最終更新日:2025/3/19

(株)万建設興業

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 建設
  • 住宅

基本情報

本社
栃木県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

社内一貫のチームプレーで、オリジナルな家&建物づくり。

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20代増加中! 施工管理・設計・営業職の最前線報告

栃木県那須塩原市を本拠に、戸建て注文住宅から大規模施設までを手掛ける万建設興業。自社ハウスブランドKarino、そして大型建設に携わる4名にインタビュー。仕事の面白さ・難しさとは、目指すものとはーー?

写真左から
1.高野賞さん/2019年4月入社 営業部
2.梅田千香さん/2022年入社 住宅部 工事グループ
3.三本光さん/2023年4月入社 住宅部 設計グループ
4.高木寿哉さん/2022年入社 建設部

繋がりが嬉しくて

「引き渡しの際、社長さんが肩をポンポン叩きながら、感謝してくれました。物件は1件1件異なりますから経験値もつきますし、毎回、達成感と嬉しさも新鮮です」高木さん
「休憩時に職人さんの近くに座ると話しかけてもらえますよ。職人さんは面白くて、社内イベントのボーリング大会もたくさん笑いました。社員旅行も楽しかった!」梅田さん
「初の引き渡しの営業担当は高野さん。心強くて楽しい先輩です。将来は私も家を建てます!」三本さん(右)/「三本さんのこだわりも採用されてよかった!」高野さん(左)

新しい仲間を盛り立てながら、迫力ある建物づくり~建設部・施工管理

もともと建物に興味があり、就職活動で当社の住宅を見て、そのデザインがかっこいいなと思ったのが入社のきっかけです。入社後の研修期間には、4部署(営業・住宅設計・住宅工事・建設部)を3カ月ずつ体験。入社前は住宅部門を考えていたのですが、実際に働いてみると、自分に合うのは大型建築・システム建築を担当する建設部でした。
というのも、自分は数カ所を同時に担当するより、1カ所に集中したいタイプです。なにより、コンクリを壊したり、目印をつける墨だしをしたり、自分でいろいろ作業するのも好き。物件規模も大きく「完成したら、迫力あるだろうな」と面白く感じました。

以来2年あまり、所長のもとで2000平方メートル規模の倉庫を3物件、現在は病院から住宅への改修物件を担当しています。倉庫はシステム建築のため流れもつかみやすく、2件目からは、新しく合流してきた同期や後輩のまとめ役、上司とのつなぎ役も務めるように。みんなを引っ張っていってくれという上司の言葉はやりがいに感じましたし、後輩が自分から質問してくれるようになると、やる気を感じて嬉しいです。私自身もっと成長して、みんなに還元したいというモチベーションにも繋がっています。

施工期間は1年未満にわたり、さまざまな工程がありますが、私は基礎段階が1番好きです。なにより基礎ができてこその上物という役割の重要性もありますし、自分の発注のさじ加減がぴったりはまると、達成感を感じます。コンクリートは待たせすぎると固まるし、多く発注するとコストがかかる。データによる計算通りにはいかず、現場ごとにちがうし…という難しさが、挑戦しがいにもなっています。
もちろん私自身、先を見る力が課題ですし、知らないことに出会う日々。上司や職人さんに質問や相談もしながら、知識や経験を積みあげています。

自分の目標は、1級施工管理技士を取得すること。そして早く、自分で物件を担当できるようになることです。建設部には、倉庫や工場、集合住宅、店舗、公共施設など、多様な物件が稼働しています。現在、20代が増えていて、ワイワイがやがやと楽しい雰囲気。この仲間といっしょに、この仕事をまっすぐ楽しみます!(高木さん)

施工管理、社内で女性第1号!楽しみながら、じっくり成長中~住宅部・施工管理

DIY好きな祖父の影響で、子どもの頃から教育番組を見てはものづくり。そうやって、住宅建築に興味を持ち、当社に出会いました。当社の説明会は、先輩が趣味の話から世間話まで話しかけてくれて、優しい雰囲気。物件見学をすると、間取りが一定のハウスメーカーが多いなか、お客様の考えや条件に合わせてつくる注文住宅で、まさに世界に1つの家。働く人も、家づくりもあったかいと感じて心を決めました。

