最終更新日:2025/4/21

(株)ワイ・シー・シー

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理
  • 通信・インフラ

基本情報

本社
山梨県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

病院、自治体を情報インフラで支える!社会貢献できるICTの仕事

PHOTO

自分らしさを生かして成長できる、(株)ワイ・シー・シーの魅力

飯沼 小巻さん ヘルスケアビジネス本部/2023年入社(写真右)
廣瀬 翔太さん 営業本部/2023年入社(写真左)

山梨県内に留まらず全国の医療機関や教育機関、地方自治体の基幹システムを開発、導入サポートしている(株)ワイ・シー・シー。同社には文系理系関係なくSEとして活躍できる環境があります。地域に根差し、ICTで社会を支える仕事とはどのようなものなのでしょうか。若手社員2名に仕事内容ややりがいについて話を伺いました。

ワイ・シー・シーのここが好き!

「何と言っても『人』です。先輩方は穏やかな雰囲気で仕事に対する姿勢が真摯。困っていると気にかけてくれて心強いです。そんな先輩たちが大好きです」(飯沼さん)
「営業・SEどちらのスキルも磨ける環境は当社の魅力です。自分でシステムを開発すれば理解度が深まり、商談でも説得力のある提案ができるようになります」(廣瀬さん)
営業・SEの仕事を通して自分の強みを伸ばし、活躍できるのが同社の魅力。活発な意見交換をしながらIT技術と顧客の業務知識を培え、視野を広げることができる。

自分の長所を生かしてお客さまに最適なシステムを提供しています。

企業研究時は、別の業界も視野に入れていましたが、気心知れた人たちに囲まれた環境で働きたいと思い、地元・山梨に戻って就職しようと方向転換しました。その中でも当社に決めた理由は、積極的に地域貢献を行う姿勢があったからです。地域の病院や教育機関、自治体の基幹システムを数多く担うなど地域に溶け込んで事業を行っている点に魅力を感じました。Uターン就職は思っていた通りで、当社には私のようにUターン就職した人は多く、大学で山梨に来てそのまま就職した社員もいます。

現在、私はヘルスケアビジネス本部に所属しております。当部署では医療分野の業務システムの開発、導入、保守を一貫して行っており、電子カルテなどを病院ごとにカスタマイズして構築するのが私たちの役割です。病院の方と何度も打ち合わせを重ねてご意向に沿う機能を洗い出し、社内に持ち帰って構築します。納期が近づくと現地で数日間のテストを行い、納品後も改善点をヒアリングして更新していきます。SEというと、ひたすらデスクに向かって作業するイメージが強いかもしれませんが、当社の場合はお客さまとのやりとりに時間をかけていきます。納品後、試行錯誤して作った電子カルテを多くの人に使っていただき、「このカルテいいね」と言われるとうれしくなって、もっと頑張ろうと思えますね。

私は、文系学部出身でIT知識がなかったことがとても不安でしたが、入社後1カ月間の新入社員研修で基本的なPCスキルからITの基礎を学び、実機に触れて実際の業務に近いことができたので、心の準備ができた状態で配属を迎えられました。周りには文系出身で活躍している社員も多いため、出身学部は関係ないと実感しています。

当社のSEに関する仕事は技術力が全てではなく、お客さまのご要望を真摯に汲み取ったり、どれだけ相手のために一生懸命になれるのかが重要だと感じています。私自身、それが自分の強みだと感じているので、これからも長所を伸ばしながらシステムに関連する技術も勉強し、成長していきたいです。
(飯沼さん)

プログラミング未経験から開発業務に。お客さま目線で伝えられるよう知識・技術の習得に励んでいます。

大学卒業後は営業職に就きたいと考え、業界は絞らずに幅広く見ていました。当社を選んだ理由は、どの業界にも欠かせないIT分野の最前線で営業として活躍できること、地域に根差した企業であることも入社を決意した決め手となった点です。

配属された営業本部で自社パッケージ製品『INCLSS 発達・教育支援システム』の開発から保守・運用まで携わっており、配属後のOJTは、製品知識を学ぶことからスタート。開発業務はテスト作業から始め、現在はプログラミング言語の習得に励んでいます。プログラミング未経験から始めたため、システムの構造や操作に伴う画面の動き方を想像するのに苦労はしますが、新しい知識を覚えられる楽しさがなによりもあります。最初は全くコードが書けませんでしたが、最近は頭に言語が浮かぶようになり、より楽しくなってきました。日々勉強の連続で覚えることもたくさんあるため、仕事に影響しないよう健康維持も仕事の一つだと考えるようになりました。

私が担当するお客さまは、4つの自治体でプロジェクトの進捗はそれぞれ異なります。基本的にプロジェクトはチームで取り組むことが多く、プロジェクトに入ってからは先輩に資料作成を教わり、今では一人で任されるようになりました。初めて取引を行ったお客さま先は官公庁。何もかもが初めてでとても緊張しましたが、上司とお客さまとのやりとりを目の当たりにして特に大きな学びだったのは、伝え方についてです。わかりやすく話すにはお客さまと同じ目線に立って言葉を選んで説明することが大切だと感じましたし、私たちが扱う製品は無形商材なので、製品の仕組みや使い方をイメージできるように伝えることが要になります。伝え方の難しさと知識を学ぶことの必要性を実感すると同時に、開発業務に携わることが自分の今後に役立つと思いました。

