最終更新日:2025/4/25

(株)ワールドコーポレーション(World Corporation Co.Ltd.)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 人材派遣・人材紹介
  • 住宅
  • インテリア・住宅関連
  • ソフトウエア
  • 商社(インテリア・住宅関連)

基本情報

本社
東京都

取材情報

プロジェクトストーリーを紹介したい

プロジェクト管理の知識を身につけ、社員を支援する立場に

PHOTO

未経験からスタートした先輩社員の歩み

インフラやオフィスビル、マンション、公共施設、プラント設備などの建設プロジェクトに管理者を配属しているワールドコーポレーション。同社での仕事内容やキャリアについて先輩社員に話を聞いた。

キャリア支援部
細田 浩輝さん
2019年入社

当社の仕事スタイル

プロジェクトマネージャーは建設プロジェクトの進行を管理する仕事。インフラやマンション、オフィスビル、公共施設など、さまざまなプロジェクトに携わっていける。
ICTの導入などにより、働き方改革が進んでいる建設業界。ワークライフバランスを大切にしながら働いていける業界となってきている。
支援部や営業部などが、プロジェクトマネージャーをサポート。相談できる窓口が複数あることが、社員の安心感につながっている。

建設プロジェクトの進行を管理するプロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーの仕事は、建築・土木・設備などの建設プロジェクトを管理していくものです。プロジェクト全体の工程、予算、品質、安全などを管理していきます。私は入社後、このプロジェクトマネージャーの仕事に3年ほど携わっていました。手がけた建築物は、小中学校や商業施設、マンションなど。携わった期間は規模によって1週間~3カ月と異なり、さまざまな経験を積むことができました。

仕事で心がけていたのはコミュニケーションです。プロジェクトはほかのプロジェクトマネージャーや作業をしてくれる職人さんたちと協力しながら進めます。ですから、周囲との信頼関係を築いていくことは大切。何らかのトラブルが起こるとスケジュールがずれ込み、職人さんにイレギュラーな対応をお願いする場合もあります。良好な関係性ができていれば、そんなときにも「大丈夫だよ」と柔軟に対応してもらえるようになります。

コミュニケーションを意識するようになったのは最初のプロジェクトでの経験が大きいです。上司が厳格な人で苦手意識がありましたが、「いつか認められるようになろう」と周りの人たちに質問して学ぶようにしていたのです。おかげで多くの人とコミュニケーションが取れ、職人さんたちとも良好な関係性を築けました。あるとき、プロジェクト計画のミスをいち早く発見して報告したのですが、その上司から「スゴイじゃん」と初めて褒められたときは、ニヤニヤが止まりませんでしたね。

建物ができあがっていく様子を間近で見ていけるのはプロジェクトマネージャーという仕事の魅力の一つですが、私としてはさまざまな人と出会える点が好きでした。プロジェクトによって一緒に働くメンバーが変わるため、当社の社員だけではなく、元請会社や協力会社の方など、たくさんの人と関係性を築いていけました。現在は部署を異動してしまいましたが、今でも職人さんたちと連絡を取って食事に行ったりしています。

支援部に異動し、経験を生かしてプロジェクト社員をサポート

私は3年ほど前にキャリア支援部に異動しました。当社ではプロジェクトマネージャーに支援担当と営業担当がついてフォローを行っています。支援部の役割は、プロジェクトマネージャーの働き方についての要望や仕事の悩みなどを吸い上げ、気持ち良く働けるようにサポートしていくこと。例えば「通勤時間が負担になっている」「仕事が難しくて不安」といった相談を受けた場合、その悩みの解消のためにアドバイスや業務の調整を行います。

特に新入社員のサポートでは月1回のペースで面談を行い、何か問題がないかを確認しています。新入社員のなかには慣れない仕事で「自分には向いていないんじゃないか」と自信をなくしてしまう人もいます。しかし、それは誰もが通ってきた道です。そんな悩みを聞いたときは、私自身の経験を話して不安を払拭してもらうようにしています。それによって前向きな気持ちを取り戻し、いきいきと成長していってもらえるとうれしいですね。

支援部においても大切なのはコミュニケーションです。担当するプロジェクトマネージャーと信頼関係を築くことによって、気軽に相談してもらえるようになり、より良いサポートをしていけるようになります。ですから、担当しているプロジェクトマネージャーとは連絡先も交換し、いつでも連絡してもらえるようにしていますね。また、仕事の話ばかりではなく、趣味などの世間話も交えて、相談しやすい関係性を作ったりもしています。

どんな些細なことでも気軽に相談してもらい、頼ってもらえることは、私自身のモチベーションにもなっています。なかには「一緒に仕事したいので支援部への異動を目指します」といってくれる社員もいてうれしい限りです。一番うれしいのは、プロジェクトマネージャーが資格試験に合格するなどして成長していくこと。最初はモチベーションが低いと感じた社員が照れくさそうに合格を報告してくれたときなどは、仕事のやりがいを実感しましたね。

