最終更新日:2025/7/29

(株)ジャコム

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理
  • インターネット関連
  • 通信・インフラ

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

「人の成長」に重きを置く会社だから、未経験から安心してスキルアップできる!

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ワークとライフ、どちらにも前向きに取り組む社員が活躍中!

大手企業とのタッグで安定した経営基盤を確立し、「利益は全て社員に還元」「社員の家族も大切に」など社員思いの方針を掲げているジャコム。3名の先輩社員に、同社で働く魅力ややりがいについて伺いました。

◆ 白石 杏さん(写真左)
システム開発本部
2024年入社/スポーツ健康科学科卒

◆ 山崎 諒さん(写真中)
システム開発本部
2014年入社/ITスペシャリスト学科卒

◆ 小川 美優さん(写真右)
システム開発本部
2011年入社/情報学科卒

先輩の横顔

「同期メンバーとは、仕事の時間以外にオンラインゲームを楽しんだりして親睦を深めています。沖縄への社内旅行では一緒にドライブに出かけました!」白石さん
「今年度3カ月間の育児休暇を取得し、復帰後もリモート併用で育児と両立しています。社員旅行は家族同伴OKなので、来年は子どもを連れていくのが楽しみです」山崎さん
「創立50周年を記念したテーマパークでのイベントには、家族全員で参加。会社から子どもたちへのプレゼントまでいただき、良い思い出を作ることができました!」小川さん

身近な先輩の姿が目標に。プログラミングの楽しさを実感しています!/白石さん

学生時代は養護教諭を目指していましたが、やはり民間に進もうと決めたときに注目したのがIT業界です。高校の授業で体験したHP制作が面白かったことを思い出し、手に職をつけたい思いもあったのでエンジニア志望で企業を探しました。当社に決めたのは未経験からの教育制度や公私の両立を図るための制度が充実していたことが理由です。将来家庭を持ちたいと思ったときにも安心して働けると感じて入社を決めました。

入社後はまず2カ月間「人間性」「技術」という二つの切り口から研修を受講しました。「人間性」では先輩や上司への進捗報告の仕方なども細かく教えていただきました。「技術」ではプログラミングの基本知識を学びました。どちらの研修も配属後すぐに現場で役立ちました。

6月に保険会社のお客様先に入って以降は社内の営業システムの保守業務を担当しています。出社日は対面で、また在宅勤務の日にはチャットツール等で質問をしながら業務を教わりました。研修で学んだプログラミング言語とは違う言語を使っていますが基本的な考え方は共通しており、楽しみながら新しい知識を習得できています。簡単な作業から経験を積み、最近はプログラムを修正してテストするという一連の流れを任せてもらえるようになってきました。

わからないことは一人で抱え込まず聞きに行く姿勢を心がけており、それによって少しずつ理解が深まっている実感があります。プログラミングでは想定通りにいかない場面も多々ありますが試行錯誤をした分だけ知識や経験となり成功したときの達成感は格別です。

現在は6月からついてくださっているOJTトレーナーに加え、チームリーダーの先輩から技術面を教わっています。話しかけやすく、また丁寧に教えてくださる先輩のことを尊敬しています。将来は先輩のように後輩に頼られる存在になりたいという目標もできました。

先日は先輩と一緒に社内の同好会活動にも参加しスキーを楽しんできました。昨年は創立50周年でテーマパークでの懇親会も行われました。そちらに母や妹も招待して楽しい時間を過ごすことができ、社員の家族も大切にする当社の良さを実感しました。

未経験でも教育制度がしっかりしているうえに先輩方が本当に話しかけやすくて質問しやすい環境です。どんどん質問して技術を習得することができる会社だと思いますので、学生の方には安心して当社に来てほしいなと思います。

1億人以上が利用する可能性がある、大規模なシステムに関われるやりがい/山崎さん

専門学校でプログラミングを3年間勉強した後、企業説明会でアットホームな社風に好印象を持った当社に入社を決めました。以来、現在までずっと公共・自治体システムに関わる仕事をしています。最初に携わった衛星システムは、新規開発の案件だったこともあり、特に印象に残っています。この時期に設計書のレビューや修正を何度も繰り返し、マネージャーに鍛えてもらえたおかげで、開発スキルの基礎を固めることができました。担当機能をどう動かすかの試行錯誤は大変ながらも楽しく、技術的にも磨かれた実感があります。

4年前からは、新たに戸籍総合システムの案件に入っています。保守も行いつつ、法律改正に対応する開発業務をメインで請け負っています。お客様から大まかな要件やオーダーをいただいた後、細かい仕様決めはこちらで行っているので、「どういった仕様がベストか」を考えるところにやりがいを見出しています。

全国民が利用する可能性があるシステムで、そうした大きな案件に携われていることにも手応えを感じています。もちろん、その分だけ「精度の高いものを作らなければ」という責任意識を持って励んでいます。本案件ではリリース前に試行運転期間も設けられており、この期間にいかにバグや改善点を見つけられるかに神経を注いでいます。

技術的なスキルは業務を通じて学んできたことが多いですが、2年前には社内の試験対策ツールを活用し、応用情報技術者の資格を取得。手厚い資格手当もモチベーションになりました。

そして1年半前からはサブリーダーを任され、リーダーと一緒に20名のメンバーのマネジメントを行っています。スタッフにも説明する立場になり、新しく資料を作成するなど、わかりやすい伝え方を工夫しています。チャットツールでのやりとりが中心なので、やわらかい会話表現に努め、質問しやすい環境を作ることも心がけています。

