最終更新日:2025/4/17

(株)TOSYS

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 設備工事・設備設計
  • 通信・インフラ
  • 情報処理

基本情報

本社
新潟県、長野県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

社会をつなぎ、支える仕事。ニーズの高まる情報通信技術分野で一歩一歩成長できる。

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未経験から情報通信のプロへ。資格取得支援も充実しています。

信越エリアの通信インフラを担う存在として、幅広い領域での技術力を誇るTOSYS。今回は社会を支える仕事の魅力や入社後のスキルアップ、働きやすい環境について詳しく伺いました。

◆電設・ITビジネス事業部電設事業部門/清水章博さん(2017年入社)
◆長野通信システム事業部施工部門/土屋優太さん(2019年入社)
◆電設・ITビジネス事業部クラウドサービス部門/盛田千紘さん(2021年入社)

TOSYSで働く魅力

形に残る仕事なので、完成した時の達成感は大きいです。今後は担当者が複数つく大規模な工事にも関わって、後輩育成にも取り組んでいきたいですね。(清水さん)
有給休暇が取りやすく、ご家族との時間を大事にしている先輩が多数。私もキャンプに行ったり本格的に登山を始めたり、オフも目いっぱい楽しんでいます。(土屋さん)
所属部門はフリーアドレス制でリモートワークもOK。週2日の出社日以外は在宅と出社を自由に選べるので、自宅が遠い自分にはとても助かっています。(盛田さん)

地域の暮らしや企業活動を支える電気設備が完成した時のやりがいは格別です。

工業系の大学で、主に情報工学や通信技術を研究し、特に通信プロトコルを使った社会システムの効率化を学んできました。当社を志望したのは地元に近いエリアで、学んだことを生かして働けそうだと感じたことと、合同説明会で先輩方がとても丁寧に対応してくれたことも決め手です。入社後は3ヶ月ほど各部署を見学した後、電設事業部門へ配属。7年近く施工管理の経験を積み、現在も同部署で、各種電気設備や情報通信設備の構築を手がけています。

最初に関わったのは、高速道路でのトンネルの照明工事です。新設されたトンネル内に受変電設備を入れて照明設備を取り付けるもので、先輩の指示のもと、記録写真を撮ったり安全確認の書類をまとめたりしながら、工事全体の流れを把握してきました。心がけていたのは、まず自分の安全管理を徹底すること。トンネル点検車に乗って高い場所で作業する際にも、基本動作を確実に行い、転倒や足の踏み外しがないように気をつけました。
慣れるまでは職人さんへ説明するのも緊張しましたが、モノづくりの面白さを実感できたのもこの現場です。照明が点灯し、無事に完工した時の達成感は格別でした。

入社3年目の頃、初めてメインの施工管理者として防災行政無線の設置に携わりました。鉄塔の基礎構築からアンテナの設置といった作業自体はこれまでの経験もあってスムーズに進められましたが、責任者としてコストの管理やスケジュール、品質の管理もすべて手がけることには不安も大きかったですね。時には先輩にサポートいただき、確認してもらいながら、管理業務を進めてきました。
現在は台風19号で被災したパイプラインの復旧工事に携わっています。パイプラインを受ける建屋の電気計装工事で、長距離を結ぶパイプラインが日々正常に動き続けるために状態を計測し制御する設備を新設しており、災害復旧に関わるやりがいも感じています。

1時間単位での有給休暇取得や、工事が終わったタイミングで長期休暇を取りやすかったり、ワークライフバランスも取りやすい会社です。私も前の工事が完成した後、GWの祝日と有休を合わせて長期休みを取得。広島まで足を伸ばして旅行を楽しんできました。
当社の働きやすさや風通しの良い雰囲気も皆さんに知っていただけたらと思います。
(清水さん)

通信知識ゼロからの挑戦。手厚い資格取得サポートを生かして、大規模工事も担える技術を身につけたい。

就活時に考えていたのは、手に職をつけて成長できる企業で働きたいということです。医療福祉系の大学で主にスポーツや運動に関する知識を学んできたため、情報通信はまったく初めての分野。それでも説明会で、サポート体制や手厚い成長支援が整っていると聞き、ここなら未経験でも自分の理想に合う働き方ができそうだと感じました。
実際、受験費用の補助をはじめ資格取得支援が充実しており、第二種電気工事士や陸上特殊無線技士を入社4年目までに取得しました。特に、通信工事に関われる工事担任者総合通信資格は先輩方のアドバイスも受けながら、少しずつ科目合格を重ね、入社前知識ゼロのところから入社2年目で取得することが出来ました。

入社後、長野県の諏訪・辰野エリアを中心に、インターネットや電話のトラブルに対応し、復旧までサポートする業務に配属となりました。お客様のご自宅にお邪魔して電話機や設備を見る場合が多いため、挨拶や言葉遣いをしっかりすることに気を付けていました。工事が終わった後、お客様から「来てもらえて助かった」「ありがとう」と直接声をかけていただき、何度も心が温まるような経験をしました。時にはお茶を勧められて、お話をしていくケースも。特にご高齢の方には電話の通じない不安が大きいせいか、こちらが恐縮するくらい感謝いただくことも多かったです。

現在は長野市の事業所で、電柱の移設や光ファイバ接続の施工管理に携わっています。自治体発注による規模の大きな施工では、地域全体に向けた周知活動も大切だと実感。申請書類作成のほか、工事の期間や範囲を示した案内を対象エリアの各戸に届けるなど、スムーズに工事を進めるために事前の準備や周囲への気配りを欠かさないようにしています。
今後の目標は、現場代理人になるために必要な電気通信主任技術者の資格を取って、規模の大きな工事を1人で担当できるようになること。就活生時代に目指していた通り、自分のペースでスキルアップを重ね、未経験からでも広く活躍できることを実践していきたいです。
(土屋さん)

