最終更新日:2025/4/18

(株)クリスタルインターナショナル

  • 正社員

業種

  • 冠婚葬祭
  • ホテル・旅館
  • 専門店(アパレル・ファッション関連)
  • 外食・レストラン
  • サービス(その他)

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

私たちがつくるのは――想いを伝えあい、自然とハグが生まれるウェディング

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決まったプランを設けず、おふたりの想いから式を紡ぐ

クリスタルインターナショナルの結婚式は、1組1組の想いと幸せにあふれています。その支えとなるのが、お互いに助けあい、全力を注ぎ込む社員の皆さん。今回はそのうちの3名から素敵なエピソードを伺えました。

■中井 佐季さん(写真右)
カサ・デ・アンジェラ青山 プロデューサー/2020年入社

■向井 菜実さん(写真左)
カサ・デ・アンジェラ青山 コーディネーター/2020年入社

■笹原 雄介さん(写真中央)
カサ・デ・アンジェラ青山 支配人/2019年入社

会社のお気に入りポイントは?

ずばり「人」!上司・先輩・後輩に関係なく仲が良く、オフに遊ぶことも多いです。でも指摘すべきことはしっかりと伝えあえる、そんな仲間に恵まれた職場です。(中井さん)
ギスギスした雰囲気とは無縁で、助けあうことが根づいているのがとても心強いです。10連休を年2回取得でき、取得するごとに2万円支給されることも魅力!(向井さん)
仲間のために行動できる、気持ちのいいメンバーが揃った職場です。研修や資格取得支援も手厚く、私はソムリエ資格を取得し、サービスの充実に活かしています。(笹原さん)

【プロデューサー】拒み続けたバージンロードで、感情が込み上げてハグ。想いが通じた瞬間でした。

就職活動ではいろんな業種・業界を検討しましたが、運命のような出会いを感じたのが当社の会社説明会でした。結婚式の映像を視聴する時間があり、おふたりやご家族、スタッフの皆さんが想いを伝えあう様子に触れ、思いがけず涙があふれてきました。その後、チャペルに案内された際にも、足を踏み入れた瞬間、感動のあまり目が潤みました。私もこの場所で心が震えるほどの幸せと感動をつくりたい――そう思い立ったのが、入社のきっかけになりました。

私が担うプロデューサーとは、おふたりと一緒に結婚式をつくり上げていく役割です。結婚式の提案やお申込みを担当するコーディネーターからお客様を受け継ぎ、各部門と協力しながら当日までの準備を進め、式当日も全体に目を配って運営に努めます。私たちがおつくりするのは、おふたりの想いをカタチにし、想いが伝わる結婚式。決まった型がなく、おふたりの想いがすべての起点になるため、打合せの回数や時間の制約がなく、4~5カ月間、時には1年以上かけてお互いへの想い、ご家族への想い、将来への想いなどのお話を伺い、想いにあふれた式を紡いでいきます。

バージンロードを一緒に歩きたくない――。新婦のお父様がそうおっしゃっていると、おふたりから伺ったことがあります。聞けば、新婦は思春期の頃からお父様と口を聞かず、今も関係がぎくしゃくしているとのこと。「一緒に歩きたいけど、しょうがないですね」と心残りがある新婦に対して、私は「本当にそれでいいのですか? お気持ちを伝えましょう」と励まし続けました。迎えた式当日の朝。私はおふたりと出会えた感謝の気持ちをお手紙にしてお伝えしたところ、おふたりは泣いて喜んでくださいました。「想いは必ず伝わるものです。おふたりももう一度お父様に伝えてみましょう」。そう言っておふたりの背中を押し、お父様とのお話に寄り添いました。すると、おふたりの想いを受けたお父様は「わかった。一緒に歩くか」と言ってくださったのです。いよいよご入場。新婦とお父様は照れた表情を浮かべながら一歩ずつバージンロードを踏みしめ、新郎の前へ。感極まったお父様は涙を流し、新婦と抱きあって祝福されました。

