最終更新日:2025/4/7

CTCテクノロジー(株)【CTCT/CTCグループ】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 情報処理
  • 通信・インフラ
  • インターネット関連

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

トレーナー・トレーニーが実感したCTCテクノロジーの教育制度

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新人が安心して成長できるフォロー体制の魅力

アカウントエンジニア
■トレーナー:今村 弘さん(2005年入社)
■トレーニー:安河内 慶祐さん(2019年入社)

教育・研修サービスも手掛けるCTCテクノロジーでは、社員が着実に次のステップを目指せるようにステージごとの役割を明確にし、年間計画に沿った技術研修を実施。新人のフォローに関しては、経験やスキルが一定のグレードに達した社員をトレーナーに選抜。指導者に必要な研修を実施した後、1年間新人をマンツーマンでフォローするという特徴的なサポート体制を採用している。ここではトレーニー、トレーナーとしてこの制度を体験した2人の社員が、それぞれの視点からこの1年間を振り返る。

先輩社員の横顔

小さいお子さん2人のパパでもある今村さん。休日には家族でキャンプを楽しむアウトドア派の一面もある。
社会人になってからゴルフを始めた安河内さん。職場の上司や先輩たちと一緒にコースに出ることも増え、“人”に恵まれたことを実感している。
年次が10年以上離れている2人だが、プライベートな話で盛り上がることも多い。年齢や役職を超えてコミュニケーションが取れるオープンな社風が根付いている。

【トレーナー】目指したのはチャレンジしたいという意欲を育む指導

2021年度に入社17年目を迎えた私にとって、新入社員のトレーナーは初めての経験となりました。当社のトレーナーになるには、ある程度の経験と社内で一定のグレードに達する必要があります。任命された当初は、自分が持っている技術や知識をそのまま伝えればいいと簡単に考えていました。しかし、トレーナー向けの研修を受講してそれが間違いだと気づきました。研修ではトレーニーへの接し方や話し方まで細かくレクチャーがあり、単に知識を教えるのではなく、新人の興味を広げ、チャレンジしたいという気持ちを育む指導の大切さを学びました。

研修を終えて配属になった安河内さんは、基本的な技術用語は既に理解できていたので、私は実際の現場で必要になる実践的な知識を吸収できる環境を用意することを心掛けました。安河内さんの場合、コミュニケーション力が高く、とてもやりやすかったですね。また技術力を磨くためのOJTも社内で実施。さまざまなネットワーク機器に触れられる検証環境のなか模擬練習として、こういう環境を構築するという課題を出して、まずはひとりで試行錯誤しながら形にするという経験を積んでもらいました。

私たちのチームは、大手キャリアのお客さまのシステムマネージドサービス(SMS)を担当する部隊です。システムを設計構築したSEが運用保守も一貫して対応するため、お客さまと長いお付き合いができます。仕事をする上では技術だけでなく、コミュニケーションスキルも不可欠です。安河内さんには技術への興味だけでなく、そうした仕事の特徴とお客さまとの関係性づくりの重要性を伝えることも意識しました。

【トレーニー】専任の教育担当がいる安心感があるなかで、お客さまとの打ち合わせでも積極的に意見

私がCTCテクノロジーを選んだのは、マルチベンダーとして幅広い機種や製品を扱える環境と、教育の手厚さに魅力を感じたことが大きいです。新人研修でIT知識を基礎から学べるだけでなく、配属後も1年間トレーナーがマンツーマンで指導してくれるサポート体制には安心感がありました。

実際に配属になってみると、周りの先輩たちは全員が忙しそうで、何かあったらこの人に聞けばいいという専任の教育担当がいることの心強さを改めて感じました。配属前はトレーナーとは仕事の話だけをする関係だと思っていましたが、今村さんはとてもフレンドリーに接してくださり、時にはプライベートの話も織り交ぜながら、私が仕事を楽しめる環境づくりに配慮してくれていたのを感じました。

入社するまでエンジニアはずっと机に向かって作業するものと考えていましたが、お客さま先まで打ち合わせを行ったり、検証環境でテストを行ったりすることも多く、当社のエンジニアはかなりアクティブです。お客さまとの関係性が深いことも肌で体感しました。打ち合わせでも当社の意見が求められるため、私も事前に今村さんと認識のすり合わせを行い、自分なりの意見を発言することを心掛けました。

配属されてからの1年間の教育目標も、今村さんと一緒に立ててから、上司と面談をするのですが、半年に一度評価をしてもらえるので頂いたアドバイスを次の仕事に生かしています。新人研修でネットワークベンダー資格であるCCNA は取得済みなので、今年は上位資格のCCNPの取得を目標に掲げ、先日は社内研修にも参加しました。この1年間でネットワークに関する知識もかなり身に付き、自分の成長を実感しています。

