最終更新日:2025/4/24

高知県信用農業協同組合連合会【JAバンク高知信連】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 農業協同組合(JA金融機関含む)
  • 政府系・系統金融機関
  • 信用金庫・労働金庫・信用組合
  • 信託銀行・投資銀行・投資信託委託
  • 共済

基本情報

本社
高知県

取材情報

事業について伝えたい

JAという強固な基盤が強み。金融を通して高知を盛り上げる、多彩な事業を展開中!

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JAバンク高知信連の魅力に迫る!

地域密着の金融機関として、高知県の農業と地域社会の発展に取り組むJAバンク高知信連。そこにはどんな仕事とやりがいがあるのでしょう。3名のお話を通して、同会で働く魅力をお伝えします。

左から

●小草 亮二さん
経営支援部 リスク管理グループ/2006年入会
●森田 隆志さん
代表理事 常務
●結城 健太さん
管理運用部 企画管理グループ/2020年入会

皆さんへのメッセージ

時代の変化を受け、ダイナミックな改革が進むJAの組織。新たなことに挑戦するチャンスがあふれています。若手の育成にも今まで以上に力を入れていきますよ(森田常務)
1つの組織でも色々な仕事があり、やってみるまでわからないものというのが私の実感。興味があるなら、飛び込んできてください!門戸を開けてお待ちしています(小草さん)
金融業界は堅いと思っていましたが、実際はアットホームで先輩も上司も気兼ねなく話せる人ばかり。新入職員も安心して自分らしさを発揮できる環境だと思います(結城さん)

【当会の役割】高知県内のJAの貯金・融資等の事業を、後方からバックアップしています<森田>

高知県信用農業協同組合連合会(JAバンク高知信連)という長い名称を持つ当会。「農協関連かな?」ということはイメージできても、具体的なところまでご存じの方は少ないのではないでしょうか。

そもそもJAとは農業協同組合(農協)のこと。戦後、「相互扶助の精神のもとで農家の営農と生活を守り、よりよい社会を築くこと」を目的に、全国各地で結成されました。小さな農家でも行政に声を届け、安定的に農業を営み、国民の食糧不足を解消しようという思いの中で生まれた組織です。
各JAは組合員である農家に営農や生活のアドバイスを行い、生産物の販売をサポートしたり、金融・共済サービスを提供しています。このうち、貯金等の金融に関わる部門に特化して、高知県内の4つのJAを後方から支援しているのが私たちJAバンク高知信連。事業内容としては、まず貯金業務があります。そして、県内のJAが組合員等から預かった貯金をさらに当会が預かり、県内の農業関連団体や一般企業等への融資や有価証券運用を行っております。
また、全国の金融機関と連携し、給与の振込や各種支払い、窓口やATMでの引き出し・預け入れができる仕組みを構築。地域で暮らす人々の身近な金融機関として親しまれています。

その他、JA職員向けの研修も実施。職員のスキルアップを図ることで、その先にいるお客様が住宅ローンや教育ローンによって生活の質を向上させたり、効果的な資産運用で将来の安心を手に入れていただくお手伝いをしています。
これは高知に限ったことではありませんが、人口減少や高齢化による離農、農業の法人化といった多くの課題があります。その中でどんなサービスや情報をお客様に提供していけばいいのか。金融という専門分野で培った経験と知識、ネットワークを活かし、農業を含めた地域全体の活性化に貢献していくのが私たちの願い。広い視野を持ち、JA単独では難しい大きな事業に取り組んでいます。


【リスク管理】事業のリスクを回避し、収益を上げるにはどうすれば?これからも学び続けます<小草>

金融業界に興味はあったものの、裏方でどんな業務をしているのか想像もつきませんでした。そんな私が入会して16年。様々な部署を経験する中で「こういう仕組みになっているんだ」と理解でき、おもしろさを感じるようになりました。

1年目は、高知県内のJAで展開する貯金キャンペーンや、口座振替等の推進企画を担当。その後にJA高知中央会(県内JAの総合指導機関)に出向し、各JAに対し正しい決算や法令遵守の重要性を伝える業務に携わりました。その後は当会に戻り、有価証券等による資金運用の担当に。ここで6年の経験を積み、次はその資金運用のリスクを管理する部署に異動。続いて各JAに対し、コンプライアンスや自主ルールを指導する業務に携わった後、再度、資金運用のリスク管理を担う部署に戻りました。

これまでに経験したうち、当会の特徴的な業務としては「JAに働きかける仕事」です。直接、お客様と接するのではなく、一歩引いた立場で企画し、情報を提供する。私自身の性格からいうと、目の前にお客様がいたらその人のことだけを考えてしまうので、様々な視点で物事を考える大切さを学びました。
現在、担当しているリスク管理では、法律や法令に基づき、厳しい目線で資金運用のリスクを見極めます。また近年、金融業界で重要視されているのがマネーロンダリングの防止。行政のガイドライン等に則り、お客様への対応や内部管理について整備に取り組んでいます。

