最終更新日:2025/4/22

富士山GXホールディングス(株)(旧社名:富士山の銘水(株))

  • 正社員

業種

  • 食品
  • 商社(食品・農林・水産)
  • 専門店(家電・OA機器)
  • 農林・水産
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
東京都、山梨県

取材情報

事業について伝えたい

ウォーターサーバー業界でトップクラスのシェアを誇る企業で働くやりがい

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生活に欠かせない水をより良く、より安心して使うために

ウォーターサーバー業界での革新的な事業モデルで躍進を続ける「富士山の銘水」。同社の今後の取り組みや働く環境づくり、働く上でのやりがいなどをマネジメント目線から伺った。

A.S.さん(営業本部 DtoCプロモーション部)
M.S.さん(お客様サービス部次長)

「富士山の銘水」はこんな会社です

「ずっと現場で」というのではなく、将来的にはマネジメントをお任せしたいと考えています。ぜひ向上心を持って前向きに業務にチャレンジしてください。(A.S.さん)
女性の活躍を推進する「えるぼし」認定を取得。働きやすさを重視し、現場の声にも耳を傾ける環境です。
役職のある人も「〇〇さん」と名前で呼ぶ風通しの良い社風。改善案の提言も雑談レベルで頻繁に行っています。

市場のニーズをキャッチしてすぐに改善する「メーカー」としての強み

当社は個人宅向けのウォーターサーバー販売を事業の軸としています。現在の主力商品は大きく2つで、1つ目が富士山の標高1,000m地点で採取した天然水のカートリッジボトルを、定期的にお届けするタイプの「フレシャス」。2つ目が自宅の水道水を浄化して使用する、浄水型ウォーターサーバー「エブリィフレシャス」です。どちらも部屋にしっくりなじむスタイリッシュなデザインと、雑誌1冊分のスペースで設置できるコンパクトさで、2015年度の生活家電カテゴリーでグッドデザイン賞を受賞したほか、JIDAデザインミュージアムセレクションVol.17の永久収蔵プロダクトに選定。機能性とデザインでご愛顧いただき、これまで14期連続で売り上げを伸ばしています。特に浄水型ウォーターサーバーについては、新型コロナによる「巣ごもり需要」をきっかけに近年のトレンドになっていて、現在業界内でもトップクラスのシェアを誇ります。

当社の強みはワンストップ型のメーカーである点です。販売を自社で行い、ユーザーの声を直接聞くことで市場のニーズをダイレクトにキャッチ。さらに自社で浄水器の開発・製造を行っているため、改善点をすぐさま製品に反映させることができます。特に当社の浄水器はオフィスではなく「家庭」という、人が安らぎを求める場所で使用するものであるため、いかに心地よくストレスなく使っていただけるかが鍵。常にトレンドやユーザビリティのキャッチアップに目配りをしています。

現在、海外でのビジネス展開の準備に携わっています。ネパールにヒマラヤ山系の天然水を採水する工場の建設し、現地法人を設立。こちらはペットボトルで東南アジアからユーラシアを商圏に見据えています。(A.S.さん)

得る人の「人間力」が試される、プロモーション販売の醍醐味

当社の販売チャンネルでメインとなるのが「商業施設でのプロモーション」です。これは商業施設に来た方へ実際に製品を使っていただき、水そのものの味わいや浄水器のコンパクトさ、スタイリッシュさなど魅力をアピールするというもの。販売員は「当社の製品がどんな方に求められているのか」をお客さまとのコミュニケーションのなかで把握して、改善点を見出すきっかけにしたり、モチベーションの支えにしたりする機会になっています。

当社では入社後に必ずこのプロモーション業務を体験していただきます。プロモーションを行う商業施設によっても集まる人の属性が異なるため、例えば家族が多い店舗であれば「赤ちゃんのミルクを作るのに良い」など、相手の視点に立ち、メリットをよりわかりやすい形で訴求する必要があります。また時代の潮流やニーズの変化に伴い訴求ポイントも変化するため、日々さまざまな情報収集をしながらブラッシュアップも必要。このように業務を通じて得た知見やノウハウは社内に蓄積され「魅力を効果的にアピールするメソッド」となり、全スタッフに共有されます。

当社のウォーターサーバーは、ウェブでも直販でも販売価格は同じですので、どのルートで購入しても価格的な優位性はありません。お客様がスタッフを通じて購入を決めたのであれば、自分のプロモーションがお客様の心を動かしたということ。そこに達成感ややりがい、醍醐味を感じられる仕事といえます。

入社後の流れとしてはまず2週間、本社のある山梨での研修でビジネスマナーなどを学びます。その後東京本社で販売研修を受けてから、ゴールデンウィーク明けを目途に"デビュー"をします。「プロモーションスタッフ」として経験を積んだ後、プレイングマネージャーとしてセールスを行いながら後輩を指導する「リーダー」を目指していただきます。その後、DtoCプロモーション部の「マネージャー」として、部全体のマネジメントを担っていただきます。このほか、代理店の管理部門や、プロモーション場所となる商業施設への交渉を行う営業部門への異動する道もあります。

