最終更新日:2025/4/28

(株)学映システム

  • 正社員

業種

  • 商社(文具・事務用品・日用品)
  • 商社(教育関連)
  • ソフトウエア
  • 情報処理

基本情報

本社
佐賀県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

ICT利活用で子どもたちの夢をサポート!教育現場を支える仕事がやりがい。

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「子どもの夢をお手伝いします」が合言葉。

商社機能に加え、納入後のサポート体制を持つことで教育現場から頼られる学映システム。『GIGAスクール構想』の実現で大きな存在感を示した同社で活躍する先輩に、仕事の面白みや会社の魅力をインタビュー。

ICT支援グループ 課長
岡本 忠洋(写真左)
2015年入社
九州工業大学大学院情報工学府情報創成工学専攻

SE・サポートグループ システムエンジニア 主任
野口 敬暁(写真右)
2017 年入社
佐賀大学農学部卒業

ICT支援グループ インストラクター 係長
永田 千晴(写真中央)
2017年入社
佐賀大学文化教育学部卒業

オンもオフも充実!

「休日にはショッピングのほか、動画視聴や読書を楽しむなど、ゆっくりと過ごしています。佐賀からは九州各地に行きやすく、遠出することもありますね」と岡本。
「夫婦で動物好きなので、動物園や水族館を訪ねています。最近も動画サイトで人気の動物園を訪ねました。時には土日に有給を加えてのんびりと過ごしています」と野口。
「飛び石の平日を年休にして長期休暇にするなど、有給を使いやすい環境があります。趣味の時間を大切にして、オンオフのメリハリを持てる会社です」と永田。

入社1年目からプロジェクトの中心メンバーへ。システム開発の面白みを実感!【岡本】

ICT支援グループでは、社内外向けのいろいろな開発に携わっています。社内外で活用されている自社開発の業務管理システム「sienplatz(シエンプラッツ)」の開発および運用保守のほか、作業を自動化するRPAツールなどを活用し、社内業務の効率化や自動化を図るのも私たちの仕事です。社外のユーザー様に向けても、学校や教育委員会などのお客様からいただく要望に応じ、実にさまざまな支援を行なっています。仕事する上でやりがいに感じるのは、自分自身が手掛けたツールによりユーザー様から「非常に助かりました」「便利になりました」と感謝の言葉をいただけること。裏方的な仕事ですが、私たちが手掛けたもので誰かの役に立てるなど、ユーザー様や社会に貢献できるところに大きなやりがいを感じています。また、システム開発の仕事では、常に新しい知識が求められるのも面白みの一つ。AIなどの最先端技術に触れられるのも大きな魅力ですね。展示会を訪ね、最新の技術や情報に触れたり、メーカー各社とテストを重ねたり、最前線で開発に取り組める環境が整っています。

いちばん印象深い出来事といえば、入社1年目。「sienplatz」のベースづくりから携われたことです。当時、ICT支援員の業務記録をデータで一元管理しようと立ち上がったプロジェクトの開発者に大抜擢。新人の私で大丈夫だろうかと不安もありましたが、協力会社さんと連携しながら半年後には社内運用をスタート。以来、改修に改修を重ね、勤怠管理や業務管理まで規模を拡大できたことで、社外にも「sienplatz」を提供。この数年間で約50の自治体さんに展開するほか、同業他社でも活用いただくなど、大勢の人の役に立てていることが嬉しいですね。使う人の“生の声”を集めながら開発できるのも当社ならではの醍醐味。このような成果につなげられていることは、私自身の大きな自信になっています。現在も3名体制で開発を進めており、優秀な若手が加わったことでより良いチームとなりました。「sienplatz」の名前の由来は、サポートという意味の支援にドイツ語で広場を表すプラッツを組み合わせた造語です。業務管理システムが関係者の皆さまにとって「支援の広場となることで、教育現場を支えることができたら」という想いを込めたシステムを育てることで、より多くの教育現場の役に立てることができたらと思っています。

