最終更新日:2025/4/14

(株)村田(ムラタ)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 冠婚葬祭

基本情報

本社
愛媛県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

人と人が想う気持ちにしっかり寄り添いながら、ずっと長く活躍できる環境

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おくる仕事を通して、自分らしくキャリアを築く!

■土居 拓朗
営業本部 コーディネーター課長/2006年入社
■小野 桜子
エンディングプランナー/2019年入社
■山内 朱里
営業企画課/2019年入社

創業110周年を迎えた「(株)ムラタ」。おくる仕事を通して多くの信頼を培ってきた同社で、人間力に磨きを掛けながら、自分らしく活躍している先輩社員に、ムラタで働く魅力について語ってもらった。

先輩たちの仕事風景

「信条は『鬼手仏心』。お客さまとの打ち合わせは後々のことを考えてシビアに行い、葬儀や法要などの施行では仏の心でお客さまのために尽くすようにしています」<土居>
「セレモニーの司会も大事な仕事の1つ。打ち合わせ中などになるべく故人の想い出をたくさんお聞きして、その方らしい式になるように心掛けています」<小野>
当社は各種制度や福利厚生が手厚く、安心してずっと長く働ける環境。今後もより子育てと仕事を両立しやすい制度や環境づくりに、積極的に取り組みたいです」<山内>

ご家族の方々との「ご縁」をつなぎ、末長く寄り添い続ける

入社当初は、ご葬儀の施行や補助を行う会館スタッフとしてキャリアをスタートし、次に、お客さまとの打ち合わせやご葬儀のプランニングなどを行う営業を担当してきました。その後、会社の組織変更に伴い、会館スタッフと営業の両業務を行うエンディングプランナーとして活動するようになり、入社13年目に後輩エンディングプランナーの教育などのマネジメントを担う課長になりました。

現在は、営業本部のコーディネーター課長として、ご葬儀以降に行われる四十九日、一周忌、三回忌などの法事・法要の日程調整や準備などを行うアフター部門の取りまとめを担当しています。アフター部門の役割は、故人のお見送りをお手伝いさせていただいた後もご家族の方々に寄り添ってアフターフォローをしっかりと行い、「ご縁」をつないでいくこと。ご家族の方に「あなたにお願いしてよかった。ありがとう」と喜んでいただき、そして再びご依頼の連絡をいただけたときは嬉しく思います。そのご縁をつなぐことができた喜びが、この仕事を続ける大きなモチベーションになっています。

これまで18年間、「おくる仕事」に携わってきましたが、大切な方を失われたご家族の受け止め方などは百人百様です。そのため、ご家族の方の気持ちに寄り添えるよう心がけ、それぞれのご家族にとって最善のお見送りの方法をゼロから考えていけるのがこの仕事の魅力だと感じています。また、ご葬儀は特別なもので、普段の生活とは異なる、失敗をしたらやり直しがきかない張り詰めた空気の中で執り行われるため、無事に終えられたときの達成感は格別なものがありますね。何よりも、人が人をおくるというこれからも必要とされ続ける大切な仕事に携わっていることに誇りを感じています。

また、当社はクラウドサービスを活用して評価の「見える化」を図った人事評価制度を取り入れているため、自分の頑張りをしっかりと認めてもらえます。それだからこそ頑張り甲斐がありますし、着実にスキルアップできる、そして人としても成長できる環境があるのが当社の魅力だと思います。

<土居 拓朗>

やりがいのある仕事と充実した日々!ワークライフバランスを実現

人の生死にについて考える機会がよくあり、自然と葬祭業に興味を持つようになりました。何社かインターンシップに参加してみたのですが、学生の私にもしっかりと向き合ってくれて、一番職場の雰囲気が良いと思ったのが当社でした。お客さまとの打ち合わせにも同行させていただきながら、いろいろな先輩からお話を聞くこともできたので、入社後の自分をイメージできたことも決め手となりました。

現在はエンディングプランナーとして、お客さまとのお打ち合わせから式場の準備、当日の司会進行まで担当しています。入社して6年目になりましたが、この仕事は本当にたくさんの人との出会いがあると実感しています。色々な人生経験を持った方の多彩な価値観をお聞きしたり、家族それぞれの絆や愛情に触れる度に、自分の人生も豊かになっているように感じます。また、経験を積むごとに、お客さま一人ひとりの想いに、より深く寄り添ったお声がけができたり、「この方の想いを叶えるには、こんな方法がある」と、自分なりに考えて提案することで、心から喜んでいただけることも増えてきましたね。故人にしてあげたいことが色々あっても、限られた時間の中では、なかなかご自身でご準備されるのが難しい場合もありますので、お客さまとの何気ない会話の中で、なるべく多くの情報をお聞きするようにして、自分にできることを精一杯やってみるように心掛けています。先日は、羊羹がお好きだったという故人のために、当日サプライズでご用意させていただいたところ、大変喜んでいただけました。お客さまの想いを、プランナーそれぞれのやり方で叶えられる環境があることも、当社ならではの魅力だと思います。

また、当社は働きやすい環境もしっかり整っています。休みや勤務時間がきちんと決まっているので、メリハリをつけて働くことができます。私は学生時代から演劇をしていて、今も社会人の劇団に所属しているのですが、当社は定時が16時45分と少し早めなので、平日仕事が終わった後の練習にも無理なく参加できます。また、公演がある土日祝日に休みを取ることもできるので、ワークライフバランスを実現しながら、充実した日々を過ごしています。オン・オフそれぞれの経験が良い影響を与え合っていると思うので、これからも、どちらも全力で楽しんでいきたいですね。

