最終更新日:2025/4/23

(株)トヨタユーゼック

  • 正社員

業種

  • 商社(自動車関連・輸送用機器)
  • 専門店(自動車関連)
  • 検査・整備・メンテナンス

基本情報

本社
千葉県、東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

誇りを胸にしながら、中古車市場の活性化に挑み続ける!

PHOTO

中堅~若手社員に聞く仕事の最前線とは

オートオークションや中古車販売などを通して、中古車市場の活性化を目指すトヨタユーゼック。三者三様の業務に臨む先輩の仕事に迫り、同社の魅力を伺いました。

S.T(写真左)
デジタル事業推進部 オンラインストア推進室
法学部法律学科卒
2015年入社

H.A(写真中央)
TAA関東会場 営業室
地域政策学部観光政策学科卒
2021年入社

U.R(写真右)
関東営業部 千葉みなと店 セールス
経済学部経済学科卒
2022年入社

先輩社員の横顔

新事業へ果敢に挑むSさん。オフタイムにはキャンプを楽しんでおり、名水と言われる湧き水で沸かしたコーヒーを飲みながら、のんびりリラックスする時間を楽しんでいる。
車に詳しくなかったHさんだが、入社してから視野が大きく広がったという。高校まで10年間バレーボール部に所属。休みの日には地域の社会人バレーサークルで活動している。
車好きのUさんは「好きなことを仕事にした方が楽しく働けるはず!」と学生にエールを送る。大学までは野球に熱中。今も休みが合えば仲間と草野球で汗を流している。

【Sさん】トヨタグループ全体の広い視点から、新しい事業の立ち上げに挑戦

入社してからの約5年間、TAA横浜会場の営業として勤務。当社で最大規模を誇るオートオークション会場で、多い週は約5000台の車が集結するため、忙しくも充実した毎日を過ごしてきました。営業の役割はトヨタ販売店や中古車販売店と接点を持つことですが、商談相手の多くは社長や役職がある方々。経営に対する考え方に触れられるのは刺激的でしたし、社外の人たちと接することで営業としての欠かせない交渉術を高めることができた時期でもありました。

現在は、私が本部に異動すると同時に立ち上げられたオンラインストア推進室に所属しています。端的に言えば、オートオークションで培ってきたプラットフォームを活用して、Webサイト『トヨタ中古車オンラインストア』を運営するのがその使命。サイト上で販売する中古車は全国にあるトヨタ販売店が提供するのですが、オークションで出品予定だった車をあらためて小売りルートに乗せることが目的になります。

当社単独ではオークション出品台数が減るかもしれませんが、トヨタグループ全体で考えればメリットがある取り組み。実際、ローンや任意保険、車検、メンテナンスといったサービスを通して販売したお客さまとの長い関係性を構築できるというメリットを有しています。当社にとってもTAAの利用がそこまで多くないトヨタ販売店との関係を築くきっかけとなりますから、広い意味では出品台数増加につなげることもできます。さらに、オークションで展開している車の検査データ、画像などの情報を販売に活用できることも、利点の一つです。

当初は認知度が低く、トヨタ販売店各社への提案にも試行錯誤をする日々。同じトヨタ系列といっても地域によって特性も異なるため、まずは状況をしっかりと把握するべく地道にコミュニケーションを重ねながら一つひとつの課題に対応しました。ときには会場の運用方法、サイトの仕組み変更が必要という課題も発生しますが、部内で密に連携しながらチームの力で解決した結果、取り扱い台数が伸びたときの達成感は格別です。

今後は、よりトヨタ販売店各社に寄り添った提案を展開していくつもりです。将来的にはオークションのプラットフォームを活用した次なる新事業の立案にも貢献できればと思っています。

【Hさん】営業として信頼される瞬間の積み重ねが、私を成長させてくれる

就職活動では自動車業界を志望し、トヨタグループのメーカーや販売店、レンタル会社などを幅広く見ていました。当社のことは、他に類を見ないオートオークション会場の運営に携わっていると知り、注目するように。また、人事担当者から伝わってくる温かでフラットな社風にも魅力を感じ入社を決めました。

入社後は、千葉県にあるTAA関東の営業として業務にあたっています。毎週木曜の開催日には2000~3000台の中古車がオークションに出される会場で、営業担当はその日1日の運営に臨むとともに、他の日は少しでも多くの台数を出品していただけるよう担当顧客を訪問しています。大きく分けるとトヨタ販売店と街の中古車店という2種類のお客さまがいらっしゃり、担当地域であればその双方と垣根なくコミュニケーションをとることが必要です。

正直、自動車業界に興味はあったものの、車に詳しいわけではなかった私にとって知識習得が最初の壁となりました。悩むこともありましたが、社内で提供されるレポートを読み込んだり、OJTを通して先輩に教えていただきながら、次第に理解も深まっていくように。お客さまから寄せられる「この車の相場はどれくらい?」「今は市場でニーズがある?」といった質問に対しても、一つひとつ丁寧に調べて情報を提供。その結果、TAA関東に出品していただいて「Hさんのおかげで高く売れたよ」と喜んでもらえる場面も増えました。

営業スタイルに決まった型はなく、一人ひとりが自由にアプローチできるのも当社の特色。その分、自分で考えなくてはならない場面も多いですが、意見を発信できるチャンスが多いのも魅力だと思います。最近は任せられる仕事量も増え、お客さまから寄せられる「ありがとう」の声もたくさんいただけるように。目標数字を達成できるようにもなっており、自分自身の成長を実感しています。

