最終更新日:2025/3/27

(株)丸本組

  • 正社員
  • 既卒可

現在、応募受付を停止しています。

業種

  • 建設
  • 建築設計
  • 建設コンサルタント
  • 不動産(管理)
  • 設備工事・設備設計

基本情報

本社
宮城県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

土木・建築の施工管理の世界へ。丸本組なら安心してチャレンジできる!

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入社1、2年目の若手社員の挑戦と成長の軌跡!

宮城県石巻市に拠点を構える総合建設会社「丸本組」。土木課で活躍中の若手社員2名に、入社理由や新入社員研修、仕事内容、やりがい、今後の目標などについてお話を伺いました。

佐藤 海都さん/土木部 土木課
2023年入社/工学部環境建設工学科卒
宮永 達矢さん/土木部 土木課
2024年入社/工学部土木工学科卒

若手の先輩は語る!

「後輩の指導では、工事写真の撮り逃しなど、自分の1年目の失敗の教訓を積極的に伝えるように心掛けています!」(佐藤さん)
「測量や丁張りなど、自分の仕事をもとにして工事が進められていきます。現場が進むたびに手応えを感じられますし、やりがいがありますね!」(宮永さん)
「次は村田町でのボックスカルバートの建設工事の現場に入る予定です」(佐藤さん)/「最近はドローンによる現場の空撮も任せてもらっています」(宮永さん)

ずっと地元で働き続けられる会社へ。2年目には後輩社員の指導・育成も担当(佐藤さん)

地元・石巻出身の私は高校卒業後、仙台市内の大学に進学。工学部の環境建設工学科で、建築や土木について幅広く学び、研究室では、川に生息する抗生物質への耐性を持った微生物の研究に従事していました。企業研究では「ずっと地元で働き続けていきたい」という思いから、石巻市内の土木・建築企業を中心に会社選びをしました。地元では最も規模が大きい総合建設会社で、転勤の可能性もないところに魅力を感じ、当社への入社を決めました。インターンシップで対応してくれた先輩社員の明るくて、気さくな人柄も決め手となり、この会社なら楽しくやっていけそうだと思ったんです。

2023年に入社すると、まずは約2か月間の新入社員研修です。基本的なビジネスマナーや会社概要、土木部や建築部、船舶部など各部署の業務内容について学んだ上で、石巻事務所での技術研修へ。先輩社員の指導のもと、トータルステーションをはじめとした測量機器の使い方を実際に手を動かして学んでいきました。私の場合はコロナ禍の影響で測量実習を受けられなかったこともあり、苦労する場面も多かったですが、先輩のサポートもあって一から着実に覚えることができました。

そして研修終了後は土木課に配属。一級河川・吉田川の河道掘削(川に堆積した土砂を取り除き、水が流れる面積を広げることで洪水を防ぐ)、ならびに護岸整備の現場に携わりました。私の担当は、測量と工事写真の撮影・管理、安全管理の3つ。幸いなことに、この現場では左岸の護岸工事を完了した後、右岸に着手する工程が採られていたため、左岸に関しては先輩社員に同行させてもらい基本的な知識、技術を見て学習しつつ、右岸は自分がメインで担当し、知識、技術を身体で覚えていきました。初めての現場ということで、苦労を強いられる場面もありましたが、工事の初期から完了に至る一連のプロセスを経験することができました。私は月に一度、ドローンで現場を空撮する役割も担っていたのですが、現場が大きく変化していることを実感できたのは印象的でしたね。

入社2年目は、東松島市の国道の切削オーバーレイ(古い舗装表面を削って、新しい舗装を敷く工法)工事の現場に配属。この現場でも測量、工事写真の撮影・管理、安全管理を担当し、次第に新入社員の指導・育成にも携わることに。仕事に対する責任感・モチベーションの高まりとともに、自らの成長を実感することができました。

埼玉から福島、そして石巻へ。県外からでも安心してチャレンジできる!(宮永さん)

埼玉県春日部市出身の私は高校卒業後、福島県郡山市の大学に進学。工学部土木学科でコンクリートや土質工学などについて幅広く学ぶとともに、環境系の研究室で、水質浄化を目的とした植生浮島の研究に取り組んでいました。企業研究にあたっては、土木業界に絞って会社選びを展開。地域を問わず、気になる会社をピックアップし、インターンシップに参加しました。当社への入社を決めた理由としては、インターンシップの一環で現場を見学した際に、当社の社員と協力会社の職人さんが仲良く、和気藹々とした雰囲気で仕事をしている様子をみて感銘を受けたこと。ちなみに、学生時代から故郷を離れて一人暮らしを経験していたこともあり、見知らぬ土地での社会人生活も何とかやっていけるだろうと、石巻での生活に不安を感じることはなかったですね。

2024年4月に入社後は、佐藤さんと同様、新入社員研修からのスタートです。研修で実感したのは、土木現場で使われる専門用語について全然知らなかったということ。大学では学んだことがなかったので仕方ないことですが、ノートに書いてひたすら覚えていきましたね。また、学生の頃は複数人で一つの測量機器を使うことが多く、自分で触る時間は限られていたんです。研修では測量機器の使い方をしっかり身体で覚えることができたので、安心して現場に入ることができました。

