最終更新日:2025/5/2

(株)ブレイン&アーティスト【リトルジャンボスポーツクラブ】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 教育
  • サービス(その他)
  • フィットネスクラブ
  • 旅行・観光

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

スポーツを通して成長する子どもたちの姿が、私たちのモチベーション

PHOTO

ベテラン&新人が語る幼児スポーツ指導の最前線

子どもたちに向けて体操やサッカー、新体操などのスポーツ教室を開催している同社。新卒1年目の2人の若手と、複数の立場を経験してきたベテランに、子どもたちと接するこの仕事の醍醐味について話を聞いてみました。

佐々木 海歩さん
商品部 指導課
子どもスポーツコース卒/2024年入社

森 麻奈未さん
商品部 指導課
スポーツ科学部スポーツ科学科卒/2024年入社

小林 勇樹さん
商品部 指導課 主任
チャイルドスポーツコース卒/2008年入社

先輩のお仕事拝見!

現在、佐々木さんはメイン担当を受け持ちつつ、サブとして先輩の担当園に同行している。肯定的にアドバイスをくれる先輩に励まされ、前を向いて挑戦を重ね続けている。
上下関係の壁がなく、誰にでも相談がしやすい会社だと森さんは実感している。新体操の指導員は経験者のみならず、ダンスやバレエ、チアなどの出身者も活躍中だという。
長く同社でキャリアを積んできた小林さん。立場は変われども、子どもたちの成長と保護者からの感謝の声が、何よりのモチベーションとなっている。

【佐々木さん】子どもたちに負けずに、私自身も成長を遂げたい

小さい頃からサッカーをプレーしていた私は、途中から指導者の道に興味を持つようになり、子どもスポーツコースがある専門学校に進学しました。就職活動でも幼児保育業界を志望。“子どもたちと楽しく接することができる”という視点で何社かを見ていくうちに、当社の存在を知りました。指導風景を見学したとき、子どもに寄り添っている先輩たちの姿を見て、自分のめざしたい指導ができると実感し、入社を決めました。

配属されてからは町田周辺の保育園などに出向いて、朝は授業の一環である体操の指導、放課後は園庭でのサッカー指導に携わっています。体操に関しては鉄棒や飛び箱、縄跳びなど、サッカーではボールに初めて触れる子どもたちに基礎の基礎から教えるところから始めています。最初の2か月ほどは先輩のサポートを受けていましたが、6月からはメインで受け持っている園に関しては1人で指導に当たるようになりました。

子どもたちが好きでこの世界に入りましたので、毎日の仕事が本当に楽しいの一言。ただ、その一方で苦労したのは、子どもとのコミュニケーション面でした。先輩に相談をすると「遊びやゲームの延長で指導するといいよ」とアドバイスをいただけたので、例えば、跳び箱に関していうと、手をついた方がいい場所にマジックテープでボタンを作って「ここを押そう!」、着地する場所にフープを置いて「ここに入ったら100点だよ!」などと声をかけて、子どもたちに興味を持ってもらえるように工夫しました。

運動会が開催されたときには、出し物の一つである組体操を担当。安全を最優先にしつつ、子どもたちにとって達成感があるような技を教えた結果、本番当日、格好よく決まった姿を見たときには感慨深い気持ちになりました。子どもたちは毎日のように成長しており、ふとした瞬間、以前よりも上達をしている様子を見せてくれることがあります。そんな様子を見ていると、私も負けずに成長をしたいとの前向きな気持ちが沸き上がってきます。

子どもたちからはいつもパワーをもらっていますし、普段から元気で明るく話すように心がけているので、私生活でもポジティブな気持ちに包まれている感覚を覚えています。もっと子どもたちが笑顔になってくれる指導をするためにも、技術面はもとより、表情の作り方、指導案の構成の仕方などにも徹底的にこだわって、自分自身をさらに高めていきたいと思っています。