ただ、行政のガイドラインには個別ケースごとの正解が示されているわけではありません。基準を守りながら現実問題に対応していくためには理屈を整理したうえで結論を導き出す必要があり、そこに難しさと醍醐味を感じますね。
今後はJAとして特色を出し、もっと地域に貢献できる方法をJAの職員と一緒に考えていきたい。銀行業務検定を受け、JA内部の資格も取りましたが、勉強すべきことはまだたくさんあります。

【管理業務】事業展開や方向性を決める中枢部門。責任は重いが、やりがいは十分です<結城>

JAバンク高知信連で働きたいと思ったのは、転職サイト上にあった「幹部候補として期待している」というメッセージに触れたからです。学生時代から金融の仕事に興味があり、卒業後は税理士事務所に就職。税理士をめざしていましたが、働きながらの資格取得は難しく断念しました。それでも、金融の世界でキャリアップしたいという強い気持ちを持ち、当会に入会したんです。

現在は経費や予算の策定、決算管理等の業務を担当しています。日々の業務としては各部署と連絡をとりながら経費の精算を行ったり、上部団体である農林中央金庫や行政機関に提出する書類の取りまとめ、会議の設置や報告等を任されています。
当会には、高知県の全JAの組合員から預かった貯金が集められてきます。規模も大きく、決算書類に記載されている金額は数千億円単位。扱う金額の大きさだけに、責任の重さを感じています。

9月には、半期決算を初めて経験させていただきました。JAバンクグループの一員としてオフィシャルに公表されるデータですから、ミスがないよう慎重に、不明なところは前回の資料を見たり、先輩に逐一確認しながら進めました。JAグループで使われる用語や金融業界特有の専門用語等が多く苦労しましたが、知識を身に付けるいい機会になったと思います。
会議で議事録の作成を任されておりますが、初めの頃は、「何をおっしゃっているんだろう?」とわからないことばかり(笑)。でも、会議後に質問したら、一つひとつていねいに教えてくださり、理解が深まりました。
企画管理グループは当会の方向性を決め、事業展開を担っていく中枢的な部署。その責任をしっかり果たせるよう大局的な目線を持ち、各部署とも円滑なコミュニケーションを実現していくのが今後の目標です。

学生の方へメッセージ

みなさん、こんにちは!採用担当の桑本です。といっても、採用担当になってまだ日が浅いです。2021年5月に1年間の育休から復帰し、JAへの事務指導から採用担当に配置換えになりました。
学生さんにどんな情報を届けたら、当会のことをわかっていただけるのだろう?説明会はどうしよう?そんなことを日々考えながら、気分はすっかり新人(笑)。新たな気持ちで、新卒学生さんの採用準備を進めているところです。

JAの中でも信用事業を専門的に扱う組織だけに、真面目で硬くてという印象をお持ちになるかもしれませんが、1年目の職員も構えず意見が言える、風通しのいい社風です。新人には業務の経験がないからこその視点があるはずで、それが私たちにとっても勉強になります。一緒に仕事をしながら、お互いを高め合っていけるような関係になれたらいいなと思っています。
育休への理解があるのも魅力。同僚も上司も子育てとの両立を応援してくれるので、不安なく過ごせています。男性で1年近くの育休を取得した人もいますよ。

2023年から、数年ぶりに新規採用を再開しました。採用担当の次長も含め二人とも経験が浅く、手探りの中でやっています。そのため不手際があるかもしれませんが、「こんな情報が知りたい」「こうしてほしい」という要望があったら、遠慮なく伝えてくださいね。お会いできるのを楽しみにしています。
(採用担当/桑本尚子、2013年入会)

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「説明会で、どんな学生さんに会えるだろう?」とワクワクしています。興味が湧いた方は気軽に説明会に来てください【採用担当/中島ちぐさ(総務グループ次長)、桑本尚子】

マイナビ編集部から

昭和23年(1948年)の設立以来、JAバンク高知信連は、70年以上にわたって高知の農業と地域社会の活性化に取り組んできた。

JAグループは、それぞれが独立した事業体でありながら、全国に同様の組織が存在し、強い絆で結ばれているJAの組織体系。各地の仲間と情報を共有し、切磋琢磨しながら自らを成長させていける環境はJAならではの魅力だ。
一般の金融機関と競合する場面も少なくないが、長い歴史の中で培ってきた信頼を土台に、新たな時代を築こうとしている。その一例が、高知県内34市町村の「食」「人」「文化」が行き交う『JAファーマーズマーケット とさのさと アグリコレット』。JAの集荷システムを活用し、県内全域の農産物・水産物・畜産物を販売している。物販にとどまらず、グルメや地酒等の名産品の紹介、料理教室や地域活性化イベントの実施等、多彩な活動を展開している。

自然豊かで、歴史観光スポットも多い高知。地域には未だ知られざる資源が眠っているだろう。金融事業をきっかけに、新たな魅力を創出できる可能性は大いにある。そんなお話を聞いて、同会が果たす役割は決して小さくない、むしろ高知にとってなくてはならない組織であると感じた。同会の未来を担っていくのは、これから入会する若手職員。壮大な夢をもってチャレンジしていただきたい。

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住宅ローンや教育ローン、貯金キャンペーン等、日々の生活を支える金融商品の企画、資金運用の他、高知の食・文化・人々の交流拠点の運営サポート等活動の幅を広げている。

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