最終更新日:2025/4/22

(株)学研ココファン・ナーサリー【Gakkenほいくえん】

  • 正社員

業種

  • 幼稚園・保育園
  • 教育
  • 福祉サービス

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

先輩と後輩が力を合わせ子どもの「育ちのチカラ」を輝かせる!

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学研だからできる保育のカタチ。仕事のやりがいや目標を紹介

(株)学研ココファン・ナーサリーは、子どもの個性を「宝物」と捉え、主体性を尊重する保育をチームで実践。新人サポーター制度のもと活躍する2名の保育士に働く上での魅力ややりがいを語ってもらった。

■H.Y.さん(写真右)
「Gakkenほいくえん瑞江」保育士/2023年入社

■E.Y.さん(写真左)
「Gakkenほいくえん瑞江」保育士/2020年入社

学研ならではの教育コンテンツを活用した仕事風景

学研のブロックを活用し、子どもとあそぶH.Y.さん。「あそびも絵本も、子どもの目線に合わせてかかわり、楽しませることを心がけています」。趣味はドラマやK-POP鑑賞。
学研の絵本の読み聞かせを行なうE.Y.さん。「子どもが好きなページは何度も何度も読みます」絵本委員を担うと共に、趣味のピアノや茶道を園の行事などに活かしている。
現場の保育士の声を参考に、学研の教材が作られることもある。定期的に本社からアンケートが配られ、そこに書いた回答が教材作りのヒントになることもあるという。

新人サポーターの先輩と同クラスで、安心して挑戦。創意工夫が、子どもの笑顔になる喜びは格別(H.Y.さん)

――入社理由は?

保育士として活躍できる場がたくさんあるなかで当社を選んだのは、「あそびが学びに、学びがあそびに」をコンセプトとしている点に共感したからです。私自身、子どものときからあそびながら学ぶことは大切だと思っていて、例えば「この絵の具とこの絵の具を混ぜたら、こんな色になった!」そんな発見が学びへの原動力になると思っています。学生時代の保育園実習でも子どもを見ていて、あそびから学び、学びからあそびに発展することを感じていました。

――1日の仕事内容は?

「Gakkenほいくえん瑞江」で、先輩のE.Y.さんと1歳児クラスを担当しています。午前は近くの公園にお散歩に行ったり、行事に合わせて制作を行なうこともあります。給食やおやつの時は食事の介助、お昼寝の間は保護者に向けた連絡帳を書いたり、休憩を交代でとったりしています。お迎えまでの時間は、絵本の読み聞かせをしたり自由あそびを見守ったりします。1日を通して着替えやトイレのサポートもしています。

――入社して感じることは?

子どもの成長スピードに驚きます。例えば、4月は片言しか話せなかったのに、夏には会話できるようになったり、お散歩で歩ける距離が伸びたり、さらには体力もついてきて給食やおやつの食べる量が増えた、スプーンを使えるようになったなど、成長スピードの速さを感じる毎日です。

――仕事上での喜び・やりがいは?

劇的な成長過程を見られるのは楽しいです。一人ひとり成長速度や個性は違うので、その子にどういった言葉をかければいいかは常に考えています。みんながお気に入りの絵やキャラクターを養生テープに描いてそれを服に張り付けてみたら、すごく喜んでくれました。その養生テープを保護者の方も気に入ってくれて、お部屋や洗濯機に貼っているという声を聞き、嬉しく、やりがいを感じられました。自分は意外と絵が得意なんだ!という気づきも得ることができて、毎日楽しく働いています。

――新人サポーター制度についての感想は?

サポーターの先輩と同じクラスを担当することは、何でも聞けるので本当に心強いです。成長や個性に合わせた声のかけ方、接し方もすぐそばで見られるので参考になります。当社の保育は子どもの主体性を尊重するので、チームとして個性を引き出せるのは良いなと感じています。

ほめることで子どもの変化や成長に感動。新人の伴走者となって励ますなかで、自らの成長も実感(E.Y.さん)

――入社の理由は?

当社の子どもが本来持っている「育ちのチカラ」を輝かせ、個性を尊重する保育に力を入れているところに共感しました。また単に保育士からリーダーや主任、園長になるといった現場でのキャリアアップだけでなく、将来的に本社から現場をサポートする道も可能と聞き、多様な働き方も自分の志向にマッチしていると感じました。

――これまでのキャリアで感じた社風は?

2年目から在籍する「Gakkenほいくえん瑞江」は若手の保育士が多いので、年齢や距離が近い分、団結力を発揮できるような活気ある雰囲気を感じます。どの園も地域に合わせた運営を行なっており、決まりきった保育ではなく柔軟な対応をしているのが特徴です。

――仕事のやりがいは?

例えばおもちゃの貸し借りで、それまで絶対貸したくないと言っていた子が、「いいよ。どうぞ」と手渡すなど、相手のことを思いやる姿は心から嬉しく「やったね」と認める言葉をかけます。また、当社のコンセプトは子どもの「育ちのチカラ」つまり主体性を尊重することです。例えば、給食で苦手な物を無理に食べさせることは一切ありません。一人ひとりの食べたい意欲を見守り、必要に応じてお手伝いをします。野菜の色にも注目して楽しく食べられるような働きかけにより、それまで苦手だったニンジンやキュウリを食べ始める姿を見るととても感動し、やりがいを感じます。

――研修制度や新人サポーター制度については?

