最終更新日:2024/8/7

明星工業(株)【東証プライム上場】

  • 上場企業

業種

  • プラント・エンジニアリング
  • 設備工事・設備設計
  • 建設
  • 環境・リサイクル
  • 商社(機械・プラント・環境)

基本情報

本社
大阪府

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

断熱技術で、日本のものづくり、世界のエネルギーを支えるプロジェクトを完遂せよ!

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やってみたい!に応える、幅広い仕事とやりがい

エネルギーインフラの整備やものづくり現場の建設にあたり、欠かすことのできない断熱工事を提案・施工する明星工業。その最前線で活躍する3名の社員に、仕事の魅力、やりがいについてお話しいただきました。

■A・Sさん
大阪営業所/2022年入社/経済学部卒

■M・Mさん
技術部門/2017年入社/工学部卒

■Y・Kさん
大阪営業所/2023年入社/スポーツ健康学部卒

これが私の、仕事の流儀

常に相手の立場に立って考えて行動すること。積極的にコミュニケーションを行う中で、相手の希望を読み取り、頼んでもらいやすい雰囲気をつくるようにしています。
施工要領書は多くのスタッフの指針になるため、誰がみてもわかる内容にすること。できるだけ図解化、ビジュアル化し、理解しやすいように工夫しています。
何にでも関心と好奇心をもつことです。その上で、お客様に教えていただいたり、先輩に指導していただきながら、理解できるまで学ぶように心掛けています。

【営業】営業と工事の二刀流。コミュニケーションを大切にしつつ、スキルアップを目指す。

経済学部出身の私ですが、かねてから建築業界に興味がありました。そこで、文系出身者でも働ける会社を探していたところ、強く惹かれたのが当社でした。エネルギー関連、化学プラントなど規模の大きな案件に関われることに加え、給与など待遇面も納得のできる内容だったことが入社を決意する決め手となりました。

入社後は、現在も所属している大阪営業所に配属。石油会社や化学工場など、さまざまなモノづくりの現場で必要となる断熱工事の営業と工事を担当してきました。営業では、取引先を訪問してこれから立ち上がる工事についての情報収集を行うところから仕事が始まります。次に断熱工事の詳細について伺い、お客さまのご要望に応じた計画をご提案。工事の詳細が定まってくると、その情報に基づいて積算し、見積書を提出。その上で、細かな調整を行い、受注に結びつけていくという流れです。また工事完了後、代金を回収するところまでが営業の仕事となっています。一方、工事の仕事は、仕様書に基づいた資機材の発注、協力会社の選定や手配をします。また、工事が始まると現場の安全や品質管理、スケジュールマネジメントにいたるまでの全てを担当。計画どおりに工事が進められるよう細心の注意を払いつつ、完了後に取引先から検収を受けるところまでを行います。

この仕事で大切なのは、相手の立場にたって考え、行動することです。そのためにも、日頃から周囲と積極的にコミュニケーションを取り、何でも話していただける環境を作るよう心がけています。たとえば、施工管理においては、お客さまのご要望に耳をかたむけることはもちろん、協力会社の方々とも綿密な打ち合わせを重ねます。こうして、作業のしやすい環境を作ることが、工事を成功に導くカギとなっていきます。 現場では、さまざまな専門性を持った方々が、力を出し合って工事を進めています。その方々と、コミュニケーションを取り合い仕事を動かしていくプロセスは、自分にとって楽しいものです。こうして、イメージした通りに工程を進めることができた時や、完成後にお客さまから感謝の言葉をいただくことができた時は、この仕事をしていて最も嬉しい瞬間ですね。

これからも、たくさんの経験を積んで、スキルアップを図っていきたいと思います。そして、周囲から一目置かれるような、大規模案件を任せてもらえるようになることが夢ですね。
(A・Sさん)

【技術】海外の発電プラントを、断熱技術で支える。現地の暮らしに貢献するやりがい。

営業から依頼のあった工事案件の施工要領書や工事仕様の作成を中心として、工事上で不具合が出た場合の見解書作成なども担当しています。オフィスワークが中心ですが、時には現場に出向き、工事の管理担当者やお客様とセッションを重ねることもあります。今、手掛けているのは、バイオマス発電所。再生可能エネルギーのニーズが高まっていることもあり、最近増えているプロジェクトです。そういうプラントほど、当社の断熱技術が活躍します。高温による熱エネルギーを利用する際に、断熱効果によってエネルギー消費のムダを極力防ぐことができるからです。

入社2年目に担当したのが、インドネシアに建設される火力発電プラントでした。発電能力200万キロワットにもおよぶ大規模プラントで、高温の排ガスが流れる脱硫設備の断熱設計です。しかし、私は設計図を起こしたことがなかったため、まず設計の勉強からスタート。しかも、過去にそのような工事の基礎図面がなく、ゼロからの作成です。お客様は国内のプラントメーカーなのでやりとりは日本語でしたが、工事は現地の施工会社が担当するため、図面は全て英語で書く必要がありました。すでに当社を定年退職されていた設計経験者の方にサポートをお願いし、悪戦苦闘しながらなんとか納期に間に合わせることができました。納品した図面にミスがないか不安がありましたが、問題なく竣工したと連絡をいただいた時はホッとしましたよ。同時に、自分の手掛けた仕事で、現地の人々の暮らしに貢献できるというやりがいを実感できるプロジェクトになりました。

