最終更新日:2025/4/18

白岩工業(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 建設
  • 設備工事・設備設計
  • 建築設計
  • 機械

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

経営者目線で多方面から現場を管理し、20代で圧倒的に成長できる!

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採用と教育でも日本一のサブコンを目指す!

1953年の創業以来、スーパーゼネコンのメイン施工パートナーとして、関東一円のインフラ整備に貢献している白岩工業。近年はさらなる発展のために、若手を伸ばす教育に注力している。人事担当者にお話を伺った。

◆白岩 大地さん(写真左)
経営企画部長

◆青山 雄太郎さん(写真右)
総務部 課長代理

人事担当者からひと言

「経営コンサルティング会社で働いていた前職時代にいろいろな業界を見てきましたが、“20代のうちに圧倒的な成長”ができる会社はなかなかありません」(白岩さん)
「私は社会に役立つ仕事がしたいと当社への入社を決めました。例えば、1日に何千台何万台という車が走る高速道路など、社会貢献のスケールも大きいからです」(青山さん)
「20代で大きく成長したい人」「挑戦要求がある人」「若い経営陣が主導するベンチャー気質の環境で日本一のサブコンを共に目指したい人」「自分を変えたい人」はぜひ

誇りと情熱を持って現場を管理し、職人さん数百人を動かしていく醍醐味

白岩工業が請け負う工事の約9割は、鉄道やトンネル、ダム、発電所、給水所といった公共インフラを建設する土木工事です。国や自治体がこうした土木工事をゼネコンに発注し、ゼネコンが設計して建設計画を立案。実際に工事現場を取り仕切るのは、サブコンストラクター(1次業者/サブコン)と呼ばれる私たちのような建設業者です。サブコンの多くは鉄道専門、ダム専門などの「専門工種」となっていますが、白岩工業は「主職1次」。メイン施工パートナーとしてゼネコンから「土木工事一式」の施工管理を任され、モノづくりに携わっています。

そんな当社で若手社員が約束されているのは「20代で圧倒的な成長ができる環境」です。現場では多方面からマネジメントしていくことで、経営者目線で仕事をすることになります。そんななかで、まず身に付くのは人をマネジメントする力。工事を受注すると、計画に基づいてたくさんの職人さんを手配していきます。自分よりも年上の職人さんたちを、小規模な現場なら数十人、大規模な現場なら数百名を束ねていくのです。最大動員数は1,200人。どうすれば関係構築ができるか、どうすれば効率的に動いてもらえるかを考えていくことになり、自身の人間力も高まっていくのです。

人々の生活基盤となる公共インフラのさまざまな建設に携わるため、社会貢献性の高さに喜びを感じることもできるでしょう。あるいは、ゼネコンのメイン施工パートナーですから、ゼネコンに対してコンサルティングのような形で現場目線からの提案をする機会も多く、こうした点でもやりがいを感じられるはずです。私は、20代のうちに誇りを持てる仕事に情熱を持って主体的に取り組む経験をすることが成長のエンジンとなり、人生を豊かにすると思っています。まさに白岩工業の仕事は、誇りと情熱を持てる仕事だと自負しています。誇りと情熱が職人さんに伝われば、職人さんたちを巻き込み、動かすことができます。そうした施工管理ができるようになれば、それは大きな自信へと成長へとつながっていくのです。
(白岩さん)

ゼネコンのメイン施工パートナーとして土木工事を全て管理。 30代で大型工事の所長に

土木施工管理の仕事は、「QCDSE(品質・原価・工程・安全・環境)」の総合管理です。たくさんの人が使う公共インフラを建設するわけですから、品質の悪いものは作れません。原価・工程の管理を行いつつ、実際の現場作業に携わる職人さんがそれぞれの能力を最大限に発揮できるよう、安全・環境を管理して品質を担保していきます。白岩の言うように、メイン施工パートナーとしてゼネコンにコンサルティング提案を行うこともあります。工事全体の計画を立てるのはゼネコンですが、それは大枠のみで、例えば「この橋梁工事をこの期間内にできますか?」というように、詳細は当社のようなサブコンが相談を受けることが多いのです。それを受けて当社の施工管理が「こうすれば間に合います」と、計画を可能なものにしていく。ゼネコンの片腕として、ゼネコンと共に創り上げていくイメージです。

もちろん大変なこともありますが、このようにして目の前に努力した結果が形として現れた時には言葉にできないほど感動します。創業以来、私たちが地図に残してきた仕事は数え切れないほどで、東京湾アクアライン、八ッ場ダム、渋谷駅、東京外環自動車道など、大型工事も多数あります。はじめは小規模な工事から経験を積んでいただきますが、30代になると現場代理人(所長)として、こうした大型工事の指揮を執るチャンスが巡ってくるため、やりがいは大きいでしょう。渋谷駅の切替工事は約400人の職人さんを動員するスケールでした。

当社は幅広い工事を受注しているので、例えば鉄道だけ、発電所だけ、というわけではなく、工種もさまざまに経験することができます。いろんな工種を経験した上で専門としたい方向性を絞り込み、鉄道専門、発電所専門というようにスペシャリストの道を歩む先輩もいれば、営業所長・エリア部長・土木部長とマネジメントのキャリアを歩む先輩もいます。皆さんも自分に合ったキャリアを見つけていただければと思います。

土木・建築学科ではない方は、ハードルが高く感じてしまうかもしれませんが、理解いただけるまで時間をかけ、一人ひとりに合わせて説明いたします。さまざまな機会で遠慮なく質問してください。皆さんの時間を決して無駄にはいたしません。
(青山さん)

内定直後から教育研修をスタート。本社・営業所・現場が三位一体となって成長を支援します!