1年目は年4回ほど新入社員研修があって他園で働く同期とも交流が持てますし、2年目以降もフォローアップ研修といった階層別研修で、チームメンバーとして園長を支援する方法を学ぶなど、段階を踏んで学べる環境は整っています。4年目の今は初めて新人サポーターとなり、H.Y.さんのサポート役を担当。「不明点はいつでも聞いてね」と質問しやすい雰囲気を作り、「あの子への声かけよかったよ」と良いところは直接言葉で伝えるようにしています。私より新しい保育を学んでいる部分もあるので、彼女から私自身が吸収することもあります。いわば伴走者のような感じで、互いに励まし合い学び合って成長できていると思います。

飛び切りの笑顔で、子どもに大人気の2人の先生。これからの抱負・目標を聞きました。

【H.Y.さん】
子どもに寄り添うだけでなく、家庭と連携して保護者の方にも寄り添える保育士になることが目標です。送迎の際に保護者の方とお話する機会があるので、そこでご家庭での様子や困っていることを聞き、育児の不安を一緒になって解消できる存在になれたらと思います。保護者の方からのお悩みをしっかり受け止めることも大切にしています。園内の様子で気づいたこと・観察できたことを口頭や文章でしっかり伝えることを心がけ、安心して預けてもらえる保育士になりたいです。さらに1歳児クラスを担当する中で、普段接している子どもたちの可愛さが日ごとに増してきました。できれば、成長する姿をこのまま見守りたい、という気持ちです。これからも、乳児から幼児までどんな年代の担当になっても対応できるよう、私も子どもたちと一緒に成長していきたいです。

【E.Y.さん】
私は就職活動時の面接で、「約10年の現場経験を経たのちに最年少で園長になってみたい、そして5年ほど園長を経験したのちに本社や学研グループの現場を支えてみたい」と将来のビジョンを語ったことを覚えています。そのときの気持ちに変化はありません。ただ園長の前にはリーダーや主任などの役職もあるので、当面は段階を踏んで、また乳児から幼児まで多様な年齢も経験しながら、園長へとキャリアアップしていきたいです。また新卒採用プロジェクトにも参加しており、園見学に来た学生と座談会などを行なって不安を解消するといった役割も担っています。将来的には保育現場で培った知見を本社やグループ企業で生かし、教育や人事などの仕事を通じて現場を盛り上げていくのもいいな、と感じています。

学生の方へメッセージ

【H.Y.さん】
保育園への就職を希望するのなら、いろいろな園を見比べてみることをおすすめします。私も10件近い園を訪ねて、最終的に当社を選びました。何より教育コンテンツが充実していて、過去に出版された絵本から毎月配布される絵本、教育玩具などもズラリと揃っているのが魅力。子どもたちの好奇心を刺激して、主体性が育ちやすいと感じています。入社前は人間関係が一番不安でしたが、いい先輩ばかりですし、同期も同じ園にいて心強く、環境には本当に恵まれました。子どもたちの笑顔が大好きな私ですが、その気持ちをずっと保ったまま仕事ができています。皆さんも何が好きで、どんな理念や方針の園が自分に合っているか、納得いくまで見極めてみてください。

【E.Y.さん】
保育士の仕事は、子どもの成長をすぐそばで見られるという点で本当に楽しい仕事です。同時に家庭との連携が必須のため、保護者の方は仕事と育児の両立で大変であるという認識を持つことも大切。子どもの幸せはこう、と自分の考えを押し付けてはダメで、互いに情報を共有し、子どもにとっての最善を追求する姿勢が大切であることも知っておくと良いと思います。さらに私は茶道が趣味で、例えば行事の折りに年長さん向けに茶せんなどを持ち込んで、お茶会を開いたこともありました。自分の得意なことを活かして子どもが喜び、園に広めたりできることも当社での大きなやりがいになるでしょう。

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休憩時間には、何でも笑顔で話し合える雰囲気が充満。同社は現場と本部とのつながりも深い。園の運営担当者がこまめに訪問し、現場の状況や社員の思いを受け止めるという。

マイナビ編集部から

(株)学研ココファン・ナーサリーが運営する「Gakkenほいくえん」は、1都3県を中心に40超の施設があるほか、「クロッカ」(児童発達支援施設)も4施設あり、多様なキャリアアップが可能だ。今回取材させていただいた2人からは子どもが好きな気持ちと、日々のやりがいがひしひしと感じられた。常に学ぶ気持ちと向上心を持ち、子どもにどのような言葉をかけ、何をしていくと良いかを考え、主体性を大切に育んでいる姿は共通だった。H.Y.さんは入社1年目で、このまま現場経験を積んでいきたいという。一方、E.Y.さんは現場経験を生かして園長、そして本社内の仕事にも興味を持ってキャリアアップしていきたいという。多様なキャリアの道筋がある点は、同社の魅力である。

また社内制度も充実しており、特に先輩社員がサポーターとしてフォローする「新人サポーター制度」のもと、H.Y.さんは頼れる先輩に何でも相談できる環境を心強く感じていたし、E.Y.さんも相談を受け、自らの経験からアドバイスを送る中でさらに気づきを得て成長している姿があった。このほか一人暮らしサポートもあるので、異動になったとしても安心して働き続けることができる。長年教育コンテンツを発信し続けている同社ならではの蓄積やノウハウも活かせるし、2人のように同社の理念に共感できた人ならば、イキイキと活躍し続けられるだろうと感じた。

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首都圏を中心に、大阪府にも開園している同社。新人サポーター制度をはじめ入社前フォロー、ひとり暮らしサポートまで、安心して成長できる環境だ。

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