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最終更新日:2025/6/11
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部署名福島労災病院 医事課
勤務地福島県
私は現在、医事課にて「調定」という業務をメインに仕事をしています。聞きなじみのない言葉だと思います。裁判等で使われる「調停」とは別物です。端的に言うと、「病院収入の根幹を為す業務」となります。 病院という場所は医師が診療行為を行い、指示出し等をして看護師・薬剤師などのコメディカルが行為をしたりサポートしたりして初めて診療業務が成り立ちます。ですが、そのままでは収益化できません。診療行為を収入と結びつけるために事務職が必要になります。診療行為を適正に点数化し、それをデータ化して然るべき機関へ請求を行い、そうしてようやく病院収入となります。病院経営上で重要な診療報酬の請求業務はそれだけ責任も重く、その分やりがいにもなります。 ただし、必要だと判断して行った診療や指示が過剰であるとみなされてしまったり、業務が煩雑で事務処理上の誤りが発生して正しい請求が出来ない場合もあります。その際は医師へ情報提供を行って次回からの診療へ活かしていただいたり、事務担当へ聞き取り等を行って業務軽減の検討を行ったりしています。目に見える結果が出た時の達成感はひとしおです。
私が病院の事務職員として成長を感じた仕事は総務課での業務です。 総務課の業務は多岐にわたり、スケジュール管理の調整が主な仕事の一つです。常に複数の業務を考えながら一つの業務を行うため、情報整理と記憶力が身につくのと同時にスケジュールの調整のためのコミュニケーション力も身についていきました。 また、常に周りの環境が変わっていく中で、自分に与えられた業務を遂行していくためには事前の準備量がカギになってきます。「事前の準備」を心がけることは仕事に関わらない部分でも事前に予想を立てて行動できるという強みになり、物事の見方が変わるきっかけにもなりました。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響を、皆さんは思いがけず受け、自分が理想とする大学生活を送れなかった人も多いと思います。それでも、その中で皆さんが考えたこと・行動に移したことはそれぞれにしかできなかったこと、それぞれの人生において欠くことができないものです。たとえそのことを受け入れたくないとしてもです。新型コロナウイルス感染拡大を受けても、限られたことを自分なりに活用して有意義な人生を送ることができたと肯定的に考える人は、その考え方は強みとなります。逆に振り返ってみて、言葉にできそうなことがない、できればなかったことにしたいとネガティブに考えてしまいそうになる人は「なんで自分はそう考えちゃうのか」を考えてみてください。就職活動は未来の事を考えますが、同時に過去の事も考えます。そして考えている瞬間の「現在」も「過去」になっていきます。「今」、自分が何を思うのか。どうしてそう思うのか。答えがない事を考えることは時に苦しいですが、その時に考えたことは自分の糧となります。 どうか、みなさんにとって就職活動が良いものとなるよう、祈念いたします。