(株)保志【ALTE MEISTER】

【縁の下の力持ち的存在。納期や進捗の確認、製造部門と販売部門をつなぐ仕事】
第一事業部では、お位牌の製造を行っています。私が所属する生産管理では、販売の予実を元にした生産計画を基盤に、位牌を製造するにあたっての材料・部材・商品の発注をし、発注した内容に関する納期や進捗の確認と、入荷後の伝票処理、在庫の管理を行っています。お位牌の生産にあたっては、販売、製造、経理、外部の協力会社様に至るまで、多くの方々とのやりとりが不可欠です。現場の方々が行うものづくりを円滑且つ効率的に進めるサポートをし、最終的にはお客様の注文に対して滞りなく商品を供給できる状態を常に保つことが私達生産管理の責務でもあります。製造における広範な知識、多くの人との関わりが要求される仕事ではありますが、日々成長を実感できる、やりがいある仕事であると思います。

【製造部門の中の管理業務ならではの面白さとやりがい。】
私はお位牌製造に用いる消耗品や材料の手配を行っていますが、無限にお金を使える訳ではありません。
会社は利益を得て初めて運営できるので、コストを意識する必要があります。消耗品一つ買うのでも仕入先や価格を比較検討し、且つものづくりがしやすい環境を整備する為に最善の選択ができるよう心掛けています。
それがやがては高品質な商品をお客様の元へ届けられることへ繋がっていると信じています。
だからこそ製造部門の業務でありながらも、直接ものづくりには携わらない仕事ならではのやりがいや面白さです。
最近は生産計画業務にも携われるようになりました。数的な分析が活きる分野でもあるので、学生時代に学んだ、経済学の知識で貢献したいと考えています。

【祈りの文化と、その対象物をつくるという仕事の尊さに共感しました。】
初めは会社のビジョンである祈りの文化を通じて人の幸せを追求するという部分で、自身の労働観と一致しました。
元々何か人や社会の役に立てる仕事がしたいという意志があったので、そうした目的とマッチする企業を探していた中で今の会社と出会いました。
企業見学の際は、製造するお位牌やお仏壇が亡くなった方への最後の贈り物であること、大切な人を亡くした遺族の方々の心の拠り所であること、
それだけ尊い仕事であるというお話を聞きました。そうしたものづくりに携わる社員の方々の仕事に対する想いや熱意に惹かれ、この会社で働きたいと思いました。
製造から販売まで一貫しているメーカーだからこそ、幅広い仕事に挑戦できるという部分も魅力に感じました。

就職活動の際は、自身の専攻や好みによって企業選びをするかと思います。勿論夢や目標に沿った選び方も選択の一つですが、様々な業界・職種にも積極的に興味を持つことで、働き方に対する視野も広がります。私も就職して、配属されて初めて今の仕事の楽しさに気づいたこともあったので、直感も大事ですが先入観や固定観念にも囚われ過ぎないよう意識してみて下さい。思いがけない出会いがあるかもしれません。