最終更新日:2025/5/2

(株)さら

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 印刷・印刷関連
  • 広告
  • 情報処理

基本情報

本社
京都府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

お客さまに「おっ」と言わせるモノづくりを。成長を感じられるクリエイティブな仕事

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インテリア・不動産業界を支えるプロフェッショナルたち

インテリア業界のサンプルブックや不動産会社の販促ツールを手掛けている同社。撮影プランナー、CGクリエーター、デザイナーそれぞれの立場で活躍する先輩社員3名に仕事内容ややりがい、同社の魅力について伺った。

川崎 桐菜さん
企画部 撮影プランナー/2021年入社(写真左)

金子 裕也さん
企画部 CGクリエーター リーダー/2018年入社(写真中央)

長井 絢美さん
企画部 デザイナー/2012年入社(写真右)

先輩たちの休日の過ごし方

多趣味なので、休日はその時々の気分で行く場所が変わります。感性を磨きたいときは美術展へ、気分転換したいときは銭湯や温泉へ。温泉は泉質にこだわっています。
日頃集中しているので休日はリフレッシュを心掛けています。参加している社会人サッカーチームの練習で汗を流したり、姪と一緒に遊んだりしてエネルギーを充電しています。
休日は子どもと商業施設に行くことが多いです。気になるカフェに行って、インテリアのトレンドをリサーチしています。自宅で料理に没頭する時間も好きです。

《川崎さん》徹底した話し合いと能動的な姿勢でより良い1枚を作り上げています

美術大学に通っていた私は、デザイン系の仕事に就きたいと考えていました。しかし、版画を専攻していたため、デザインスキルが足りないと思い断念。それならチームでモノづくりやプランニングができる仕事に就こうと考え、見つけたのが当社です。説明会や選考で良い面だけでなく、仕事の厳しさなど大変な部分もありのままに話してくれたところに好感を持ち、入社しました。

現在は、インテリアのサンプルブックに使用する写真の撮影全般を担っています。お客さまとの打ち合わせ、ロケーション・スタジオの手配、カメラマン・スタイリストなどスタッフとの調整・指示出しが私の役割です。また、3DCGカットでは社内のCGデザイナーのディレクションも行います。苦労するのは意見が食い違うとき。社内外問わず多くの人と関わるため、意見がまとまらないことは珍しくありません。そのようなときは、全員が納得して進められるようにとことん話し合いを行います。また、知識のインプットも積極的に行います。インテリアのトレンドはどんどん変わりますし、お客さまはインテリアのプロなので、同じ目線で話せるように情報収集を心掛けています。

大量の写真を撮影するのは大変ですが、無事に撮り切れた後は達成感があります。お客さまから「あのときの写真良かったよ」「この写真なら売れる」と言っていただいたときの喜びはひとしおです。より良いものを作るには能動的な姿勢が欠かせません。それを実感したのが、以前担当した3DCG。宇宙船内のような空間にしたいというご要望で自分にできるか不安でしたが、一般的な概念に捉われずに提案すると「それ面白いね!」と言っていただき、お客さまの想像以上の画像が完成。さらに、私の提案が商品開発のアイデアにもつながりました。能動的に提案する大切さと、モノづくりの楽しさを改めて感じました。

サンプルブックが完成するまではいろいろなことが起こりますが、全ては良いものを作るためと思って、前向きに取り組める人が当社には向いていると思います。当社は風通しが良く、上司にも意見を伝えられる風土。プライベートの話もできる仲の良さが自慢です。3年目になってできることが増えましたが、もっと提案力を高めて今以上の規模のサンプルブックを任されるようになりたいです。

《金子さん》積極的なコミュニケーションと細部までのこだわりが高品質なCGを生み出します

前職でもCGパースを作っていましたが、よりリアルでクオリティが高いものを作りたい気持ちが高まり、転職を決意。当社の事業は私がやりたかったことであることに加え、面接で感じた社内の雰囲気が良かったので入社を決めました。

私の主な業務は、サンプルブックと不動産会社の販促ツールに使われる3DCGパースの制作です。また、チームリーダーも担っていることに加え、昨年10月に新規事業として立ち上げたCGラボ「SO-JU」のCG全般を任されています。CGを作る上で大切にしているのはフォトリアル。一切妥協しないことが信条です。リーダーとしては、チーム員はもちろん営業やプランナーなど他職種の動きにも目を向け、自分からこまめにコミュニケーションをとって案件がスムーズに進むように動いています。

クリエイターとしてのやりがいは、やはり自分の作品を評価されたときに感じます。社内外問わず「写真と遜色ない」「クオリティ高いですね」という言葉をもらえたときはクリエイター冥利に尽きます。「SO-JU」のお披露目展示会でもお褒めの言葉をたくさん頂き、「ぜひうちでもお願いしたい」という声も。これまでの努力が大きく花開いたうれしい瞬間でした。CGはリアルと同時に絵としての美しさも求められます。アングルや小物の配置などが全体のバランス・美しさを決めるため、細部まで突き詰めることが欠かせません。そこが作り手として難しさを感じる点です。また、技術だけでなくセンスもCGには必要。とはいえ、勉強すればすぐに高まるものではないため、日頃から自己研鑽に努めています。

クリエイターは黙々と作業するイメージが強いかもしれませんが、それだけではお客さまが求めるものは作れません。営業やプランナーからお客さまのご要望をしっかり汲み取り、わからないことがあったらすぐに質問する。コミュニケーションが要になります。会社としてより良いものを作るために周りと連携し、細部までこだわって取り組む人なら当社で活躍できると考えています。CG初心者でも知識を培える体制は整っているので、意欲がある人や新たなCGの技術を生み出したい人と一緒に働きたいですね。私自身も、今以上に品質を上げて他社に追い越されないレベルになるのが目下の目標です。そして「SO-JU」の認知度を高められるように努めていきます。

