【花田さん】
施工管理者として働いてみて実感するのが、決して指示を出すだけの仕事ではないということです。同じ建物を作り上げる仲間として職人さんをリスペクトし、率先して自ら動き、職人さんが働きやすい環境を整えることが施工管理者には求められます。企業研究、業界研究を進めるなかで、興味のある職種の仕事内容を表面的にではなく深く掘り下げてほしいと思います。
【池上さん】
現場では社内の先輩、上司だけではなく、協力会社の職人さんなど、さまざまな立場の人と関わり合って建物を完成させていくことになります。現場を盛り上げ、気持ちよく仕事ができるような雰囲気をつくることも施工管理者の役割です。施工管理の専門知識は入社後に丁寧に教えてもらえますが、人付き合いの方法は教えられるものではないので、学生時代からコミュニケーション能力を磨いておくとスムーズに仕事ができると思います。
【播摩さん】
施工管理は一人でやれる仕事ではなく、先輩や上司と一緒に現場で学んでいくことになります。インターンシップなどで先輩社員と触れ合うことで職場のイメージがつきやすくなるので、積極的に参加してほしいと思います。また、施工管理は現場作業以外にパソコンを使った作業も多い仕事です。エクセルなどのスキルを磨いておけば、入社してすぐに役立ちます。