最終更新日:2025/5/9

エムエスティ保険サービス(株)

  • 正社員

業種

  • 損害保険
  • 生命保険
  • 商社(その他製品)
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

保険のプロとしてお客さまのリスクマネジメントをサポート

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若手社員の「今」と「これから」

●小倉史也さん(写真左)
東日本営業部門 東京営業第一本部 東京営業第一部/2020年入社

●松下里緒菜さん(写真右)
職域保険相談部 損保グループ/2019年入社

業界最大級の総合保険代理店として国内外で事業を展開するエムエスティ保険サービス(株)。総合職および業務職の先輩社員にキャリアパスや仕事への思いを聞くと、企業として大切にする姿勢が浮かび上がってきた。

先輩社員の横顔

映画鑑賞とジムでの筋トレが趣味という小倉さん。学生時代は野球に打ち込んでいた。大阪に勤務していた頃の休日は、同僚と一緒にゴルフを楽しむことが多かったそうだ。
休日は友人と買い物をしたり、美味しいものを食べたり、のんびり過ごすという松下さん。連休には旅行に出かけることも多く、最近では青森観光が心に残っているそうだ。
総合職、業務職ともに他部署と連携する場面が多く、部署の垣根を超えてコミュニケーションは活発。社内イベントやサークル活動など業務外での交流の機会も多い。

【小倉さん】企業経営に潜むリスクを分析して適切な保険を提案する。

私は、社会情勢に合わせてダイナミックに変化する金融業界で働きたいと考えていました。ある時、軽微な自動車事故の被害にあい、保険会社の担当者から親身な対応を受けるとともに、経済的損失に対する補償の必要性を身に染みて感じるという出来事があり、保険業界への関心が一気に高まりました。こうして業界を調べるなかでエムエスティ保険サービスを知り、保険商品の取り扱いの多さや銀行との密な連携などに企業としての強みを感じて入社を決めました。

最初に配属になったのは大阪に拠点を構える西日本営業部門。生まれも育ちも関東のため少し不安はありましたが、新天地で頑張ろうという気持ちでしたね。OJT期間中は先輩の営業活動に同行して業務のいろはを教わりながらも、そのなかで自発的、能動的に考える機会をつくってくださいました。例えば、企業研究や提案内容に関する書類を作成するように言われて提出すると、細かく修正すべき点を教えてくださったりと実践的な課題を通してコンサルティングに必要な思考力がブラッシュアップされたと感じます。

私の担当エリアでは繊維業が盛んで、主にメーカーや卸業者に提案を行いました。火災保険や自動車保険のほか、海外工場での製造時に異物が混入したり、物流工程で製品が破損したりするリスクに備える保険を扱っていました。大阪時代に印象的だった成約を1つ挙げると、あるオーナー社長に対して事業承継リスクに備える提案をしたことです。社長に万一のことがあった場合、持株が相続人に分散して会社の存続が危ぶまれる事態がありうると気付きました。そこで株を集約するための資金を生命保険で備える提案をしたのです。社長は比較的若かったため、当初は事業承継リスクを想定されていませんでしたが、最終的には納得されて成約に至り、とても感謝していただきました。

大阪での経験を通して学んだのは、この仕事は人間的に信頼されることが何より大切ということ。企業経営におけるリスクといった重要事項は、心から信頼した相手にしか打ち明けることはないからです。そのためにつねに誠意をもって対応するとともに、メールなどの連絡には即座にレスポンスをするなどして、お客さまから「自分の会社のことを本気で気にかけてくれている」と感じていただけるように信頼づくりを大事にしています。

【松下さん】業務経験を通じて成長を実感。お客さまへの個別の対応が喜ばれるように。

「困っている人を助ける仕事をしたい」という思いで保険業界に興味を持ち、当社と出会いました。入社を決めた一番の理由は、社員の人柄や社風の良さです。説明会や面接では、会社の強みをアピールするだけではなく、「ここは改善に向けて取り組んでいる」といったところも伝えてくださり、とても正直な企業だと感じました。学生が相手だからといって上からものを言うようなこともなく、こちらの疑問には真摯に答えてくださり、困った時にも周囲のサポートが充実しているというイメージを持てました。

最初に配属になったのは、個人の保険契約の更改などに電話で応対するリテールビジネスオフィスです。主に自動車保険や火災保険などを扱い、手続きに関する質問や相談などにお答えしていました。1年目に苦戦したのは、電話のためお顔が見えず、声だけで相手の状況や理解度などを判断する必要があることです。さらにお客さまは、私よりも金融商品に詳しい方もいれば、保険の知識が少ない方もいて、相手によって説明の用語や話すスピードを変えることも求められました。はじめは準備された台本を読み上げるだけで精一杯で、「急いでいるのに……」といったご不満を抱かせてしまったことも。それでも、経験を積むうちに、「保険に詳しいようなので専門用語を使って話そう」「お急ぎのようなので、できるだけ簡潔に話そう」など、個別の対応ができるようになりました。次第に「分かりやすくてよかったよ」「これからもよろしくね」といったうれしい言葉をいただく機会が増え、仕事がどんどん楽しくなっていきました。

