最終更新日:2025/4/21

西川(株)

  • 正社員

業種

  • 商社(インテリア・住宅関連)
  • インテリア・住宅関連
  • 専門店(アパレル・ファッション関連)
  • 繊維
  • 商社(アパレル・ファッション関連)

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本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

充実の研修制度、働きやすい環境が魅力。若手・中堅社員3名の挑戦と成長の軌跡!

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進化を続ける創業450年超企業。革新の原動力は“人”

エリア戦略事業部 東京エリア O.Tさん(2022年入社/文理学部卒)
広域戦略事業部 第4部第1課 S.Kさん(2015年入社/国際日本学部卒)
商品3部2課 A.Mさん(2021年入社/外国語学部卒)

創業以来450年超の伝統と革新を融合し、魅力的な商品・サービスを生み出し続ける寝具メーカー「西川株式会社」。若手・中堅社員3名に充実の教育・研修制度や仕事の魅力、仕事と子育ての両立等について伺った。

社員は語る

「もともと寝具に対して全くといっていいほど無頓着でしたが、当社のマットレスの購入を機に考えがガラリと変わりました。疲労回復度が全然違うんですよね」(O.Tさん)
「役職問わず、誰とでも活発にコミュニケーションを取れる会社です。サッカーやヨガなどの部活動で幅広い年次の方々と関われるのも魅力です」(A.Mさん)
「もともと英語が得意だったわけではありません。ただ、商品を見せながらコミュニケーションを取れば、私たちの考えや思いは伝わるんです」(S.Kさん)

充実の教育・研修制度で着実にレベルアップ。若手のうちからチャレンジできる会社(O.Tさん)

スポーツを見るのもやるのも大好きだった私は、文理学部の体育学科に進学。学生時代は学生プロレスの活動に力を入れていました。企業研究に当たってもスポーツ業界を中心に会社選びを進めていたのですが、人気業界だけになかなかうまくいかず。ステークホルダーとしてプロスポーツや選手を支える会社に注目することにしました。そこで出会ったのが当社でした。日本を代表するプロ野球選手とスポンサー契約を結んでいて、球場でも当社の看板を何度か見掛けたことがあったことや、人々の生活に欠かすことができない商品に関わることができる点。そして、親や友人を含め、誰でも知っているメーカーであることが大きかったですね。

当社には非常に充実した教育・研修制度が用意されています。2022年に入社すると、まずは新入社員研修で、基本的なビジネスマナーや会社の概要、各部署の業務内容、寝具の基礎についてみっちり学びました。その後も販売店舗研修が続きます。私の場合は直営店の「シエスタリア イーアスつくば店」及び「マルイファミリー志木店」、寝具専門店の「日本橋西川」で研修。各店舗で販売を担当しているFA(ファッション・アドバイザー)さんの指導のもと、接客や販売の基礎を習得していきました。売り場の最前線でお客さまの声を直接聞くことができたこと。当社の商品について深く知り、自信を持てたことは今でも役立っています。販売店舗研修終了後は製造部門、物流部門、さらに、本社の3つの部署の基本的な仕事を経験。入社2年目の2023年5月にエリア戦略事業部に本配属となりました。

営業の仕事をする上で心掛けているのは、近隣店舗の動向や市場のトレンドなど、さまざまな部分にアンテナを張り巡らせて、お客さまのニーズに合った、鮮度の高い商品を全面に打ち出すこと。他店舗に負けない魅力的な売り場をつくることです。目標となる予算を達成できたときには大きなやりがいと達成感を感じられますね。今後は日本橋エリアで経験と実績を積み上げていき、将来的には故郷の仙台で、地域の皆さまにnishikawaの寝具の素晴らしさ、良質な眠りの大切さを発信していきたい。これが現時点での私の目標です。

営業部を経て商品部へ。タオルづくりの“司令塔”として活躍中!(A.Mさん)

学生時代は外国語学部に所属。海外からみた日本文化の特徴、魅力について学んでいました。こうした背景もあって、企業研究では日本文化を世界に広げられる仕事を軸に会社選びを展開。そのなかで出会ったのが、1566年の創業以来、450年以上の歴史を持つ当社でした。当社が培ってきた技術力を世界中に広げていける人材になりたい。そして、世代を問わず、多くのお客さまに選んでいただける商品に携わりたいとの思いから、当社への入社を決めた次第です。人事担当者の優しくて明るい人柄、仕事の話をするときのキラキラした表情も決め手になりました。

入社後は、上の記事でO.Tがお話ししている新入社員研修や販売店舗研修等を経て、営業部に配属。家具量販店の担当として、バイヤーとの商談や季節商品のご提案、プライベートブランド商品のご提案のほか、寝具メーカーが集まる催事への出展等に携わりました。営業部で特に力を入れていたのは販促面。競合企業の商品がひしめき合う中で、当社の商品をどのようにみせていくか。販売員の皆さまに当社の商品の魅力をいかにして理解いただくかという点に徹底的にこだわって仕事に励みました。催事に参加した際、お客さまに当社の商品の魅力を直接お伝えし、お買い上げいただけたときには大きな達成感を得られました。

入社2年目の2023年2月には商品部のタオル課に異動。現在は人気キャラクターのタオルづくりに携わっています。お客さまからの「こんなタオルをつくって欲しい」といった依頼をもとに、デザイナーや仕入れ先と連携。デザインや仕様を詰め、コストの調整を行いながら商品化に結び付けていくのが、私のミッションです。商品開発では、店頭の意見や市場の動向をきめ細かに汲み取る努力が欠かせませんが、こうした部分では営業部での販促の経験が大いに役立っています。買い物や旅先で、自分が携わったタオルが販売されていたり、お客さまにお使いいただいているのをみる機会も多く、高いモチベーションを持って仕事に臨むことができています。今後の目標は「このタオルでいいや」ではなく、「このタオルが使いたい」と思ってもらえるような商品をつくること。将来的には結婚、出産といったライフイベントを経験することもあるかと思いますが、時短勤務制度等を活用しながら仕事を続けていきたいと思っています。

