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最終更新日:2025/4/25
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東海道新幹線の出改札機器(改札機・窓口処理機を担当)における開発業務を行っています。「開発」と聞くと、プログラミングやソフトウェア開発etc…などを想像すると思いますが、ちょっと違います。当社の開発業務はまず、運賃改定やダイヤ改正など各施策の仕様検討から始まり、施策全体を通しての影響度を把握します。仕様が決定したらメーカは開発・試験に取り掛かり、当社ではメーカ開発の進捗や課題を管理します。メーカ開発の最終検査に立ち会い、合格後、当社の試験センターと言われる施設で実機試験を行います。実際の駅やネットワークの環境を模擬してあり、想定されるお客様のご利用パターンを考えて問題が無いか確認を行い、現地へ不具合を持ち込ませないようにする重要な業務です。問題なしと判断したのち、現地機器へリリースされて実際にお客様がご利用されます。開発業務は、仕様検討から現地リリースまで数ヶ月~数年に及ぶ大きなプロジェクトです。
現在の業務では主に2つのやりがいを感じています。・貢献度が高く、社会的な使命感を感じられる日本の大動脈と言われる東海道新幹線の中でも、改札機という多くのお客様が利用される機器について携わっています。お客様に安心して利用してもらえるようにプロジェクトを進め、現地リリースまで無事に終わり、新幹線に乗るときに改札機を無事通れるとホッとした気持ちになります。・専門性が高く、大きな責任感を感じられる出改札機器は構造面・セキュリティ面から見ても特殊であり、当社の業務の中でも他にはない特徴があります。また、現金を扱うことから、現金誤収受やプログラム不具合は起こしてはならない問題事象です。メーカ開発をしっかり管理し、実機試験で取りこぼしのない確認を行い、現地に不具合を持ち込ませない最後の砦だという責任を感じています。そのほか、内容が全く違うプロジェクトを毎回行うため、ルーティンワークではないので飽きない、という特徴もあります。
「自分が主体となってプロジェクトを完遂する」ことが将来の夢です。出改札機器そのものが専門性が高く、その中で開発業務はさらに覚えることが多いです。機器の仕様だけでなく、IT・システム(サーバやネットワーク)、営業制度(切符や運賃のルール)の知識も必要になります。また当社は、発注者とメーカの中間ポジションに位置するため、双方を巻き込みながらプロジェクトを進める必要があります。今もまだまだ先輩に教わりながら毎日勉強中で大変ではありますが、それと同時に「出改札は奥が深いな」と感じます。プロジェクトの契約開始から契約完了まで、自分が主体となって進められるように努力していきます。