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最終更新日:2025/4/18
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仕事内容機器設計
私はプラントの機器設計を担当しています。イメージしやすいように言うと、薬品工場内で薬を混ぜたり、食品工場内でマヨネーズを混ぜるタンク、それから最近では納豆をつくるための圧力釜のようなものもあります。私がメインに任されているものはタンクや圧力容器ですが、大きな貯水塔や機器を取り付ける架台もたまに設計しています。機器の形や大きさ、扱うものに適した材質、耐久性 etc…多くの要素を検討していくのが最初の段階。そこからチームごとに基本設計は誰、強度を調べるのは誰、と役割を分けて仕事にあたり、2~4案件程のプロジェクトを同時に動かしていきます。仕事が始まってから図面を納めるまで、1か月~半年、長くて1年かかるものまであります。
何十メートルもの高さがあるタンクなど、巨大な機器を設計しているときは楽しいですね。薬品系の工場内で水を貯めるものなど、ものによっては図面を紙に出力すると何百枚にもなる機器もあります。またそれが完成したときは、大きなものほど達成感が大きいです。現場写真なんかで見ると、「あーいいなぁ」とうっとりしてしまいます。何せボルト1本、ゴムパッキン1つまで細かく数えていった結果の達成感ですからね。今設計しているのは、家畜のたい肥を乾燥させて廃棄するための乾燥機を置く台。台と言っても、15mを超えるような大きなものです。人が通るスペースを検討したり、耐震などの計算をしたり、様々な検討を行って図面を描いていきます。こちらも実際に現物が完成するのが楽しみです。
私の実家はプラント設計の個人事務所。その影響かは分かりませんが、子どもの頃からものづくりが大好きです。プラモデルを作ったり、自転車を分解してまた組み立て直したり…そんなことばかり熱中していました。目に見えるものをつくりたいとの理由で、歯科技工系の専門学校へ進学。しかし卒業後「人手が足りない」とのことで実家の仕事を手伝うことになりました。それからは取引先で製缶設計を学んだり、畑の違う飲食業界に飛び込んだりと、興味のままに様々な仕事にチャレンジ。2年前、改めてプラント設計の道へと転職活動を始めました。多くの企業がある中で当社に惹かれた理由は、若手育成に力を入れているところ。当時は28歳。あまり若手とも言えない年齢でしたが、ここでしっかり学び直し、手に職を付けて頑張っていこうと決意しましたね。
教育が充実している会社は貴重だと思います。やはり会社によっては、入ってすぐに仕事を任せるところもありますからね。研修制度やサポート体制などをしっかり見極めてください。当社では様々な年代の大先輩が、次世代にノウハウを継承していこうという思いのもと仕事をしています。豊富な経験のもと培った、様々な知見を教えてくれるのでとてもありがたいです。