最終更新日:2025/6/3

(株)あいプラン

  • 正社員

業種

  • 冠婚葬祭
  • 外食・レストラン
  • 専門店(その他小売)

基本情報

本社
北海道

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

歓びの日も哀しみの日も大切なセレモニーを彩り、支えます

PHOTO

結婚式と葬儀、それぞれのセレモニーに携わる仕事の魅力とは

人生の節目のセレモニーを提供するあいプランでは、若手社員が生き生きと活躍中です。ブライダル部とフューネラル部の3人に、気になる仕事の内容や魅力などを伺いました。

【写真右から】
フューネラル部 やわらぎ斎場
セレモニープランナー 宮田さん(2022年入社)

ブライダル部 藻岩シャローム教会
ドレスコーディネーター 藤野さん(2023年入社)

フューネラル部 やわらぎ斎場
セレモニープランナー 阿部さん(2022年入社)

先輩たちから一言

皆さんも自分に合う会社が必ず見つかると思います。あせらなくても大丈夫、自分のスピードで就活と向き合ってください。(藤野さん)
よく「学生時代が一番楽しい」という世間の声を耳にしますが、それは違うと実感しています。働く楽しさもたくさんありますよ。恐れずに一歩踏み出しましょう。(宮田さん)
気になる業界があったら、時間をかけて一つ一つの企業をじっくり見てみましょう。説明会に参加して、直接職場の人と会話をするのも参考になると思います。(阿部さん)

晴れの舞台でお客様を最高に輝かせる一着を提案できる喜び。感動できる仕事と巡り合いました。

当社の会社説明会で、ブライダル部のウエディングプランナーの一日に密着したビデオを見て、「こんなに感動できる仕事があったんだ」と心が大きく動きました。ドレスコーディネーターという部署があることも、その時に知りました。もともと人の洋服をコーディネートしたりアドバイスしたりすることが大好きだったので、この仕事はやりがいがありそうだと直感して、入社を決めました。

私が所属する結婚式場「藻岩シャローム教会」では、ウエディングドレスとカラードレスを約750着用意しています。新郎新婦様にタキシードやドレスを提案して、衣装に合わせたティアラやネックレスなどのアクセサリー類を一緒に決めるのが、ドレスコーディネーターの仕事です。ご親族の黒留袖やモーニングなど、結婚式の衣装関係は全て担当しています。そのほか、成人式や卒業式、七五三や百日のお祝い用の衣装のレンタルも行っています。お客様の大切なセレモニーに携わることができる、幸せな職業だと思います。

ウエディングでは「二の腕を隠したい」など、細かな部分を気にするお客様もいるので、ご要望に合うドレスをしっかり選んで提案するように心掛けています。不思議ですが、お客様に会った瞬間、パッと似合いそうな一着が思い浮かびます。お客様が自分でピックアップしたものではなく、私が提案した衣装を選んでいただくことも多いですね。ただ、ハプニングもいろいろあります。ファーストバイトの際にタキシードにクリームが付いてしまった!なんてこともありました。大変なこともありますが、挙式当日、パーティーを楽しむ新郎新婦様や感動の涙を流すご両親の姿を目にすると、頑張って良かったと充足感を覚えます。

今年から新入社員の教育担当も任されました。今の目標は、後輩が早く独り立ちできるように指導することです。仕事の厳しさも楽しさもしっかり伝えようと思います。とはいえ、私もまだ成長途上。数年後には、1カ月で10件以上の結婚式をミスなくこなす先輩たちのようになりたいです。

(藤野さん/ドレスコーディネーター)

お客様の心に優しく寄り添うセレモニーを行いたい。心を解放して悲しめる「場」を提供するのも役割です。

高校生の時にクラスメイトが亡くなり、やわらぎ斎場で、初めて葬儀に参列しました。友人を亡くした悲しみの中でしたが、担当者のお客様への心を込めた対応や美しい所作に心を惹かれて、葬祭業界の仕事に興味を抱きました。偶然ですが、実はこの時の担当者は、今の私の直属の上司です。縁を感じますね。大学時代に当社のインターンシップに参加して、「やはりこの会社で葬儀の仕事をしたい」と気持ちが固まりました。

セレモニープランナーは通夜と葬儀を2日間にわたって担当します。お客様との打ち合わせから始まり、祭壇や椅子など会場設営に関する準備全般を手がけ、当日の葬儀の進行などを行います。お客様の対応をする際に、一番気を配るのは言葉遣いです。話すスピードも一人ひとりに合わせて調整します。フレンドリーになり過ぎず、事務的にならないように、頼ってもらいやすい接し方を心掛けています。中には、無理をして明るく振る舞うお客様もいます。出棺前に参列者が棺に花を入れる儀式があるのですが、そこで感情を解放したお客様を目にすると、ちゃんと安心して悲しめる「場」を設けることができて良かったと心から思います。お客様からは毎回のように、「しっかりと見送ることができました」と感謝の言葉をいただきます。それが仕事をする上で、モチベーションになっていますね。

また、サプライズを行うこともあります。例えば、故人様がお寿司が好きだと分かったら、私たちでお寿司を用意して、お客様の手で棺に入れてもらったり、お酒好きなら最後に口元にお酒を付ける「旅酒」という儀式を行ったり。サプライズを考えるのは私たちもうれしいですし、お客様からもとても感謝されます。

