(株)保志【ALTE MEISTER】

【お位牌の一つ一つのパーツに金を付けています】
私が所属する第一事業部加飾では、加工・研磨・塗装を経て届いた位牌のパーツに金箔や金粉を施しています。金が付いた部分はお客様の目につく重要な部分です。お位牌に最後のお化粧をしている感覚で、注意を払いながら作業をしています。筆による線描き、金蒔き、仕上げ、これらの作業を加飾で行っています。
筆づかいの上達、また塗料や漆の扱いにも慣れて乾きの感覚をつかむこともでき、自分の技術力を高めることが出来る部署です。

【目の前の仕事に没頭し、その分数を上げることができた時です】
入社１年目の時、お位牌に金付けをする仕事をしながら、漆と松ぼこりを使ってお位牌のパーツに装飾を施す仕事に携わることが出来ました。二つを同時に覚えるのは時間がかかりましたが、この２つを任せてもらえたことがすごく貴重な経験になり、責任感も生まれました。少しでもはやく現場の戦力になりたいという思いもあり、ひたすら数をこなして１日にできる本数を増やしていきました。目の前仕事に没頭して、結果数を上げることができる、自分に合ったこの仕事をやらせてもらえてすごく恵まれていると感じます。

【学生時代の経験をいかせて、仕事の内容も自分に合ったものだと感じました】
美術系の学校を卒業して、少しでもやってきたことが活かせる仕事はないかと探していました。当社の説明会に行った時に工場の様子を見せてもらい、そこで現在私が所属している部署の様子も確認することができました。筆を扱って机に向かい黙々と作業しているところを見て、是非この会社に入ってこの仕事がしたいと思い入社を決意しました。また、学生時代に伝統的な美術の勉強を少ししてきたので、お仏壇、お位牌の製造自体にもすごく興味を持つことができました。

沢山の企業に興味を持ち、説明会に参加して願書を出すことも良いと思います。
ですが、自分に合った仕事に絞って会社の環境や社員さんの雰囲気を調べてみるのも良いことだと思います。
人によって就職活動の仕方は様々だと思いますが、自分に合った方法で焦らずに頑張って欲しいと思います。