仕事と子育てをしっかり両立しながら、「世界のnishikawa」の確立にチャレンジ!(S.Kさん)

学生時代は漫画やアニメなどを研究している先生のゼミで、雑誌の研究に取り組んでいました。企業研究では「落ち込んだときでも、これがあればちょっと気分が上がる」と思える商品をつくったり、販売したりすることができるメーカーを中心に会社選びを展開。肌に直接触れる商品を扱っている当社なら、見た目だけでなく素材のレベルから、お客さまに愛される商品をつくることができるのではないか。こうした思いを持って、当社への入社決めた次第です。先輩社員の明るい雰囲気も魅力的でした。

2015年に入社後は研修を経て、営業部に配属。約2年間、家具量販店への営業やPB商品の開発等を経験し、海外部に異動となりました。海外部では韓国やシンガポール、タイ、香港、中国の販売代理店への営業活動のほか、米国ロサンゼルスでの新店舗立ち上げ業務等に従事。海外出張もたくさん経験しましたが、当社の商品を初めてご覧になるお客さまの反応をみるのが面白かったですね。その後は約2年間の産休・育休を経て、2024年4月に復帰。現在は新規のお得意先さまの開拓や取引拡大に取り組む広域戦略事業部第4部の一員として、グローバル小売企業への営業活動に取り組んでいます。発注規模の大きさもさることながら、海外店舗に当社の商品を納入するチャンスもあるので挑戦しがいがありますね。「世界のnishikawa」としてのプレゼンスを確立すべく、海外部での経験も最大限に活かしながら、米国や欧州にも商品を届けられるようにしたいと思っています。

育休から復帰して慌ただしい日々が続きますが、当社には仕事と子育てをしっかりと両立できる環境が整っています。私の場合は時短勤務制度を活用し、定時の午後5時半よりも1時間半早い午後4時に退勤。保育園へのお迎えにも余裕を持って行くことができています。チームのメンバーの理解のおかげもあって、子どもが急に発熱したときには有給休暇を気兼ねなく取ることができますし、仕事状況に合わせてリモートワークを選択できるのも大きなポイント。子育てを経験したことのある社員が多く、困ったことがあれば気軽に相談できるのも働きやすさにつながっています。私は育休を経験したことで、消費者に近い目線から、当社の商品を見つめ直すことができました。将来的には、こうした経験も活かしながら、生活者に寄り添った商品の開発にチャレンジしていきたいと思っています。

学生の方へのメッセージ

【O.Tさん】
「自分の好きなこと」「やりたいこと」を軸に会社選びを進めるのが一番ですが、なかなかうまくいかないことも少なくないと思います。そんなときは視野を広げ、自分な好きなこと、やりたいことを「支えている会社」に着目してみてください。これにより会社選びの選択肢は大幅に増えますし、自分の可能性を広げられるはずです。

【A.Mさん】
私は「やりたいことができる会社」「カタチに残るモノをつくる仕事」を軸に会社選びを進めました。当社に入社して、やりがいのある仕事に取り組むことができているのも、こうした“軸“に合致した会社を選んだからこそだと思っています。ぜひ、先輩社員の人柄や表情、会社の雰囲気を自分の目で確かめてみてください。

【S.Kさん】
総合職や事務職など、一つの企業のなかでもさまざまな職種があり、それぞれに魅力があります。最初から志望職種を絞り込むのではなく、できるだけ広い視野を持って、各職種の業務内容を見たり、調べたりしてみてください。こうした取り組みを繰り返していくうちに、自分に合った仕事を見つけられるはずです。

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さまざまな店舗・部署での研修を通して、ビジネスの流れや業務内容を理解するだけでなく、社内のネットワークを広げられるのも大きな魅力といっていいだろう。

マイナビ編集部から

1566年の創業以来、450年を超える歴史を誇りながらも、「Beyond Sleep―眠りのその先へ―」をテーマに掲げ、革新と進化を続ける寝具メーカー「西川株式会社」。今回、同社で活躍中の中堅・若手社員3名にお話を伺って感銘を受けたのは、東京・日本橋エリアでの営業や、商品づくり、海外事業、新規開拓など、チャレンジングな課題に若手のうちから積極果敢に挑戦できること。そして何よりも、皆さんのびのびと、楽しそうに仕事に取り組んでいることだった。好きなこと、やりたいことを仕事にしているという実感があるからこそ、知識やスキルに磨きを掛け、チャレンジを続けることができる。堅苦しさとは一切無縁でオープンかつイノベーティブな会社である。
リニューアルが進む本社オフィスでは、フリーアドレス制の採用のほか、コミュニケーションを活発にし、自然治癒能力を高めるとされるアロマを活用。睡眠に関する技術を駆使してオフィスの快適性、生産性を高め、社員のポテンシャルを最大限に引き出す工夫を行なっている点も特筆しておきたい。寝具や日用品メーカーに興味関心のお持ちの方はもちろん、革新と進化を続ける組織とともに、自らも飛躍的に成長していきたいという志のある方にお勧めしたい会社である。

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本社オフィスは日本橋富沢町。タグラインは「よく眠り、よく生きる」。寝具そのものではなく、「質の高い睡眠」の提供を目指している。
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