ニーズに寄り添い、複数のメーカーから最適な製品やサービスを選択。付加価値を加えて提案できる!【野口】

システムエンジニアの部署では、商社としてさまざまなメーカーの機器を導入する際に必要な機器の設定や環境の構築をメインに手掛けています。当社が扱う商材は、サーバー、ネットワーク機器、パソコン、ソフトウェアなど、実にさまざま。直近では、義務教育を受ける児童生徒に対し、1人1台の学習用PCと高速ネットワーク環境などを整備する『GIGAスクール構想』のプロジェクトを遂行。単にPCや通信機器を納入するだけでなく、どのような運用や機能が求められているのかをヒアリングし、最適な設計をご提案。設計をもとに手順を構築し、ユーザー様が製品を手にしたらすぐに使える状態で各学校に納める準備をしました。子どもたちが授業で使うPCはもちろん、Wi-Fiや校内LANの構築、データを保管するサーバー、セキュリティ対策など、全体の環境づくりまですべてを担います。メーカーの枠に捉われず、最適な組み合わせをご提案できるのも当社ならではの強みです。

「子どもの夢をお手伝いします」というスローガンを掲げる当社の仕事は、学校教育を下支えするものです。教育現場や文教市場において、先生や生徒の皆さんの裏方になる存在ではありますが、その役割の中でメーカーとエンドユーザーの間に立ち、お客様と近い距離で最前線に立ち商材を提供できるのも私たちの大きなやりがい。あくまでも主役は生徒さんや先生方になりますが、市場の最前線で力を発揮できているという自負がありますね。実際、モノを納めるだけでなく、お客様の環境や要望に応じて最適化したものをご提案することができます。導入作業の途中でも学校の先生と会話する中で、「もう少しこんな設定もできますよ」とコミュニケーションを図ることで、より喜ばれる環境づくりをご提供できる場面も少なくありません。後日、運用がスタートしてから非常に感謝されるなど、喜びの声が届くのも嬉しい瞬間です。専門知識を持つ私たちだからこそ、より使いやすい環境づくりをご提案することができます。それを付加価値としてお客様に届けたいですし、専門的な立場から先生方のニーズをカタチにできた時には嬉しく思います。また、残業がほぼなく、定時退社できる日が多いのも当社の魅力かも知れません。学校に依存するため、長期休暇や年度末に繁忙期を迎えますが、それ以外は自分のタイミングで好きな時に有給を取りやすいなど、オフを満喫できています。

先行導入から全国一斉導入までプロジェクトの中心メンバーとなり事業を進めた経験が大きな自信に。【永田】

インストラクターの仕事は、弊社から導入したパソコンや電子黒板、ソフトウェアやアプリケーションなど、学校の先生や教育委員会の方向けに研修会を行なうほか、お渡しするマニュアルや資料を作成することが主になります。導入後も必要な情報をご提供したり、いただいた質問に対してお答えしたり、校内での運用を進めるにあたりより良い解決策やご提案ができるよう心掛けながら日々の業務に取り組んでいます。先生方に研修会で活用方法の事例を紹介した後、実際に授業で実践していただき、そこから子どもたちの学習活動が活発になったと話していただけると凄く嬉しい気持ちになりますね。また、これまで先生方が紙ベースで業務していたものをご紹介した機能を使っていただくことで業務量や負担が大きく減ったと話をいただけることもやりがいにつながっています。