入社時には設計職を考えていましたが、研修で各部署を3カ月ずつ体験して、住宅の施工管理の面白さを発見。自分の目で、実際に家がつくられていく様子を見るのは初めてで、シンプルに面白く感じました。それに初日から職人さんがものすごく優しかったんです。質問すればいろいろ教えてくれて、「わからないことがあれば言ってね」と。「現場がいい」という気持ちに素直に従いました。

以来、上司といっしょに行動しながら、現場の整理整頓から始めて、資材や部材の管理・発注をしたり、施工図を描いて上司に見てもらったり。できることを増やしている段階です。
心がけていることは、わからないことを曖昧にせず、すぐに質問することです。上司は、絵を描いてわかりやすく説明してくれたり、自身の経験で「こういうケースもあるんだよ」と教えてくれたり、いつも丁寧です。住宅部の先輩にもなんでも相談しやすいです。

1人立ちはまだ先ですが、自分の成長も感じています。上司と職人さんの「後々の電気工事を考えるとこの壁では…」といったやりとりにしても、最初は全く分かりませんでしたが、今は見当がつくレベルに。自分でも「これは問題になるのでは」という感覚が生まれ、少しずつ相談できるようになってきました。
そうした積み重ねのなかで、自分が関わって段取りよく進むとき、また、検査などの立会いで施主様が喜ぶ姿を見るときは嬉しいもの。平面の設計図からは読み取りにくい複雑な部分を施工図で詳細に起こして、それを職人さんがカタチにしてくれたときには、とっても楽しく感じています。

私の目標は、一人で担当できるようになること、後輩を迎えられたら良き先輩となること、そして木造1級施工管理技士を取得することです。私は現場が好きだから、現場でずっと働きたい。心配しなくても大丈夫。私にはみんながついていますから!(梅田さん)

お客様といっしょに、世界に一つの家づくり~自社ブランド“Karino”住宅部

◆1棟目はアメリカンな家。最高に嬉しい◆
当社に惹かれた理由は、フレンドリーで明るい社風が、人見知りの私の理想だったこと。そして、HPの施工実績に同じものは1つもない、という自由設計へのこだわりを感じたことです。お客様の求めるものをカタチにしていくのは面白そうだと考えました。
入社後は、同期全員での座学研修からスタートして、1カ月ずつ設計・現場・営業を体験。配属後は、図面修正から始めてレベルアップしつつ、営業同行、申請、省エネルギーの計算、見積もりなど、幅を広げていきました。そして入社10カ月後、上司のサポートのもとで、主担当業務に初挑戦。信頼を得るむずかしさも感じていただけに、入社2年目で初めての引き渡しは、最高の達成感でした。そのお客様は海外出身の方で、欧風な外観で内部はお好みで黒くかっこよく。1・2階に浴室やシャワー室を備えるなど個性的な家となり、これからもいろいろな家をつくりたいという力も湧きました。
私は、1級建築士やインテリアデザイナー資格も取得したいし、現場も経験して力をつけたい。当社はインターン対応などいろいろ経験できる環境です。挑戦を楽しみながら成長を目指します!(三本さん)