誰一人挫折させず、いきいきと活躍してもらえるような支援を目指す

私自身の成長という点では、入社当初と比べてさまざまな人の視点に立って物事を考えられるようになったと思います。まだまだ完璧ではないですが、「どのような言葉をかければ、モチベーションを高く持ってもらえるか」を考えて声かけができるようになってきました。こちらから見ればどんどん成長していても本人はそれを自覚していない場合もありますので、しっかりと言葉にして伝え、成長を実感してもらえるようにしています。

私は学生時代にテニスサークルのサークル長を務めたり、ダーツの大会にチームで参加したりしていたのですが、そのようなところで培ったコミュニケーション力は当社の仕事でも生かせていると感じます。もともと人と話すこと自体が好きで、就職活動でこの業界を選んだのも先に建設業に従事していた友人から「人間関係が大切な仕事」と聞き、合っていそうだと感じたから。そういうことが好きな人はこの業界に向いていると思います。

今後の目標は、会社が大きくなり、プロジェクトマネージャーの数も増えていくなかで、誰一人途中で挫折させることなく、建設業界の仕事のやりがいを感じてもらえるようにしていくこと。建設業界は世の中にとって必要な仕事ですが、人手不足が課題となっています。建設業のやりがいや面白さを感じてもらえれば、人手不足の解消につながり、建設業界の課題解決に貢献できます。それは当社の事業の成長にもつながっていくでしょう。

当社はプロジェクトマネージャーを建設プロジェクトに配属する業態であり、さまざまなプロジェクトに関わることができます。マンションやオフィスビル、公共施設、インフラ、プラント、電気設備、空調設備など、幅広い種類のプロジェクトに携わることが可能です。プロジェクトマネージャーという職種はプロジェクトの中核となるポジションです。建設業のプロフェッショナルとして成長できる環境がここにあります。

学生の方へメッセージ

建設業界の仕事ということで「専門知識がないと難しいのでは」と思われる方もいるでしょう。確かに仕事をしていくうえでは専門知識が必要ですが、それは入社後の研修やOJTによって身につけていくことが可能です。実際、当社では文系学部出身者も多数活躍しており、入社時にはまったく専門知識がなかった人が大半です。選考においても現状の知識やスキルのみで判断せず、サークルのことやアルバイトのことなど、どんな学生時代を過ごしてきたのかといった話を通じて、一人ひとりの人柄について理解していきたいと考えています。

建設業界は2024年から時間外労働の上限規制が適用され、ICT技術の導入も進んでいることから働きやすい環境になっています。当社でも残業が年々減少しており、配属先の勤務地は通勤時間を考慮して決定しています。また、入社後は年次の近い社員がフォローをするほか、研修部、支援部、営業部などが、さまざまな面でサポートするため、一人で悩みを抱え込むようなことはありません。自分の可能性に蓋をせず、少しでも興味を感じたら説明会や選考に気軽にエントリーしていただければと思います。

PHOTO
同社には知識ゼロから建設業界のプロフェッショナルへと成長していける環境がある。専門的な知識や技術を身につけていくことは自身のキャリアにとって武器となるだろう。

マイナビ編集部から

同社では「成長体験をすべての人へ」という理念のもと、働き手不足の建設業界の未来を支えるべく、建設プロジェクトで活躍する専門技術者を育成・配属している。入社前に専門教育を受けていなくても、技術を身につけて建設のプロを目指せるという意味で、まさに誰にでも成長の機会を提供している会社というわけだ。成長サポートの内容としては、研修部による各種研修の実施をはじめ、支援部や営業部によるフォロー、資格取得のための講座の実施、資格手当の支給など、さまざまなものがある。ほかにも建築・土木・設備の高度な知識を有するアドバイザーが技術的なサポートをしてくれる仕組みもあるという。

キャリアパスについては、より高度なプロジェクトの管理に携わっていく道のほか、上記インタビューに答えてくれた社員のように支援部でプロジェクト社員をサポートしたり、本部事務に就いたり、教育に携わったりする道などもある。まったくの未経験から手に職をつけていけるチャンスが同社には存在しており、しかも、ニーズの高い建設技術となれば、将来のキャリアにおいても強力な武器となるはずだ。未経験の世界に飛び込むのは勇気がいるものだが、相談のしやすさやサポートの手厚さは前述の通り。社員インタビューの際に繰り返し強調されていたのも、この点であった。建設業に少しでも興味があるならば、挑戦してみる価値は高いと取材を通して感じた。

PHOTO
プロジェクト社員をサポートする本部メンバーも、過去にプロジェクト業務を経験。同じような悩みを経験してきたからこそ、親身に寄り添ったサポートができる。

トップへ

  1. トップ
  2. (株)ワールドコーポレーション(World Corporation Co.Ltd.)の取材情報