入社3年目になると、「葬祭ディレクター」という資格取得に挑戦できます。私も今年で入社3年目。資格取得を目指して勉強しているところです。この職業を目指すきっかけになった上司は、絵に描いたような良きリーダーで、今も私の憧れの存在です。私も上司のように、部下思いの先輩になりたいですね。

(宮田さん/セレモニープランナー)

"感動"に繋がるご葬儀の提供がモットー。さらなる上を目指して、部署間連携研修にチャレンジ中です。

就活を見据えて企業研究を進めているさなかに、やわらぎ斎場で親戚の通夜と葬儀に参列した経験が、私の進路を決定づけました。葬儀は初めてでしたが、スタッフの立ち居振る舞いや所作、案内や誘導をする様子を見て「かっこいい」と感銘を受け、自分もやってみたいと思ったからです。

入社前は、セレモニープランナーは葬儀の進行役だと思っていました。実際は通夜と葬儀の2日間だけでも、やるべきことは盛りだくさんです。お客様と打ち合わせをして、遺影の写真や通夜振る舞いの食事内容を決めたり、会場の祭壇に供花や供物をバランスよく配置したり、故人様がご自宅に安置されている場合は斎場まで車で搬送するケースもあります。また葬儀終了後は、お骨を安置する祭壇をお客様のご自宅に設営します。忙しくても自分の仕事だけで手一杯にならないように、常にお客様を最優先して、故人様の尊厳を大切にするように心掛けています。宗教の違いや規模の大小など、葬儀の形はさまざまですが、お客様に対する思いは変わりません。お客様に「ありがとう」と言っていただくと、頑張りが報われた気持ちになります。お客様の感謝の言葉が私の原動力ですね。

入社3年目になり、当社の斎場以外で行う葬儀や、大きな葬儀なども任せてもらえるようになりました。中でも印象深いのは、私の所属する斎場で2フロアを使って行われた葬儀を担当したことです。参列者約400人、供花約200本という大規模な葬儀でしたが、数人のスタッフの力を借りて、なんとか無事に終えることができました。お客様からも会社からも高い評価をいただき、自分の成長にもつながったと思います。

私のモットーはお客様に満足だけではなく、感動に繋がるようなご葬儀を執り行うことですが、最近、それだけでは物足りなくなってきました。従来は支配人候補が受けていた全部署・全職種を経験する「部署間連携研修」が、今年度から立候補制になったので、私も受けさせていただいています。他部署の知識も満遍なく身に付けて、お客様への対応に活かすのが目標です。

(阿部さん/セレモニープランナー)

学生の方へメッセージ

私が所属するドレスコーディネーターは、仲が良いのが自慢です。先輩たちはとても優しくて、プライベートで一緒に遊ぶことも多いですね。仕事の悩みも相談しやすく、働きやすい職場だと思います。閑散期の12・1・3月は、長期の休みが取りやすいので、旅行に出かけられるのもうれしいですね。今年は5連休を取得して、韓国に旅行してきました。
(藤野さん/ドレスコーディネーター)

フューネラル部には、わからないことがあればすぐに教えてくれる先輩がたくさんいるので、優しい上司のもとで、のびのびと仕事をしています。仕事は分業制なので、休日は担当を外れてしっかりリフレッシュできます。職場環境は大切です。
(宮田さん/セレモニープランナー)

私がいる斎場はアットホームな雰囲気です。入社前は、フューネラル部には「笑ってはいけない」という暗黙の了解があると思っていました。いざ入社してみると、明るくて親しみやすいスタッフばかりでしたね。役職者ともフラットに話せるので、悩み事も気軽に相談できるのがうれしいです。
(阿部さん/セレモニープランナー)

PHOTO
フューネラル部もブライダル部も、温かい雰囲気が職場の持ち味。お客様を第一に考え、「最高のセレモニー」を作り上げようという姿勢は、全ての部署に共通しています。

マイナビ編集部から

まだ結婚式や葬儀に参列した経験がなくても、「あいプラン」や「やわらぎ斎場」、「藻岩シャローム教会」という名前を知っている人は多いのではないだろうか。1963年に札幌市で創業したあいプランは、北海道を中心に冠婚葬祭のプロフェッショナルとして事業を広げ、 安定した経営を続けている。今回話を伺ったフューネラル部門の宮田さんと阿部さんが、初めて参列した葬儀の会場がやわらぎ斎場だったことからも、身近な存在であることが分かるだろう。

道内40カ所で展開するやわらぎ斎場の特長は、安心して過ごせる、落ち着いた空間と行き届いたサービス。これまで15万件以上の葬儀を手掛けた実績がある。ブライダル部門では、本格的なチャペルやレストランを備えた藻岩シャローム教会やブルーミントンヒルなど、人気の結婚式場を道内5カ所で運営している。どちらも人生の大切な節目に寄り添い、裏方として支える仕事だ。お客様から直接感謝される機会も多く、セレモニープランナーの2人も、ドレスコーディネーターの藤野さんも、やりがいの大きさを語ってくれた。

温かく親しみやすい先輩の手厚いフォローのもと成長していくことができ、本人のやる気次第でキャリアアップにつながるチャンスが巡ってくる。そんな恵まれた環境がここにあると感じさせてくれる取材だった。ブライダル業界やフューネル業界についてもっと知りたい人は、同社の仕事体験に参加してみてはどうだろうか。

PHOTO
「あいプラン」は、人生の大きなセレモニーである結婚式と葬儀のサービスを、両方提供しています。若手のうちからチャンスをもらえて、ステップアップを目指せる環境です。

トップへ

  1. トップ
  2. (株)あいプランの取材情報