最終更新日:2025/5/3

タンスのゲン(株)

  • 正社員

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  • インテリア・住宅関連
  • 商社(インテリア・住宅関連)
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  • 通販・ネット販売
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福岡県

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「変化対応力」×「ボトムアップ型組織」の徹底で、大川市から世界の舞台へ!

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トップと若手、それぞれの立場から見た「タンスのゲン」の姿

2023年に代表取締役に就任した橋爪社長と、入社2年目で新プロジェクトのリーダーに抜擢された中津川さんにインタビュー。トップと若手の話を重ね合わせることで、タンスのゲンの強みや魅力を探ります。

■橋爪 裕和(写真左)
代表取締役

■中津川 詩織(写真右)
販売部販売促進課
2023年入社(法政大学社会学部卒業)

タンスのゲンの魅力はココ!

「Design the Future―暮らしの未来を、デザインする―という当社の理念に共感して主体性をもって取り組めば、必ずチャンスが与えられる組織です」(橋爪社長)
「最終面接で来社した際に、先輩社員が笑顔で働いている姿が印象的でした。積極的に動けば動くほど、やりがいも成長も感じられるから楽しいのだと思います」(中津川さん)
先輩社員や上司との距離の近さは、トップと若手という関係性でも変わらない。橋爪社長は新業態となる店舗運営の指揮を中津川さんに任せ、期待を込めて見守っている。

【橋爪社長】「タンスのゲンで働いて良かった!」そう思える活躍のフィールドが広がっています

●社名のイメージだけで事業内容を決めつけないでほしい
「タンスのゲン」はその名の通り、約60年前に福岡県大川市にて家具メーカーとしてスタートしました。そこから小売業へと転換し、2000年代初めにはネット通販へとシフト。ネット通販がまだ浸透しきっていなかった時代にいち早く参入しました。さらに、国内外の工場と契約し、自社で工場も実店舗も持たずに商品の開発から販売までを一手に手掛けるSPA(製造小売業)へと事業のカタチを変えることで成長を遂げています。

●「変化対応力」を武器に躍進
最初は家具メーカーだった当社ですが、今では寝具や家電、アウトドア用品など多様な商品を扱うようになりました。時代や消費者ニーズの変化を敏感にとらえ、事業そのものを変えていった結果、2024年には売上高330億円を超える企業へと躍進することができました。この「変化対応力」こそが当社に脈々と受け継がれてきたDNAです。
その一方で、顔の見えないネット通販において、実店舗でのリアルな接客をベースにした誠実な対応にこだわるなど、これまでの歴史で培ってきた強みを現在のビジネスモデルに注入。お客様目線を大切にしてきた当社らしさを失うことなく、社会に価値を提供しています。

●ボトムアップ型企業への改革を断行
2023年には私が社長へと就任。企業の成長を見据えるにあたり、トップダウン型のままでは推進力が損なわれ、時代の変化に瞬時に対応することも難しいと考えました。そこで、ボトムアップ型の組織運営へと転換を図っています。社員一人ひとりが当事者意識を持ち、個人とチームが共に「変化対応力」を磨いて、どこからでも活発に意見が発信される組織となることが、当社をさらに上のステージへと引き上げる原動力になると確信しています。

●若手社員のチャレンジ意欲を全力で応援
ボトムアップ型組織への転換により、若手社員にとってはチャンスが大きく広がっています。その一例となるのが、2023年入社の中津川さんが当社初の試みとなる法人専門ECショップの店長に抜擢されたことです。今後はさらに、意欲のある若手が活躍できる環境が整います。私たちと一緒に大川市から日本を元気に、そして世界の舞台で勝負するチャレンジャーを求めています。

【中津川さん】他社で働く友人に驚かれるほどに、若いうちから大きな仕事にチャレンジできます

●お客様の信頼獲得に近道はなし
インテリアが大好きで関連した企業を探すうちに当社を知りました。ECサイトにおける数多くの受賞実績にひかれたことなどが入社のきっかけです。入社後にネット通販の運営に関わって分かったのは、特別なことではなく細かな基本の積み重ねが大切だということです。現物を見ずに購入するネット通販では、ささいな手違いがお客様の不信感を招くことになりかねません。情報の正確性や丁寧な対応など、一つひとつの“当たり前”を徹底する。これが長年にわたる当社の実績を作り上げてきたのだと知り、気が引き締まりました。