明確なキャリアパスを示すことで、目標意識をもって日々の業務と向き合っていただける環境であると思います。(A.S.さん)

お客様の声に対峙ながら、ポジティブに成長を目指す環境

山梨県にある「お客様サービス部」は、契約者からの問い合わせに対応する部署です。問い合わせの内容は大きく3つに分かれ、1つ目は「翌月はスキップしたい」などといった配送ペースの変更、2つ目は住所・電話番号など登録内容の変更、そして3つ目はお届けしたウォーターサーバーの故障など、トラブルの相談です。電話やメール、チャットを通じて入る問い合わせは、1日1000件ほど。約80名のスタッフが、ひとり一日30件ほどの問い合わせに対応します。

入社をするまでは、「問い合わせ対応」というと、一般にクレーム対応をイメージしていましたが、実際は全体の15パーセント程度。その多くは変更手続きや困りごとの解決で、対応を終えた後はお客さまから「ありがとう」「助かりました」と感謝の言葉をいただく機会も多い仕事です。電話口でのマナーや敬語の使い方、業務フローなどは、入社後1カ月間の研修でしっかりと身に付けることができます。オフィスには20~60代まで幅広い年代の人が所属していますが、休憩時間になると和気あいあいと交流し合う、アットホームな雰囲気です。また当社では役職者も基本的に「苗字にさんづけ」で呼び、みんな分け隔てなくフラットにコミュニケーションをとっています。

キャリアパスとしては実際に問い合わせ対応を行う「オペレーター」、スタッフの管理やフォローを行う「スーパーバイザー(SV)」、さらにコスト管理や業務のKPI管理、チームマネジメントを行う「マネージャー」と役職が上がっていきます。個人差はありますが、早い人でSVまで2年、そこからマネージャーまで5年で昇格した人もいます。評価指標は明確で、オペレーターの場合は「問い合わせを何件受けたか(生産性)」「問い合わせに対しどのように対応したか(品質)」の2点を数値化。年に3回の評価面談で、例えば「生産性は高いのでもう少し品質をあげましょう」など”頑張りどころ”がわかるので、前向きに成長を目指すことができます。また評価面談とは別に、3か月に一回のペースで、業務上の悩みや困りごとなどをヒアリングする個別面談も実施しています。社員全員が「自信を持てる製品を販売し、長くご愛顧いただく」という誇りを持ち、ポジティブに成長できる環境であると自負しています。(M.S.さん)

学生の方へメッセージ

当社では年次や経験は関係なく「失敗を恐れて確実に」よりも「失敗しても良いから挑戦する」ことを後押ししています。たとえ最初からうまく行かなくてもトライ&エラーで着実に成長する姿勢を、後押しする風土があります。また評価指針として営業成績などの数字以外にも、仕事に対する取り組み方などもしっかりと評価する仕組みがあり、認められれば若手のうちから役職をもつなど活躍することが可能です。中には入社2年目の若手が主任になった例もあります。

残業は月10時間程度で、有給取得も取得しやすい環境。ライフワークバランスを充実させるために社員への配慮も欠かしません。結婚や出産というライフスタイルの変化にも寄り添う「産休・育休」「時短勤務」「育児支援金」なども手厚く整備しています。また、育休から戻ってきても活躍できる場を整えており、復帰後に昇格された社員もいますよ。

そして最後にお伝えしたいことは、当社の自慢である「社員の仲の良さ」です。仕事の相談はもちろん、プライベートの相談まで気兼ねなくできる社員ばかりです。「長く豊かに働きたい・プライベートも充実させたい」と考える人はぜひ当社を検討していただければと思います。

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20~30代という若手社員が半分を占めるというフレッシュさ。キャリアステージが近い人同士で、仕事上の悩みも相談しやすい環境です。

マイナビ編集部から

居住空間にしっくりとなじむ一般家庭向けウォーターサーバーのメーカーとして飛躍を続ける同社。特に近年注目を集めている「浄化型ウォーターサーバー」においてはトップクラスのシェアを誇り、業績は右肩上がりだ。

同社の強みは「創業15年目」という若い会社であるがゆえの柔軟性だろう。取材でも「雑談中に“こうした方がいいんじゃない?”といった話したことが、翌月には制度改善案になっていたりする」という、フレキシブルな対応をうかがわせるエピソードが聞けた。社員が心地よく安心して働くための環境づくりのために目くばせをしている様子が伺えた。

また若手のうちから活躍できる土壌がある点も魅力だ。経営陣が「自分が現場で100台売る人材となるより、100台売れる人を10人育てる人材になることを期待している」と語り、明確な評価基準を基に結果を出した人を、積極的にマネジメントのポジションに登用しているという。目的意識を持ち、早くから活躍したいと考える人や、一つの会社で長く豊かに働きたいと思っている人におすすめしたい会社であると感じた。

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富士山の標高1,000m地点で採取した天然水のメーカーとして創設。現在はネパールにも現地法人を置き、ヒマラヤ山系の水を販売するなど海外マーケットも視野にいれています。

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