~この1年を振り返って~ トレーナーとトレーニーによる座談会

【今村】新人の指導は初めて担当したので、今回は私にとってもいい経験でした。教えるとなると知識があやふやではできないので、こっそり勉強もしたんだよ。

【安河内】この1年は本当にお世話になりました。何を聞いても必ず的確な答えが返ってくるので、今村さんがトレーナーで良かったと改めて思います。指導者側の教育水準が高いことも当社の特徴ですよね。おかげで今村さんのようになるという目標ができました。

【今村】安河内さんはコミュニケーション力があるから、教える方も楽だったよ。1年間一人の新人とじっくり向き合うことで、その成長を目で見て、肌で感じる喜びがあることも初めてわかった。

【安河内】僕としては1年間支えてくれた今村さんに認めてもらえることが、最もうれしいですね。新人が自分で作成した目標計画シートにあるトレーナーからのレビュー欄も、毎回必ずチェックしていました。今村さんが評価してくれているともっと頑張ろうという気持ちになります。

【今村】トレーナー研修では新人の意欲を育むようにと指導されたけど、安河内さんは検証も楽しそうだったよね。

【安河内】そうなんです。もともと幅広い機種に触れたいと思いマルチベンダーの当社を選んだので、CISCO社のルーターをはじめ、検証をすることでこうしたらどうなるだろうとどんどん興味が湧いてきました。

【今村】僕としてはこの1年間で、社内でのチームワークやお客さまとの関係性構築の大切さも伝えたかった。今後はお客さまの運用の悩みを我々のサービスで解消するという最前線で活躍することになるからね。

【安河内】早い段階から今村さんと一緒にお客さまの打ち合わせに参加したことも、とても勉強になりました。今後は技術とヒューマンスキルを磨いて、チームの一員としてお客さまのビジネスに貢献できるエンジニアを目指します。

学生の方へメッセージ

【今村】CTCテクノロジーは社員教育に特に力を入れている会社です。新年度が始まる際には必ず、今年はどういうスキルを伸ばしたいかの計画をまずは自分で立てて、上司と面談。将来の目標や現状のスキルと照らし合わせてアドバイスをもらい、この1年間でどういう研修を受けるかといった細かい目標も決定します。社外のお客さまに有償で提供している高品質な研修の活用も可能です。しかし、こうした制度をどう活用するかは本人次第。待っているのではなく、自分の成長のために制度を積極的に利用する姿勢が大切です。今の自分より一つ上の目標にチャレンジしようという意欲のある方をお待ちしています!

【安河内】当社の新人研修では、職種の壁を越えて同期みんなで社会人マナーやITの基礎を学びます。ITに関しては文系の方でも学ぼうという意欲さえあれば、2カ月間の研修で知識のない状態からCCNAの資格取得を目指せるまでにスキルアップが可能です。また働き方改革も推進されており、プライベートの時間も大切にできることも当社の魅力。オンとオフをのメリハリをバランスよくつけて働けます。社会に出ることに不安を感じている学生の方も多いと思いますが、チームワークを大切にする当社では、部署の垣根なく新人に気軽に声を掛けてくれるような安心できる環境なので、思い切って飛び込んできてください!

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お客さまと距離が近い同社のエンジニアには、新しい技術を吸収する積極性に加え、相手を思いやるホスピタリティやコミュニケーション力など幅広いスキルが求められる。

マイナビ編集部から

システムの設計構築から運用まで、トータルなソリューションを提供しているCTCテクノロジー。マルチベンダーとして幅広い選択肢の中から顧客に最適な製品を提供するのはもちろんのこと、システムを有効活用するための運用設計や保守、IT人材の教育まで、顧客ニーズやITサイクルに合わせた幅広いソリューションを提供している。多くの重要システムを担う同社の今年の採用テーマは「このいまを、いまも。」だ。スマートフォンや交通機関、銀行、インターネットなどが、普段当たり前のように利用できるのは、それを支えている技術やエンジニアがいるから。同社ではそのようなミッションに対して、これまでさまざまな知識や経験を持つエンジニアたちがワンチームとなって取り組んできた。

今回はそんな最前線の現場で、トレーナー、トレーニーとして1年間向き合ってきた2人の社員にインタビューを行った。年次が10年以上離れているにも関わらず、待ち時間も会話が途切れることがなく、絆の深さが伝わってきた。今村さんのインタビュー中、安河内さんは一言一言を噛みしめるように耳を傾けていた。若手の成長を育むさまざまな制度が整う同社でなら、こうなりたいという目標に向かって、一歩ずつ着実にキャリアアップできるだろう。

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CTCグループの中核企業として社会生活に不可欠な重要システムを担っている同社。離職率も3%程度と業界水準を大幅に下回り、新卒者も安心して働ける環境だ。

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