業務を通してやりがいを感じるのは、お客さまに無事に納品できたときです。私自身は少しの間しか携わってませんが、参画したプロジェクトは導入に1年かかり、自分が関わった製品がお客さまの役に立っていると思うと誇らしい気持ちになりました。お客さまから「使いやすくなったよ」と言っていただき、実際に喜んでいる姿を見ることが私にとって一番のモチベーションです。
(廣瀬さん)

先輩社員2名に聞いた(株)ワイ・シー・シーの社風と今後の目標

当社では、配属後は指導担当の先輩がついてくれますが、その先輩とも気負わず話せており、わからないことがあっても積極的に質問しています。システム開発はチームで行う作業もあり、こまめなコミュニケーションをとることが当たり前なので、社歴を問わずに話しやすい雰囲気です。配属当初、先輩方と距離を近づけるために「下の名前で呼んでください」と言った時に、すぐに名前で呼んでくれるようになったのがうれしかったです。

当社のSEの仕事はITの技術だけではなく、お客さま先の知識を学ぶことも重要です。私が所属する部署なら、カルテに入力する薬剤や病院食、医療機器などの知識があれば、病院の方々の目線になって使いやすいシステムを開発できます。先日担当したシステムでは、病院食に関わる部分を任せてもらえて、より深い知識を身に付けたいと思いました。先輩方はそれぞれ得意分野を持っているので、今後の目標は自分らしい得意分野を持つこと。そして、その分野のシステムを全て任せてもらえるような頼もしい存在になりたいです。
(飯沼さん)

当社は上司も先輩もとても優しく、よく話しかけてくれます。営業本部は野球部出身者が多い部署で、私も学生時代はずっと野球部だったので共通の話題で話しかけやすいですね。先輩たちはどんなに忙しくても、私の質問に嫌な顔をせずに対応してくれるので、すぐに不明点を解消できるだけではなく、どんどん知識を吸収できています。また、話しやすい環境だからこそ、以前よりも積極的に人と関わろうと思うようになりました。主体的に動く姿勢を身に付けられたことが自分の成長を感じられた点です。

私は営業職志望で入社しましたが、今はSEとしての業務を中心に取り組んでいるので、このまま数年はシステム開発の実績を積んで、ITの技術・経験ともに培っていきたいです。システム全体の構造を把握できる状態になれば、お客さまが何を求めているのかを想像でき、より的確なアドバイスができるようになると思うからです。そして将来的には説得力のある提案で、全国のお客さまに『INCLSS 発達・教育支援システム』をご導入いただき、さまざまな行政サービスをサポートすることが今後の目標です。
(廣瀬さん)

学生の方へメッセージ

企業研究では先入観を持たずに業界を見てほしいですね。例えば、SEというと理系学部出身でなければ難しいと思う人もいるかもしれませんが、当社の場合は、お客さまのご要望を汲み取るためのヒアリング力や提案力も重要になります。IT知識の有無も重要なスキルですが、コミュニケーション力も同等に重視し、文系理系問わず、一人ひとりの個性を最大限発揮できる環境を提供しています。このように、SEといっても仕事内容は各社違いがあるので、先入観だけで企業を絞るのはもったいないと思います。より仕事内容を知るためにも、会社見学会に参加して、社員の方に質問をしてみると良いでしょう。また、まだ自分のやりたいことがわからない人も、積極的に話すことをおすすめします。自分が思い込んでいたことが実は違うと分かったり、興味が湧いてきたりと新しい発見があるかもしれません。

入社後を想定する場合は企業を理解しておくことも大切です。よく理解しないまま入社した場合「想像と違った」と思ってしまうかもしれません。入社後にギャップを感じないためにも、実際に足を運び不明点を解消して、自分に合う社風なのかどうかも感じ取ってみてください。いずれは「この会社で働きたい!」と思える会社に出会えると思います。
(人事担当・村松さん)

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社内は明るい雰囲気で社員の笑顔が絶えない。社員同士の距離が近く、年次関係なく話せるアットホームな風土で、面倒見の良い先輩や上司がフォローしてくれる。

マイナビ編集部から

医療機関や教育機関、多くの地方自治体の基幹システムの開発、導入サポートを行なっている(株)ワイ・シー・シー。「コンピューターを駆使して社会の価値を創造する」という企業理念のもと、ICTを活用して地域社会の情報インフラを支えている。特筆すべきは、多様性を尊重する社会の実現に向けての取り組みだ。同社では「共生社会の実現」を掲げ、『INCLSS 発達・教育支援システム』を自治体とともに開発し、社会貢献性が高いシステムを生み出している。

今回取材中に感じたのは、社員の距離の近さだ。取材した2名も1年目とは思えないほど社内に溶け込み、良好な人間関係が垣間見えた。また、同社では多様性を重んじ、国籍を問わない雇用も積極的だ。さまざまな人と共に歩むためにコミュニケーション力を養い、語学力を高め、国際力豊かな風土を作る目的があるとのこと。ビジネススキルはもちろん、人間力を高められる企業と感じた。

SEというと理系のイメージが強いかもしれないが、取材した2名とも文系出身。すでにシステム開発に携わり活躍している。入社前にITの知識がない人も活躍できる教育体制と先輩たちのフォローがあるので、SEに興味がある人はぜひ同社を見てほしい。ICTで社会貢献したい人には参考になる企業であると取材を通して感じた。

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情報インフラ構築に不可欠なのは顧客とのコミュニケーション。出身学部問わず、人と関わることが好きな人や会話を楽しめる人には活躍できるフィールドが同社にはある。

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