【森さん】新体操を好きになってくれる子どもを増やし続けるために

高校まで新体操部で活動していたのですが、大学ではトレーナー部に入り、トレーニングメニューの構築や怪我しない体づくりといった形で体育会の選手たちを裏方からサポートしていました。将来もスポーツをする人たちを支えたいと考え、就職活動では新体操の指導ができる企業を重点的に探していました。実は小2まではリトルジャンボの指導を受けて新体操を習っており、当社に関してはもともと親近感を抱いていました。改めて指導を見学したときも先生たちが楽しそうに教えていて、ここで働きたいとの思いが自然と強まり、入社を決めました。

以来、都内のスポーツクラブ2店で新体操のクラスを受け持っています。年少から小6までの幅広い世代に対して、基礎的な運動から新体操特有の技までを教えていますが、子どもでも理解できるように伝えるのが難しく、試行錯誤を繰り返しています。それでも配属前の研修で新体操の教え方やアップの仕方、子どもへの声のかけ方などを体系的に学べたおかげで違和感なく溶け込めたのは心強い限りでした。一人立ちしてからもサブとして先輩のクラスに関わっており、指導の仕方を直接、学び続けられるのも貴重な機会となっています。

クラスに参加している子どもは多いところでは15人に達しています。指導できる時間には限りがありますが、直接言葉を交わすことが子どものモチベーションにつながりますから、毎回、必ず1回は全員に声をかけるのを心がけています。子どもたちも私に話しかけやすくなり、「先生、できたよ!」「見て!」と話しかけてくれるのが本当に嬉しいですね。新体操のこと以外にも、学校での出来事を楽しそうに話してくれることも。子どもたちとの触れ合いの時間に喜びを覚えています。

子どもたちに上達してもらうためにも、私自身が見本となるような技術を見せなくてはなりません。これからも新体操の練習を重ねていくことで、子どもたちに伝えられることを増やしていきたいですね。その結果、新体操をいっそう好きになる子が増え、周囲の子どもたちに新体操の楽しさを伝えてくれれば、競技人口を増やしていくために貢献できるのではないかと思っています。

【小林さん】主任からリーダーへ。さまざまな形でキャリアアップ

入社してから17年目を迎える私ですが、この間、大きく3種類のキャリアを経験してきました。最初の約10年間は体操やサッカーの指導の最前線に立ち、幼稚園や保育園で子どもたちと向き合う日々を過ごしました。指導経験はなかったものの、当時から実技研修が充実しており、先輩が指導内容を確認する「日案チェック」が行われるなど、背中を押してくれる環境が整っていたのは心強い限りでした。

10年目に主任となってからは、受け持つ教室数がさらに増えると同時に、5人程度の部下を持ち、教育にも力を注ぐことに。私自身、楽しく仕事をしたいので、部下たちとは気軽にコミュニケーションをとる機会を増やしながら、チームとしての一体感を醸成していくことを心がけました。各現場では一人で指導をするだけに、こまめに言葉を交わし、その中で悩んでいる様子を発見したら、いち早くサポートに回ることにも注力したつもりです。

その後、新しくできた職種であるリーダーとなり、以降は部下を持たずに現場での指導に集中し、会員数を増やしていくために力を尽くしています。直近では週3日は体操、残り2日は自社施設「リトルジャンボ町田」でサッカーの指導を担当。まめに後輩にアドバイスを送ってはいるものの、指導のウェイトが減った分、教室の満足度向上には全力を注いでおり、トラブル時の迅速な対応、保護者との会話の増加、最新の指導方法の習得などに取り組む毎日です。

少しでも退会を減らし、長く続けてもらえる教室づくりがリーダーの使命。だからこそ、子どもたちから寄せられる前向きな声が何よりの励みとなります。ちょうど町田で指導を開始したとき、過去に別拠点で教えていた生徒が遊びに来てくれたことがありました。どこで働いているかは教えたわけではなかったのですが、わざわざ調べて来店してくれたそうで、子どもたちとの繋がりを強く感じられたことが心に響きました。