これからもお客さまに寄り添った提案を重ねることで、誰にも負けないような数字を達成していきたいですね。いつかは現場で蓄積した知識をもとに、本社の企画部門などで会社に貢献したいと考えています。年2回、上司とキャリアについて話し合える機会もあるので、その場を有効活用しながら将来の道を探っていきます。

【Uさん】お客さまにとってベストな選択を第一に考え、中古車販売を進めていく

大学時代から自動車が好きで、愛車に乗ってドライブを楽しんでいたことから、就職活動ではカーディーラーなどの販売会社を中心に業界研究を実施。当社に関してはオークション会場という他にない事業を営みつつ、中古車販売事業も展開するという独自性の高さに魅かれるものがありました。さらに、トヨタ100%子会社という点にも安心感を覚え、当社への入社を志しました。

2カ月の新人研修を経て配属された千葉みなと店は、私が入社した年にオープンした中古車販売店。当社として初めて設置した在庫のない“スマート店”という形態を取っており、商談はすべて予約制で、オンラインツールなども駆使しながらお客さまにとって興味のある車を提案していくという営業スタイルです。

はじめは、洗車や配送といった業務を通して仕事の基礎となるものを習得。最初からいきなり商談を任されるようなことはなく、段階的に問い合わせ対応にも臨みつつ、先輩の営業に同席させていただいたりロープレを行ってもらいながら、少しずつ必要な要素を身に付けていきました。

1年目の11月には一人で店頭に立つようになりましたが、その段階では失敗も少なくありませんでした。あるお客さまに対しては私の確認不足が原因で、思ったような取引ができない事態を引き起こしてしまったことも。そこからリカバリをするべく、代案を複数準備し真摯な姿勢で商談を重ねていくと、お客さまも最後は満足して取引をしてくださいました。もちろん先輩にアドバイスをいただきながらではありましたが、なんとか自分で信頼を取り戻せたことは大きな自信につながりました。

お客さまのことを第一に考えてベストな提案を心がけている今、少しずつ売上実績もついてくるようになってきています。そのたびに「買ってよかった、ありがとう」の声が素直に嬉しいと感じています。今後は車の販売に留まらず、そのお客さまに合った任意保険やローン、購入後の車検・保険、メンテナンスといった付加価値品にも踏み込んで提案できるようになりたいですね。そのために場数を踏むのはもちろん、進化し続ける車の技術や情報に関してもしっかりと勉強をしていきたいと思っています。

学生の方へメッセージ

私が就職活動をしていた頃は、今の学生さんに比べ不十分な取り組み方だったと思いますが、振り返ってみると当社を選んだのは間違っていなかったと実感しています。ただし、それはあくまで結果論に過ぎません。就活中のみなさんが悩みや不安で一杯だというのはよく伝わってきます。

悩みを少しでも解消するには行動あるのみです。できれば対面の説明会やインターンシップに参加し、窓口となる人事担当者へ素直に疑問をぶつけてみましょう。私も説明会の壇上に立ちますが、質問の時間ではどんな内容でも受け付けています。もしご縁があれば、遠慮することなく話しかけてほしいですね。

学生さんからは「面接で緊張してしまう」という不安の声も良く聞こえてきます。対策としては、自分が将来的になりたい姿を明確にしておくのが一番。事前に自分の目指す方向性を整理しておけば、緊張している中でもブレない回答ができるはずです。もちろん受ける企業を分析し、理解するのは大前提ですから、準備はしっかりと行いましょう。

とはいえ、準備ばかりに気を取られていても良くはありません。まずは行動を起こした上で、その結果を修正・確認してもう一回アクションを起こす。そんな流れを繰り返していけば、自然と自分なりの就活スタイルが見出せるはずです。
<総務人事部 人事室・芦田 拓也>

PHOTO
芦田さんは2人のお子さんを育てる父親でもある。3人目の誕生時には自身も育児休暇を取得予定。誰もが育休を取得しやすい環境が整えられている。

マイナビ編集部から

1955年に創業されたトヨタユーゼックは、中古車流通のプロフェッショナルである。常設の中古車展示場の開設、オートオークションの開催など、同社の取り組みにより日本の中古車市場の活性化が非常に進んだといっても過言ではないだろう。3人の先輩たちを取材していても、業界を引っ張る旗手としてチャレンジを重ねているというプライドが垣間見られた。

社員が安心して働ける制度面もしっかりと整えられている同社。実家から2時間以上離れた場所に勤務する主務職・技能職の社員には、会社選定のワンルームで暮らせる「独身寮制度」が適用され、自己負担する家賃は月額1万8000円と格安価格だという。また、オークションに出品された車を社員が購入できる「自家用車購入制度」では、わずかな手数料と本体価格だけで愛車を手に入れられる。

人生のステージが変わっても働き続けられるように、出産・育児休暇も整備済み。配偶者の転勤などで退職した社員の復帰を後押しする「カムバック制度」も導入されており、まさに多様な働き方の実現を後押ししてくれる会社だといえるだろう。

PHOTO
取材に対応してくれた先輩社員のみなさん。和気あいあいとした雰囲気で撮影が進み、その素敵な人柄が十分に伝わってきた。

トップへ

  1. トップ
  2. (株)トヨタユーゼックの取材情報