《長井さん》商品の魅力・世界観を打ち出すために最後までお客さまと伴走しています

就職活動では業界を絞らずに見ていましたが、自分のデザインが長く使われる仕事に就きたいと思っていました。父が設計士だったこともあり、インテリア業界に親近感を抱いたのと、商品の売上づくりに不可欠なサンプルブックに興味を持ち、当社を志望しました。

現在はサンプルブックを中心に、そこから派生したWebサイトやパンフレットのデザインなどを行っています。サンプルブックのデザインは大きく分けて表紙・巻頭特集ページのデザインとカタログ誌面の設計です。表紙・巻頭は、商品のコンセプトや魅力などをデザインや写真、CGで伝えるため、制作担当全員でプランを考えます。お客さまのイメージや伝えたい情報を汲み取ることに加え、見る人が思わずワクワクするような付加価値を持たせるのも不可欠。カタログ誌面の設計は、貼るサンプル生地の大きさを考慮しながら掲載写真や品番のサイズ・見やすさにこだわってレイアウトを組みます。お客さまが伝えたい内容を正確に伝えることが欠かせません。デザインを組むときは、自分でも楽しいと思える要素を取り入れることを念頭に置いています。サンプルブックは商品開発と並行して進めるケースが多く、お客さまも商品のイメージが半分しかできていないことは珍しくありません。制作を進めていくうちに所々ズレが生じてしまいますが、変更にも臨機応変に応えられように努めています。紆余曲折しながらもお客さま・制作担当全員で走り抜いた先にはいつも大きな達成感があります。

自分が作ったサンプルブックがお客さまの売上につながったときや、「次回も長井さんにお願いしたい」と言っていただいたときが、何よりもうれしい瞬間です。お客さまとの距離が縮まるのも当社ならでは。独り立ちしたばかりの頃から担当しているお客さまは、いつも私を温かく見守ってくださって、結婚したときはお祝いを頂きました。公私共にお客さまとつながりを持てるのは、最後まで一緒に伴走する当社だからこそと感じます。

当社の仕事は言われたものを作るだけではだめ。お客さまの力になろうと自分から動ける人が向いていると思います。企業選びでは「こんな人と働きたい」「この仕事面白そう」と思ったら説明会に行ってみてください。その中に当社があれば幸いです。これからも多様な媒体から得たトレンドを自分の技術に落とし込み、見る人がワクワクするようなデザインを作り続けることが目標です。

学生の方へメッセージ

企業選びに迷ったら、これまでの人生を振り返ってみると良いでしょう。頑張ったことや没頭できたこと、自分では頑張ったつもりではないのに周りから「すごいね」と評価されたことが皆さんの強み。それを生かせるフィールドかどうかを軸にして企業を見れば、自ずと志望先が見つかると思います。また、裁量の幅を見るのも一つ。企業によっては決まった業務だけを行うところと、担当業務以外もチャレンジさせてくれるところがあります。裁量や仕事の中身を見てから企業を選んだほうが入社後のミスマッチを防げます。社名だけで判断せずに、一歩踏み込んだ部分まで見てみてください。

説明会で「働く」の語源は「傍(はた)の人を楽(らく)にすること」と話しています。自分の好きなことをやる、ということではなく、常に相手がいるものです。特に当社の仕事はオーダーメイドというお客さまありきのものなので、ご要望に対して「自分たちは何ができるのか」を追求して取り組んでいます。プロとしてお客さまのご要望の実現に徹することができる人が当社では活躍できると考えています。当社の姿勢に共感した方はぜひ説明会に参加していただきたいです。
(人事部/山元 剛さん)

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当社はチャレンジを良しとする風土。失敗を臆さずに進んで動ける人が活躍できます。良いアイデアなら部門問わず採用。意欲を評価するのが当社の魅力です。(山元さん)

マイナビ編集部から

インテリアメーカーのサンプルブック制作と不動産会社の販売支援ITシステムを手掛ける同社。「客体に価値基準を置く」という理念のもと、妥協を許さない姿勢が信頼を集め、取引先には大手企業が多い。中国に自社工場を構え、海外市場の進出も視野に入れている。さらに、今後は上場も目指しており、金子さんが話していた「SO-JU」をはじめとする新規事業や事業拡大にも注力する方針。過渡期の今、同社に入社すれば新しいことにチャレンジできるだろう。今後の動向に期待が募る企業だ。

同社の特長は2つ。1つ目は、社員が理念を確実に体現していること。取材した3名の顧客目線に徹底する姿勢から、社員全員が同じ方向を向いていると感じた。2つ目は、一貫性のある多様な事業展開。サンプルブックと不動産会社の販売支援ITシステムのほか、基幹業務システムの開発・保守も手掛け、さらには海外雑貨の輸入卸もしている。こう見るとつながりがないように思うが、いずれもインテリア・不動産業界の知識に精通し、高い専門性があるからこそできるものだ。そして個人的に印象深いのは、主体性をいかんなく発揮できる環境であること。顧客に徹すると聞くと、ルール内で動く印象を持つかもしれないが、そうではない。顧客のために最大限の力を発揮して柔軟に動く。これが同社の顧客目線の徹底と感じた。人に尽力したい人や真のプロフェッショナルになりたい人にはぜひ同社を見てほしい。

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社長の机も同じフロア内にあるように、社風自体がフラット。同僚はもちろん、上司、役員も気さくに声を掛けてくれる風土だからか、社員の表情も柔らかい印象だ。

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