできたからこその社風だと考える。若手だからと切り離さず、新人であってもバラエティーに富んだ業務を任せ、挑戦心を刺激する人材育成も魅力的だ。

また、同社には細かく分けると24もの職種がある。雑誌やラジオといったグループ会社もあり、最近では大分市内の繁華街にアイリッシュパブ(飲食店)を手がける新規事業にも挑戦。地域密着という熱い信念のもとに広がっていく多種多様な業務は、個性や持ち味を活かすフィールドとしても頼もしく感じられるはず。大分の魅力を発信したい、地域貢献につなげたい、幅広い仕事をしてみたい!そんな前向きな意欲を成長へとつなげていける環境が整っている。

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長い歴史と伝統を誇る大分合同新聞社。真のジャーナリズムを追求し、正確で便利な情報を提供する未来創造企業をめざしている。

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