2020年には、文部科学省が打ち出した『GIGAスクール構想』を実現するために社内プロジェクトが発足。6月から計画をはじめ、先行導入するモデル校での運用開始を9月にスタートしようと、手探りの中、担当者としてプロジェクトを進めていきました。このような大きな案件が動くのは、私自身はもちろん、会社や学校、自治体にとってもはじめてのこと。どのような運用がいいのか、どのような研修会が求められるのか、先輩方に相談しながら準備を重ねました。一緒にプロジェクトを進めるシステムエンジニアや開発担当と外部セミナーを受けるほか、インターネットでさまざまな情報を集めながらより良い活用方法をご提案。学校や教育委員会の方とコミュニケーションを取り、協議を重ねたことで子どもたちに合わせた有効的な活用方法を考えることができたと思います。また、アプリの基本的な使い方を先生方に伝えるだけでなく、参考となるワークシートを作成し、そのまま活用いただける用意をしたことで、授業でもスムーズに取り入れていただくことができました。モデル校での内容が良かったことから、2021年4月には全校で展開できるよう業務を社内で横展開。新しいことへのチャレンジの連続でしたが、自分自身が中心となり、周囲の人と協力しながら積極的に物事を進めていく“実行力”を養うことができたと思います。あらためて先生方と一緒により良い解決策を見つけながら教育現場を支えられる仕事に大きなやりがいを感じることができました。

学生の方へメッセージ

普段から部門を超えて連携できるなど、縦横のつながりがとても強く、社歴や年齢に関係なく話しやすい雰囲気があります。若手社員も多く、年齢の近い人同士のコミュニケーションも盛ん。また、ゴルフ部やマラソン部、ハイキング部などさまざまな部活動があり、趣味の合う人同士で休日を楽しむ機会もあります。最近は、プロのバスケットチームの試合観戦をみんなで楽しむなど、社内イベントも多く、春や秋にある慰労会や懇親会では、社員全員が一堂に集まり交流するなど、社員同士の距離が近い会社ですね。
また、先輩たちの多くも入社後に専門知識を学んだ人ばかり。学部学科に関係なく、ビジネスマナーなどの新人研修を受けた後は、配属先のOJTで一つひとつ教わりながら知識を身につけられる環境があるので安心です。インストラクターの部署が中心となり研修をしてくれるほか、メーカー各社による新しい商材やサービスの研修を受けることもできます。開発部門では、展示会や外部セミナーなどに参加し、新しい技術やサービスに触れる機会を与えてもらえるなど、手厚い育成環境が整っています。
そんな当社が求めるのは、“子どもたちの夢を応援したい人”です。その気持ちがあれば大歓迎。社会人として仕事するからには、その道のプロフェッショナルをめざすと思いますが、その上でユーザー様をはじめ、地域社会の人々から頼られる人になって欲しいと期待しています。(岡本)

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「惜しみなく自分の持つ力を発揮できる人、誰かのためにサポートできる人など、ギブし続けられる人であってほしいと思います」と先輩。そんな思いを持つ仲間が集う会社だ。

マイナビ編集部から

1984年の創業以来、教育現場で使用される設備や備品を提供する商社として確かな実績を築く学映システム。近年は、ICT教育を軸にした事業展開で優秀な実績を誇る。同社が選ばれる理由は、導入からメンテナンスまでトータルに手掛ける「教育機器ソリューション」、生徒用のタブレットPCや電子黒板、各教科学習用ソフトウェアなど教育現場の情報化に最適な企画提案から導入まで行なう「教育ICTソリューション」、さらには、インストラクターによる研修やICT支援員の配置など導入後の「ICT利活用サポート」まで、教育現場に欠かせない重要なアイテムやサービスをトータルに提供できる仕組みを完備することだ。その第一線で活躍しているのが、取材に応じてくれた3人の先輩たち。それぞれ所属部署や業務内容は異なるものの、「子どもたちのために」「教育現場を支えたい」という想いは同じだ。ICT教育を大きく前進させた「GIGAスクール構想」における同社の役割は大きく、導入の計画・実行から導入後のサポート体制まで、教育現場から高い評価を集めているのも、長年築き上げたノウハウを持つ同社だからこそに違いない。一方、働きやすい環境づくりにも注力しており、残業が少なく有給も取りやすいなど、オンオフのメリハリを持てるのも大きな魅力だと先輩たち。仕事のやりがいも働きやすさも求められる恵まれた職場環境の良さを知ることができた。

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新棟が完成し、機能性や快適性が向上した社内は広々と明るい雰囲気。部署間の連携も図れており、縦横のつながりが強く、人と人の距離が近いのも同社の魅力だ。

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