どんな案件でも一通り対応できる自信はついてきたので、今後は管理側として部下の育成に力を入れ、チームとしてレベルアップしていくことが目標です。

プライベートでは今年度、3カ月間の育児休暇を取得しました。管理側を担える代理のメンバーをアサインすることで、仕事の連絡が一切来ない状態を作ってくださるなど、会社からの細やかな配慮にも大変助けられました。育児のコツややり方を集中的に習得でき、復帰後の公私の両立にも役立っています。

時短勤務を続けながら、初めてのリーダー職にチャレンジ中です!/小川さん

エンジニア職を志望したのは、学生時代からHPを作って遊ぶなどPCに慣れ親しんでいたことが理由です。入社後はずっと公共案件を扱うお客様先に常駐しており、航空系の指揮システムや気象系のクラウドシステムの開発に携わっています。自分の手を動かしながら技術を習得しながら、お客様先の仕事のやり方やプロジェクトの進め方について理解を深めてきました。

プロジェクトに関わる上で大切にしているのは、お客様と密にコミュニケーションを取る姿勢です。仕様決めの段階では、会話の中からできるだけ求めるものを汲み取り、実現可能なことと照らし合わせた上で、迅速に回答を出すようにしているほか、開発が始まってからも意識のズレや齟齬が起こらないよう、こまめに打ち合わせを行っています。

試行錯誤して問題を解決できた瞬間や、設計書どおりにシステムが無事に動いてくれた瞬間には、この仕事の楽しさを実感します。システムをリリースする際は毎回緊張しますが、うまくいったときの達成感は格別です。過去には客先に出向いて設定作業をしたこともあり、重要なシステムに関わっているやりがいを実感しました。

また、私はこれまで二度の産休・育休を経験しています。妊娠中から体調が悪かったので時短勤務をさせてもらい、復帰後もずっと9時半から16時半という勤務体系です。相談しやすい職場の人間関係の良さや、勤務地まで1駅という利便性の良さにも助けられています。時短勤務になってからは、よりスケジュール管理を意識しており、効率よくプロジェクトを進めるためにも、チームとのコミュニケーションが重要だと感じます。

この1年は、ネットワークインフラである通信回線の統制システムの改修案件に入っていますが、2ヶ月前からはチームリーダーを担っており、初めてプロジェクト全体の管理や部下の育成に挑戦しているところです。試行錯誤が続いていますが、チームをうまく導いていけるようなマネジメント力やディレクション力を磨いていくことが今後の目標です。

いろいろな会社の人と協業していますが、当社のカラーとして感じるのは、人とのつながりや結びつきを大切にする社員が多いこと。月1回Web上で発行される「ジャコムニュース」には全社員の近況報告が掲載されており、他の拠点で頑張っている同期の様子をいつも楽しみに読んでいます。

学生の方へのメッセージ

2024年に50周年を迎えたジャコム。これまでもそうでしたが、これからも「人の成長」を何より大切にしながら、次の50年を歩んでいく考えです。

人が成長するためには、本人の意欲が欠かせません。しかし私はそれ以上に、迎え入れる側の姿勢が重要だと考えています。人は置かれた環境のなかで育つもの。周りのサポートやフォローをもらえる環境で、たくさん失敗も経験してこそ、人は社会で通用する実力を付けていけるものだと思います。社員たちにも、日頃から「新入社員は一緒に未来を作る仲間だよ」「一緒に成長していくという思いを持ってチーム全員で迎え入れてほしい」と伝えています。

また、会社の利益を社員に還元する方針であることも、当社の特徴です。年度末に向けて評価を積み上げていく形で、定期的に面談で振り返りも行いながら、年に1回、平均10カ月超の賞与を支給しています。個人やチームで頑張った社員がしっかり報われるような評価制度を整えています。

社内では「ジャコムの仲間=ジャコマ」なんて愛称も設けていますが、一緒に働く社員たちを仲間と位置付け、その家族も大切に考えている会社です。学生の皆さんにも、ぜひそうした当社の風土を知っていただけたら嬉しいですね。「この会社の人たちと一緒に、いろいろな経験をして成長したい」と思ってくださる方に出会えることを、心から楽しみにしています。

<取締役COO/川崎 一雄さん>

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「就活時は不安もあると思いますがここから本格的な大人としての人生のスタートです。光り輝く未来に向かう希望に満ちた思いで社会に飛び出してほしいですね」(川崎 COO)

マイナビ編集部から

創業50年という数字は、IT業界ではかなりの老舗にあたる。ジャコムはそれだけの長い間、大手各社から信頼を寄せられ、安定的にプロジェクトへの参画を続けている企業だ。常時50近いプロジェクトが動いているそうだが、依頼された案件に取り組むだけでなく、ジャコムの側から「こういった案件に入って成長したい」といった要望を出せるような強固な信頼関係を築いている。

官公庁や銀行関係など、社会基盤を支えている手応えを感じられるプロジェクトへの参画が多いことも特徴で、「社会インフラに携わる仕事がしたい」という人にも合致する企業だ。リリース直前には忙しい時期もあるそうだが、取材した3名とも仕事とプライベートの両方を大切にしながら働いている様子が伝わってきた。

取材では「業界内で見ても、家族を含めた社員旅行をしている会社はなかなかないと思う」といった声も聞かれていたが、賞与体系も含め、社員やその家族を思う気持ちは人一倍強い企業である印象を受けた。世代間の偏りにも配慮しつつ、2025年度の社員旅行ではハワイや宮古島への社員旅行を決行予定だ。離職率の圧倒的な低さも、働く環境への満足度の表れなのだろう。家庭支援金など独自の制度もあり、家庭を持ちたい思いがある人や、仕事もプライベートも前向きに頑張りたいという人に、特に検討してみてほしい企業だ。

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文系出身者が半数以上を占める同社では、未経験からの教育研修制度も充実。人間力重視の採用を行っているだけあって、取材では社員たちの人柄の良さも存分に伝わってきた。
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