入社4年目には現部署に異動になり、個人のお客さまへの対応のほか、企業が福利厚生として提供する団体保険なども取り扱っています。団体保険では契約や保険料のお支払いなどに関するさまざまな手続きのほか、企業のご担当者さまからご相談を受け、保険の加入者さまを増やすための方法を提案することもあります。保険に興味を持った方がオンラインで手軽に申し込めるように変更したり、社内に掲示するポスターを制作してお渡ししたりすることで、実際に加入者さまが増えた時はとても達成感がありましたね。

これからも当社で理想のキャリアを追い続けたい。

【小倉さん】
2024年には東日本営業部門に異動になり、都内のお客さまを担当しています。大阪では中小企業が中心でしたが、東京では半導体や自動車部品のメーカーなど大企業に対して提案を行うようになりました。より複雑なリスクに備える必要があり、さまざまな役職の方へプレゼンを行うため、時には先輩に同行をお願いするなど提案方法を工夫しています。まだ慣れない面もありますが、先輩が一緒に提案内容を練り上げてくれたり、営業支援部から書類準備などのサポートを受けたりして、チームで取り組んでいる実感があります。

私たちの扱う商品は、企業経営の根幹を支えており、補償額も莫大な金額に上ります。それだけに責任は重いのですが、たくさんの企業経営者とお話しでき、感謝される機会も多く、とてもやりがいのある仕事です。今は大企業向けの営業手法をしっかりと身に付けることに専念したいと考え、実務経験を積み重ねるとともに、企業経営や財務に関する書籍を読むなど研鑽を積んでいます。もう少し先を見つめると、海外で保険に関する知見をもっと深めたいという思いがあり、語学の学習にも意欲的に取り組んでいます。

【松下さん】
入社前にイメージした通り、とてもきめ細かい周囲のサポートがある環境に支えられています。新人の頃は教育担当の先輩が中心となり、質問にはていねいに答えてくださいました。時には、あえてすぐに答えを示さず「松下さんはどう思う?」と、考える機会を与えてくださったことで、自分で問題を解決していく姿勢も養われました。社員間のコミュニケーションも活発で誰にでも話しかけやすい雰囲気があり、何かあったら助けてくれるという安心感に包まれています。そんな良き先輩や同僚に囲まれて「一緒に仕事を頑張りたい」と、前向きに仕事に向き合う気持ちが湧いてきます。

現在はチームのサブリーダーを任されており、新人社員の教育担当も務めています。これまで自分自身が育ててもらったように、私も周囲をサポートして頼られる存在になりたいです。また今後の目標としては、入社から6年間、個人のお客さまを中心に担当してきたため、ゆくゆくは法人営業にも携わるのが目標です。自分の可能性を広げるチャレンジを続けて、理想のキャリアを追いかけることができるのも当社の良さだと思います。

学生の方へメッセージ

保険代理店である当社は、リスクマネジメントサービスの提供を通してお客さまに信頼される会社であろうとしつづけてきました。主軸を置く法人マーケットではリスクが複雑化、多様化、巨大化していく傾向にあり、保険を通したソリューションを展開する当社は、文字通り社会的な使命を担っています。

そのなかで会社として大切にしているのは、“チャレンジ”という言葉。これからの保険業界は変化に対してますますスピーディかつ柔軟に対応していかねばなりません。とすれば、既存の形にこだわるよりは、社員一人一人がチャレンジして成長をしていくことで、会社そのものを成長に導いていく視点が重要となります。

これからの時代を担う人材として私たちが求めたいのは、積極性を持って前向きな姿勢で物事を捉えられる人、自分自身で学びつづけられる人です。仕事を通じて自己成長をしていける環境が整っていると自負しています。ぜひ、さまざまなことに興味を持ち、また、好奇心を持ってください。一緒に成長していきましょう。

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左から採用担当の黍原さん、洲崎さん、木村さん。「保険は社会貢献性が高く、補償内容も幅広く奥深い世界です。ぜひ当社で専門性を磨き多くの人に貢献してください」

マイナビ編集部から

同社は、前身から数えると実に70年以上の長い歴史を紡いできた。法人契約を得意としており、地域の法人とのパイプも太い。安定した顧客基盤を有しているのが何よりの強みだ。

法人の抱えるリスクは千差万別だ。そのスケールも大きく、自動車保険といっても100台、200台といったレベルでまとめての契約となる。海外に進出する日本法人にも対応しているため、法律やルールの異なる国に対応した保険に関わっていく必要もある。おのずと求められる知識量は広範なものとなるが、入社後の研修やOJTなどを活用しながら、どの社員も真っすぐな姿勢で自己研鑽する文化が根付いている。

年度や状況によって変化はあるが、総合職も業務職も共通して本格的に担当を持つのは2年目以降。助走期間がたっぷりと取れるのは安心材料だろう。取材中に先輩社員たちが話してくれたように人柄がいい社員が多く、困っている若手をしっかりと支え、とても心強いと今回の取材で感じた。

保険代理店は常に契約者との接点を持ち、コミュニケーションを担う存在だ。同社は業界を代表する企業として、保険代理店という存在をより身近にしていきたいとの思いを抱いている。まさにこれから入る新人たちが業界を高め、リードしていく存在になるだろう。

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ワーク・ライフ・バランスの整った環境で、社員たちは生き生きと働いている。新人にも14日分の有休を付与。また、育児休暇も取りやすく取得率も高い。
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