●入社2年目で新コンセプト店舗の店長へ
入社2年目に、当社初となる法人向けオフィス家具に特化したECショップ「オフィステリア」の立ち上げが決まりました。入社時からいずれは店長になりたいと考えていたので手を挙げたものの、まさか2年目の私が店長に抜擢されるとは思ってもみませんでした。店舗ページのデザイン、商品ラインナップの選定、法人向けサービスの検討など、立ち上げにあたって決めなければならないことは膨大でした。忙しい日々でしたが、その中で最高のやりがいや充実感を得ることができました。

●開店準備期間わずか1か月!やると決めたら即行動のスピード感
一つひとつの仕事のスピード感が速く、チャレンジに積極的な姿勢が当社の強みです。だからこそ、1か月というわずかな準備期間で「オフィステリア」をオープンさせることもできました。社内の各部署に若手社員が多く、私以外にもアクティブに活躍する若手が多く在籍しています。早い段階で裁量権を持って働きたいと考えている人にとっては、当社はとても恵まれた環境だと思います。

●社内の風通しが良いからボトムアップが機能する
若手同士だけではなく、役職者との距離も近く、何でも相談や意見を言いやすい雰囲気があります。だからこそ、下からアイデアを吸い上げるボトムアップ型の組織として機能しているのだと思います。私自身、当社の強みである「変化対応力」にさらに磨きをかけ、走り始めたばかりの「オフィステリア」を多くの法人様に支持していただける店舗にすることが当面の目標です。私は先輩や上司に力強くサポートしてもらったからこそ店長職にチャレンジできました。今度は私が後輩の挑戦を支えていきたいです。

学生の方へメッセージ

私自身の経験上、若手社員の裁量の大きさは当社の大きな魅力だと感じます。
現状維持よりも常にチャレンジすることに価値を見出しており、「まずは、やってみる」の精神で入社1年目から積極的に挑戦できるようサポートする環境が当社にはあります。そんな魅力的な環境において、「日本一、世界一の商品をお客様に届ける」という当社の想いに共感し、向上心をもって“前のめりに”取り組む意欲のある方であれば、どの部署においても活躍できる可能性があります。

新卒選考においては、上記の観点で「一緒に働くと面白そう」「一緒に働きたい」と感じられる方と一人でも多くお会いしたいと思います。
世の中には皆さんの価値観や経験の範囲からは想像できない多くの業界、多くの企業、多くの仕事が溢れています。「こんな会社があるんだ!」「こんな人がいるんだ!」という多くの気づきを体験できる「就活」を通じて、自分の視野が広がっていくことを楽しみながら、自分にとって最適な出会いを見つけてほしいと思います。

■人事部 部長/吉村 振一郎

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「その会社が大切にする価値観を短い言葉で表現したものが企業理念です。今後の方向性も理念に沿って定まっていくので、理念への共感は企業選びの第一歩です」(吉村さん)

マイナビ編集部から

タンスのゲンの強みである「変化対応力」をテーマに、橋爪社長に創業時から現在に至るまでの様々な挑戦について話を伺うことができた。

2002年から始めたネット通販事業を始め、時代を先読みした「変化対応力」が現在の同社の躍進につながっていることは確かだ。
もう一つ注目すべきなのが、やると決めたら徹底的にやり抜いてきた姿勢だ。取材記事本編では書き切れなかったが、時代時代の社会的な危機をドラスティックな手法で克服したというエピソードなども話していただき、変化への徹底ぶりに驚かされた。

2023年に橋爪氏が社長に就任して以降、同社はボトムアップ型組織への大転換を進めている。
ここでも変化への徹底ぶりは既に表れており、同社初となる法人向けECショップの店長に、入社2年目の若手社員を抜擢したのも同社らしさを感じるエピソードだ。

国内に留まらず現在、海外のEC展開を強化するなどグローバル化を進める一方で、創業の地である福岡県大川市を「世界のインテリアバレーにする」というコーポレートメッセージのもとで地域活性化に力を注いでいる。こうした地域から世界へ向けた仕事に若手のうちからチャレンジできるのは、他にはない魅力をもった会社だと取材を通じて感じられた。

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入社後は5年間でECのプロになるための社員育成プログラム『大川留学』を受講する。ボトムアップ型組織で活躍する人材となるべく、1年目から主体性を磨いていく。

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