指導の最前線に立つというのは本当にやりがいが大きいです。年少向けの体操で言えば、その子にとって人生初めての鉄棒や縄跳びの瞬間に立ち会い、できなかったことができるようになる場面を見られるのがこの仕事ならではの醍醐味だと思っています。私自身、やはり現場が好きですから、1日でも長く立っていられるように体のケアをしつつ、後輩たちにも今の立場から教えられることを伝えて、一緒になって成長したいですね。

学生の方へのメッセージ

私が就職活動をしていたときは、直感を大事にして企業選びをしていました。Webだけで情報を集めるに留まらず、興味を持ったら見学に出かけるなどして、直接会社に接していくことで、会社の雰囲気などを感じ取っていきましょう。当社の場合、体操やサッカーの経験が少ない人も受け入れています。私も体操についてはゼロからのスタートでしたが、大人になってから新しいことを始めるのもいいことなのだと、子どもたちが成長する様子を見ながら改めて実感しています。<佐々木さん>

自分にとって居心地のいい場所で仕事をしている今、ストレスを感じることなく、楽しい社会人生活を過ごせていると実感しています。就職活動では好きなことを追いかけながら、自分にとって合う会社を探してください。ちなみに実は私自身、アクティブな性格ではなかったのですが、この会社に入ってから周囲の先輩たちの明るさに引っ張られて自然と笑顔が増えました。元気になれる環境が広がっているのも当社の自慢です。<森さん>

子どもが好きで、体を動かすのも好きだという気持ちがあれば、リトルジャンボでは多くの可能性が広がります。自社施設もできたことから、“やってみたい”を実現しやすくなっており、社員が意見を出してバスケや野球のレッスンなどを開催しているケースも。提案はどんどん受け付けていますので、これから入る人もぜひ挑戦してほしいですね。<小林さん>

PHOTO
3人の先輩たちはともにスポーツをプレーしてきたが、決してトップアスリートだったわけではない。スポーツを楽しむ気持ちがあれば、問題なく活躍できる土壌が整っている。

マイナビ編集部から

東京都町田市に本社を構えるブレイン&アーティストでは、「リトルジャンボスポーツクラブ」として体操やサッカー、新体操などの多彩な教室運営に取り組んでいる。1975年の創業で既に50年近くの歴史を紡いでおり、スポーツクラブとして豊富なノウハウを蓄積しているから、提携する幼稚園・保育園などから大きな信頼を得るに至っている。

今回、取材に訪れて感じたのは、社員たちから漂う明るい雰囲気だ。明るくハキハキと受け答えてくれる言葉の端々から、元気いっぱいな子どもたちにも負けないくらいのエネルギッシュさが伝わってきた。社内には人との距離が近いフレンドリーな先輩がそろっているそうで、だからこそ悩んでいる新人を一人にするようなことはしない。先輩たち自身も経験が浅いまま同社の扉を叩いているから、どんなところで失敗して、どうすれば克服できるかもよくわかっている。困ったら周囲に迷わずに頼れば、着実にステップアップできるはずだ。

従来は保育園・幼稚園等に指導員を派遣する形で事業展開してきたが、約3年前には自社施設である「リトルジャンボ町田」がオープン。自社運営だけに自由度も高く、最新技術なども提供しやすくなった。新しいアイディアもどんどん受け付けているから、自社施設を活用しながらやりたい指導を形にできるのも、仕事をしていく上でのモチベーションとなるはずだ。

PHOTO
「リトルジャンボ町田」にはサッカーコートも併設されている。ボールを触ったことのない子どもも積極的に受け入れ、サッカーの楽しさを広く伝えていこうとしている。

トップへ

  1. トップ
  2. (株)ブレイン&アーティスト【リトルジャンボスポーツクラブ】の取材情報