こうした想いが伝わる式づくりをお手伝いできること。おふたりやご家族に寄り添い、かけがえのないシーンに立ち会えること。それが、私にとって何よりのやりがいです。
(中井さん)

【コーディネーター】「向井さんのおかげです」そのお言葉の裏には、たくさんの仲間の支えがあります。

会社説明会や面接を通して、一人ひとりを見てくれる会社だと感じました。お会いする社員の皆さんが私のことを名前で呼んでくれて、面接では「よく来てくれました」と、握手で歓迎してくれました。面接の内容も、通り一辺倒な感じではなく、私の想いをやさしく掘り下げてくれて、自分を正直に出すことができました。当社の人の魅力にふれ、こんな人たちと一緒に働きたいと心から思えたことが、入社の決め手です。

私たちコーディネーターは、見学やブライダルフェア等でご来館されたお客様に向けて、おふたりのための結婚式のご提案やお見積作成、お申込み、お日取りの決定を担当します。お客様には3時間から6時間という貴重なお時間をいただき、じっくりとお話を伺いながら館内や結婚式のプランについてご案内しますので、少しでも「来てよかった」「楽しかった」と思っていただけるよう、誠心誠意を尽くすことを第一に考えています。そして心掛けているのは、お客様の想いに寄り添うこと。なかには結婚式を挙げること自体に迷いがある方もいらっしゃいます。そうした際、こちらから提案を押し付けるのではなく、なぜ迷われているのか、その背景にある想いまで丁寧に手を差し伸べ、最適なカタチをご一緒に考えるようにしています。

「どんな感じなのか体験してみたくて」と、ブライダルフェアにご参加いただいたおふたり。ご予算の兼ね合いから結婚式には消極的でいらっしゃいましたが、お話を伺うと、新婦のおばあさまがご病気で、体力のあるうちに結婚式を見せたいという気持ちもあるとのこと。揺れ動く想いを受け止めた私は、おふたりの負担をできるだけ抑えながら、おふたりの想いを叶えられる結婚式をご提案しました。おばあさまがやさしく見守るなか、おふたりはとてもおだやかで温かい結婚式を挙げられ、「おばあちゃん、とても喜んでくれました。向井さんのおかげです」と、うれしいお言葉を私に贈ってくださいました。

決して私一人でできることではありません。フェアのテーブルセットを整えてくれたり、チャペル見学の準備をしてくれたり、仲間が率先して動いてくれるからこそ、お客様の想いに向きあうことができています。これまで先輩に寄り添ってもらいながら一つずつ仕事を覚え、成長に励んできました。これからは私が新入社員の仲間をフォローし、目標となる存在になりたいです。
(向井さん)

【支配人】お互いに承認しあい、感謝を伝えあう――スタッフ同士の想いも大切にしています

アルバイトスタッフとして披露宴のサービスを担当後、2019年に正社員として加わりました。入社後、横浜・馬車道の『カサ・デ・アンジェラ~天使の住処~』でサービスのリーダーを務め、2020年に東京・外苑前の『カサ・デ・アンジェア青山』へ。入社5年目の2023年7月には思いがけず支配人に昇格し、ソムリエとして披露宴のサービスを担当しながら、式場全体のマネジメントへ役割を広げています。

スタッフ時代から私なりに心がけてきたのは、「全体最適」です。お客様の想いをカタチにしようと頑張るプロデューサーやコーディネーターと同じくらい、サービス部門も最高の舞台をつくることをめざしています。その一方で、中井が言うように決まった型がないので、時にはお客様のリクエストにお応えすることが難しい場面にも直面します。しかし、そうした際にも、サービス部門の都合だけを考えるのではなく、どうすればお客様の想いを叶えられ、式場全体がうまく回るのか、全体を見てよりよい策を検討するようにしてきました。振り返ってみると、その積み重ねが今の支配人としてのベースになっていると感じます。