◆仕事をする上で大切なことは人間性の豊かさです。これは多くの職人さんを束ねていく場面で、非常に役立ちます。たとえ、どんなに優れたスキルがあったとしても、周囲から信頼されたり、尊敬されなければ、ついてきてくれないでしょう。職人さんは年齢が上の方が多く、人を見る目も肥えています。人間性はいわば土台。スキルは人間性というベースがあってこそ発揮できるものであり、人間性が高くなれば相乗効果で伸びるもの。当社はスキルだけでなく人間性を高める教育にも力を入れていきますので、まずは「挨拶・感謝・笑顔」という当たり前のことを徹底し、周りに良い影響を及ぼす人物になってほしいですね。

当社は「採用と教育でも日本一のサブコン」を目指しているほど採用と教育には力を入れています。入社後のギャップがないように、説明会や面接の時から密にコミュニケーションをとり、内定直後から教育をスタート。土木・建築学科を卒業していない学生さんが約8割を占めているので、入社までに不安を払拭していただくことを心掛けています。入社後の新入社員研修も配属後の研修もしっかりとした体制を整えています。
(白岩さん)

◆内定者フォローは、個別面談を行いながらオーダーメイドで実施。研修や現場見学などを通してスキルと人間性の基礎を身に付けつつ、入社後をイメージいただいています。入社後は約2カ月半の新入社員研修を経て現場へ。配属される現場も、個々人が最大限に成長できる上長や環境を選んでいきます。まずは人間性を高めていくことと、現場の職人さんたちとの関係構築から始め、併せて業務や技術面を少しずつ学んでいただきます。

配属後は、人間性を形成するための「チャレンジシート」と現場で必要となるスキルを順序良く効率的に身に付けるための「教育計画書」を本社・営業所・現場で共有し、個々人の成長を三位一体で支援していきます。皆さんを内定時から知っている私たち人事も、1~2カ月に一度は面談を行い、成長を見守っていきます。会社全体が同じ方向を向いて支援していくため、着実に成長していけます。実際、「自分を変えたい」との思いで入社した人も自信をつけ、イキイキと働いています。
(青山さん)

学生の方へメッセージ

コロナ禍においても過去最高益をたたき出し、既に5年先まで埋まるほどの工事を受注。今は新規案件をお断りしているほど経営状態は安定しています。それはゼネコンに提案できるほどの現場力を身に付けた社員たちのおかげ。言い換えれば社員が当社の最も大切な経営資源です。2020年9月、兄の白岩正樹が2代目代表取締役社長に就任しましたが、2代目も「社員が家族に誇れる会社、家族が社会に誇れる会社」という会社理念に基づき、全ての社員がイキイキと活躍し、「白岩工業に入社して良かった」と思っていただけるように舵取りをしていきたいと考えています。

経験豊富な社員も活躍していますが、現在は全社員の約27パーセントを20代が占めるほど若手社員も増えています。経営陣も社長は34歳、私は30歳です(2023年2月時点)。現在の安定した基盤を維持しつつもベンチャースピリットを持ち、若手にもどんどん活躍してもらいながら会社をさらに発展させていきたい。「20代のうちに大きく 成長したい!」という意欲があれば「絶対に成長させる!」とお約束します。全員で「日本一のサブコン」を目指していきたいのです。企業研究では、こうした各企業のビジョンにも、目を向けてみるとより理解が深まると思います。人が会社を形作る資源であることをしっかり認識し、丁寧に企業説明会などを行っていますので、さまざまな機会で質問にも誠意を持ってお答えしていきます。
(白岩さん)

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30代前半の白岩正樹社長(左)と白岩大地経営企画部長(右)。社長が発信する前向きな方針に、全社がベクトルを合わせ、家族のように一致団結して動いていく組織だ。

マイナビ編集部から

今年で創立60周年。2020年9月に2代目社長が就任したが、「先人たちが築いてくれた基盤に若手があぐらをかくわけにはいかない」と、さらに成長をして日本一のサブコンを目指すことを掲げている。2代目というと基盤の維持が役割という保守的なイメージがあったが、そんな先入観が覆されるほどベンチャースピリットが伝わってくる取材だった。さらなる発展のためには、人への投資が第一であるとして教育体制も刷新。若手の活躍も推進されているため、早いうちから成長し、大舞台に挑戦したいという学生にはチャンスだろう。

仕事に誇りを持ち、一切の妥協を許さず真剣に取り組む人たちばかりだという。尊敬できる人と共に働くと、刺激を受けて成長し仕事も好きになるだろう。オフタイムは一転アットホームで和気あいあいとしている。先輩たちは義理人情に厚く、面倒見も良く、仕事が終われば他の現場の仲間も一緒にご飯を食べに行くこともあるとか。

神奈川と千葉にある社員寮に住めば、帰ると仲間たちが待っている。晩酌をしながら悩みを相談し合ったり、休みの日は一緒に遊びに行ったり。同社は関東で事業を展開しているため関東出身者が多いと思われがちだが、北海道から沖縄まで社員は全国から集まり、社員寮を利用している人も多いという。寮費は月額9,000円。そして、食事代は朝晩で1日500円。どちらの寮もリニューアルされたばかりで新しく、快適な環境だという。

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今年で創業60周年。スーパーゼネコンや大手ゼネコンのサブコンとして、渋谷駅の再開発やアクアライン、成田空港、八ッ場ダムなど大型インフラ工事の施工実績も多数。

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