お客様に合わせてクラウドサービスの導入~運用を支援。リモートOKの柔軟な働き方も魅力です。

学生時代は心理学を専攻しており、通信系はまったくの異分野でしたが、合同説明会で「地域の誰もが使う携帯電話や社会インフラを構築している会社」と聞き、ここなら暮らしに身近に関わる仕事ができそうだと入社を決めました。
1ヶ月間の新人研修後は、各種電気設備や携帯電話の基地局施工など各事業部の仕事をローテーションで見学し、1ヶ月ほどかけて施工の流れや事務業務の基本を学んでから、現在の部署に配属となりました。

クラウドサービス部門内にもいくつかチームがあり、最初の1年はカスタマーサポートを担当。お客様からの問合せやお困りごとの相談を直接受付け、解決に向けてサポートするチームです。2年目はマーケティングチームに加わり、イベントを企画したり、メールマガジンを配信してきました。印象的だったのは、地域のDXを進めるリアル空間「Microsoft Base Nagano」の立上げに関われたこと。自社クラウドサービスセンターの1階にあるここは、会議室活用デバイス「Teams Rooms」の物理的拠点として社内イベントやセミナーに使われるほか、コワーキングスペースとして一般の方にも開放されています。私も県内の企業様を呼んで、Teams Roomsを実際に利用いただくイベントの企画等に参加。ITとリアルを融合させたサービスの幅広さを実感しました。

現在は営業担当として、主にMicrosoft365を導入したいという企業様への提案や導入支援を行っています。基本的にはWEBからのお問い合わせに対する反響営業です。サービスの具体的な内容をはじめ、当社独自のサポート体制やチケット制のアフターサービスについても説明。長く安心してお使いいただけることを伝えています。
1年目のカスタマーサポート経験を生かして、サポートチームの手厚さを具体的に説明できるのは強みです。先日は当初の予定よりも早くデータ移行したいという企業様に対応。設計・開発担当者とも連携しつつ、Microsoft社の幅広いサービスを活用して、納期も含めたご要望にお応えしてきました。
今後の目標は営業経験を積んで、より規模の大きな案件を任せてもらえるようになること。自分が新人の頃に先輩方から教えていただいた分を、今度は自分も教える立場として後輩につなげて、成長を支えていきたいです。
(盛田さん)

学生の方へメッセージ

おすすめしたいのは、まずはじっくり企業研究を進めて、自分に向いた働き方を考えること。個別説明会など会社の雰囲気を知ることができる機会は、ぜひ積極的に生かしてください。気になる企業に対しては、例えば同じ企業グループに属する関連企業の説明会にも参加して、別の方向から探ってみるのも面白いでしょう。グループ同士の役割や業界全体の話が聞けるほか、より客観的な意見も聞けるかもしれません。(清水さん)

事業内容はもちろんですが、入社後にどんな働き方ができるか、どんなサポートが受けられるかなど、気になる点は細かく調べることをおすすめします。私自身は入社してからスキルアップしたいという希望があったので、研修や資格取得支援の制度を重視。結果として、未経験分野であっても順調に成長を実感できています。企業研究の際にはまず、自分が何を大事にしたいかをしっかり考えることも必要かもしれません。(土屋さん)

自分の価値はなかなか自分では分からないもの。学生の皆さんには、あなたにはあなたが思っている以上に価値がありますよと伝えたいです。自分が「当たり前」と思っていることも、実はあなただけの個性や強みになることが多いので、まずはこれまで得てきた経験や知識を掘り下げて、整理をすることで自信を持ってアピールしてみましょう。(盛田さん)

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未経験者もイチからサポートしながら育てる環境。講習会参加の機会や受験費用の補助など資格取得支援制度も充実していて、誰もが前向きにスキルアップを目指せます。

マイナビ編集部から

1960年に電話工事会社としてスタートし、信越エリアの通信インフラ構築や企業のDX化をサポートするTOSYS。長年培った高い技術力と提案力をもとに、地域に根ざし、人と人、人と社会をつなげる役割を果たしている。東証プライム上場「コムシスホールディングス」のグループ企業として、安定した経営基盤をもとにした人材育成にも注力。入社後の基礎研修をはじめ、ローテーションでの現場見学やOJT研修、多彩な自己啓発支援など、社員1人ひとりの成長を支える体制も強固だ。
今回は電設、通信システム、ITビジネスの各部門で活躍中の若手の先輩にインタビュー。ひと口に「情報通信技術」といっても手がける事業の内容は幅広く、同社が多角的に社会を支えていることを実感させられた。同時に印象的だったのは、学生時代に通信系を学んできた方もまったく別の専攻だった方も、入社後に一つひとつ経験しながら成長していること。「少しずつ規模の大きなプロジェクトに関われるようになってやりがいがある」「もっと知識を深めて後輩育成にも携わりたい」と、先輩自身もさらなる目標を見据えてスキルアップを進めている様子だった。
社会のICT化が急速に進む今、情報通信分野のニーズは今後ますます高まっていくだろう。その根幹を支え、未来に向けて自分らしいキャリアを描く夢も、同社の環境ならきっと叶えられると思う。

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インフラの構築・保守を通じて、「つながる生活」を守る企業。有休取得の推奨や残業の削減など、社員のワークライフバランス向上にも積極的に取り組んでいます。

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