<小野桜子>

産休・育休取得率100%!ライフイベントを経験しながら自分らしくキャリアを築く

以前は同業他社で働いていたのですが、今後の結婚や出産といったライフイベントについて考えた時に、ワークライフバランスを実現しながら自分らしい働き方を選択していきたいと思うようになりました。ムラタは各種制度や福利厚生が充実していていましたし、以前から興味のあった、経営や企画に関する業務を担う「営業企画課」の仕事にも魅力を感じました。当社であれば、前職の経験をいかしつつ、働きやすい環境で自分の夢も追求していけると思い、入社を決めました。

営業企画課では、さまざまなプロモーション企画やお客さま向けセミナーの講師のほか、SNSの運用や情報誌の記事作成など、マーケティング全般を担当しています。新しい視点やアイデアをうみだす楽しさを常に感じられる仕事ですし、自分が考えた企画が採用されて、会社の売上に貢献できた時には大きな達成感があります。例えば最近では、電話だけでなく、メールやSNSなどでの問い合わせをいただく機会も増えてきましたので、自社ホームページやSNSを活用した企画に力を注いでいます。想像以上に反響があり、問い合わせや契約件数の増加に繋げることができて、とても嬉しかったですね。また、SDGsへの取組みとして、ぬいぐるみ供養祭で供養させていただいた一部を、NPO法人の協力のもとで、アジア・アフリカの子どもたちへ寄贈しています。ムラタならではの取組みに多くの方にご賛同いただけて、大きなやりがいを感じています。

現在入社6年目になるのですが、昨年は産休を取得していていました。1年半ほどブランクがあったので最初は少し不安だったのですが、上司や先輩に助けていただきながら、少しずつペースを取り戻しています。当社には、仕事と育児を両立している先輩が多いので、仕事のことだけでなく、子育てに関する相談や情報共有もできて、とても心強いですね。また、勤務時間が8時から16時45分までですので、通常より少し早めの、車が混まない時間帯に保育園へお迎えにいけるのも嬉しいポイント。そのほかにも、各種制度や福利厚生が手厚く、ずっと長く安心して働ける環境だと改めて感じています。これからもこの恵まれた環境で自分らしくキャリアを築いていくことで、将来的には後輩たちのロールモデルになりたいですね。

<山内朱里>

学生の方へメッセージ

葬祭業界は、今後も十数年間は安定して需要があると予想されています。そして当社は創業から110年、地域に必要とされ続けてきた歴史ある葬儀社としての誇りを持って、働きやすい環境づくりにも積極的に取り組んできました。例えば当社では24時間体制でお客さまからのご連絡に対応していますが、夜の時間帯は専任のスタッフがいるので、勤務時間外に急に呼び出しがあるということは一切ありませんし、お客さまとの打ち合わせも夜9時以降は行っていません。さらに、新しいモノを積極的に取り入れる風土があるのも特徴の1つ。クラウドでのデータ管理やSNSの活用などは、県内の業界に先駆けていち早く取り入れましたし、目に見える数値で誰でもわかりやすい明確な評価制度を採用しているところも、当社ならではの新しい取り組みでした。今後は企業用のAIも導入してみたいですね。

そして今後は、より「深く」お客さまの気持ちに寄り添い、特別な体験をしていただくことを目指していきたいと思っています。そのために一人ひとりのスキルを磨いていくことが大切ですが、長年培ってきた経験やノウハウが豊富な当社であれば、学びの場として最高の環境が整っています。お客さまのために何ができるか自分なりに考えて、想像しながら、お客さまにとって最高のセレモニーをプロデュースしていけるような人材を、育てていきたいと思っています。

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「誰かのために働きたい人、人を想う想像力がある人、成長意欲を持った人であれば、最高のエンディングをプロデュースすることができます」と、常務取締役の小森谷さん。

マイナビ編集部から

1913年の創業以来、人が人を想う気持ちにしっかりと寄り添い、おくる仕事を通して、「ムラタでよかった」というお客さまの心からの満足を目指してきた株式会社村田(ムラタ)。現在は、祝い花・供花などのサービスも展開し、ムラタグループとして事業フィールドを広げて成長を続けている。

学生の皆さんは葬儀社の仕事に馴染みはないかもしれないが、今回の取材を通して、非常にやりがいのある仕事だということが感じられた。また、コーディネーター課長の土居さんが語っていたように、社員が高いモチベーションを保って長く安心して働けるよう、明確な評価制度やさまざまな社内制度を整えていることも同社の魅力である。
具体的な社内制度として、評価制度をもとにした年2回(5月、12月)の昇給があることをはじめ、産休・育児休暇、結婚時の特別休暇、資格取得支援などの制度がある。他にも、全社員が社長と話をすることができる懇親会が毎年あり、自分の想いや考えをトップに直接伝えることができる。そういう取り組みからも、お客さまはもちろん、社員一人ひとりの心に寄り添う社風であることが感じられた。

100年を超える歴史がある企業として、働きやすい環境づくりにも力を注ぐ同社では、ワークライフバランスを実現しながら、自分らしく生き生きと活躍することができる。そんな同社に、これまで葬儀社で働くことに関心がなかった人も、ぜひ注目してほしい。

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創業から110年、地域から必要とされ続けてきた存在。働きやすい環境づくりにも積極的に取り組んでおり、手厚い福利厚生や明確な評価制度があるのも特徴の1つだ。

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