研修終了後に大和町を流れる善川の護岸整備の現場に配属になり、測量や工事写真の撮影・管理、安全管理を担当。研修のおかげもあって測量で苦労することはなかったのですが、工事写真に関しては撮影のタイミングや背景のつくり方など、現場で仕事をしながら覚えていかなければならない部分がたくさんありました。また、安全管理には、KY(危険予知)活動や作業計画書、安全点検表の確認、現場のパトロールなど、さまざまな仕事がありますが、現場で仕事をしながら一つひとつ覚える必要があります。最初のうちは戸惑いを感じる場面もありましたが、上司や先輩はもちろん、本部のサポート室のメンバーにもアドバイスを仰ぐことができたので、比較的スムーズに仕事を身に付けることができました。ちなみに、仕事をする上で心掛けているのは、工事の流れをしっかりと把握した上で、今日やるべきこと、その優先順位を明確にすることです。次の日の工事をはっきりイメージできるようになったことが、自分の中では大きな進歩です。

丸本組のここが魅力!今後の目標は?(佐藤さん/宮永さん)

■一つの分野を徹底的に極めたい!(佐藤さん)
実際に働いてみて感じる丸本組の魅力。給与・賞与水準の高さもさることながら、働きやすい環境が整っているのも、その一例です。現場の忙しさやタイミングにもよりますが、有給休暇は基本的に取得しやすい雰囲気です。また、通勤手当は現金での支給ではなく、ガソリンカードを支給されています。現場には自家用車を使用して直行直帰するため、遠方の現場の担当になっても通勤費を気にする必要もなく安心です。

資格取得制度も整備されており、社内では先輩が講師を務める勉強会も開催されています。私自身も入社2年目の2024年に1級土木施工管理技士の一次試験をパスすることができました。また、測量用のレーザースキャナーなどデジタル技術を積極的に導入しているのも、当社の特徴の一つです。今後の目標は、さまざまな工種を経験しながら、土木に関する知識・技術に磨きを掛けていき、後輩をしっかりと指導できる人材になることです。将来的には「これぞ!」と思える分野を見つけて、徹底的に極めていきたいと思っています。

■先を見据えて仕事をする力を磨きたい!(宮永さん)
当社の現場は、フレンドリーで和気藹々とした雰囲気。分からないことがあれば気軽に質問・相談できて、肩肘を張らずに仕事ができる環境です。会社ですから上司と部下、先輩と後輩という上下関係はありますが、仕事をしていて“堅苦しさ”を感じることは一切ないですね。また、住宅手当など福利厚生が充実しているのも大きな魅力。石巻に移住してきて約1年になりますが、生活で不便を感じることはないですね。石巻は魚が安くて、種類も豊富。頑張って自炊しています!

私も佐藤さんと同様に、1級土木施工管理技士の一次試験に合格。2024年度から受験資格が大幅に緩和されたこともあり、「せっかくなら受けてみたら?」と勧められたのがきっかけですが、入社1年目で資格を取得できたことは大きな自信につながっています。今後の目標は1、2週間先を見据えて仕事に取り組む力、想定外の事態にも柔軟に対応する力を身に付けることです。次はできれば道路関連の現場で仕事に挑戦してみたいですね。

学生の方へメッセージ

【佐藤さん】
施工管理は何よりも人と接する仕事です。先輩社員の人柄や、協力会社の職人さんとの関係性によって、仕事の仕方も働きやすさも大きく左右されます。企業研究では必ずインターンシップに参加して、志望する会社の社風や雰囲気を理解する努力を重ねていただきたいと思います。何もないところから構造物をつくり上げていく土木の仕事は、やりがいがあって、本当に面白い世界です。興味のある方は是非、当社のインターンシップへの参加をお勧めします。

【宮永さん】
企業ガイダンスで人事担当者の話を聞くだけでは分からないこと、見えないものがたくさんあります。気になる企業をみつけたら、とりあえずインターンシップに参加してみましょう。具体的な仕事内容や働き方、オフィスや現場のリアルな雰囲気を自分の目で確かめてみてください。

私自身は、いろんな友人と情報交換をするように心掛けていました。大学・研究室の友人とはどうしても土木・建築系の会社の話に偏りがちですが、地元の友人と話をすると「こんな会社もあったのか」ということが結構あるんです。また、「自分のやりたいことができる会社」「自分に合った会社」が見つかったら、地域は気にせず、思い切って飛び込んでみることをお勧めします!

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社員数は約190名。風通しの良い社風が浸透しており、入社年次や役職を問わず、誰とでも気軽にコミュニケーションを取ることができる環境だ。

マイナビ編集部から

宮城県石巻市を中心に県内5か所に拠点を構え、土木や建築、漁港・港湾、道路舗装など幅広い分野の工事を手掛ける「丸本組」。企業理念「空から見える、いい仕事。」のもと、官公庁関連のプロジェクトも数多く手掛け、豊かな社会資本の形成に取り組む総合建設会社である。

今回、同社の土木課で活躍中の若手社員2名にお話を伺って感銘を受けたのは、入社1年目から現場の一員として施工管理の基本を覚え、着実に成長していることだ。こうしたことが可能なのは、サポーティブな上司や先輩が揃っているからこそ。そして、協力会社の職人さんとの良好な関係があってこそだろう。このように、「現場で人が育つ」環境をつくり上げていることが、1946年の創業以来、約80年にわたって、地域のインフラづくりを支え続ける同社の強さの源泉といえるのではないだろうか。

石巻を代表する総合建設会社ならではの規模感、安定感もさることながら、年間休日数126日と働きやすい環境が整っているのも大きな魅力。また、近年はUAV(ドローン)や三次元レーザースキャナーなどデジタル技術の活用にも積極的に挑戦している。土木や建築の仕事に興味関心を持っているすべての方に企業研究をお勧めしたい会社である。

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本社のほか仙台に支店、女川、東松島には営業所を構える。「地域の安全、安心を守る」を使命に掲げ、土木・建築といった幅広い分野で、地域の未来を創造している。
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