◆「決め手は高野さん」その信頼が特別◆
まさか知識のなかった自分が住宅の営業になるとは。自分の会社で念願のマイホームを建て、息子と出かけて「あの家もお父さんが建てたんだ」と自慢するようになるとは、自分でも驚きです。ただ、街に自分が担当した家が増えていくのは、上司の言葉通り「街をつくっているんだ」という手応えがあり、その嬉しさを味わえるようになりました。
当社はノルマはなし。むしろ“答えがない”のがこの仕事の難しさであり面白さです。私はその入り口に立ってお客様と話し、私の言葉が影響して、カタチになっていく。当社はブランド力もあり、みんなの力の成果ですが、最終的には人と人です。「決め手は高野さん」というお客様の言葉はなにより嬉しいです。最近では、土地探しからお手伝いして我が家のご近所さんとなったお客様も。引き渡しの際には入社以来の取り組みが認められた思いでした。
私の目標は、宅地建物取引士資格取得、そしてなにより良き先輩となれるよう成長することです。設計や工事の後輩も盛り立てながら、みんなで家づくりに取り組みたい。それが当社の魅力ですから!(高野さん)

学生の方へメッセージ

◆全員が主戦力の小組織
当社では、1つの物件に対して、営業と設計、施工管理が1つのチームとして活動します。一体感を味わいながら、自分の取り組みがそのまま会社の業績に直結する、そんな手応えのある環境にあります。
そのため大切なのは「自ら考え動く」姿勢です。コミュニケーションやチームワークを楽しみながら積極的に動いていれば、早く大きく成長できる環境です。

◆親しみやすくて、育成に熱心
入社後、約半年の研修期間には、全4部署を体験します。業務理解も進み、先輩との距離も近づくため、毎年新人のみなさんからも好評です。
その後、本人の希望と適性を踏まえて配属を行いますが、その先のステップは1つではありません。むしろ、いろいろな経験をすることで、実力がつくもの。実際、営業から設計へ、設計から施工管理へという異動もあります。長い目で成長を支えていく方針です。

◆働きがいのある環境づくり
資格取得支援では、勉強時間に配慮するなどきめ細やかなサポートを行っています。また、人事評価制度もオープンにしています。自分で目標をたてて上司と面談、半年ごとに振り返りしつつ、成長を支えていくものです。本人の意欲を第一に、その結果に応じて評価や待遇が繋がっていく手応えがあるように努めています。もちろん環境整備にゴールはありません。今後も続けたくなる環境づくりを進めていきます。(取締役 管理部長 菱沼さん)

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建築士、施工管理技士、宅地建物取引士など有資格者多数。「いろいろな経験を自分から積極的に楽しむ、そんな仲間が集っています。温かく迎えてもらえますよ」(菱沼さん)

マイナビ編集部から

1947年に製材工場として創業した万建設興業。現在では戸建て注文住宅をはじめ、工場、公共施設、店舗などの建築を手掛け、栃木県那須塩原市を中心とした地域の暮らしや活動を支えている。

2009年に立ち上げた自社ハウスブランド“Karino”は、取材に登場した4人全員が「かっこいい」「自分の家を建てたい」など入社理由に挙げるほどで、営業の高野さんによれば、自由設計で部材資材の選択肢も幅広いため、「ゴール(最終形)が見えないところから、家づくりの商談が始まる」とのこと。設計の三本さんも、「知識も経験値も足りない。信頼を得る難しさも知った」とのこと。だれが担当しても同じではなく、経験を積むほど、挑戦しがいのある奥の深さが伝わってきた。

施工管理の高木さん、社内で女性初の施工管理1号の梅田さんは、「入社後の研修で体験して、面白さを知って」入社前の希望配属と異なる道を選んだ。職人さんとのコミュニケーションを問うと、「これは何ですか、どう使うんですか、と質問すると嬉しそうに答えてもらえますよ」と高木さん。梅田さんによると「休憩時に近くに座るのがコツ」とのこと。上司や後輩はもちろん、職人さんも含めてみんなでつくっていくのが好きというのも共通点だ。

まっすぐ目の前の仕事に向き合い、「こうしたい」という考えと向上心を持つのが特徴的。刺激し合い、高め合いながら成長できる環境が待っていると取材を通して感じた。

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明るい社風で親しみやすい雰囲気。部署を超えて協力し合い、経験の浅いスタッフをみんなで盛り立てていく。親身に相談にのってもらえるため、ベテランの視点も武器にできる

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