結婚式場の運営は、一つの部署だけでは成り立ちません。コーディネーター、プロデューサー、ドレス、サービスなど、それぞれがお客様の想いをリレーし、共有し、全員で力をあわせるからこそ、最高の1日をお手伝いできるのだと思っています。式場全体のチーム力やスタッフ・部署間の連携がさらに強くなるように、当館では毎月「フェスタ」と題して式場の全部署が集まり、自由に意見を出しあう場をつくっています。その際にはお互いを承認しあう時間も設け、例えばコーディネーターからサービススタッフへ「いつもテーブルセットの準備や後片付けをしてくれてありがとう」と、縁の下の頑張りにもフォーカスして感謝の気持ちを伝えあっています。

お客様に最高に幸せな1日をお過ごしいただけるよう、全員でよりより式づくりをめざすことはもちろん。挙式から5年後、10年後におふたりをご招待し、改めて想いをお伝えしあっていただくイベントも開催しています。何年経っても「あの式のおかげで今の幸せがある」と思っていただけるような舞台へ、全員で力をあわせて当館を育てていきたいと思っています。
(笹原さん)

学生の方へメッセージ

「人に喜ばれることが好き」なら、当社はピッタリだと思います。結婚式は人生の一大イベントであり、私たちの仕事は責任重大です。当社の会社説明会ではそうした面もしっかりと伝えてくれて、誠実さを感じたことも私の入社の決め手になりました。仲間と一緒にお客様のために励み、チャレンジできる環境です。やってみたいという気持ちがあれば、ぜひ前向きに検討してみてください!
(中井さん)

就職して実感しているのは、「誰と働くか」がとても大切だということです。当社ではお客様や仲間のために一生懸命になれる仲間に恵まれ、毎日充実感を覚えています。就職活動では周りの意見も参考にするとよいですが、決めるのは自分自身。当社では私たち社員と学生の皆さんとの座談会を行い、選考を抜きにして何でもお話ししていますので、ぜひ「誰と働くか」を確かめに来てください!
(向井さん)

中井と向井が言うように、ともに熱くなれる仲間の存在は大きな魅力です。お客様のために全力を注ぎ、仲間のために率先して行動する。そうした私たちに共感してくれる方とぜひ一緒に働きたいと思っています。私は支配人としてまだまだ至らない面ばかりですが、当社では若手社員に積極的にポジションを与え、裁量を託すことで成長を促してくれます。全員にチャンスが開けた会社です。
(笹原さん)

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同社の社風を表す言葉は「世界一お客様想い 世界一仲間想い」。先輩社員3名の話からも「会社の魅力は人」と真っ先にあがり、人への想いでつながっていることが伺えた。

マイナビ編集部から

『カサ・デ・アンジェラ』『セント・ラファエロチャペル』など、東京・神奈川・大阪に6つの結婚式場を運営し、ホテル、レストラン、ドレス事業もトータルに展開するクリスタルインターナショナル。「この国を幸せ溢れる国にすること」をアンビション(大志)に掲げ、結婚式を通して1組1組の幸せを育み、寄り添い続けることに尽力している。

今回取材した3名が体言しているように、同社では新郎新婦のおふたりや家族への想いがすべての起点。普段言えないような想いまで伝えあえる場になるように、各部門の仲間が協力して唯一無二の式をつくり上げている。中井さんが振り返ってくれた新婦とお父さんのエピソードのように、同社では自然とハグが交わされる式を「ハグ婚」と呼び、「いつも笑顔でいてくれてありがとう」「育ててくれてありがとう」など、お互いの想いを伝えあう光景に、スタッフたちも感極まって涙することが少なくないという。

想いをカタチにすることは決して簡単ではない。結婚式は一生に一度のことであり、妥協も許されない。だからこそ、同社のスタッフは100%の力を注ぎ、力をあわせ、お客様に向きあっている。その頑張りに報いる評価制度や諸手当、福利厚生などが整い、一人ひとりのチャレンジを後押ししてくれることも、人に寄り添う同社の魅力といえよう。

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アンティークステンドグラスなど、ずっと受け継がれる演出がなされ、挙式から10年、20年経った先も、ご家族を当時の雰囲気で温かくお迎えするという。

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