断熱工事以外にも、当社は防音や耐震など様々なプロジェクトを受注しています。そういった案件も増えていますので、さらにいろいろな分野を経験し、ゼネラリストとして活躍できるエンジニアになりたいと思っています。
(M・Mさん)

【営業】入社1年目から、挨拶を心掛けて工事を円滑に進めていく。そしてお客さまから信頼される人材に。

当社へ入社しようと決めたきっかけは、面談の場に会長と社長が、二人揃って参加されている光景を見たからです。トップの方が直接、人事に取り組む姿から、社員を大切にしてくれる会社なんだろうなと感じました。さらに、日本全国と海外に事業所があるため、それぞれの場所で成長の可能性を広げてくれると共に、さまざまな人との出会いが多くあり、人としてのスキルアップもすることができるだろうと感じることができたのが、入社の決め手となりました。

これまで心掛けてきたのは、挨拶の徹底でした。なぜなら、お客さまや協力会社の方々は、誰も私のことを知りません。だからこそ自分という人間を覚えていただくためには、まず挨拶だろうと考えました。また、工事を円滑に進める上で、コミュニケーションはとても重要です。コミュニケーションを取っていくと、自然にアドバイスやフォローをいただけるようになり、仕事も捗るように。さらに、この1年で学んだのは、全体を見ることの大切さです。どんな仕事にも流れがあり、その流れをスムーズにできるかどうかで、仕事の成否が分かれます。良い流れを作るためには、常に全体を見わたしながら、先々のことを考えて動かなければいけないと学ぶことができました。

施工管理は、自ら考え、主体的に進めていく仕事です。それだけに、自分のミスで工程を遅らせてはいけないという、強いプレッシャーを感じることもあります。しかし、責任が重いからこそ、やりきった時の充足感も大きいです。以前、石油プラントの定期整備工事を担当しましたが、大量の工事件数、次々と発生する追加工事に追われる日々でした。「本当に期間内で終えられるのか?」 と、不安になりましたが、お客さまや上司、協力会社の方々にアドバイスをいただきながら工事に取り組みました。そして、無事に完成した時の喜びは、なんとも言えないものがありましたね。

当面の目標は、一人で工事を動かすことができる充分なノウハウを身につけることです。費用の積算・見積もりや協力会社・材料の手配、お客さまやスタッフへの対応、工事の管理手法など、覚えるべきことはたくさんあります。目の前の仕事に全力投球しながら、着実にステップアップしていきたいですね。そして、お客さまから信頼され、売上に貢献できる社員になりたいと考えています。
(Y・Kさん)

企業研究のポイント

企業研究では、まず名前を知っている会社から始める方が多いのではないでしょうか。しかし、一般的に著名でなくとも、その業界で知らないものはいないという会社もあります。聞き覚えのない企業でも、調べてみると多くの発見があるかもしれません。できるだけいろいろな企業を研究し、その企業の方に会って、直接話を聞くことが一番の経験になるのではないでしょうか。

また、仕事内容も大切ですが、社風ややりがいを知ることでミスマッチがより少なくなると思います。その際、離職率などもチェックすると、社風を知る上での一つの指針になるでしょう。当社を知る上で注目していただきたい点は、自己裁量の大きさです。今回登場した3名の社員のように、若手にも大きなプロジェクトをお任せしています。お客様と協力しながら、ヒトとモノをマネジメントし、大きなプロジェクトを牽引していく醍醐味をご理解いただければと思っています。
(人事部人事課長 更谷 智徳 さん)

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1day就業体験では、断熱実験に加え、先輩との座談会を開催する予定です。当社の断熱技術をはじめ、仕事のやりがい、おもしろさをご理解いただけると思います。

マイナビ編集部から

例えば工業炉では、機器温度が2,000℃に達することがある。その高温から周囲の設備や人を守っているのが、同社の断熱技術だ。また、LNG(液化天然ガス)を運搬する場合には、マイナス162℃まで冷却し、液化する必要がある。そういった現場でも同社の技術が活躍している。石油やガス精製プラントからバイオマス、食品、化学、ごみ焼却まで、同社の技術を必要とする企業は幅広い。それらの断熱技術が現場での生産コストを抑え、省エネ・環境保全に繋がり、日本、そして世界のものづくりを支えている。

同社の仕事で驚いたのは、営業担当者が、営業活動から施工管理まで全工程をワンストップで行うことだ。それを入社1年目の若手社員にも任せている。幅広い仕事をやってみたい、いろいろなものづくりに関わりたいという方には、興味深い企業といえるだろう。同社の社風を人事課長の更谷さんに尋ねると「自らやってみたいといえば、どんどん挑戦させてもらえる社風」と答えが返ってきた。ものづくりの現場には、まさに不可欠といえる断熱技術。LNGといった天然資源のエネルギー化がさらに進めば、同社の重要性も高まる。今回の取材を通して、そういった面でも、将来性を感じさせる企業であると感じることができた。

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東証プライム上場企業(2024年4月時点)でありながら、社員数330名ほどの少数精鋭。役員らトップ層との距離が近く、コミュニケーションをとりやすい規模感といえるだろう。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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